北国での秋のバス釣り

北国での秋のバス釣り

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Fishing The North In The Fall: Trophy Hunt Big Bass Before The Freeze”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com”Fishing The North In The Fall: Trophy Hunt Big Bass Before The Freeze”(海外サイトです)

 

バス釣りのいいところのひとつは、春夏秋冬、季節問わず楽しむことができるということがあげられると思います。

夏や冬は人間にとっても、バスにとっても過酷な環境には違いありませんが、生きていくうえでエサを食わないわけにもいきませんので釣り自体は成立しますし、人間もそれならばということで暑さ寒さの対策をして、釣りに出掛けますよね。

しかし、忘れてはならないのは、この日本という国は南北に長く、また標高差もあるため、北国ですとか、雪国ですとか、豪雪地帯などという言葉がある通り、非常に厳しい冬を過ごしている地域があるということです。

こういう地域での冬はかなり大きな湖でも全面結氷してしまうことが珍しくなく、半強制的に釣りができない状態になります。またこういう地域は、冬が長く、夏が短く、春と秋も短いため、春夏秋冬ではなく、冬夏冬冬という四季を過ごしています(笑)

そういうわけでこれら北国に住む方々にとってのバス釣りというのは年間を通してシーズンが短く、釣りができる間に効率のいい釣りをしなければなりません。

つまり、湖が凍ってしまう前の晩秋という季節に良い釣りができるかどうかが、非常に重要になってくるんですね。

この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、北国での晩秋のバスフィッシングについて解説してくれています。

アメリカも日本と同じく、いえ、それ以上に南北に広く極端な気候の差がある国です。そんなアメリカでの寒い地域では、この晩秋という季節、どんな釣りをするのがいいのでしょうか。

ぜひ参考にしてみましょう。

 

秋はすべて酸素次第

Believe it or not, bass love oxygen. In fact, they need it and so do the rest of the organisms that live in the watery ecosystem. During the late fall, the oxygen given off by remaining green vegetation is highly important. Bass flock to living vegetation like a child to candy. Conversely, dying vegetation gives off CO2 and tends to have a repelling effect on fish and microorganisms.

As fall progresses, the vegetation in the shallowest water will die off first. As temperatures get colder, the greenest vegetation will continue to “move” deeper and deeper. If you can find living vegetation like cabbage, coontail, milfoil, or hydrilla, congratulations; you have found the bass.

信じられないかもしれませんが、バスは酸素が大好きなのです。 実際のところ、バスには酸素が必要ですし、水中の生態系に組み込まれている他の生物にとっても同じことです。 晩秋には、残りウィードによって放出される酸素が非常に重要です。 バスの群れが活きたウィードに集まるのは、さながら子供がキャンディーに集まるようなものです。 逆に、死んだ(枯れた)ウィードはCO2(二酸化炭素)を放出し、魚や微生物を寄せ付けない傾向があります。

秋が進むにつれて、シャローのウィードから先に消滅します。 気温が下がるにつれて、緑のままのウィードの分布はディープの方へ移動していくでしょう。 キャベツ(ボタンウキクサ等)、フサモ、コカナダモ、オオカナダモのような生きているウィードを見つけることができれば、おめでとう。 あなたはバスを見つけたも同然です。

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北国の秋でバイトを得るには

Now that you have found the fish, it is time to decide what to throw at them. In the fall an angler only needs a few baits. First and foremost, a spinnerbait is my go-to bait in all periods of the fall. It comes through vegetation like a champ and can be thrown in a foot of water or 15 feet of water. In Minnesota, bass love a chartreuse and white spinnerbait during all times of the year. My favorite size is 3/8 oz but I will go lighter (1/4 oz) or heavier (1/2 oz) depending upon depth, wind, and cover thickness. I prefer baits with bulkier skirts. This enables the bait to fall and move slower, maximizing time in the strike zone.

あなたが魚を見つけた今、次は何を捨てるべきかを決める時です。 秋になると、アングラーは数種類のルアーしか必要としません。 まず最初に、私の秋はすべての期間でスピナーベイトがマストです。 スピナーベイトは見事にウィードをすり抜けて、さらに水深30センチから4.5メートルまで使えます。 ミネソタ州のバスは年中いつでもチャート&ホワイトのスピナーベイトが好きなようです。 私の好きなサイズは3/8オンスですが、水深、風、カバーの濃さに応じて軽く(1/4オンス)したり重く(1/2オンス)します。 私はバルキーなスカートのルアーが好きで、 これにより、ルアーのフォールもリトリーブもゆっくりとさせることができ、ストライクゾーンにいる時間を最大にすることができます。

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北国の秋はフィールド選びが重要

Being as the North Country (Minnesota in particular) has a plethora of lakes and rivers, it is wise to pick the places you want to fish strategically. Make sure to keep an eye on your weather app as this time of the year even one 60-degree day can cause the water in a smaller lake to jump by 5 or more degrees. This can trigger an incredible bite and is the reason I typically choose (after checking the DNR reports) smaller sized lakes in the fall. Make sure to pick lakes with healthy populations of both bass and smaller fish like bluegill, perch, and crappie. Lastly, if you know of lakes “off the beaten path”, these are typically the best choice as they will receive little to no fishing pressure this late in the season.

北部の国(特にミネソタ州)には湖や川がたくさんありますので、戦略的に釣りたい場所を選ぶことが重要です。 この時期、小さな湖では日中の気温が15℃の日でさえ、水温が3℃以上あがる可能性があるため、天気予報アプリに注目してください。 これは信じられないほどのバイトを誘発することがあり、基本的にこれが私が秋に小さな湖を選択する理由です(天気予報アプリをチェックしたうえで)。 ブルーギル、パーチ、クラッピーのようにバスより小さい魚がかなり多い湖を選ぶようにしてください。 そして、人里離れたところにある湖を知っているならば、そこはこの季節にフィッシングプレッシャーをほとんどまたはまったく受けることがないため、最良の選択になります。

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いかがでしたか。北国に住む皆様、何かいいヒントになりましたでしょうか。

小さい湖は気温の影響を受けやすいですから、秋には他より早く水温が下がってしまうため、釣りづらいのかと思っていましたが、逆にそういう中で水温が上がる日に目を付ければ爆発も期待できるとこういうわけなんですね。

私が住むあたりも野尻湖は禁漁期間に入ってしまいましたし、そろそろ他のフィールドもシーズンの最後を迎えようとしています。氷の季節ですね…。

極端な例では桧原湖のように、氷に穴をあけてスモールを釣るアイスフィッシングというのも楽しめるようですが、それはもうかなりのツワモノのようなイメージがあります。それでも最近はアイスフィッシングも一般的にじわじわ浸透してきているようで、バス釣りの魅力の大きさを感じます。

そうでない北国の方にとっては最後の正念場となる季節ですね。効率よくバスを狙って行って、シーズンの締めくくりと行きたいものですね。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!