冬から春、岩場のバスを釣る

冬から春、岩場のバスを釣る

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”3 Tips For Fishing Rocky Bottom Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com ”3 Tips For Fishing Rocky Bottom Bass”(海外サイトです)

 

冬のバス釣りを成功させるにあたって、よく言われていることがあります。

色々言われている中で、これは当たり前のことかもしれませんが、そのひとつに「水温が高いところを狙う」ということがあります。

温排水なんかがあれば最高かもしれません。他に水温が高そうなエリアには、日当たりが良くて暖まりやすいエリア、水の流れが少ないエリアなどが挙げられます。

そのエリアの中でもさらにピンポイントで絞っていく場合は、温まりやすいものを探して狙っていきます。例えば、鉄と岩やコンクリートを比べると、岩やコンクリートの方が温まりやすいですし、黒いボトムと白いボトムであれば、黒いボトムの方が温まりやすいと考えて、温まりやすいものがあるあたりに集中するといいと言われていますよね。

今回のテーマは岩ですが、岩やコンクリートというのは太陽光の熱を吸収しやすく、その辺りの水を温めます。また保温性もあるので、曇りになってもしばらくの間は水を温め続けるため、バスが好むようです。

また、ベイトとなるザリガニもそういった場所で冬を越すため、バスにとってはより理想的な場所になるというわけなんですね。

では、そういった岩場を冬から春に狙っていくには、どんなルアーがいいのでしょうか。

この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、冬から春にかけての岩場のボトムを釣るためのルアーを3つ、紹介してくれています。

どんなものが有効なのか、ぜひ読んでみてください。

 

ヘアージグ

Even though a warm spell heats up rocky banks, bass are still lethargic and trying to shrug off their wintertime blues. When proven wintertime tactics such as jerking a suspending stickbait or casting a football jig to bluffs and channel drops fail to produce in clear water, then target 45-degree rocky banks and throw a bucktail hair jig.

If there are a lot of dying shad present in the area try a white or gray jig. If there are not a lot of shad you should throw a brown jig. The best sizes for working the rocks are a 1/4-ounce jig and a 5/16-ounce model for deeper fish.

The jig will trigger bites without a trailer, but you might consider adding a plastic grub or chunk to increase the lure’s action and buoyancy. Match the white or gray jig with a smoke or salt-and-pepper trailer and use green pumpkin, brown or black trailers for the brown jig.

Position your boat over depths of 25 to 30 feet, cast your jig towards the shore and let it fall to the bottom. Then reel the jig along at a very slow and steady speed. Keep your rod tip pointed downward throughout your retrieve to make sure the jig stays near the bottom. Make sure the jig kicks the bottom as much as possible. The key to this retrieve is to swim the jig off the bottom to prevent it from hanging up but keep it ticking the rocks, which produces just enough erratic movement to trigger reaction strikes from bottom-hugging bass.

たとえ暖かい陽気が岩場のバンクを暖めたとしても、バスは冬の憂鬱にやられ、無気力なままです。クリアウォーターでサスペンドジャークベイトやフットボールジグなどを崖やチャンネル沿いに投げるなど、冬に実績の高い方法でも釣れない場合は、傾斜45度の岩場のバンクを狙ってバックテールのヘアジグを投げます。

そのエリアにたくさんの死にかけているシャッドがいる場合は、白やグレーのジグを試してください。シャッドがあまりない場合は、茶系のジグを投げます。岩場で活躍する最適なサイズは、1/4オンスのジグと、もう少し深い用には5/16オンスのジグです。

ジグはトレーラーがなくともバイトしてきます。しかし、ルアーにもう少しアクションや浮力を与えるためにグラブやチャンクトレーラーを加えてもいいでしょう。白やグレーのジグにはスモーク系やソルト&ペッパーのトレーラー、そしてブラウン系のジグにはグリーンパンプキン、ブラウンまたはブラックのトレーラーを使ってください。

ボートポジションを水深7.5メートルから9メートルのところに置き、ジグをバンクに向かって投げ、ボトムまでフォールさせます。その後、ベリースローステディリトリーブでジグを巻きます。ジグが確実にボトム付近にあるように、リトリーブ中はロッドティップを下に向けてください。ジグができるだけボトムを叩くようにしてください。このリトリーブの鍵は、根掛かりを避けるためにボトムは切りつつ、時々岩に当てていくということです。そしてそれはボトムにべったりのバスからリアクションバイトを得るための不安定なアクションをうまく作り出します。

冬から春、岩場のバスを釣る

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シェイキーヘッドにクロ―ワーム

A finesse worm attached to a shaky head jig will catch some bass on the rocks when the water is cold, but a shaky head craw best imitates the forage bass are eating at this time of year. Match your shaky head jig with a 3-inch plastic craw for the best results. The most productive colors for a shaky head craw are green pumpkin, brown and watermelon.

A ballhead jig tends to hang up more in the rocks, so match your plastic craw with a pointed shaky head jig. Try a 1/8- or 1/4-ounce jighead for fishing in the shallower rocks, but switch to a 3/8-ounce model if the bass are deeper than 15 feet in gin clear water or if heavy current is present.

The retrieve for a shakey head craw differs slightly from a shaky head worm presentation. Rather than employing the constant shaking retrieve that works best for the worm, try a hop-and-drop retrieve for the shaky head craw. For active bass you can pop your rod to make the craw jump off the rocks, but if the fish are sluggish you need to slowly lift your rod so the craw gradually rises from the rocks.

低水温期のシェイキーヘッド(オフセットジグヘッド)にフィネスストレートワームを岩の上に置くことでもバスは釣れるでしょう。しかしこの時期にシェイキーヘッドを使うならバスが最も食べているザリガニを模すことです。ベストな結果を得るためには、3インチのクローワームとシェイキーヘッドジグを合わせてください。シェイキーヘッドクローで最も有効なカラーはグリーンパンプキン、ブラウン、ウォーターメロンです。

ラウンドヘッドヘッドのジグは岩場では根掛かりしやすい傾向があるので、先のとがったシェイキーヘッドジグとクロー系ワームを合わせてください。シャローの岩場での釣りには1/8オンスか1/4オンスのジグヘッドを試しますが、クリアウォーターでバスのポジションが4.5メートルより深い場合、または大きな流れがある場合は、3/8オンスに切り替えます。

シェイキーヘッドクローの使いかたは、ストレートワームのときとは少し異なります。ストレートワームには有効である常にシェイクしながらの使い方ではなく、シェイキーヘッドクローではリフトアンドフォールを試してください。バスがアクティブな場合は、ロッドをポップしてワームを岩からジャンプさせますが、魚の動きが遅い場合は、ゆっくりとロッドを持ち上げる必要があります。

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スピナーベイト

The shallowest bass in winter and early spring can be found in rocky areas where the water is murky. The rocks and murky water both absorb the heat of the sun’s rays to create the warmest water you will find in your favorite bass fishery.

A jig is a good choice for throwing to the rocks in murky water, but you should consider throwing a spinnerbait along the rocky banks if you see balls of shad on your depthfinder. Shad will move to the warmth of the rocks on sunny days and the bass will follow the baitfish to the shallows.

I prefer throwing a 1/2- or 3/4-ounce spinnerbait with a chartreuse skirt and a large (number 6 or 7) Colorado blade to the rocks during the winter. The blade bait shines in this situation because it generates flash and vibration making it easier for bass to hone in on the lure in the dirty water.

Bass will be as shallow as 3 to 4 feet basking in the warmth of the rocks, so I position my boat in about 8 feet of water. I cast parallel to the bank, which allows me to keep my spinnerbait in the strike zone throughout most of my retrieve. Slowly rolling the spinnerbait so the lure ticks the rocks is the key to triggering strikes.

水が濁っているフィールドでは、冬から早春の岩場のシャローにバスを見ることができます。岩と濁った水は、どちらも太陽の光の熱を吸収して、そのフィールドで最も暖かい水を作り出します。

濁りの入った水ではジグを投げるのもいい選択ですが、魚探にベイトフィッシュの群れが映っているようであれば、岩の多い岸に沿ってスピナーベイトを投げることを考えるべきです。シャッドは晴れた日には暖かい岩場に移動し、バスはシャローにベイトフィッシュを求めます。

私は、冬の間はチャートリュースのスカートに大きな(6番か7番の)コロラドブレードの付いた1/2から3/4オンスのスピナーベイトを投げるのが好きです。ブレード系ルアーがこの時期有効なのは、フラッシュと振動が発生するため、バスが濁りの入った水の中でもルアーを発見しやすいためです。

バスは温かい岩の水深0.9メートルから1.2メートルでひなたぼっこしています、ですのでボートは約2.4メートルに置きます。バンクと並行に投げ、スピナーベイトがストライクゾーンをより多く通るようにリトリーブします。スピナーベイトをスローロールさせ岩に当てて行くことが、バイトを誘発させるカギです。

冬から春、岩場のバスを釣る

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いかがでしたか。

温まりやすい岩場のバスですが、決してイージーではないようです。

そしてやはり、根掛かりをさせずにルアーを通してこれるもの、それでいてリアクションバイトを誘えるものがキーになるといった感じでしょうか。

ただし、記事のはじめに、冬の定番のサスペンドジャークベイトやフットボールジグが効かない場合、ということも書かれていたことに注意ですよね。

そういった冬の定番ルアーの実績は認めつつも、それでだめならということで、この3つのルアーが紹介されていると考えていいかと思います。

おそらく皆さんも、冬の定番ルアーといいますか、低水温期に得意なルアーがあるのではないかと思います。そこにこういったルアーをプラスしていって、引き出しを増やしてみてはいかがでしょうか。

 

記事に出てきたルアーとして、当店で扱っておりますものがいくつかございます。

まずはヘアジグ。日本ではあまり馴染みのないリグですが、アメリカでは無気力なバスを狙うリグの代表的なルアーです。

冬から春、岩場のバスを釣る

SPRO・ファットフライヘアージグ 1/8oz 2個入りの売場へ行く

 

冬から春、岩場のバスを釣る

ピカソ・スペシャルFXヘアージグ 1/4oz の売場へ行く

 

それからシングルコロラドのスピナーベイト。こちらはハードコートの強さが特徴のスピナーベイトで、まさに岩場に当てていくのにピッタリな仕様です。

冬から春、岩場のバスを釣る

Loaded for Bass・アイクローザースピナーベイトの売場へ行く

 

以上、ぜひお試しくださいませ。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!