今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

2018年7月26日

今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

 

こんにちは!店長の小山です!

本日は2018年7月25日の野尻湖釣行の様子をお伝えさせていただきたいと思います。

今年は、虫パターンの当たり年と言われています。クリアウォーターでのスモールマウスバスをトップで釣る楽しさに加えて、虫で釣れるバスの多くは大型で体力がありますので、よく走り、潜り、ジャンプします。最高に楽しい野尻湖ならではの釣りを、今年も体験させていただきました。

 

虫パターン当たり年!?

記録的な猛暑に見舞われている2018年の夏ですが、ここ野尻湖でもご多分に漏れず暑いです。

しかしこの日は運よく涼しい日に当たってくれました。朝の最低気温19℃、最高気温で32℃くらいでしょうか。32℃といっても、日中は空気が乾燥していてひんやりしているので、ちょっと風が吹くと最高に気持ちいい、いつもの野尻湖の夏といった感じでした。

今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

写真ではわかりづらいですがいつもよりちょっとボートが多く、プレッシャーに弱い私は少し不安でした(笑)

今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

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今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

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さて、水温はといいますと終日30℃を少し下回る感じの高水温が続いているようです。水質はクリアですが場所によっては茶色い泡が浮いているようなところもありました。ただ、それほど気にする必要もないかと思います。

今年はどうも5月くらいからセミが多く鳴き始め、夏の虫パターンが楽しみだなと思っていたら案の定、梅雨明けと台風通過後から一気に虫パターンが炸裂し続けているようです。

ちょっと出遅れてしまった感がありますが、その流れに乗っていい思いをしてやろうと虫ルアーをいっぱい持って出かけました(笑)

それではひとまず動画をご覧ください。

 

虫パターンに挑戦したい方へ

動画の中でもご説明させていただきましたが、虫パターンは1日中釣れ続けるようなことはあまりなく、朝の2時間(ボートですので7時から9時)と、帰着前の1時間(15時から16時)が勝負となります。これ以外の時間でももちろん釣れますが、この時が一番反応がいいかと思います。

この時間にいい虫ポイントに入れるよう、ボート屋さんに最近調子のいいポイントをいくつか聞いておいて、できる限り投げ続けてみてください。

投げる場所はオーバーハングの下に入れたくなりますが、それでももちろんいいのですが、落ち葉だまりを狙ってみて下さい。落ち葉がなくても、水面に泡、ホコリ、花びら、フワフワしたなにかが何故か妙に集まっているところがありますので、それを探してそこに投げ込んでいく感じです。

それがたとえ50メートルも沖にあったとしても狙い目です。

今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

こんな感じで、動画を見ていただくと落ち葉の下でバスがギラッとするのがお分かりいただけるかと思います。バスはこういうのを常に意識しています。

ルアーはソフト系の虫ルアーが反応が良く、さらにカラーによっても全然反応が変わりますので、最低でも2色、暗いのと明るいのを用意して、反応の良い方を使えばいいかと思います。

ハードルアーの虫ルアーはバイトが派手で、しかもでかいのが食ってきますので、本数が出なくても大きいのしか釣りたくないという時に挑戦してみたら楽しいかと思います。ぜひ狙ってみてくださいね。

今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

 

問題は日中

日中でも虫パターンに出ることは出ますが、ミスバイトが多くなります。これは人のせいではなく、バスのせいです(笑)

酸素不足なのか、動きたくないのか、弱い魚しかいないのか、別のエサを探しているのか、よく分かりませんが、とにかく食いが浅くなります。

そんな時は水中の釣りにシフトします。

私の場合は虫パターンで投げていたボートポジションのそのまま真下を魚探掛けしてみるとベイトとバスらしき映像が映りますので、そのあたりにダウンショットやネコリグを落としていくだけです。

今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

うまくいけばすぐ釣れます。

虫パターンに反応していたバスがそのまま水中に残ってボトムを見ているイメージです。

今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

しかし、私の釣り方が正解ではないことがこの魚のサイズを見ていただければお分かりかと思います(笑)

なんでこうなってしまうんでしょうか(笑)

一応、私はこんな感じで楽しんでいますということで、皆様はもっと大きな魚を目指していろいろ研究されることをおすすめいたします(笑)

こんな感じですみません…!

 

ヒットルアー

虫ルアーは基本的になんでもいいと思うのですが、重視したいのは飛距離ではないかと思います。

そういう意味でも、ジャッカルの活虫はよく飛び、食わせ能力も高い虫ルアーだと思っています。池田さんという、野尻湖のスーパーロコアングラーさんが開発したルアーだそうですので(イケチュウの名前の由来となった)、野尻湖で実績が高いのは当然といえば当然でしょうかね。

今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

ジャッカル・活虫(イケチュウ)の売場へ行く

 

活虫には時々、パッケージから出して初めて使ったのに沈んでしまうハズレ(?)ルアーがあるのですが、もしそういうルアーがあったとしてもそれは捨てずに使ってみてください。

沈んでしまうというより水面直下でサスペンドする感じだと思うのですが、水面直下の虫にやたら反応がいい時もありますので、バイトは見えにくいですが使ってみることをおすすめいたします。

 

ハードルアーは飛距離が出やすいところが最大のメリットです。

中にラトルが入っているのがほとんどだと思うのですが、そういうのがいい日というのも必ずありますので、できれば持って行った方がいいと思います。

今回はジャクソンの生蝉を使ってみました。

このルアーはハードルアーですがいわゆる「クロール系」のルアーではありません。リトリーブしてもアクションはしない、「放置系」のハードルアーということになります。

スパーリアルな見た目も相まって、まさに野尻湖向きなコンセプトの虫ルアーではないでしょうか。

今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

ジャクソン・生蝉の売場へ行く

残念ながら今回は何度かバイトはあったもののフッキングには持ち込めませんでしたが、風が強く水面が波立ってきた時もこういうルアーはいいですよね。

 

一応ダウンショットで使ったワームもご紹介させてください。

バークレイ・パワーベイトのマイクロクローラー3インチはかつて野尻バスのエサと呼ばれるまでに活躍し、今なお定番爆釣ルアーとして君臨しています。カラーの多さも魅力で、あらゆるシチュエーションに対応します。

今回はワッキー掛けのダウンショットで使いました。

今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

バークレイパワーベイト・マイクロクローラー3インチの売場へ行く

 

ゲーリーヤマモト・2インチヤマセンコーも野尻湖の定番ワームです。

太みじかい感じの見た目や弾力性はエビやハゼ系ベイトのシルエットに近いのか、スモールの口に合うのでしょう。

これで釣れるスモールのなかに、たまに口がボロボロになっているものがいます。おそらく、エビやハゼ系ベイトを食べるために岩の隙間に突進しているためではないかと言われています。

そういうバスを狂わせるワームです。

今日の野尻湖:(7月)夏の虫パターン

ゲーリーヤマモト・2インチヤマセンコーの売場へ行く

 

しかし、最後の最後にバラしたバス、あれはいいバスでした。

やはり、食いが浅いのでしょうか。いつもならランディング直前でバレるということはほとんどないのですが、しかし、開催中の「野地理子カップ」で優勝サイズかも…という色気が頭をよぎったことは間違いありません。

そういう邪心が、こういう結果を招いたのでしょう(笑)

釣りは本当に面白いですね。

 

この調子ですと8月中も虫パターンが効きそうですので(台風の影響がどう出るか分かりませんが)、今年まだ出かけてない方は、ぜひ虫パターンに挑戦してみてください。

きっと楽しくて悔しい、いい釣りができると思いますよ。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!