バス釣りと真夏の太陽と日焼け
Photo by bassmaster.com
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Heavy rains, high water and sunburns”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:bassmaster.com”Heavy rains, high water and sunburns” by Aaron Martens April 9, 2018(海外サイトです)
バス釣りを趣味にしている以上、避けて通れないもの。それは自然環境、気象状況です。
日本は南北に長い国ですから、冬の寒さが厳しい地域もあれば、夏の暑さが過酷な地域もあります。それに応じてフィールドに増水や減水が起きたり、水が凍ったり、花粉が飛ぶこともあったりします。これが自然環境です。その地域の環境の中にも、風が強かったり、ゲリラ豪雨があったり、雲ひとつない日差しの厳しい時があります。これが気象状況で、私たちはこれらの中に身を任せて、バス釣りを楽しんでいますよね。
「身を任せて」とは書きましたが、自然のすべてをそのまま受け入れることはできません。
暑ければ暑さ対策を、寒ければ寒さ対策を、雨や雪や陽射しにも対策をしないと、思いがけない事故や病気を引き起こすことになります。
これがまた不思議なもので、20代のころまでは全く気になりませんでした。その季節に合っていればどんな服装でも、何もしなくてもケロッとしていたものです。ファッション優先です(笑)
それが30代になってからは少しずつケアするようになってきました。サングラスのありがたさ、日焼け止めのありがたさ、手袋や防寒ブーツのありがたさ、ゴアテックスのありがたさ、麦わら帽子のありがたさなどです。これらがあると、1日の終わりの疲労感がだいぶ和らぎ、また体調も崩しにくいことに気づきました。
そして今、40代になるともう必須です。これらがないと体調が悪くるほど、自然の影響を受けます。そして、釣り具メーカーの出すウエアが、釣りをするうえでの動きやすさ、高機能さやポケットの位置など、細かい部分への気の利き加減などが素晴らしいことに気付いたりします。これが、ファッション重視から機能重視への移り変わりです(笑)
これは私の個人的な意見や感想なので必ずしも皆さんに当てはまるというわけではないのですが、もし私がトーナメンターだったとしたら、そのハードスケジュールをこなすことや競争相手がいることなどを考えると、肉体的精神的疲労は趣味の範囲を大きく超えるはずなので、もっと早くそれに気づいたのではないかと思います。
それほど自然とは厳しいものであり、厳しい自然を快適なものにする人間の知恵というものは素晴らしいものだと思います。
この記事は、アメリカB.A.S.Sのエリートプロ、アーロン・マーティンス氏がバスマスターサイトに寄稿したもので、近況報告から日焼けのことについて書かれています。
日本よりもとかく極端な気象になりやすいアメリカ大陸において、アーロン・マーティンスはどう過ごしているのでしょうか。
釣りとは直接関係のない話かもしれませんが、ぜひ読んでみて下さい。
大雨、増水、そして日焼け
It’s been two years since I fished the Sabine River on the Bassmaster Elite Series. Back then, I had a shot to win but couldn’t catch squat on the last day. I still finished third, but the outcome has been gnawing at me ever since. Now, it looks like I’ll have to live with that finish for a little while longer, since the tournament was postponed due to high water.
Adaption is always part of tournament fishing, even adapting to not fishing a tournament.
Speaking of adapting, a lot of things have changed at Sabine since the last time I was there. I was planning on making major adjustments going into the early spring tournament to fish a body of water that is greatly reduced this year without Louisiana in the mix. In a place that already fishes kind of small, that’s going to be make things interesting when we do eventually get back there later this year.
At Sabine, there’s a lot of bank-specific fishing. It’s fun, and you catch a lot of fish, but you also catch four or five dinks to each keeper. There’s a 14-inch limit there, not 12, and the keepers get more shy with every passing boat. That means I’ll be going through a lot of plastic as trailers get torn up by small fish. It also means we’ll all have to be extra patient with each other if the river gets crowded.
Honestly, I’m excited about it, though. I was excited to drive over to Texas last week, and I’m kind of bummed that we have to reschedule. But the water would have been extremely treacherous to run at high speeds and B.A.S.S. made the right decision.
A lot is different there this year, but one thing that isn’t going to change, regardless of the tournament date, is the wicked southern sun. It’s easy to forget, but the Sabine River is almost at the Gulf of Mexico. So even though we aren’t dealing with mid-summer, sweaty heat just yet, we are still dealing with the sun. By the time we get back, things could be really, really warm down there.
That’s something I think a lot of people who fish are getting smarter about, too. Almost all of us know a fisherman who has had skin problems due to the sun, and people are starting to ask me more about that kind of stuff. So, I’ll tell you what I do to fight it off — I use UPF gear that works everywhere in the country.
Back in the day, I used to battle the sun with giant sombreros. I guess they looked kind of cool, but they also flopped around a lot…and there was no chance they’d stay on your head if you were running. Nowadays, people kind of forget about big straw hats and sombreros. I replaced the big hat years ago with a baseball cap and a couple of Simms SunGaiters.
If you’ve seen pictures of me ninjaed up on the water, I’m wearing a SunGaiter. I’ve seen a lot of pictures of me with these on lately, probably because I forget I’m wearing them. They’re fitted, so they have more material in some places, and less in other places. Instead of a regular shape, they have really unique dimensions that really sit great on your face when you pull them up. With the SunGaiter, I’m able to tuck the fabric into my shirt to get complete protection, and I’m basically wearing UPF sunscreen without having to apply and re-apply lotion all day. I can also pull my SunGaiter over my hat when I’m running, so I don’t have to worry about it flying off as much when I’m looking for more fish.
Along with Simms Solorflex gloves and my pants and jersey, I’m 90 percent covered from the sun by UPF 50 gear, which is a big deal when you’re out on the water for days on end.
All of that leaves me free of sunburns and floppy hats, so I can focus on adapting…and focus on winning. Eventually, I’ll be able to bring that focus back to the Sabine again this year.
バスマスターエリートシリーズでサビーンリバーを釣ってから2年が経ちました。当時私は、勝つための手段を持っていたのですが、最終日に大物をキャッチすることができませんでした。これにより3位で終えることになり、この結果はそれ以来ずっと私を悩ませ続けています。そして今回、川が増水に見舞われてしまったためにトーナメントが延期されたことで、もう少しの間その悩みは続くようです。(2018年4月6日からのバスマスターエリートシリーズ第2戦サビーンリバーは大雨増水のため6月7日から10日の日程に延期になりました)
物事に適応することはいつでも、トーナメントフィッシングの一部であり、トーナメントフィッシングでない場合にも、適応は必要なことです。
適応することと言えば、前回私が訪ねたときからサビーンで多くのことが変わりました。私は、今年の早春の試合はエリアが大幅に縮小されたルイジアナデルタになると思って計画していました。結局その縮小された場所は、今シーズンの折り返し地点で開催されることになったので、それはそれで面白いものになるでしょう。
サビーンリバーは、バンク撃ちの釣りになります。楽しい釣りです。しかし、たくさんの魚をキャッチできたとしても、キーパーは4本か5本という小バス地獄なのです。 キーパーは14インチと設定されています。12インチではありません。そして、キーパーサイズはボートが多く通ることでスレてしまいます。これは、多くのトレーラーやワームを小バスによってボロボロにされることを意味します。さらに、川は混雑するため、私たちはお互いに距離を置かなければなりません。
正直なところ、私はそういうのが大好きです。私は先週テキサス(サビーンリバー)に向かうことにワクワクしていました。それが延期になってしまったことにガッカリしています。しかし、水の流れは非常に高速で、危険にさらされていたはずです。B.A.S.Sは正しい決断を下しました。
今年は大きな変更がありましたが、トーナメントの日付にかかわらず変わらないことは、アメリカ南部の太陽の日差しです。忘れがちなことですが、サビーンリバーはほぼメキシコ湾です。ですから、私たちは太陽の対策はしているものの、今はまだ真夏の熱や汗の対策まではしていません。私たちがそこで試合をするころは、本当に本当に暑くなっているはずです。
それはまた、私を含め多くの人が釣りをしていてヒリヒリしてくることを考えていると思います。私たちアングラーのほとんどは、太陽のせいで肌のトラブルを抱えていると思います。そして皆さんはそういったことについても私によく尋ねてこられます。では、私がそれと戦うために何をしているのかお話しいたしますと – 私は国内のどこへ行くにもUPFギアを使っています。
ある日、私は大きなソンブレロハット(メキシコの民族っぽい麦わら帽子)をかぶって太陽と戦っていました。これは一見涼しかったように思いましたが、これはまあまあ失敗でした。だって、これでボートで走ると頭にかぶっていられるはずがないわけだから…。今では、我々は大きな麦わら帽子やソンブレロについては一旦忘れています。私は何年か前にソンブレロハットをベースボールキャップとシムズ・サン・ゲーター(Simms SunGaiters)に換えました。
もし私の釣りをしている時の写真が忍者っぽかったら、それはSunGaiterを着けています。最近私は、これを身に着けていることを忘れてしまうので、私の写真はこればかりになっています。これは部分ごとに素材を変えてあったりなかったりすため、フィット感が違います。普通の形状と違い、これは鼻まで引き上げた時に顔に素晴らしくフィットする独自の仕様になっています。 SunGaiterを使用するときは、すそをシャツに入れることで完全にガードすることができます。そして基本的には、1日やって日焼け止めを塗ったり塗り直す必要もなくなります。ボートで走るときには帽子の上までSunGaiterを引っ張ることもできるので、もっと魚を探そうと走りまわるたびに帽子を飛ばしてしまう心配する必要もありません。
Simms Solorflex(シムズ・ソーラーフレックス)の手袋とズボンとジャージも入れれば、私の90%はUPF50のアイテムで太陽から守られています。
これらはすべて私に日焼け止めや帽子の失敗から解放してくれるので、私は適応することに焦点を当てることができ、勝利にむかって集中することができます。つまり、私は今年もその焦点をサビーンリバーに向けることができるのです。
いかがでしたか。
ひと昔前はすごくよく伸びてUVガードにもなる気持ちいい布の輪っかみたいなやつが主流でしたが、SIMMS(シムス)から釣り専用の日焼けガードマスクのサンゲーターというのが発売されていたんですね。
もしかしたらだいぶ前からありましたか?4000円くらいするので私がチェックしていなかっただけですかね(笑)
アーロン・マーティンスのようなトッププロでも、日焼けは大敵と考えています。いえ、プロだからこそというべきでしょうか。
日焼けは意外なほど疲労に繋がるものです。1日やっていると、夕方には顔や首の後ろが火照ってきたりヒリヒリすることはありますし、釣りをしている時は気付かなくても、帰りの車の運転がものすごく疲れていることを感じたりするものです。
2日、3日と連続で釣りをするようなときには、疲労が溜まっていれば翌日の釣りにも集中できるはずがありませんものね。
ここ数年でものすごく聞くようになった熱中症という言葉。昔は「日射病」と言われていましたが、直射日光に多く当たり過ぎることで塩分やミネラルを奪われて脱水症状になり、体温調節ができなくなって意識がボーっとして来たり頭痛がしたりするものです。
ちなみに、他にも「熱射病」というものがあり、これは高温多湿のところに長時間いることで体温調節機能が低下して同じ症状を引き起こすものです。
つまり熱中症とは、日射病と熱射病を含んだ病状の総称のことなんです。ですから釣り人が警戒すべきは日射病で、これには直射日光を防ぐことが大事になってくるんですね。
私は農家の生まれ育ちだったので昔から野菜をよく食べていましたのでミネラル豊富な身体だったから平気だったのかもしれませんが、今の若い方は野菜を食べないと聞きます。野菜の多くに水分濃度を保つミネラルの1種であるカリウムが多く含まれていますので、野菜を食べない方は若くて体力があっても熱中症になりやすいかもしれません。
また、天気予報を見ていると、夏は紫外線が多いのはもちろんですが、冬も意外と紫外線が多いですとか、春のこの時期こそ紫外線を防がないととか、秋もまだ日が高いので紫外線に気を付けてなんて言っていまして、結局いつが紫外線が危ないねん!と言いたくなりますが(笑)、釣り人たるもの、常に紫外線には気を付けていきたいものですね。
そこで当店おすすめの日焼け止めと言えばこちら
これは紫外線A波・B波をともにカットする「SPF50+/PA++++」の日焼け止めミルクで、国内の市場に出ている日焼け止めミルクの中で最も高い紫外線遮蔽効果を発揮しているということなんですね。
私も愛用していますが、SPF50+にしては軽い着け心地で、顔も白くなりません。
日焼け防止は老化防止でもありますから、自分の体をいたわり、長く釣りを続けるためにも、気を付けてあげてくださいね。
それでは、また。
毎度ありがとうございます!