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風で生まれた湖流を読む【バス釣り中級者以上向け】

風で生まれた湖流を読む【バス釣り中級者以上向け】

風がバス釣りに与える影響というのはよく知られている事実だと思います。ここでもう一歩踏み込んで考えるとすれば、風によって生まれる湖流をバス釣りにどう活用するか、どう対応するかということではないでしょうか。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Wind Factors”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:in-fisherman.com”Wind Factors”By Dan Johnson|April 30, 2015

バス釣りが屋外で行われるものである以上、風にさらされるのは避けようがありません。

風はボートの操船が難しくなる要因になり、さらにひどくなると命の危険にもかかわるものですので、嫌われてしまう傾向もあるのですが、多くの場合、風はバスの活性を上げてくれるものとして知られています。

風によって水面にできた波は乱反射によって私たち釣り人の存在を隠してくれますし、水中へ酸素を供給してくれますし、水中を暗くしてくれる効果があり、どれもバスが安心して行動しやすくなるものだと言われてますよね。

良い要素も悪い要素もある風ですが、どちらに対する影響も知っておけば、安全に釣果を伸ばすことができるというものですよね。

この記事は、アメリカのゲームフィッシングの専門メディア「In-Fisherman」のコラム記事で、ライターのダン・ジョンソン氏が、風の要因について解説してくれています。

記事自体はゲームフィッシュ全般に対する記事なのですが、当然、バス釣りに大いに関係しています。その部分を抜粋します。

また、この記事の興味深いところは、風がバスの活性や釣果に与える影響というよくある内容の他に、湖流という部分にも触れられているところだと思います。

すごく重要だと思いましたので、ここにシェアさせていただきますね。

 気になるところだけ読んでもOKです 

風がバスに与える影響

引用文(タップすると開きます)
Strong winds can make boat control challenging, but the rollers they rile often trigger feeding sprees among a variety of gamefish. Wind blowing into a weedline can boost bass feeding activity. If largemouth bass are your passion, keep in mind that bucketmouths hunkered in a shoreline weedbed often strap on the feedbag in a blow. Slashing a suspending jerkbait in the wave troughs along the weedline or above weed tops can produce violent strikes, as can slow-rolling a hard-thumping, Colorado-blade spinnerbait. Smallmouth fans should note that while waves can also spark hot bites in rocky shallows, they can also force bronzebacks a bit deeper if toothy northern pike move onto reef tops. Pike love all but the most extreme winds, and hungrily prowl weedlines and wave-tossed rocky structure. In fact, wind-whipped rocky points at the mouth of a bay or offshore rock structures can be overlooked hotspots for big pike. Conversely, when the wind dies, so does the action as pike filter off to deeper haunts.
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Photo by in-fisherman.com

強風はボートコントロールを難しくしてしまう可能性がありますが、強風が発生することの影響で、さまざまなゲームフィッシュがフィーディングを引き起こすことがよくあります。

ラージマウスバスを狙っている場合、バンク沿いのウィードベッドにサスペンドしていたバスたちは一瞬にしてフィーディングのスイッチが入るということを覚えておいてください。ウィードライン沿い、またはウィードトップの上から水面までの間にサスペンドジャークベイトを通すと、激しいバイトが出る可能性があります。

スモールマウスバスは、波によって岩場のシャローで多くのバイトが引き起こされる可能性がある一方で、ノーザンパイクも同じエリアに入ってきた場合にスモールはディープの方へ強制的に移動させられる可能性があることに注意する必要があります。パイクもまた超強風を除けば風が好きで、空腹のときはウィードラインや岩場が好きなのです。

また、ワンドの入り口の岩の岬や沖のハードボトムの地形変化などに風が吹き付ける場所は、ビッグサイズのパイクの好ポイントであることが見落とされがちになっています。逆に言えば、風が弱まると、パイクがよりディープへ移動することで逆のことが起きるということになります。

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Photo by in-fisherman.com

風による流れを釣る

引用文(タップすると開きます)
Fishing Wind-Driven Currents That wind whips waves across the water is no surprise. But few anglers fully realize the currents this process creates, both at and beneath the surface. For starters, a steady wind blowing in one direction establishes a surface current moving toward shore. In warm, sunny weather, this piles warm water along the windward bank. This can be a huge factor in the springtime, when baitfish and predators including panfish, bass, walleyes, pike, and other gamefish are attracted to water temperatures warmer than the main lake. On the other hand, wind pushing frigid surface water against shore after a cold front arrives can shut down a hot bite faster than anything. In extreme cases, strong, sustained winds in one direction can actually cause water levels to drop significantly on the upwind side of the lake. On Lake Erie, for example, a steady wind from the west can push enough water eastward to lower water in the incoming Detroit River — located on the upwind side of the system — so much that boat ramps become unusable overnight. It’s worth noting that due to the Coriolis force — a product of the Earth’s rotation that affects the direction of moving objects — currents don’t mirror wind direction, but are bent to the right in the northern hemisphere. The amount of deflection depends on the size of the lake, with a max of about 45 degrees occurring on the high seas and massive inland waters. Deflection also increases with wind speed up to about 14 to 18 mph. Wind-driven currents don’t end at the surface. All that moving water has to go somewhere, and typically it gets diverted when it hits the shoreline, which sends it back across the lake in the opposite direction. This “reverse current" is also affected by Coriolis force, which means it careens off the bank like a pool ball bouncing off a cushion, at another angle to the right of the surface current. All of this sounds complicated, but is worth understanding. Reverse currents can have a big impact on fish location on offshore structure. For example, on Minnesota’s legendary walleye factory Mille Lacs Lake, veteran fishing guide Mike Christensen factors subsurface flows when attacking reefs with slip-bobber rigs, jigs, and crankbaits spring through fall. “Walleyes love incoming current," he says. When the wind first picks up, he often anchors on the upwind face of a structural complex. “It’s hard to go wrong on the windward side at that point," he says. “However, if the lake has seen two or three days of steady wind, a reverse current can develop, causing the current to flow against the wind. When the leeward side of the structure gets hit by that current, walleyes often abandon the upwind face and slide around the back." Wind-generated currents move more than water, of course. Clouds of plankton can be pushed around by the flow, taking with them small baitfish and larger predators. Here, too, understanding where the current is heading can help you play the wind and intercept concentrations of active gamefish other anglers miss.
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Photo by in-fisherman.com

風が吹いて波が出るのは分かると思います。しかし、それにより水面と水面下の両方で発生する流れについて完全に理解している釣り人は多くありません。

まず、ひとつの方向に安定して吹く風は、水面の水を岸に向かって移動させます。暖かく晴れた日であれば、風上から温かい水が押し寄せられ、温かい水が積み上げられます。これは、ベイトフィッシュやブルーギル、バス、ウォールアイ、パイク、その他のゲームフィッシュが早春のメインレイクでより暖かい水温のエリアに引き付けられる大きな要因になる可能性があります。

一方、寒冷前線が来て、風が水面の温度を下げた水を岸に押し付けることですぐさまバスのやる気を失わせることがあります。

さらに極端な場合、一方向に強く吹き続ける風により湖の風上側の水位を低下させる可能性があります。たとえばエリー湖では、西からの安定した強い風が多くの水を東に押し流し、風上となるデトロイトリバーの水位を下げることがであため、ボートランプが一晩で使用できなくなることがあります。

コリオリの力(地球の自転が物体が移動する方向に影響を与える力)により、湖流は風向にかかわらず、北半球では右に傾こうとすることも注目に値します。傾きの量は湖の大きさによって異なりますが、公海や大規模な内水では最大約45度になります。この傾きは、風速が5~8m/秒になると増加します。

風による流れは水面だけにとどまりません。運ばれてきた水はすべてどこかに行かなければならず、通常それは岸にぶつかると跳ね返り、反対方向に送り返されます。この「逆流」はコリオリの力の影響も受けます。つまり、水面の流れは、ビリヤードのボールのように壁から跳ね返るようにバンクを離れる方向と、コリオリの力により右へ傾く方向へも働きます。

これらは複雑に感じるかもしれませんが、理解する価値があります。逆流は、沖の地形変化に着くバスの位置に大きな影響を与える可能性があります。たとえば、ミネソタの人気のウォールアイフィールドであるミラックスレイクでは、ベテランの釣りガイドのマイク・クリステンセンが、フロートリグ、ジグ、クランクベイトで岩場を釣る時、水中の流れを考慮に入れています。

「ウォールアイは流れが大好きです」と彼は言います。風の吹き始め、彼はよく地形変化の風上側にポジショニングします。 「このタイミングでは風上側が間違いありません」と彼は言う。 「しかし、湖で2、3日も風が吹き続けると、逆流が発生し、風に逆らって流れが発生する可能性があります。地形変化の風下側にその流れが当たると、ウォールアイは風上面から消えることがよくあります。こんなときは風下側へ移動します。」

当然のように、風によって発生した流れというのは、止まっている水よりも動いています。プランクトンの群れは、小さなベイトフィッシュやそれを追うビッグフィッシュを引き連れて、流れに乗ってやってきます。この場合も、流れがどこに向かっているのかを理解することで、風を吹いたときに他のアングラーが見落としている高活性なバスの群れを見つけるのに役立ちます。

風で生まれた湖流を読む【バス釣り中級者以上向け】
Image by in-fisherman.com

私のよく行く野尻湖では(ほかでもそうだと思いますが)風が吹き付ける側を釣るというのが基本だと思います。

目立った流入河川がなく、普段はほとんど止水というフィールドですと、特に風と風によって発生した流れが釣果を左右する重要な要素になりますよね。

風が吹いたら、ひとまず風が当たっているバンクを釣れば大丈夫だと思います。

しかし、この記事にも書いてありましたが、そこが人気フィールドだった場合は風がいい感じに当たっているバンクが埋まっていて釣りができないという状況もあるのではないでしょうか。

そんなとき、特に湖流というプラスアルファの要素まで考えると良いのではないかと思います。

記事では水中の流れのことが書かれていましたが、岸に寄せられた水は左右方向にも動くと思います。

そうなると下の図のように

風で生まれた湖流を読む【バス釣り中級者以上向け】
風と湖流の向き

表層の水は左右に逃がされ、この図で言えば右下の2つのワンドを繋げる岬の先端で流れがぶつかり、沖へ向かう流れが発生すると思うんです。

中央上の大きな岬や、左の岸にある小さな四角い岬の周りでも、岸に当たった水が横方向へ逃げたり、反転流となって隣のワンドへ流れ込んだりもすると思います。

こうして見ると、人が見落としているポイントがあったり、必ずしも風が当たっている側のバンク沿いでなくても、釣る場所を見つけられるのではないでしょうか。

もうひとつ、この記事には書かれてあるのですが、詳しく書かれていないことがあります。

それは、ブレイクショルダーです。

風で生まれた湖流を読む【バス釣り中級者以上向け】

記事にあった図のブレイクショルダーを分かりやすくちょっと改造せてもらったのですが、こうすると、逆流がブレイクショルダーを過ぎたところで縦の反転流が生まれるのがお分かりになると思います。

ブレイクショルダーは風のあるなしに関わらず常にバスが着きやすいポイントだと思いますが、逆流が発生した時はさらにバスにとってそこにいる理由が出来上がるはずですよね。

野尻湖でもブレイクショルダーが岸に近いところ、岸から離れたところ、色々ありますが、目立ったブレイクショルダーがどこにあるかを知っていることは、釣りの組み立て上、間違いなく有利になります。

さらにいいますと、砂地のシャローフラットから跳ね返ってきた逆流と、45度のバンクから跳ね返ってきた逆流と、垂直のコンクリート護岸から跳ね返ってきた逆流とでは、波の高さや勢いも違います。これは現場に出ないとなかなかわかりませんが…。

この岸際の要素も見逃せません。これは木崎湖のように垂直護岸が多いフィールドでは重要かと思います。

ただ風が当たる側を釣るというだけでも、風を嫌う他のボートが減って釣りをしやすくなりますのでそれでもいいとは思うのですが、もし釣る場所がなかった場合や、または釣りをレベルアップしたいときなどはさらにもう一歩先、風と湖流が起こす効果までを読んで釣りをするのも面白いと思います。

その時はぜひ当店のマップをご活用くださいませ。

当店マップは用途に合わせて3種類があるのですが、地形を読んだり、風による湖流を読んだりするには、A4テキスト版が便利です!

野尻湖の場合は午前中が南風、午後が北風になり、木崎湖の場合も湖自体が南北に長いため、風が吹けばほとんど北風か南風になることが多く、展開が読みやすいタイプの湖かもしれません。

考えることは複雑なことかもしれませんが、マップをじっと見ながら考えてみれば意外と簡単なことです(岸際のタイプや護岸については実際のフィールドで確認するしかありませんが)。

マップも道具のひとつですので、使いこなすにはマップに対する熟練度にもよりますが、これひとつでかなり有利になると思われますので、野尻湖や木崎湖へお出かけの際はぜひお役立てください!

他のホームフィールドの方々におかれましては、グーグルマップなどを活用して風と湖流の関係を読み、この記事のようになれば幸いです!

それではまた。

毎度ありがとうございます!

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