終わりの始まり…!? 晩秋のバス釣り

2018年12月7日

終わりの始まり…!? 晩秋のバス釣り

 

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Beginning of the End: The Late Fall Period”という記事を引用してご紹介致します。

引用先:bassfishingtips-tactics.com”Beginning of the End: The Late Fall Period”(海外サイトです)

※この記事は2016年10月30日の記事を再編集しています

 

綺麗だった紅葉の葉が落ち、草も枯れ、湖上の風景から鮮やかな色がなくなっていきます。

晩秋という季節は、なんだか寂しくなってきてしまいますよね。

また、長野県では当然と言えば当然なのですが、多くの地域でも防寒ウェアが必要となってきますので、準備や後片付けのことまで考えると、釣りをすることそのものも億劫になってしまう部分があります。

いよいよ、今年も釣り納めかな…などと考えてしまっても無理もありません。

しかし、その前にどうしても1本、納得のいくサイズを釣っておきたいと考えるのも、釣り人の良い部分なのではないでしょうか(笑)

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「bassfishingtips-tactics.com」の記事で、晩秋のバス釣りの考え方などを紹介してくれています。

納得の1本に出会うため、ぜひ読んでみてください。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

晩秋は終わりの始まり・・・?

Even so, the waning part of the fall season can be one of the best big bass periods of any given year…

When the late fall period starts, the migration patterns of the early and mid fall periods are reversed as both baitfish and bass move back out from the creek arms and bays into the main lake area.

Bass will still be actively feeding; they are more prone to be feeding later in the day when surface water temperatures are warmest. This response is related to the actions of the baitfish whose activity is closely tied to the activity of phytoplankton in the open water environment.
During the latter mid to late parts of the day when the Sun is highest, phytoplankton activity increases in the upper portion of the water column drawing the baitfish up as well.

The concentration of baitfish near the surface again creates a situation the bass can capitalize on since the water surface becomes a barrier the bass can use to corral the baitfish making feeding more effective. During the late fall, it is quite common to see pods of baitfish suddenly busting on the surface in the main lake area as the bass are basically herding them against the surface.

Tactics to catch schooling bass include the use of topwaters and stickbaits as long as the water temperature is over 50 degrees F, lipless crankbaits, or weighted jigs and grubs.

Once the surface schooling action dies and bass drop back to deep creek channels or weed beds, the best approach for late fall bass turns to slow, subtle presentation techniques involving hair jigs and spoons.

When fishing hair jigs, adding small profile pork trailers and using a slow, steady and very subtle retrieve is a key factor when effectively presenting these baits. Another approach can be to use a spoon and a slow vertical jigging presentation around deep structure.

The late fall period is often the slowest and most tedious part of the fall season though bass are usually tightly schooled and some days can be truly exceptional. This is especially true when you come across those concentrations of larger bass. Even though their cold-blooded metabolisms are extremely sluggish, well executed, slow presentations of lures such as hair jigs and pork eel combinations can yield excellent results.

Unlike the attraction of bass to foul weather conditions in the early to mid fall periods (when water temperatures are still above the mid fifties), late fall bass are generally turned off during the same conditions. Optimum weather for enhancing late fall bass activity is associated with calm winds and afternoon sunshine which warms surface waters often triggering baitfish activity and bass activity is close behind.

晩秋が終わりの始まりだったとしても、秋の終わりごろというのは、その年で最もビッグバス率の高いシーズンのひとつでもあります。

晩秋に差し掛かると、秋の始まりや中ごろとは逆に、ベイトフィッシュとバスがメインレイクからクリークアームやその入り口まで戻ってきます。

バスは依然として積極的にフィーディングしています。表面水温が最も高くなる午後にフィーディングを行いやすいです。この行動は、オープンウォーターでの植物プランクトンの活動に結びついているベイトフィッシュの活動に密接に関連しています。太陽が最も高い日中から後半にかけて、植物プランクトン活性は表層付近で上がり、ベイトフィッシュも同様に上昇します。

水面にベイトフィッシュが集まるということは、バスが水面をベイトフィッシュを追い込む壁に見立てて利用し、ベイトフィッシュを効果的に食べやすくできる状況を作り出します。晩秋は、ベイトフィッシュが表層に多くなるため、メインレイクでバスが表層にベイトフィッシュを追い込み、突然ボイルが起こるのを見ることはかなり普通のことです。

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Photo by Bass Fishing Tips & Tactics

 

スクールするバスをキャッチするにはバイブレーションやジグヘッド&グラブを使い、水温が10℃以上ならばトップウォータープラグやスティックベイトも加えます。

表層の群れがいなくなると、バスはディープのチャンネルやウィードベッドに落ちていきます。そうなった場合バスにアプローチする最善の方法は、ヘアジグやメタルジグなど含めて、遅く、フィネスなプレゼンテーションをすることになります。

ヘアジグを使うとき、小さなシルエットのポークトレーラーを加え、ゆっくりと使います。このルアーを使うカギは繊細に、ゆっくりとしたステディリトリーブで使うことです。もう一つのアプローチとして、ディープの地形変化のあるところでメタルジグをゆっくりとバーチカルジギングすることがあります。

いくつかの例外的な日を除いて、晩秋のバスは一カ所に集まり、多くの場合はもっともスローで、最も退屈な期間となります。特にビッグバスの群れを狙おうとしたときに、これは真実となります。それでも、たとえ冷血動物であるバスの代謝が悪かったとしても、ヘアジグ&ポークイール(細長いポーク)をスローにプレゼンテーションすることを実行していけば、良い結果を得ることができます。

秋の初めから中ごろの水温が約13℃以上あるようなときは、荒れ模様の天気がバスにとって魅力的になるのとは異なり、晩秋のバスはそういった天気ではスイッチがオフとなります。晩秋のバスを活発にする最適な天候はベタ凪と、ベイトフィッシュの活動を活発にしてくれる、表層を温める日差しに関わっています。そうなれば、バスの活動もすぐ後に迫っています。

303Photo by Bass Fishing Tips & Tactics


 

いかがでしょう、晩秋のバス釣り。

まず、晩秋というのがいつごろの話かということになると思いますが、この記事での晩秋というのは水温13℃から10℃に落ちる頃という感じですので、何月ごろと決めるのではなく、皆さんがお住まいの地域にこの水温を当てはめてみればいいのではないかと思います。

表水温が10℃を切るのは意外と遅く、これに当てはめれば12月ごろまで晩秋という地域が結構あるのではないかと思います。

そう考えると、12月でもトップウォーターの可能性があるということで、非常に楽しそうです。そのころでも実際にボイルが起きるのを見かけるようであれば、試してみる価値は充分にありますよね。

 

一般的にデカバスが釣れやすいのは春のスポーニングシーズンとされていると思いますが、秋のビッグバスというのはお腹の中が卵ではなく、食べ物でいっぱいになっているという違いがあります。

そういったバスの引きはスポーニングの頃よりも強く、激しく、長いファイトをしてくれますので、1本の感動がとても大きくなるのではないかと思います。

私個人の意見ではありますが、この時期に釣り収めをしてしまうのは本当はもったいないと思っております。

1つのバイトを取るのも難しい季節ではあるのですが、ぜひフィールドで腹パンパンの感動の1本に出会っていただきたいと思います。寒い季節の見方が変わるかと思いますよ(上からものを言うようですみません)。

 

記事に中にヘアジグというのが出てきましたが、日本ではまだあまり馴染みがないルアーになります。当店でも少しだけ扱っております。ので、よろしければお試しください。

終わりの始まり…!? 晩秋のバス釣り

スプロ・ファトフライヘアージグ1/8ozの売場へ行く

ファットフライは2個入りで680円とかなりお求めやすい価格設定ですね。

 

終わりの始まり…!? 晩秋のバス釣り

ピカソ・スペシャルFX ヘアージグ 1/4oz

ピカソのヘアージグは1/4オンスですがかなり大型でボリュームのある仕様です。

 

終わりの始まり…!? 晩秋のバス釣り

LOADED for BASS・ ジグトレーラー Finesse Frog

フォールスピードやアクションをスローにするためのポークトレーラーはこちらをどうぞ。ローデッド・フォー・バスの人工ポークトレーラーですが、乾燥しても再利用でき丈夫で吸水性があります。フォーミュラ剤との相性が良く、お好きなフィーミュラを染み込ませて使うことで長い間、匂いが漂うことになります。

 

是非是非お試しください。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!