ケビンバンダムのフィネスフィッシング

ケビンバンダムのフィネスフィッシング

Photo by mossyoak.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”WHEN KEVIN VANDAM FISHES WITH FINESSE”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:mossyoak.com”WHEN KEVIN VANDAM FISHES WITH FINESSE”November 30, 2018(海外サイトです)

 

皆さんはフィネスな釣り、よくされますでしょうか。

フィネスな釣りを良くするというのは、どんなときでしょうか。

フィネスという言葉は直訳すれば精巧、巧妙といった意味となりますが、バス釣り用語としてはこれではいまいちピンとこないんですよね。非常にあいまいな言葉を使えば、パワーフィッシングの反対、という感じでしょうか。

日本を代表するバスプロのひとりに、青木大介プロがいます。彼のイメージはまさしく「フィネスフィッシングの達人」という感じで、青木プロのフィネスフィッシングの前には、口を使わないバスはいないんじゃないかと思わされるほどです。

実際、これまでのトーナメントを振り返ってみても、フィネスな釣りで数々のフィールドの表彰台に上がってきたのは言うまでもないのですが、DSTYLEより先日(2018年11月)発売されたルアーはクロールアップというクランクベイトでしたし、2017年の全日本バスプロ選手権の東日本大会ではワーム禁止の河口湖とはいえ、RTO、ショットオーバー2、ファットペッパーマグナムというブリブリなクランクをメインに使って優勝をしています。

これは青木プロがフィネスの使い手ということだけではなく、フィネスな釣りもパワーフィッシングも使えたうえで、その時時の状況にしっかりと戦術をアジャストできることを表しているのだと思います。

アメリカに目を移すと、ご存知、ケビンバンダムという生きる伝説がいます。彼のイメージは青木プロとは逆に、パワーフィッシングの申し子といった感じです。クランクベイトとスピナーベイトを軸に、あらゆるトーナメントを勝ちまくっているのですが、彼もまた、スモールマウスバスを相手にしたフィネススタイルに絶対の自信を持っており、多くのスモールマウス戦を勝っています。

やはり強いプロというのは、どこでフィネスな釣りをすればいいのかという使い分けがハッキリしているのでしょう。

この記事は、アメリカのフィッシングとハンティングの情報を中心としたウェブメディア「MOSSY OAK」の記事で、ケビンバンダムにフィネスな釣りについてインタビューされたものです。

ケビンバンダムのフィネスフィッシングの考え方をぜひ学んでみましょう。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

ケビンバンダムのフィネスフィッシング

I always start out fishing with moving baits and reaction baits, because those lures give me a great way to cover a lot of water and find bass. If I can’t see the bass and don’t know where they’re holding, then I believe that powerbait fishing is the best way to locate the bass. Besides using powerbait fishing to locate bass, I also use my Humminbird electronics to see the bass.

I don’t like to cast finesse baits until I know I’m in a good area that’s holding bass. If I’m fishing in really clear water and I can see the bass, then I need to be throwing a finesse worm. Also, any time I’m catching bass and the bass quit biting, I use finesse baits to try to put a few more bass in my livewell. I always have finesse baits tied on my rods when I’m fishing. Finesse baits are just another tool in my arsenal of lures to use to catch bass. But once again, I have to know where the bass are before I go the sissy bait route. Too, if I’m fishing a buzzbait, a spinner bait or a topwater lure, and a bass blows up on that bait, I may pick up the rod with my finesse bait and cast it to the same place where the bass has missed my topwater or subsurface lure. Sometimes I’ll get a short strike on my spinner bait. When a bass misses my spinner bait, I know where the fish is. Then all I have to do is cast to it with a bait that I feel confident it will take like a finesse worm.

Without a doubt, the drop-shot rig with a Strike King Half Shell or a finesse worm are my go-to baits. Next, I like a Strike King Ocho, which is a soft plastic stick worm. This bait requires patience to fish. My third lure will be a small jig.

The lightest test line I’ve used in a tournament would be a 4-pound-test line. But to be honest, I don’t really like to use less than 6-pound test. In ultra-clear water, light line lets finesse baits create the best action they can and allows me to present a light, small lure as effectively as I possibly can. In really clear water conditions, often you’re forced to use that light line. Another advantage to using really light line is that light line enables me to cast super-small lures much farther than I can with heavier line. But for most of my fishing, I try to use the heaviest line I can to help me land as many bass as possible.

私はいつも巻き物系やリアクション系のルアーから釣りをスタートさせます。なぜなら、これらのルアーは広いエリアをカバーでき、バスを見つけることができるためです。私がバスを見ることができず、どこにいるのかも分からないようなとき、パワーフィッシングがバスを見つける最良の方法だと私は信じています。バスを見つけるためにパワーフィッシングをすることに加え、バスを探すためにハミンバードの魚探も使用しています。

私はバスがいる良いスポットを見つけるまで、フィネスルアーはキャストしたくありません。かなりのクリアウォーターで釣っていて、バスが見えるような場合は、フィネスワームを投げる必要があります。また、私が何本かバスをキャッチしてバイトが止まってしまったようなとき、ライブウェルにもう少しバスを追加したいときにフィネスルアーを使います。釣りをしているときはいつも別のロッドにはフィネスルアーを結んであります。フィネスルアーは、バスをキャッチするためのもうひとつの武器となるルアーとして私は使っています。しかし、繰り返しになりますが、私はバスがそこにいると分かっていないと、フィネスルアーという手段には出ません。それに加えて、バズベイト、スピナーベイト、トップウォータールアーで釣っているとき、バスがそのルアーにミスバイトした時、私はフィネスロッドを手に取り、バスがトップウォーターや表層のルアーにミスした同じ場所にキャストすると思います。スピナーベイトにショートバイトしてくることもあります。バスが私のスピナーベイトにミスバイトすれば、私はバスがどこにいるかがわかります。そこで私がしなければならないことは、私が信頼しているフィネスワームをすぐさまそこにキャストすることです。

ストライクキング・ハーフシェルやフィネスアームのダウンショットリグが私の使うルアーで間違いありません。次はストライクキング・Ocho(オチョ)で、これはワーム素材のスティックベイトです。このルアーは釣る時に忍耐が必要になります。3番手のルアーはスモラバになります。

ケビンバンダムのフィネスフィッシング

私がトーナメントで使った最も細いラインは4ポンドラインです。しかし正直言うと、私は6ポンド以下のラインを使用することを好みません。非常に水がクリアなとき、細いラインはフィネスワームの最高のアクションを作り出し、同様に小さなルアーで効果的に正しいプレゼンテーションを可能にします。かなりのクリアウォーターコンディションの時は、そういった細いラインを使うことを余儀なくされます。本当に細いラインを使用するもう一つの利点は、細いラインを使用すると、太いラインよりもはるかに遠くまで超小型ルアーをキャストできるということです。ただし、私の釣りのほとんどは、できるだけ多くのバスをランディングできるよう、できるだけ太いラインを使うようにしています。

ケビンバンダムのフィネスフィッシング

Photo by mossyoak.com


 

いかがでしょう、ケビンバンダムのフィネスの釣り。

アメリカのフィールドと日本のフィールドでは、バスへのアプローチが違うため、この記事の内容をそのまま真似すればいいというものではないと思います。

ケビンバンダムの考え方として、バスがいると分かっている時、細いライン(でもなるべく太いライン)を使ってフィネスな釣りをするのには躊躇しないと言っているのだと思います。

私の場合、フィネスが好きというわけでもなく、パワーフィッシングが嫌いなこともなく、どちらも好きなのですが、フィールドに出るとどうしても、ワームの方が釣れるのではないかと思ってしまい、初めからワームを使ってしまうことが多いのですが、この記事ように適材適所で判断して釣るのが、本当は一番釣れるのだと思います。

そういうところをもっと磨いて、いろんな釣りに自信が持てるようになりたいなと思いました。

さて、ケビンバンダムが一番の信頼を置くストライクキングのダウンショット専用ワーム「ドロップショットハーフシェル」ですが、当店にもいくつか在庫がございます。

ケビンバンダムのフィネスフィッシング

ストライクキング・KVDドロップショットハーフシェル 3.5インチの売場へ行く

カラーラインナップは次の通り

ケビンバンダムのフィネスフィッシング

デザインもよく非常に魅力的なカラーばかりです。ケビンバンダムのトーナメント優勝ワームの力をぜひお試しください。

そしてこのドロップショットハーフシェルは桧原湖遠征の時に45クラスをはじめナイススモールを多数わたしに連れてきてくれたワームです。

ケビンバンダムのフィネスフィッシング

 

また、これよりもやや先に発売され、その前年に大活躍したワームがこちら

ケビンバンダムのフィネスフィッシング

ストライクキング・KVDドリームショット 4インチの売場へ行く

カラーラインナップは次の通り

ケビンバンダムのフィネスフィッシング

こちらもケビンバンダムが愛用するダウンショット用ワームですので、ぜひお試しくださいませ。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!