好調!ミラージュスティック3.0インチで早春の木崎湖スモールマウスバス

前回に引き続き、ミラージュスティックで早春の木崎湖スモールマウスバスを狙いに行ってみました。再現性のある釣りができれば、自分が上達したのか、木崎湖が釣れているのか、どちらかのことが言えると思うのですが、さてどちらでしょうか!?
こんにちは!店長の小山です!
本日は2020年3月26日の木崎湖釣行の様子をお伝えさせていただきます。
いよいよ木崎湖が本格的に開幕?
前回は3月13日の釣行でしたので、私的にはあまり間を開けずに再訪したという感じで、まだ前回の余韻も残っている状態です。
まだこの時期の木崎湖の釣りに慣れていないですし、前回3本も釣れたのがまぐれだったとしても、今回また同じ釣りが再現できれば、一歩上達と言ってもいいかなと思い、あまり間隔を開けないようにしてみました。
この日はモダンボートさん自体は休業日だったのですが、フィールドレポートスタッフとして湖上へ出たという感じです。私も半分スタッフ扱い(笑)

さて、どうなることかと思いつつ、ひとまず当日のデータ
- 天気:晴れ
- 気温:-4℃→17℃
- 風:無風~午後になって北風微風
- 水温:6℃~10℃
- 水質:クリア、ターンオーバーしているところはやや濁り
前々日まで寒冷前線による冷え込みがあり、前日から暖かくなってきたのでこの日はチャンスかと思ったのですが、意外とタフで、この時期にしてはボートが結構多かったのですが、あまり釣れている感じではなかったかもしれません。
それではひとまず動画をご覧ください。動画にすると釣れているようなイメージになるのですが、タフなんですよこれが。
早春の木崎湖の狙い方が分かってきました
前回よりも釣果は減ってしまいましたが、個人的にはまあまあタフだった日にしては上出来だったと思っています。
おかげさまで、色々な方のお話を聞いたりしてこの時期の狙い方が分かってきました。
動画内でも少し触れていますが、ここで補足させていただこうと思います。
まずこの時期に木崎湖で狙うエリアですが、私の場合ですが、他よりも水温が「高いエリア」「水温が上がりやすいエリア」です。
ちなみに一年のうちこの時期の数週間だけ、木崎湖でラージマウスバスがシャローに見えるようになり、常連の方々や上級者の方は狙って釣っているのですが、私は主にスモールマウス狙いです。スモールマウス狙いとして書いていきますね。
水温と併せて、ユスリカが孵化した時の抜け殻が大量に浮いていることがあるのですが、これが出始めるとワカサギが孵化(羽化?)する前にボトムから這い出た幼虫を食べに集まるようで、それを狙ってバスがボトムを見ている時期があるようなんですね。

これが水温が上がりやすいエリアの条件でもあるハードボトム(この場合は砂地)、フラット、水深、ベイトがリンクするという、好条件が重なる狙い目スポットになるようです。
しかしながらこの抜け殻は風に流されやすいですから、そのエリアで発生したものなのか、前日までの抜け殻が風などで流されてここにあるのかの判断をしなければなりませんので、過信しすぎないようにしてくださいね。
しかもこの抜け殻が発生するのはおそらく1週間から数週間程度のものですので、ご注意ください。
次にそのワカサギについてですが、基本的にはこの時期はまだ10メートルぐらいかそれより深いところにいるのが普通なのですが、産卵をしたワカサギは弱って体力が落ちるからなのか、身体にカビが生えたような大きな個体の小さな群れ、または単体を表層で見かけることがあります。

これがいると一見チャンスのように思えるのですが、こんなワカサギを捕食するようになるのはもう少し後のようです。もしかしたら夜間はこういうワカサギを食っているのかもしれませんが、分かりません。
先ほどのユスリカの抜け殻にも関連するのですが、このワカサギを見つけるよりも、死んだワカサギが流れ着いているようなところは水の動きが少なく、水温が上がりやすい傾向があるようですので、そういう意味でワカサギを見つける方が良いかもしれません。
あとは前回に引き続き水深4.5くらいのところにサーモクラインができており、これより深いところは冬の魚で釣りにくいと思います。
釣るなら4.5メートルよりも浅いレンジに絞った方が、食い気のあるバスに出会えると思います。
ただ、このバスは魚探に映らないので不安になります。4.5メートルより浅いレンジにいるバスの中でも口を使うのは3.5から4.5メートルにいるバスだと思います。そのバスが浅いところまでルアーを追いかけてきて、半根掛かりしたときに止まって、外れた時に食っている傾向があるような気がします。
クリアな木崎湖ですから、たまーにそのレンジのバスを目で見ることができるのですが、常に動いていて足が速い感じがするのですが、うまくタイミングが合えば簡単に食ってくる、という感じでしょうか。ということで良い場所のランガンが有効かもしれません。
他にも水深2メートルより浅いところの見えバスもいるのですが、このバスは日向ぼっこ的な感じなのか、じっとしていて私には釣りにくいやつです。一応キャストしてみますが、だいたい無視されます(笑)
狙うべき場所とレンジは今のところ、こんな感じになるかと思います。
100%正解というものではありませんが、よろしければ覚えておいてみてください。春は季節の進みが早いですので、また4月になればパターンが変わってしまうかもしれないのですが…。
釣れるのはルアーの良さもある
さて、こうして意外とタフなコンディションのなかでも再現性のある釣りができたのは、釣れるルアーを使ってこそだったのではないかと思います。
プロフェッサー・ミラージュスティックが私の早春の木崎湖の釣りに自信を持たせてくれています。
当店は通販専門ですので、商品に触ってもらえないのが残念なのですが、とてもいい独特の柔らかさと弾力があり、良いカラーリングと相まってとても「釣れる感」漂うワームかと思います。
もしお近くの釣具店に実物がある場合は、パッケージの上からそっと触ってみてください。
ということで今回のフィールドレポートでした。
前回はメスが釣れましたが、今回の魚は多分ですが2匹ともオスのような気がします。
オスが釣れるのはもう少し後だと思っていたのですが、やはり暖冬からの季節が早いのか、それとも季節の進行具合が早いのか。
普段より一か月ほど早いように感じる木崎湖、チャンスは来ています。
ぜひ、ナイスなスモールを狙いに行ってみてください!
それではまた。
毎度ありがとうございます!