シャローのバス攻略の決め手!フローティングワーム釣りの基本

シャローのバス攻略の決め手!フローティングワーム釣りの基本
Photo by mossyoak.com

特にラージマウスバスのスポーニングからアフタースポーンのシャロー攻略に抜群の効果を発揮するフローティングワーム釣り。リグの仕方から水面直下のプレゼンテーションテクニックまで、この古くて新しい手法の基本を徹底解説します。バス釣り初心者さんから上級者まで、フローティングワームにトライ!

こんにちは!店長の小山です!

みなさんはフローティングワームを使ってバス釣りをされたことはありますでしょうか。

フローティングワームというのは文字通り水に浮かぶソフトベイトのことです。

ここ最近は高比重系のワームが大人気ですよね。塩を大量に含んでよく沈むワームを基本はボトムでの放置からの時々トウィッチを入れてバスに気付かせる、みたいなやつです。

これ、よく釣れますよね。

フローティングワームもこれと考え方はほぼ同じで、高比重とは逆に水面をボトムに見立てて、浮かせたまま水面で放置、時々トウィッチ。これでバスが浮いてきてガブ!という釣りです。

これは20年くらい前にめちゃくちゃ流行った釣りなんですよね。

今はあまりやっている方は多くないかもしれません。今は浮力のあるワームをダウンショットやジグヘッドやキャロライナリグであえて沈ませて使うのがトレンドと言えるかもしれませんね。

では、昔ながらのフローティングワームの釣りはもう釣れないのかといえば、そんなことはありません。

この記事は、アメリカのアウトドアアパレルブランド「Mossy Oak」の記事で、ライターのフィリップ・ジェントリー氏が、フローティングワームのバス釣りについて解説しています。

ベテランさんにはいにしえのリグを懐かしむのもよし、知らなかったアングラーさんには新しいテクニックとして、ぜひこのリグについて学んでみてください。

フローティングワームとは何か?

WHAT IS A FLOATING WORM?


Before starting any “How-To” article, its best to define a few parameters. So, what is a floating worm? Generally speaking, floating worms will float due to the manufacturing process of air-injection, however, many baits used for floating worm fishing are actually just neutrally buoyant or even sink. Floating worm is a term often used interchangeably with trick worm and again the sink rate of the bait may spell the difference. Finally there’s a wacky worm, which is better described as an alternate way to rig a floating worm or similar straight tail bait before more modern varieties were created to only be fished sideways.

In it’s original sense, a floating worm is a 6 – 8 inch straight tail worm, molded from one of several variations of plastic polymer. Most conform to actual earthworm morphology with a tapered head, a ring-like band (which is called a clitellum), and a flat tapered tail.

HOW TO RIG A FLOATING WORM


To rig the floating worm, start with an offset worm hook in the 3/0 – 5/0 size range tied directly to the end of your line. Some anglers will insert a swivel and/or a section of fluorocarbon leader above the hook but those two items are counter-productive to the presentation of the bait. If line twist is an issue, let the rig spin out between casts and you should be fine.

Insert the point of the hook into the head of the worm the same distance as the offset on the hook, then twist the point out of the side of the worm and measure up where the bend in the hook should go and re-insert the point, perpendicularly through the body. Grasp the body between the two points and insert just the tip of the hook into the skin of the worm so the whole thing rides completely straight with both the offset and the point hidden in the plastic.

FLOATING WORM PRESENTATION
Floating worm fishing is generally best in water less than 10 feet. Since you have rigged it weedless, find some heavy cover to throw the bait into. Weed beds, rocky shoals, stumps and standing timber and boat docks are all good choices – any place a bass will hole up either during the spawn or right after.

While some baits attract fish by the way they splash down on the cast, the appeal of a floating worm is how it’s not there one second and suddenly there, right in the face of the fish, the next. To attain this stealthy presentation, cast the bait far past the area you want to target. Throw it up on the bank if you like, then ease it in the water and snake it along, just under the surface.

Some anglers impart a walk the dog retrieve when fishing the floating worm. That’s great for covering a lot of water when a bass could be anywhere between you and the boat. Another great retrieve is to slow-twitch the bait just under the surface until it’s past the edge of a log, weed patch, or drop off and then stop allowing the bait sink backwards under the cover.

READ MORE: HOW TO FISH A PINK WORM
If this back drifting presentation is garnering a lot of strikes, you can insert a small finish nail or worm weight into the tail of the bait to give it some rearward weight and cause it to fall that way. This is done at the cost of the natural action of the bait that makes it so enticing to random open-water fish.

The floating worm is typically presented on spinning tackle, although most dock skipping bait casting anglers would disagree. Start with medium-to-medium heavy tackle, depending on where you’ll be fishing. With no additional weight than the bait and a hook, longer rods – 7 – 7 and ½ feet will help you get the distance you want for fishing shallow water and spooky fish. A wide spooled spinning reel will also help achieve distance without compromising accuracy of your cast.

A final note about line size and clarity is to use something you can see on the surface and something strong enough to horse a good fish away from heavy cover. Many times, a bass will grab the bait on a slack line and move off. Allow a few seconds for the fish to inhale the entire bait, then set the hook.

While it’s great to stay abreast of the newest trends, don’t forget the old ways, because a floating worm still catches fish, especially between the spawn and post -spawn periods for largemouth bass, and not keeping it in your bass fishing arsenal is a mistake you don’t want to make.

釣りかたのことを書く前に、まずはいくつかの定義をしておく必要があります。フローティングワームとは何でしょうか?

一般的には、製造工程のなかでワームに空気を注入することで浮くようにされたものです。しかし、実際にフロートワームフィッシングとして使われるワームのなかにはサスペンド程度の浮力か、シンキングのものもあります。

フローティングワームという言葉はトリックワームと同じ意味で使われることが多く、ワーム自体が持つフォールスピードに違いがあることに問題はありません。

ワッキー専用ワームというのもありますが、これは最近になって専用ワームが作られたもので、フローティングワームや同様のストレート系ワームの横にフックを刺して使ったものが発展したものと考えていいでしょう。

本来の意味では、フローティングワームとは6インチから8インチのストレートテールワームで、様々な種類のポリマープラスチックでできています。ほとんどがミミズの形状を模して作られ、先端が細くなり、リングの帯状部(クリテラム・日本語ではハチマキと呼ばれる部分)や平べったいテールなどもあります。

フローティングワームのリギング方法

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フローティングワームのリギング方法は、3/0から5/0サイズのオフセットフックをラインに結びます。アングラーによっては上側にスイベルやフロロリーダーを使う人もいますが、それらはルアーのアクションを損なう可能性があります。ラインがねじれる心配があれば、キャストの合間にヨレを取ればよいでしょう。

フックの先端をワームの頭部に、フックのオフセット部分と同じくらいの長さまで差し込みます。そして、ワームの側面から先端を出し、フックの曲がり部分が入る位置を計って、垂直にフックの先端を再度ワーム本体に差し込みます。ワーム本体をフックの2か所でつまみ、フックの先端をわずかにワームの表面に食い込ませると、ワーム全体がまっすぐな状態でオフセットと先端が隠れた形になります。

フローティングワームのプレゼンテーション

フローティングワームの釣りは一般的に水深3メートル未満のシャローで有効です。ウィードレス効果の高いリグのため、濃いカバー中にキャストできます。ウィードベッド、岩場のシャロー、スタンプや立ち木、桟橋など、バスが産卵期や産卵直後に潜む場所が適しています。

キャストしたときの水しぶきでルアーが目立つ場合もありますが、フローティングワームの魅力は、さっきまでそこになかったものが、次の瞬間には目の前に現れることです。この絶妙なプレゼンテーションを狙って行うには、狙いの場所より遠くへキャストしましょう。陸にキャストしても構いません。そして、ゆっくりとワームを水面で這わせながら、狙いの場所まで持っていきます。

フローティングワームで「ウォーク・ザ・ドッグ」のアクションをさせるアングラーもいます。バスがどこにいるかわからない時に広範囲をカバーできる点で有効です。

もうひとつの有効な使い方は、木の根元やウィードベッドのエッジ、ブレイクラインの手前までゆっくりとワームをアクションさせ、そこで止めて徐々に沈めていくバックドリフトのような方法です。

このバックドリフトで多くのアタックがある場合、ごく小さなネイルシンカーをテール部に入れるとテールから沈みやすくなります。しかし、そうするとワームの自然なアクションが損なわれ、オープンウォーターにいる魚を惹きつける力が落ちてしまいます。

フローティングワームは一般的にはスピニングタックルで使用しますが、ベイトタックルで桟橋にスキッピングで入れていくのが得意なアングラーは反対するしれません。

釣り場の状況に合わせて、ノーマルからややヘビータックルを選びます。ウェイトやシンカーを使わないため、7フィートか7.5フィートといったロングロッドのほうがスレたシャローのバスに違和感ないロングアプローチができるメリットがあります。ワイドスプールのスピニングリールを使うのも、キャスト精度を落とさずに遠投しやすくなります。

最後に、ラインについては水面から見えるものを選び、強度も重視しましょう。木の根元などの隠れ家から良型のバスをひきずり出す必要があるためです。

多くの場合、バスはラインがたるんでいる時にバイトして離れていきます。バスがワームをしっかり吸い込むまで数秒待ってから、フッキングしましょう。

最新トレンドを追いかけるのも大切ですが、古典的な手法も忘れずに。フローティングワームはまだまだバスを釣ることはできますし、特にラージマウスバスのスポーニングからアフタースポーンの時期に有効です。

このテクニックをあなたのバス釣りに採り入れないのは、あなた自身の損失になるはずです。

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古くからあるフローティングワームでのバス釣りでは、オフセットフックを頭から刺して使うというものでした。

これでトゥイッチを入れるとワームならではの大変なまめかしいドッグウォークアクションを起こします。

カバーにも強いため、記事にも書かれていた通り、一度陸地にキャストして静かに着水させるというテクニックも使えますね。

それからしばらくして、ワッキー掛けのフローティングワームのテクニックも登場しました。

ワッキー掛けで使うと、トゥイッチを入れてもワームが手前によってきにくくなるので、より1点で誘う釣りができるという感じです。

トップウォーターの釣りのため、アングラーが直接目で見て確認しながら釣りができるというのも大きなメリットです。

使うワームの長さ、硬さ、形状でアクションがまったく変わるのを試してみながら、バスが見に来るのかどうかも同時に観察できますので、大変楽しい釣りでもあります。

また、この記事ではスイベルやフロロリーダーを使うのはワームのアクションを損ねてしまうと書かれていましたが、少し沈めただけでバスの反応がよくなることはありますし、見えにくいフロロカーボンラインを使うメリットもあると思いますので、試してみて良いのではないでしょうか。

最近はメーカーさんでもフローティングワームを作っているところが少ないので、釣具屋さんで見かけないかもしれませんが、もし見つけましたら一度ためしてみてはいかがでしょうか。

あまりみんながやっていない釣りは逆にチャンスでもありますからね!

それではまた。

毎度ありがとうございます!