早春のバス釣りは水温が暖まりやすいポイントを釣るべし!

早春のバス釣り水温
Photo by shopkarls.com

春のバスは活性が上がって来るとはいえ、まだ長い冬休みを終えたばかり。急に高活性になるのではなく、フィールド全体的にみて徐々に上がっていくものなんですね。このタイミングではどんな風にバスを釣ればいいのでしょうか。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Spring Fishing Tips: Find The Warm Water And Find The Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com”Spring Fishing Tips: Find The Warm Water And Find The Bass”

すっかり春がやってきましたね!

冬と比べるとあきらかにバスの活性が上がるのが春ですから、バス釣りを本格的に再開するぞ!

と思っている方も多いのではないでしょうか。

私も早く冬に我慢してきたうっぷんを晴らしたくて仕方がないのです!

しかし、冬は私たちと同じようにバスにとっても長いお休みだったはずです。

長く休んでいたものは、急に動くことができません。

春になったからといってフィールドの全てのポイントでバスが動き出すというわけではなく、早くから動き出す場所やポイントはだいたい決まっているんですよね。

では、いったいどこを狙えばいいのでしょうか。

この記事は、アメリカのバスタックルショップ「Karl’s Bait & Tackle」のブログ記事で、春に狙いたい水温が上がりやすい場所や釣りかたが解説されています。

冬休み明けのバスを狙うために、正しい場所と釣りかたを学んでおきましょう。

水温が高い場所がアツい

早春のバス釣り水温
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水温が上がりやすい場所の例

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
Warm Water Is Essential Examples of areas to look for fish during the Spring. It’s no secret that largemouth bass seek out warm water after a cold winter. However, it’s important to note that the warmest water can be found in different areas of the lake, depending on various factors. While the northwest corner of a lake is often a good starting point for those unfamiliar with the body of water, it’s not always where the warmest water will be. In fact, after years of experience, I’ve found that warm water can be located almost anywhere on the lake.

ラージマウスバスが寒い冬の後に水温が高い場所を探すのはよく知られていることです。 ただし、さまざまな要因により、湖のそれぞれのエリアで最も水温が高い場所があることに注意することが重要です。 そのフィールドに慣れていない人にとっては、フィールドの北西の角が出発点と考えても間違いではありませんが、常に最も高水温であるとは限りません。 実際、何年にもわたる経験によれば、湖のほぼどこにでも高水温エリアがあることがわかりました。

水深の浅い黒いボトムが温まりやすい

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When searching for largemouth bass in the spring, it’s worth keeping an eye out for dark bottom bays. They tend to be particularly promising spots on sunny days as the dark bottom absorbs heat, which in turn attracts both bass and baitfish. Another tip is to seek out the smallest, shallowest, and most isolated bays on the lake. These areas will warm up more quickly due to the limited water volume, and as soon as the ice melts and the sun starts shining, largemouth bass will start congregating in these small bays.
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春にラージマウスバスを探すときは、暗い色のボトムを注意深く探しましょう。 暗い色のボトムは熱を吸収し、バスとベイトフィッシュの両方を引き寄せるため、晴れた日には特に有望なスポットになる傾向があります。 もうひとつは、湖で最も小さく、最も浅く、孤立したワンドを探すことです。 こんなエリアは水量が限られているため、より早く温まり、氷がとけてくるとすぐにラージマウスバスたちはこういった小さなワンドに集まり始めます。

タイミングを見極めて

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Keep in mind that not all fish in the system move up at the same time. In fact, this process, at least in the north, can be drawn out over the course of weeks. Bass will begin their general migration towards the shallows. Some will move all the way up immediately while others will stop in staging areas before going the rest of the distance. Look for big, female largemouth bass to use these deeper water staging areas before moving in shallow to feed and spawn. Typically, the best way to find these staging areas is to locate the spawning bays and backtrack to the nearest access to deep water. Oftentimes, these areas are the points and flats directly outside of spawning bays.
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季節の進行とともにすべてのバスが同時に移動するわけではないことを忘れないでください。実際、春のバスの移動は、少なくともアメリカ北部では、何週間にもわたって行われることがあります。バスはシャローに向かって移動し始めますが、すぐに向かうものもいれば、中継地点(ステージングエリア)に立ち寄ってからシャローに上がるものもいます。

大型のメスのラージマウスバスは、食べ物やスポーニングのためにシャローに移動する前に、これらエリアの中でも水深のあるステージングエリアを使用することを忘れないでください。

ステージングエリアを見つける最良の方法は、スポーニングエリアから最も近いディープエリアに繋がっている場所を探すことです。これらのエリアは多くの場合、スポーニングエリアの外側にある岬やフラットです。

ルアー選びはシンプルに

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Lastly, bait selection is key this time of year. Because there are so many fish in so many different areas, you have to be ready for anything as an angler. However, when simplified, fishermen don’t need many baits to be successful in the early spring. For staging, deeper fish, an assortment of mid-depth crankbaits, rattlebaits, and heavier swim jigs are good options. This time of year, slow retrieves seem to work best. If the bass are around, they will munch whatever you throw. Throw your confidence and go-to baits. The same goes for shallow water fish. Anglers will find great success with weightless soft plastics like Texas-rigged finesse worms and Senkos as well as wacky rigs. If you are fishing a large spawning bay and need to cover water, look to swimbaits or swim jigs. Bomb cast these baits as far as you can, slow roll them on the bottom, and hold on for dear life.
早春のバス釣り水温
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最後に、この時期はルアー選びが重要です。 さまざまなエリアに多くのバスがいるため、アングラーとしては何にでも備えておく必要があります。 しかし、よりシンプルに考えることで、早春の釣りには多くのルアーは必要としません。 ステージングしているよりディープのバスにはミディアムクランク、バイブレーション、重めのスイムジグなどがいいでしょう。 この時期は、スローリトリーブが良いでしょう。 バスが近くにいれば、何を投げても食ってくるはずです。 自信を持って信頼しているルアーをキャストしてください。

シャローのバスも同様です。 アングラーは、小さめのワームのテキサスリグや、ヤマセンコーなどのノーシンカーやワッキーリグで大きな成功を収めることができます。 大きなスポーニングエリアで釣りをしていて、広く探る必要がある場合は、スイムベイトやスイムジグもいいでしょう。 これらのルアーは遠投が効くのでできる限り遠くまでキャストし、ボトムでスローリトリーブすることを徹底してください。

早春のバス釣り水温
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バス釣りには「セオリー」というものがいっぱいあるんですよね。

「春に一番水温が上がりやすいのは湖の北西」というのはよく耳にする言葉だと思います。春のバス釣りではフィールドの北西角から目を付けるのはセオリーですよね。

しかし、実際に釣れ始めるのがそこかといえば、私の経験上だけでみても、そんなことはないと言えると思うのです。

たしかに、特にフィールド全体が南北に長い場合はかなり長い時間をかけてスポーニングエリア(釣れるエリア)が移り変わっていくのですが、そんなにシビアに分かれているような感じもないと思います。

この記事に書いてある通り、むしろそのエリアでシャローに暗い色のボトムがないかどうかを探すことの方が重要かもしれないと感じました。

また、通い慣れたフィールドであれば、自分が過去の同じ季節にどこで釣ったことがあるかは覚えていると思いますので、そのエリアを狙うのはかなり有効だと思います。

その場合は、また新しい気持ちをもって使うルアーやスピードを考えていくといいのではないでしょうか。

水温が上がりやすいポイントが良いということ自体は間違っていないと思いますので、そのような視点をもってフィールドを観察し、仮説を立てて狙ってみるとまた楽しみや学びが増えるのではないでしょうか。

私の周りでもナイスな釣果がバンバンあがってきて、めちゃくちゃ焦っています(笑)

私も早くみなさんに追いつきたいです!

それではまた。

毎度ありがとうございます!