ベイトリールでのラバージグのスキッピングのコツ

ベイトリールでのラバージグのスキッピングのコツ

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”How to Skip a Jig: Jig Skipping 101”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com ”How to Skip a Jig: Jig Skipping 101”

 

バスを釣るために大事なことって、なんでしょう。

まず1番は、バスがいるところで釣りをすることですよね。

そして2番目には、バスがいるところにキャストすることですよね。

そして3番目くらいに、バスの好きそうなルアーを投げることでしょうか。それともアクション?あるいはリグでしょうか。

3番目となると、人によってさまざまな意見が出てくると思うのですが、1番目と2番目はほとんどの人の優先順位のワンツーではないかと思います。

では、バスがいるところとはどんなところかと言えば、ややこしいカバーの中にいることが多く、そんなバスがいるところにキャストするには、正確なキャストが求められるということになりますよね。

ややこしいカバーの中に入れるキャストのひとつに、今日のテーマでありますスキッピングというテクニックがあります。

このスキッピングというテクニックを使わなければ入れられないカバーというのは確実にありますし、そこに入れられれば、そこにいるバスは驚くほどイージーに食ってくるという場面もあるものです。

そうは言っても、それほど多くのアングラーさんがそんなバスを手にすることができないのは、ベイトタックルでのスキッピングがそんなに簡単ではないからですよね。

スキッピングのコツが分かれば、もっと多くのバスを手にすることができるはずなんです。では、どのようにしたら上手にできるのでしょうか。

 

この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、ラバージグのスキッピングのコツについて解説してくれています。

ラバージグは、ルアーの中でもスキッピングをしやすいもののひとつです。まずはスキッピングしやすいものを使って覚えていくのが上達への近道ということですね。

では早速読んでいこうと思います。

 

ラバージグのスキッピングを始めよう

To start, you need to gear up correctly to make the most out of skipping a bait. Starting with your setup, Gavin tells us his go to is 20 lb fluorocarbon line, a high-speed reel, and a 7’ heavy action rod. Having a heavy action rod give the backbone for good hooksets and allows you to muscle a fish from cover. Pairing this with a high-speed reel, with at least a 7:1 gear ratio, is necessary to quickly pull those bass from the cover they were sitting in before they have a change to tangle you up around beams and logs. Adding 20 lb fluorocarbon to the setup leaves you with a deadly combo for skipping baits.

始めるにあたっては、ルアーを最大限にスキッピングさせるための正しいタックルを選ぶ必要があります。 セッティングの例としては、7フィートのヘビーアクションロッドにハイスピードリール、20ポンドのフロロカーボンラインがいいと言えます。ヘビーアクションのロッドにすることで、フッキングが決まりやすくなるほか、カバーの中から強引にバスを引きずり出すことを可能にします。 最低でも7:1のギア比を持つハイスピードリールと組み合わせることも、木材などに巻かれるなどのトラブルになる前にバスがいたカバーから素早く引きずり出すために必要になります。 また20ポンドのフロロカーボンラインを使うことで、ルアーをスキッピングで入れたときの完全なセッティングになります。

 

スキッピングの準備ができたら

After getting geared up, you need to pick a bait that will help you perform a good long skip. You will want a jig with a smooth head to it to glide easily over the water. Arkie jigs tend to be the best for this, although you can find jigs with heads designed specifically for skipping as well. You don’t want a bait that is too light or too heavy, so take Gavin’s advice and skip with a jig that is 3/8 to ½ an ounce. The trailer you add to your jig can also make a difference on your ability to skip it. You want a streamlined trailer that is free of excess appendages. These can get caught up and prevent a jig from skipping as effectively.

準備が整ったら、長いスキッピングをしやすいルアーを選ぶ必要があります。 水面を滑りやすい滑らかな形状のジグを使いたいものです。スキッピングしやすいように専用設計されたジグも発売されていますが、一般的にはアーキーヘッドのラバージグがスキッピングしやすい傾向があります。 ルアーは軽すぎても重すぎてもダメで、3/8〜1/2オンスのジグがスキッピングしやすいでしょう。ラバージグに付けるトレーラーによってもまた、スキッピングのしやすさに違いを生みます。 余分なパーツがないスムースなトレーラーがいいでしょう。 パーツがあることでそれらが抵抗になり、ジグがスキップするのを防ぐことになってしまいます。

ベイトリールでのラバージグのスキッピングのコツ

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キャストの時に心掛けること

The next step is making the cast. Set your baitcaster for a slow fall so your bait isn’t moving too quickly where you will get a bird’s nest easily. You have two options for the cast itself. The most common would be to make a sidearm or swing cast. In this case you are casting the bait in a manner similar to how you would skip a rock. The other option would be to skip on a pitch. This is a harder option and requires a little more technique to execute. You will want to raise your rod tip as the bait goes across the water to keep it skipping longer. It is important with both methods to practice a lot. You will need to practice frequently to be able to consistently skip a jig. Also, keep in mind it doesn’t take a powerful cast to skip. Making a smooth cast will be much more effective.

次のステップはキャストです。 スプールが速く回転しすぎるとバックラッシュを引き起こすので、クラッチを切った時にルアーがゆっくりと落ちるくらいにメカニカルブレーキを設定します。 キャスト方法には2つの選択肢があります。 最も一般的なのはサイドハンドキャストです。 この場合、小石を投げて水切りをする要領と同じような方法でルアーを投げます。 他の選択肢としてはピッチングでのスキッピングです。 これはやや難しいため、実行するにはさらにテクニックが必要です。 ルアーをより長くスキップさせるには、ルアーが水面を跳ねている間はロッドティップを上げるようにしてください。 いずれのキャストをするにしても、たくさん練習することが重要です。 コンスタントにジグをスキッピングさせるには練習あるのみでしょう。 また、スキッピングさせるのに強いキャストは必要ありません。 滑らかなキャストをするほうがはるかに効果的です。

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やはり練習あるのみ!

Next time you are out on the water, take some time learning and practicing these techniques to improve your casting ability. Don’t get discouraged if you get a backlash but keep practicing, it will be worth it in the end. It is best to practice skipping on open water, so you don’t have to worry about getting hung up. Once you have gotten the hang of it, don’t be afraid to cast into places with a lot to get caught up on, because that’s where you will find the fish. If you are able to start skipping consistently, you will see more and more bass in the boat.

次に釣りに出かけるときは、この学んだテクニックを練習しキャスティングスキルの向上をはかってください。 いくら練習してもバックラッシュしてしまうからと言って落ち込まないでください。そこに価値があるのです。 スキッピングの練習をするにはオープンウォーターが最適で、それなら根掛かりの心配もありません。 コツがつかめたなと思ったら、いかにも根がかりそうなややこしい場所に投げ込むことも恐れないでください。 コンスタントにスキッピングできるようになれば、きっとより多くのバスをキャッチすることができるはずです。

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スキッピングキャストの最大の敵は何かというと、やはり複雑に入り組んだカバーなのかなと思うのですが、実はカバーを恐れる自分の心なのではないかとも思います。

少しでもためらいがあるとルアーはうまくスキップしても肝心のカバーの奥に届かなくて手前で終ってしまったり、誰もが撃てそうなカバーばかり狙ってしまうと思うんです。

スキッピングが上手なアングラーさんを見ているとためらいがありません。

結局のところ、ためらいがない理由というのは多くの練習による自信の現れであったり、カバーの奥に入れて釣った実績による信頼感の方が勝っているのではないでしょうか。

練習するしかないと言ってしまえばそれまでなのですが、上達を早めるためのいい練習をするためにはスキッピングしやすいジグ、スキッピングしやすいトレーラーというのを使って、ブレーキセッティングにもこだわったり、まずは安全なオープンウォーターでやってみるなどすればいいのではないかと思います。

 

そういう私も、野尻湖がホームということもあってか、あまりベイトタックルでのスキッピングには馴染みがなく、まだまだ練習が足りていません。

上手なスキッピングとカバーの中のデカバスを目指して、もっと練習しようと思います。

 

それではまた。

 

毎度ありがとうございます!