バスアングラーが冬にやるべきこと&やってはいけないこと

冬のバスアングラーとバス釣り
Photo by missilebaits.store

冬にバス釣りをしなくなってしまう方にとっては、長い長い冬の終わりを待たなければならない時期になってしまいましたね。しかし、いまやるべきことをやっておくことで、いざ春が来たときにとてもいい釣りができるようになるんですよね。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Tackle Time”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:missilebaits.store”Tackle Time”December 14, 2022

冬はバスをはじめ、ほぼすべての生き物がスローになる季節です。

そんな時期に無理して毎週のようにバス釣りをするという方はあまり多くはないでしょう。

私も、冬のバスを釣るのはすごく好きなのですが、さすがに他の季節ほどは釣りに出掛けなくなってしまいます。

冬のバス釣りに充てる時間がどれだけ減ってしまうかについてはその人によって違うと思うのですが、冬の空いた時間に必ずやっておいた方がいいことというのがあります。

それはもちろん、タックル整理ですよね。

この記事は、アメリカのルアーメーカー「MISSILE BAITS」公式HPのコラム記事で、経営者でありバスマスターエリートシリーズに参戦する世界のトッププロ、ジョン・クルーズ氏が、冬のタックル整理についての考えをシェアしてくれています。

トッププロのこのような一面を知るのも勉強になると思います。

ぜひ読んでみてください。

 気になるところだけ読んでもOKです 

タックル整理について

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
Soon enough, Christmas will be behind us. Then comes the long wait for spring. That’s a tough time, but you can shorten it by tinkering with your tackle and, at the same time, make next year’s fishing more efficient. Organizing what you already own is a good place to start. Take it all out of the boxes, spread it out on a table or bench and inventory what’s there. If you need a particular crankbait, plastic bait or anything else you’ll quickly realize it. Make a list and you’re half-way home. While you’re doing that I suggest you look over everything. If something needs cleaned or repaired, do it. Crankbaits can be easily cleaned with toothpaste. It’ll take off darn near anything, including rust stains. If necessary, remove the split rings and hooks. Put whatever replacements you’ll need on your list. Do this early in the year and you’ll have time to compare prices and offerings from several tackle shops or online retailers before you restock. You’ll be surprised at all the products that are available and at the price differences between retailers — brick and mortar as well as online. If you’re really into bass fishing you might want to have some of your crankbaits hand-painted. That has the advantage of showing the fish something they’ve never seen before, but it has the disadvantage of being a little expensive. Most of the better painters are local guys with small operations. Ask around at your next club meeting for a recommendation. Clean your rods with Windex or with line dressing. Pay particular attention to the eyes. Sometimes gunk will build up on them over the course of a season. If that happens, it’ll shorten your casts. You can clean the exterior of your reels, clean and lubricate the worm gear and maybe put a drop of oil on the gears. That’ll make a big difference in how they perform. But, a word of caution is in order here. Be very careful about taking them apart. Modern reels are complicated examples of modern engineering. Do this only if you’re mechanically inclined and if you know what you’re doing. I’ve tried it myself. It didn’t go well. The parts didn’t go back together exactly like they came apart. I send mine out now. Note: I don’t replace my line — or my hooks for that matter — until I’m getting ready for a tournament. You never know exactly what you’re going to need until you check out the local conditions. A really fun thing to do is to pour your own jigs and shaky heads. It’s easy and there are several good molds available. Some of the better ones are at Jann’snetcraft.com and Do-itmolds.com. Check them out. You’d be surprised at how many of the Elite Series pros are making their own these days. You can paint them a couple of different ways depending upon how much work and money you want to put into the project. Something else you might want to take a look at is making your own jig, spinnerbait and vibrating jig skirts. That’s a really good way to match the hatch on your lake perfectly, or to create something unique. You can get everything you need from Jann’snetcraft.com or from Fishingskirts.com. All of the places I’ve recommended for jigs, shaky heads and skirts have tutorials. They’re good. I highly recommend you watch them before you start a project. Don’t sit around this winter doing nothing while waiting for spring. Spend your time productively tinkering with your tackle. When spring does arrive you’ll be glad you did.

もうすぐクリスマスを迎える時期ですが、これから春が待ち遠しくなりますね。 長く大変な時期ですが、いまあるタックルに工夫を凝らすことで、来年の釣りのスタートまでを短縮でき、さらにより効率的にすることができます。

まずは、いまあるタックルを整理していきます。 タックルボックスからすべて取り出し、テーブルや机に広げて、何があるのかを確認します。 絶対に必要なルアー、ワーム、その他のものが欠けていればすぐに気付くでしょう。 必要なものリストを作ることで作業の半分は終わりです。

この時あなたは、すべてを徹底的に見直すことをおすすめします。 クリーニングや修理する必要があるものがあれば、それをします。 ハードルアーは歯磨き粉で簡単に掃除できます。歯磨き粉はフックのサビ汚れやそれに近いものでも落とすことができます。 必要に応じてスプリットリングやフックも取り外します。それも必要なものリストに加えましょう。

冬の初めのうちにこれをやっておくことは、在庫を補充するときに実店舗の釣具店と通販店舗との価格を比べる時間があるということです。 ひとつの製品に対する実店舗と通販店には価格差があることに気付くはずです。

バス釣りマニアともなると、自分のクランクベイトをオリジナルペイントにしてみたいと思うようになるでしょう。 それはバスが見たことのないものを見せることができるメリットがある代わりに、やや予算が必要になるデメリットもあります。 地元で活動する素晴らしいペインターは必ずいるはずなので、調べればコンタクトが取れると思います。

Windex(ガラスクリーナー)やラインドレッシング(フライラインをクリーニングする液体)で、ロッドをクリーニングします。 このときは目を凝らしてよく見るようにしてください。シーズン中に細かなちりが積もっていることがよくあります。そういうものでキャスト飛距離が落ちるものす。

リールは外側をクリーニングし、内部のウォームギアをクリーニングしたらギアにオイルを一滴垂らすことでよりよく潤滑させることができます。 これでリールのパフォーマンスに大きな違いをもたらします。 ただし注意が必要です。 リールを分解するときは充分に注意してください。

現代のリールは、現代の複雑なエンジニアリングのいい例です。 あなたが機械的に詳しいこと、自分が何をしているのかが分かっている場合にのみ行ってください。 私は自分でオーバーホールしてみましたが失敗しました。 バラバラになったパーツは元に戻りませんでした。 今はリールはメーカーに送っています。

注意: トーナメントの準備が整う(シーズンイン直前)まで、ライン (またはフック) は交換しません。 フィールドの状況が確認できるまで、何が必要になるか正確にわかりませんので。

ジグヘッドそのものを自作するのは本当に楽しいことです。 これは意外と簡単な作業で、自作用の金型も売っていますのでチェックしてみましょう。 最近ではエリートシリーズでも意外なほど多くのプロが自作しているのです。 予算と作業時間に応じて、自分好みのアイテムやカラーを揃えることができます。

はかに皆さんが興味がありそうなことと言えば、自作のラバージグ、スピナーベイト、チャターベイトのスカートを作ることです。 これは、フィールドのマッチザベイトをより意識したり、他にはない個性的なものを作るための非常に良い方法です。 必要なものはすべて入手できるはずです。

ジグヘッド、またはラバージグやスピナーベイトのスカートを自作するにあたっては必要な工程があります。 実際の作業にあたる前に、それらを確認することを強くお勧めします。

この冬は、何もせずに春を待つのはやめましょう。 タックルをいじくり回し、有意義な時間を過ごしてください。 そして春が来たとき、すべては自分に返ってくるでしょう。

冬のバスアングラーとバス釣り
Photo by missilebaits.store

私は面倒臭がりで、ギリギリまで動き出さないタイプなものですから、次の本格的なシーズンインの直前になってあわててあれがないーこれがないーと騒ぐんです。

ちゃんとした人は、シーズンオフになった時点ですぐにこれらのことを確認しているのでしょうね。

たしかに、ジョンクルーズが書いたように、春までに時間があるということは、商品の価格を調べ、一番安いお店で買うことができるという大きなメリットがありますよね。

釣具店(バス釣りコーナー)というのは基本的には冬は大きな在庫補充をしないことが多いと思いますので、春が近づくほど売切れの商品が増えてしまうかと思われます。

そうなる前に、しっかり必要なものを揃えておきましょうというのは、メーカーでありプロでもあるジョンクルーズならではの意見かもしれません。

また、私からも強くススメしておきたいのは、ラインはリールに巻いておかないことです。

ラインはパッケージから出した時点で使っていなくても劣化が始まっていきます。

特にナイロンラインは劣化が早いので、釣りに行かないのであればリールには巻かないでおきましょう。

春になって釣りに行く直前に巻いて下さいね。

冬にバス釣りをしなくなってしまう方にとっては春まではまだまだ時間がありますね。

長い長い冬の終わりを待つのもしんどいですが、タックルをいじりながら気長に待ちましょうね!

それではまた。

毎度ありがとうございます!