海外プロの秋のバス釣りおすすめルアー
photo by gameandfishing.com
こんにちは!店長の小山です!
今日は海外サイトより”5 Best Baits for Bass in the Fall”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:http://www.gameandfishmag.com/5 Best Baits for Bass in the Fall by | November 25th, 2013(海外サイトです)
※この記事は2016年9月19日の記事を再編集しています。
秋の荒食いなどと呼ばれる季節である秋。そんな言葉、本当に信じていいのかと思ってしまうほど、難しい季節であることを毎年のように体験している私です。
ただ実際は、秋は荒食いしているのだと思います。
自然界では陸上、水中問わず「実りの秋」であると思います。農作物は春に種として土に落ちたものが実を付ける季節だと思いますし、水の中では春に産卵し孵化したものが稚魚の形から大人と同じ行動をし始めるのが秋だと思います。
しかしこれらの新しい実や魚たちはその他の動物のエサとなります。木の実や野菜や果物は鳥やその他の動物たちが食べますし、当歳魚の魚たちは他のフィッシュイーターたちの格好のえじきとなっています。
フィッシュイーターたちにとって秋はエサを獲るのが比較的イージーな季節であるため、他の季節のように飢えた状態が続かないことから、ルアーへの反応は良くないと言われています。
本当かどうかは分かりませんが、私もそのように思っています。秋のベイトフィッシュの周りにいるバスってほんとうに釣りづらい…。
では秋のバスを釣るには、どうすればいいのでしょうか。
この記事は、アメリカのルアーフィッシング専門メディア「Game&Fish」の記事で、秋のバス釣りに効くルアーと各プロのおすすめルアーを紹介してくれています。
アメリカのプロはどのように秋バスに対抗しているのか、ぜひ知りたいところです。早速読んでいきましょう。
スイムベイト
Swimbait styles that work well include hollow-bodied baits like YUM Money Minnows, solid paddle-tailed baits like Big Hammer Swimbaits and flat-sided baits like Sebile Soft Swimmers. Depending on fish depth and aggressiveness and the style of swimbait selected, baits can be rigged with various jigheads and weighted hooks. Jighead rigging offers an open hook point, which provides an advantage for hooking fish.
For clear water, white-sided swimbaits with blue, green or black backs represent shad the best. If the water is stained, using chartreuse to adds visibility without forsaking the need to suggest shad.
スイムベイトの中には、「YUM マネーミノー」のような中空ボディのもの、ソリッドテールの「ビッグハマースイムベイト」、「セビル ソフトスイマー」のようなフラットサイドのものがあります。狙う水深や活性の高さに応じてスイムベイトのタイプやジグヘッドの重さやフックサイズを決めます。ジグヘッドはガードなしのオープンタイプを使い、それがフッキングの良さに繋がります。
クリアウォーターではお腹が白で背中が青、緑、黒のシャッド系カラーがいいでしょう。濁りがある場合はそこにチャート系を加えることで、シャッド本来の色を損なうことなく、視認性が上がります。
ソフトジャークベイト
In addition to at least one swimbait, keep a soft-plastic jerkbait such a Zoom Fluke rigged and ready. Sometimes fish that won’t quite commit to a steadily moving swimbait find it difficult to resist a jerkbait, which moves more slowly and erratically but still suggests a shad.
Use the jerkbait as an alternative offering when shad are plentiful in shallow water, but the bass won’t take a swimbait. Grab the jerkbait rod first when you see fish breaking on the surface or baitfish that appear to be fleeing predators.
Fish your jerkbait on spinning tackle so that you can use lighter line and make longer casts, and spool with fluorocarbon to minimize line visibility and to help the bait stay down in the water column. Again, stick with shad-imitating color patterns such as pearl, and add chartreuse to color schemes for stained water.
スイムベイトに加えて、少なくともひとつくらいは「ズーム フルーク」のようなソフトジャークベイトを用意しておいてください。スイムベイトに反応しないバスがソフトジャークベイトが有効なことがあります。そしてシャッドを意識しつつ、ゆっくりと、かつ不規則に動かします。
シャローにシャッドが多い時は、ソフトジャークベイトを使ってください。バスがフィーディングモードで、水面でボイルしている時はまずこれを使ってみることです。
ロングキャストができるよう、スピニングタックルに細いラインを巻いてください。細いフロロラインを使うことでラインを見切られづらくなり、バスのいるレンジへも送りやすくなります。また、ベイトのカラーを模したワームを使うようにしてください。濁りのある場合はチャートカラーも加えてください。
小さめストレートワーム
Finally, don’t overlook the sheer strike-producing virtue a simple straight tailed worm. With its small profile and slow wavering action, such a worm simply looks like an easy meal.
Beyond looking vulnerable, a finesse worm such as Zoom Trick Worm is really versatile in the ways it can be presented. Probably the most popular way to work shoreline slopes in the fall is to rig the worm weedless on a 1/8- or 1/16-ounce jighead and present it with a combination of shakes, hops, drags and pauses. Arguably the most often forgotten technique is to drag a Carolina rig with a 1/2- to 1-ounce weight, 2 to 4 feet in front of a weedless finesse worm. Carolina rigging allows you to cover a tremendous amount of water without moving the lure quickly and to work a broad range of bottom depths.
In terms of finesse worm colors, lacking reason to choose something different, it’s hard to beat green pumpkin as an all-around producer. It is easy for fish to find in most water colors but has a natural appearance. If the water is extra clear, a more translucent natural color such as watermelon seed might a better choice. At the opposite end of the spectrum, June bug stands out really well in stained water but still has a subtle and somewhat natural appearance.
シンプルなフィネスストレートワームを忘れないようにしてください。その小さなシルエットとスローに揺れるアクションでにより簡単に食えるエサと思わせることができます。
弱さだけでなく、「ズーム トリックワーム」のようなフィネスワームは広い用途を持っています。人気のある使い方としては、秋のフラットエリアのショアラインを釣るのに1/8から1/16オンスのウィードレスジグヘッドで、シェイク、ホップ、ズル引き、ポーズを組み合わせて使うことでしょう。また、忘れてはいけないのが1/2から1オンスのシンカーで60㎝から120㎝のリーダーのキャロライナリグのトレーラーとして使うことです。速くワームを動かすことなく広いエリアのボトムレンジをカバーすることが、キャロライナリグにはできます。
フィネスストレートワームのカラーに関して、特別な理由でもない限りオールラウンダーであるグリーンパンプキン以外のカラーを選ぶのは難しいです。どんな色の水でも自然な演出ができるからです。超クリアウォーターであるならば、よりナチュラルな色としてウォーターメロンシードは良い選択です。逆に濁りのある場合は、ジュンバグカラーがよく目立ちつつ、ナチュラルなカラーと言えます。
ケビン バンダム
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“I think it’s a buzzbait. I just think people have kind of forgotten about that bait . I use my own signature-series bait, the Strike King KVD Tournament Series Buzzbait, in both the 1/4- and 3/8-ounce sizes. If I had to pick one color to fish day in and day out, it would a bluegill-colored skirt, with black as a second choice. I like a darker color instead of white or chartreuse.
“A bluegill-colored bait with a gold blade will catch fish in clear water, dirty water and everything in between.”
私はバズベイトだと思います。人々が少し忘れかけているルアーだと思っています。私が使うのはストライクキング・KVDトーナメントシリーズバズベイトの1/4と3/8オンスです。1日を通して使う1色を選べと言うのならば使うカラーはブルーギルカラーのスカートで、その次にくるカラーは黒です。私は白やチャートより、濃い色の方が好きなのです。ゴールドのペラにブルーギルカラーはクリアウォーターから濁った水まですべてでバスをキャッチすることができます。
エドウィン エバーズ
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“I’d actually say it would be a swimbait. Look at how many times a bass eats a bluegill or a 4- or 5-inch shad. They’ll eat baits that are a lot bigger than a crankbait. Like anything else, it’s a matter of taking them out there and throwing them until you’ve got confidence in them.
“The (YUM!) Money Minnow is just a prime one — the 5-inch in the hitch or bluegill color. You can catch them with it belly-hooked if the water’s shallow or on a lead-head if you’re out really deep.”
私はスイムベイトだと思います。バスがブルーギルや4~5インチのシャッドを食べるところを何度も見ています。彼らはクランクベイトよりもっと大きいエサを食べています。他のものと同じように、それを信じて投げ続けることが大事です。
「ヤム マネーベイト」がちょうど合っていると思います。5インチのブルーギルカラー。これにオフセットフックを付けてシャローで投げるか、ディープならリードヘッド(スイムベイト用ジグヘッド)付けて投げることでバスをキャッチすることができるでしょう。
デビッド ダッドリー
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“I’d say it’s a crankbait because the technology of them has gotten so good nowadays. It covers pretty much every type of water clarity, structure and cover.
“On my deck nowadays, I’ll have at least two or three rods rigged up with crankbaits. I like a coffin-bill for water that’s 4 to 6 feet deep, and some type of squarebill for anything less than that.
“For color, it’s just hard to beat sexy shad. That’s like green-pumpkin is for plastics.”
最近のすばらしいテクノロジーのおかげで、クランクベイトを私は推します。どんな水質でも、ストラクチャーやカバーも攻めることができるためです。最近はデッキに3本のクランクベイトを結んでいます。私が好きなのは水深1.2から1.8メートルのレンジを通せるコフィンリップか、それより浅いレンジ用にスクエアビルを用意しています。
カラーはセクシーシャッドです。グリーンパンプキンはワームのためにあるカラーですよね。
テリー スクロギンス
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“I think it would be baits like YUM! Dingers or (Yamamoto) Senkos. They were a big hit five or six years ago, but since then we’ve seen the swimbait and some other things show up, and now the Alabama Rig.
“I like to dead-stick it just about everywhere. Just throw it at targets and do nothing — most of the strikes will come on the fall. I keep the colors very basic, usually just black and blue or junebug for stained water and green-pumpkin for clear.”
私は「ヤム DINGER」または「ゲーリーヤマモト センコー」であると考えます。それが大ヒットしたのが5,6年前で、それ以来スイムベイトやほかのものが台頭し、現在はアラバマリグとなっています。
私はそれをデッドスティッキングで使うのが好きで、投げたら何もしない。秋はそれで多くのバイトが得られます。カラーは基本的に、濁りがあればブラック/ブルー、ジュンバグで、クリアウォーターではグリーンパンプキンです。
マイク アイコネリ
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“The one that really stands out for me is a grub. It seems like it gets forgotten about more now than 10 or 15 years ago, but it’s stayed a part of my arsenal, and I like to use it in tough conditions.
“I fish them on traditional dartheads from 1/16-ounce all the way up to 3/8- or 1/2-ounce in deep water. I carry two types of dartheads — one with an exposed hook and the other with a fiber weedguard for fishing around grass or wood.
“I think the reason it’s so effective is because it provides a lot of action in a subtle package — it’s not noisy or clunky and it comes through the cover naturally. ”
私がいいと思っているのはグラブです。もう10年から15年ほど忘れられているように思われますが、相変わらず私の武器のひとつとなっています。そしてそれはタフな状況でこそ使います。
昔ながらのダートヘッド(ジグヘッド)の1/16オンスをほとんどの状況で使い、ディープでは3/8から1/2オンスにしています。2種類のダートヘッドを使い、オープンフックのものと、ファイバーウィードガード付きのものはグラスエリアやブッシュで使います。
それがとても効果的な理由は、繊細でありながら多くのアクションを提供するからだと思います。うるさくもなく、魅力的なフォルムで、ナチュラルにカバーをスリ抜けていきます。
海外のプロの秋のバス釣り、いかがでしたか。
プロへのインタビューですので、どうしてもスポンサードを受けているメーカーのルアーをおすすめするっていう一面があるのは仕方がない事かと思いますが、考え方や使い方は参考になりまよね。
私個人的にははじめにベイトについているバスは釣りづらいと言っていますが、それでも海外のプロはやはりナチュラルカラー、ベイトを意識したカラーというのが基本なようですから、ベイトフィッシュに付くバスを狙って釣っているようです。
当たり前のことを言うようですが、そこが私とプロアングラーさんの違うところなんですね(笑)
私も一応、秋は一般的な秋のワカサギサイズやカラーのワームを使っているんです。それでもいまいち釣れないということは、リグやアクションや速さなどがバスの好みと違うということなのでしょうか。
まだまだ改善の余地がありそうですので、色々と試してみながら、秋のバス釣りをもっと上手になっていきたいなと思います。
皆さんも秋のバス釣りの参考になさってくださいね。
それでは、また。
毎度ありがとうございます!