早春のバス釣りで知っておくこと

早春のバス釣りで知っておくこと

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”3 Early Spring Bass Fishing Tips You Need To Know”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com ”3 Early Spring Bass Fishing Tips You Need To Know”

 

これまで厳しい冬を過ごしてきた私たちにとって、早春という響きはとても心地よいものです。

冬はとにかく寒く、バイトも減り、厳しいものです。

ありがたいことに冬は釣れればビッグフィッシュの確率が高いというハイリターンな季節ではあるものの、そのためのハイリスクを背負うことになり、釣り人にも強い覚悟とメンタルを持たされることになりますよね。

それに比べれば、春はまだイージーです。まず身体が楽になります。気温がひと桁のときと10℃を超えるとでは全然違います。身体が動くありがたさは冬のガチガチだった身体のことを忘れさせてくれるほどです。

そして肝心のバスも、春になると肉眼で見える確率もグッと上がってきます。これもまた、正解のエリアを探す我々にとって大きなモチベーションになり、結果にも繋がりやすくなりますよね。

さて、季節は早春。もう冬ではありませんが、皆さんは言うほどイージーに釣れてらっしゃいますでしょうか。

早春というこの季節、文字にすれば春という言葉が入ってはいるものの、実際は冬と春の間に当たりますので、釣りは言うほど簡単ではないのではないでしょうか。

冬とは違って身体は動く、バスも見える。だからと言ってただ釣りをしているだけではなかなか釣果に結びつきづらいわけで、この時期に釣るために知っておかなければならないことはいくつかあるようですね。

この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、早春のバス釣りにおいて知っておきたいことの中から3つ、解説してくれています。

せっかく身体も動くようになってきたわけですから、次の3つを覚えて、次の釣りに活かしてみましょう。

 

1)水の温かいエリアを探す

Warm water is what drives the progression of spring from winter. Fish key in on even the subtlest of changes in water temperature. It is more important during the spring than other time of the year to watch the water temperature gauge on your fish finder(s). Keep an eye on weather patterns and get a general understanding of how warm the water has been over the past week or so. Head to the northwest area of the lake to find warm water early in the year. This part of every fishery typically gets the most sun exposure. Also, look for secluded little bays or coves with dark bottoms.

温かい水は冬から春への進行を促進するものです。 ごくわずかな水温の変化でも、魚にとっては重要です。 魚探の水温を見ることは、他の季節よりも春はより重要になります。 天気の移り変わりをよく見て、過去1週間くらいの間にどれくらい水温が温かくなったかについて理解してください。 この時期は湖の北西部に注目し、温かい水を探してください。 すべてのフィールドにおいてこの方向は通常、最も太陽の光が当たっています。 または、小さなワンドにある暗い色のボトムを探してください。

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2)ビッグベイトで果敢に攻める

The old saying holds true. Big baits catch big fish. There is no doubt about that. Anglers should not be afraid to throw the biggest baits in their arsenal during this time of the year. Fish are hungry and ready to eat a large meal. Give them what they want. Big minnow-style baits like swimbaits or swim jigs are great choices this time of the year for all predatory fish. Toss them out as far as you can and slow-roll them back to the boat. Typically, steady retrieves are the best way to get bit with large lures.

昔から言われていることわざがあります。 「大きな餌は大きな魚が釣れる」 これについて疑いの余地はありません。 釣り人はこの時期、タックルボックスの中にある一番大きなルアーを投げることをためらってはいけません。 魚はお腹が空いていて大きな食事を食べる準備ができています。 彼らが望むものを与えるべきです。 スイムベイトやスイムジグのような大きめの魚を模したルアーは、すべてのフィッシュイーターにとってこの時期には最適な選択となります。 できる限り遠投し、ゆっくりとリーリングします。 通常こういった大き目のルアーはステディリトリーブをするのがベストな使い方となります。

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3)移動を重ねる

If at first, you don’t succeed, try try again. The same concept holds true for spring fishing. During this time of the year, fish are congregated in certain areas. If you are only catching a fish here and there, you are not in the right area. Keep moving. Find warm water and keep chucking your big baits. Eventually, you will run into the right area. Once the right area is located, you probably won’t have to move very far the remainder of the day. Once you find the fish, it is game over. Put down the shallow water anchors and work the area thoroughly. Move in small, boat-length increments and get ready to set the hook.

七転び八起きという言葉がありますが、 春のバス釣りにも同じ概念が当てはまります。 この時期、バスは特定のエリアに集中します。 行く場所行く場所で1本ずつしか釣れないような場合、正しいエリアにいないと考えてください。移動し続けることです。 温かい水を見つけ、大きなルアーを巻き続けてください。やがて、あなたは正しいエリアに辿り着くでしょう。 正しいエリアが特定できたら、その日はもう大きく移動する必要はありません。 魚が見つかったら、もう勝負はついたようなものです。 シャローにアンカーを降ろし、そのエリアを徹底的に探ってください。 ボート1つ分ずつ移動してはフッキングの準備をしてください。

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バスは人間と違って変温動物(冷血動物)ですから、体温を調節することができません。

周りの温度(バスの場合は水温)が冷たければ、代謝が進みません。お腹が空かないんですね。

冬はそういうことが理由でバイトが減ってしまうわけですが、水温が少しずつ上がってくることでバスの食欲は冬よりも旺盛になっているようです。

そういう状況ですから、より水温が高い場所を探すことでより食欲旺盛なバスがそこにいることになりますので釣りが有利になりますし、手っ取り早くカロリーを摂取できる大きなエサに興味を持つことも納得できます。

それにはエリア移動を繰り返して、正解のエリアに辿り着くこと。

記事を読んで思うことは、ここに挙げられている3つのことはそれ単体でも重要なことですし、3つが連動しているということもできるということです。

また、数日前からの天気を確認して、フィールドの水温の変化がどのようになっているかを読むことも重要そうです。

たとえば、色々な湖などのプロガイドさんのガイドのリアルタイムなブログ記事を読むと、天気によって春が進行した釣りを試してみたり、逆に冬に逆戻りしたような釣りをして成功したという事が書かれていることがあります。

毎日のようにフィールドに出ているプロガイドの方ですから、日々の季節感にはものすごく敏感なんだと思いますが、こういう季節の境い目は特に重要になるという証拠なのではないでしょうか。

ぜひこの記事にあった3つのことと、数日前からの天気の変化に注意して、早春という微妙な季節に立ち向かっていこうと思います。

皆さんも、暖かくなってきたとはいえまだ冬に逆戻りする時期でもありますから、万全な服装でこの季節に臨んでみてください。

 

それではまた。

 

毎度ありがとうございます!