バックシートで釣果を上げる5つの方法
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”5 Tips to Improve Fishing Odds in the Backseat”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:scout.com”5 Tips to Improve Fishing Odds in the Backseat”By TERRY BROWN 02/08/2012(海外サイトです)
当たり前の話かもしれませんが、2人以上でボート釣りをする場合、だいたいは前後に分かれて釣りをしますよね、ひとりはエレキを踏みながら、ひとりはバックシートで、という感じで。
一般的にはエレキを踏む側の人に釣りをする主導権があって、その人の好きな距離、角度、スピードで流します。後ろの人(バックシーター)はそれに合わせて自分の釣りを組み立てる形です。
当然、フロントで釣りをする人の方が釣れやすい状況と言えます。
友達同士で釣りをしている場合はエレキを交代しながらやったりしますが、例えばアメリカトーナメントの場合はプロがフロント、アマチュアがバックシーター兼、不正監視員みたいな役割でやっていますので、交代することができません。
少し話はそれますが、例えばガイドフィッシング。日本でも有名な湖にはフィッシングガイドさんがいまして、ガイドさんがエレキを踏みながらバックシーターのお客さんに釣ってもらうという形もありますね。
私の知り合いにも琵琶湖でガイドを営んでいる石黒さんという方がいます(通称タク石黒さんですね)。タクさんは私が「タクさんも釣りしてくださいよ?」と言うまで一切キャストはしません。あるいは釣れない日に当たってしまった場合などに確認キャストをする場合、「ちょっと投げてみていいですか?」と一声かけてから投げるんです。それは知り合ってから10年くらいたって、ガイドというよりほぼプライベートフィッシングというか他のお客さんのためのプラクティスみたいな状況に変わってしまった今でも変わりません。いわゆる職業病に近いです。でも私は一緒に釣りをした方が楽しいと思っているので、はじめに必ず「タクさんも釣ってくださいよ」と声をかけて、お互いガチンコで釣りをするんです。
そうすれば結果は目に見えて明らか。腕前の差もありますから、当然タクさんの方が釣ります。
いくつか例を挙げましたが、実際のところ、釣り人として思うことはひとつ。「隣の人より釣りたい」ということ(笑)
相手が友達だろうが、プロだろうが、それは同じです。
そこでこの記事なんですが、B.A.S.S.のエリートプロ、Ott DeFoe(オット・デフォー)氏。彼はB.A.S.Sに来る前はFLWでバックシーターを経験し、そこからのし上がってきたプロの1人で、そのオット氏がバックシーターでも釣り勝つ方法を提供してくれましたので、ぜひ読んでみましょう。
バックシートで釣りをすることが多い方、ガイドさんに釣り勝ってみたい方は読んでみたら面白いことになるかもしれません。
1.フロントで釣りしている人を良く観察する
Look for tendancies on his approach and casts. Does he always cover one side of the target? Does he hit all sides of it? Could there be other submerged objects around his target? What type of bait is he using? Knowing the routine of the front seater can be an advantage to the back seater. Keep your eyes peeled for shad activity or bluegills popping pads. That can key you into color or type of bait and may clue you in to what the bass may be looking for.
彼のアプローチとキャストの傾向を突き止めます。彼は常にカバーの片側しか撃っていないのでは?すべての側を撃っているか?彼が投げている周りに他の何かが没んでいないか?彼はどんなタイプのルアーを使用しているか?フロントシーターのルーティーンを知ることは、バックシーターにとって有利になることがあります。シャッドの動きやリリーパッドでライズするブルーギルに目を向けてください。それはバスが探しているであろうもののルアーのタイプや色にあなたを導くかもしれません。
2.別の角度を探す
Determine what angle the cast is made by the pro and look for other angles that may work. Mix up your casts. Sometimes wait for the boat to move a bit before you cast. That could create a new cast angle that he may have missed. Also be aware from where the fish came in the water column. For example, if he is fishing a hollow bodied frog over slop, use a spoon with pork trailer or a plastic frog like a Horny Toad. Small subtleties in bait selection can be huge. If he is throwing something quiet, throw something that makes noise and vice versa.
彼がキャストをどんな角度でしているのかを判断し、通せる可能性のある他の角度を探します。あなたのキャストを織り混ぜるのです。時にはあなたがキャストする前にボートが少し動くのを待つこともあります。それで彼が見逃した可能性のある新しいキャストアングルを作り出すことができるのです。また、水中のどの層を狙っているかを知っておいてください。例えば、彼がスロープ上を中空のフロッグで釣っている(トップウォーターの釣りをしている)場合は、ZOOMのHorny Toadのようなフロッグ系ワームやポークトレーラーを付けたスプーン(水中に潜るルアー)を使用します。ルアー選択の微妙な差が大きく出る可能性があります。彼がサイレント系を投げているなら、うるさいものを投げる、その逆もまた同様です。
3.リトリーブの速さやタイプを変える
What part of the water column is he fishing? He may be ptiching to a target and fishing the bottom. Choose a different retrieve and speed in your cast. Mix it up and don’t be afraid to do something diffferent like shaking a spinnerbait or swimming a jig. Observation of the front seater again plays a significant role. Don’t do exactly what he does, especially on tough bite days.
彼は水中のどの層を釣っていますか?彼はボトムをターゲットとしてピッチングで釣っているとします。あなたのキャストでは異なるリトリーブとスピードを選択してください。スピナーベイトやスイミングジグをシェイクさせるといったことを試してみたりするのを恐れてはいけません。フロントシーターを観測することはここで再び重要な役割を果たします。特にバイトがないタフな日には彼がしていることをしないでください。
4.違ったルアーを使う
Do not throw the same bait as the pro. Again, mix it up. If he is power fishing a jig, go subtle with a Senko or cast a squarebill in and around the cover. Let the fish tell you what they want. Mix up your colors too. A small color change can be huge.
彼と同じルアーを投げないでください。喧嘩にもなりかねません(笑)。彼がラバージグでパワーフィッシングをしているなら、ゲーリーヤマモト・ヤマセンコーを微妙に操作したり、カバーの中や周囲にスクエアビルクランクを投げてください。魚が何を求めているかあなたに教えてくれます。色についても同様です。小さな色の変更が大きな結果になる可能性があります。
5.バイトがいつ、どのように起きたかを見る
Watch the small things. Is it a subtle bite or are the fish agressive and reacting to the bait. Don’t be afraid to crash your bait into the object you are fishing and don’t be afraid to get hung up. Use baits that are weedless when possible to avoid confrontation, but hit the spots he missed. Hitting the same hole in the grass or the same side of the brushpile usually doesn’t pay dividends. Don’t be afraid to experiment and watch for what he misses.
些細なことを見てください。それは微妙なバイトなのか、バスはアグレッシブにルアーに反応したのか。釣りをしているカバーなどにルアーをぶつけることを恐れず、根掛かりを恐れないでください。できるだけお互いに気まずくならないよう、ウィードレス性能の高いルアーを使用しつつ、彼が見逃したスポットを撃ってください。同じウィードポケットやオダの同じ側に撃っても、通常は釣れません。彼が見逃したところを見つけ、試してみることを恐れないでください。
いかがですか。
これら5つを見ていると、結論としては「同船者を観察すること」「同じことをしない」ということでしょうか。
ちょっと待ってください。当初は、「隣の人より釣りたい」というのがこの記事を読むきっかけだったのですが、よくよく考えてみると、普通はみんながいい感じに釣ることがよりハッピーな1日になるんですよね、そうした時に、船の中の誰かが「釣れるパターン」を発見することがまず大事で、そのために読む記事、という気がしてきました。
たしかに釣り人としては隣の人より釣りたい感情はあるかもしれませんが、まずは釣ること。そのために同じことをやらないで、別々のアプローチで釣りをして、釣れるパターンがわかったら仲良く同じことをやる、これがベストかもしれませんね♪
みなさんも同船者と気まずい釣行にならないよう、いろんなことに気を配りながら、しっかり釣れるよう、目配りしていきましょうね!
それでは、また。
毎度ありがとうございます!