タク石黒プロと琵琶湖バス釣り:2018年6月28日

タク石黒プロと琵琶湖バス釣り:2018年6月28日

 

こんにちは!店長の小山です!

本日は2018年6月28日の琵琶湖釣行の様子をお伝えしたいと思います。

 

当日の琵琶湖

ここ最近忙しいタクさん、特に釣れている時の琵琶湖のガイドのスケジュールは鬼のようにパンパンだったようで、一緒に釣りができる日まで待っていたらこの日に当たることになりました。

当日の気温は朝が24℃くらい、最高気温が31℃くらいということでしたが、朝に降った雨と日中は曇りの予報で、釣りにはいい天気だったのではないかと思います。

水温は25℃ちょっとで濁り気味。これは前日の強風で底荒れしたのかと思ったのですが、それもありつつ、どうやらここ最近はずっとこんな感じで変に濁りが取れていないようです。

つまり、なんだか魚の活性もこれにより低くなってしまっているようで、なかなか厳しいのだそうです。

ワームを使っても釣りづらいそうで、食わせでもダメなら大きいバスだけを狙って釣る釣り方(ビッグベイト、ビッグワームなど)がハマることに期待する釣りが今はメインなんだそうです。

釣れないのはもう仕方がないので、1人1本を目標として出船しました。

 

攻略のカギはウィード

琵琶湖という湖を攻略するには、常にウィードはカギとなるので今更なキーワードなのですが、良い時も、悪い時でも、ウィードに対してバスがどういう関わりあいをしているかを知るのが大事なんですね。

タクさんのここ最近の攻め方としては水深3メートル前後にあるウィードトップ1.5メートルといったエリアで、ウイードのトップから中に入れて丁寧にウィードの隙間に落としていくような釣りが良かったそうですが、この日は久々の曇りらしい曇りだったのでウィードトップにも出るのではないか、ということでウィードトップをネイルリグを入れたソフトジャークベイトで釣っていくと

タク石黒プロと琵琶湖バス釣り:2018年6月28日

45クラスのナイスバスが出ました。

この時のルアーはデプスのサカマタシャッド6インチでしたが、これはヤマセンコーでもドライブスティックでも大丈夫で、ウィードのトップに乗せてトウィッチしているとウィードの中から出てきてバイトしてくるイメージ、だそうでした。さすが。

それを見て私もウィードトップをワンナップシャッドの3インチの1/16ozジグヘッドでバイトが出たのですが、アワセですっぽ抜けてしまいました…。残念。次です。

 

鮎のナブラとスピナベ

エリア移動で近江大橋をさらに南下、瀬田川へ入ると鮎のナブラが所々で見えます。しかしどうやらバスのボイルは起きていない様子。なぜなんでしょう。絶好のベイトだと思うのですが…。

でもひとまずそのナブラを意識しながらスピナベを投げていくとバイトがありました!

その様子だけ動画にしましたのでご覧ください。

掛かった魚が25くらいだったので思わず笑ってしまったのですが、しかもキャッチできないという厳しい現実(笑)

しかし水中ではしっかりフィーディングが行われているということが確認できたということで良しとします。

ヒットルアーはLADED FOR BASS・アイクローザースピナーベイト3/8ozシングルコロラドでした。

タク石黒プロと琵琶湖バス釣り:2018年6月28日

LOADED FOR BASS・アイクローザースピナーベイトの売場へ行く

 

エンジントラブル

そしてここで、なにやらエンジン関係のトラブルが発生したようで、ピー、ピー、と警告ブザーが鳴ります。

お客さんのガイドの時でなくて良かったです。

タク石黒プロと琵琶湖バス釣り:2018年6月28日

一旦ボートを陸揚げして、調べてみることに。

タク石黒プロと琵琶湖バス釣り:2018年6月28日

どうやら燃料フィルターの水が溜まっていたようで、その水を捨てたことで見事に復旧しました。

タク石黒プロと琵琶湖バス釣り:2018年6月28日

大丈夫だろうと無理して運転していたらお客さんにも不安な思いをさせてしまうだろうということで、すぐに調べて原因が分かって良かったですね。

 

釣り再開。しかし

安心してボートを走らせて釣りができるようになったところで釣り再開です。

ウィードがカギになることは理解できたつもりでしたので、ウィードがあるところをまわってもらって同じように攻めていきますが、やはり反応はありません。

私はなかなか強気なルアーを使えませんでしたので、普通のワームのライトテキサス、ダウンショットなど食わせ重視のリグにしてひたすら流していきますが、やはり厳しい様子。魚探にはベイトもバスも映っていますし、ウィードの引っ掛かり感もいい感じなのに、なぜ食わないか本当に不思議に感じます。何かか間違っているのでしょうけども…

そんな中ふたたびタクさん!

タク石黒プロと琵琶湖バス釣り:2018年6月28日

本人は「ちーちゃい!」と言いますが私にとっては遠い遠い40アップ!

ブラッシュホッグ6インチのテキサスリグのズル引き。ウィードを乗り越えたらすかさずラインを送り込んでタイトにフォールさせる。言うのは簡単ですが、これがどれだけ正確にできるかがこのような差になるのだと思います。

 

タイムアップ

ここからまた厳しい時間は続き、タクさんにも私にもバイトはあるもののキャッチできない状況が続きます。

そして最後の最後、終了4分前というところで私に待望のバイトがありましたが…

タク石黒プロと琵琶湖バス釣り:2018年6月28日

ご覧の通り、キャッチできず…。

この日は厳しいながらもタクさんは実際にキャッチできましたし、私にもバイトもあったため、チャンスはありました。ただ、キャッチできない日だったようです。

そんな日もあります。それが釣りですよね。

 

しかし、今回はタクさんと琵琶湖を回れたのでいい場所ばかりを釣ることができたのだと思います。

魚探を見ながら湖じゅうを回っていると、今の琵琶湖には本当にウィードが少ないことが分かります。自分だけでやっていたら、そもそもウィードを探すことに時間がかかってしまうと思います。

そんな中、いいウィードエリアばかりを回って、この状態です。良いウィードというのは、ウィード+ハードボトムですとか、ウィード+地形変化ですとか、ウィード+ベイトといった、プラスアルファがどれだけあるかどうかです。

中でも大事なのがベイトの存在で、自分は特に今のウィードの少ない琵琶湖ですから、とにかくウィードさえあればいいかと思っていましたが、そうではないようです。ベイトがいてやる気のあるバスがいるウィードを見つけるかどうか、それも日替わりだったり時間帯で違ったりしますから、そのタイミングで自分がそこにいるかどうかが重要なんだそうです。

実際、この日のタクさんはいつも以上に場所移動が頻繁でした。ベイトが映っていなくてもとりあえず投げてはみましたが、見切りが早い感じです。一番長い時間そのエリアにいたのは、弁当を食べている時だったくらいです(笑)

そういうタイムリーな状況判断をするところが、大変勉強になりました。

 

またタクさんのスケジュールが空いたころ、リベンジさせてもらえたらいいなと思いつつ、今回は上がりました。

タクさん、本当にありがとうございました。

タク石黒プロと琵琶湖バス釣り:2018年6月28日