クランクベイト:ワイドウォブルとタイトウォブルの使い分け

クランクベイト:ワイドウォブルとタイトウォブルの使い分け

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Crankbait Fishing Breakdown: Wide Wobble vs. Tight Wobble Lures”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com”Crankbait Fishing Breakdown: Wide Wobble vs. Tight Wobble Lures”(海外サイトです)

 

クランクベイトは、私にとっては「バス釣りしてるなー」と感じさせてくれるルアーのひとつです。まあ、なんでもそう思ってしまうと言えばそうなんですが(笑)

はじめてバスを釣ったのがクランクでしたので、特にそう感じてしまうのかもしれません。

初めてのバスをクランクベイトで釣ったのがもう20年以上も前になるのですが、その頃から釣具店にはたくさんの種類のクランクがありました。

大きいもの、小さいもの。明るい色、暗い色。丸いもの、長いもの。潜るもの、潜らないもの。こんなに種類があったって無駄なんじゃないのかとも思えるのですが、とりあえず気になったものは買って投げてみてと、いろいろ試したのですが、初めて釣ったクランクだけがなぜか釣れました。

これは他のクランクが悪いのではなく、私が釣った場所ではそのクランクが適していたということです。

というわけで実際は、たくさんの種類のクランクが必要だということがわかるのでした。

それから20年以上もたった現在、当時よりもっともっと多くのクランクがお店やネットショップに並んでいます。

皆さんはこの膨大な数のクランクベイトの中から、自分に適したクランクを選び出すことができますでしょうか。

 

この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、クランクベイトのアクションをワイドウォブルするものとタイトウォブルするものに大きく分けて、それぞれに適したシチュエーション、使いどころを解説してくれています。

クランクベイトの選び方のひとつを覚えて、限られた予算を効率よく使うのに役立てていきましょう。

 

ワイドウォブリングのクランク

Wide wobble crankbaits are typically more popular than tight wobbling baits. The average crankbait will have a medium-wide wobble and displace quite a bit of water. These more aggressive crankbaits are generally better for warmer water (above 70 degrees). In this temperature range, bass are more willing to chase down an erratic bait.

Wide wobblers are also great for current. Given the increase in sound that a wide wobbling crank produces, current is the perfect place to fish these baits. There are so many sounds associated with running water. The wide wobble of a crankbait helps to push more water than smaller, thinner cranks and garner the attention of more fish, even amongst all the noise.

Although great for irritating fish into biting in clear water, wobblers are also great baits for dirty water. In low clarity situations, fish rely on their lateral line to hunt prey. This line picks up movements and vibrations in the water. By using a wider wobbling bait, you increase your odds of the fish finding your lure. A wide wobble and quick retrieve can also cause bass to bite out of reaction rather than hunger.

ワイドウォブルのクランクベイトは、一般的にはタイトウォブルなものよりも人気があります。だいたいのクランクベイトはミディアムウォブルといえ、多くの水を動かします。こういったアグレッシブなクランクベイトは一般的に暖かい(21℃以上)水に適しています。この温度範囲では、バスは不規則なエサを追いかけようとします。

ワイドウォブリングのものは流れの中でも最適です。ワイドウォブリングのクランクが生み出す音は増幅されるため、流れの中はこのルアーを使うのに最適なのです。流れる水のなかには非常に多くの音があります。ワイドウォブルのクランクベイトは、小型で薄いクランクよりも多くの水を押し、多くの騒音の中でも多くの魚の注意を引くのに役立ちます。

クリアウォーター下で魚を刺激するのもいいのですが、ワイドウォブリングのクランクは濁りの入った水で生きるルアーです。透明度の低い状況では、魚は側線を頼りに獲物を捕獲します。この側線は水中の動きや振動を検知します。ワイドウォブリングのルアーを使用することによって、魚があなたのルアーを見つける確率が高まります。ワイドウォブリングとクイックなリトリーブは、バスが空腹でなくでもリアクションバイトをしてくる原因にもなってくれます。

クランクベイト:ワイドウォブルとタイトウォブルの使い分け

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タイトウォブリングのクランク

Although many anglers will automatically reach for an aggressive, wide-wobbling crankbait, this isn’t always the best idea. A thinner, tight wobbling crank (like a Berkley Flicker Shad or Rapala Shad Rap) shines in cold water (below 70 degrees) or anytime the bite is slow. The tight side-to-side action of these lures mimics smaller baitfish that aren’t as quick and strong as their grown-up brethren. If bass are not in the mood for a large, fast-moving meal, the tight wobbling crankbait can be the ticket.

These crankbaits also typically come through certain types of cover better because the fishing hooks tend to stay in line with the body of the bait. A wide wobbling bait typically doesn’t have this luxury as its wide, erratic action flings its treble hooks side to side, grabbing anything it grazes.

多くの釣り人はアグレッシブなワイドウォブリングのクランクベイトに手を伸ばしがちですが、これがいつも正解とは限りません。 低水温の時(21℃以下)やバイトがスローなときは、より薄くてタイトウォブリングのクランク(バークレイ・フリッカーシャッドやラパラ・シャッドラップなど)が有効になります。 これらのルアーのタイトな横揺れアクションは、成長しきれていないベイトフィッシュの早くも強くもない動きに似ています。 バスが大きくて動きの速いエサを食う気分にならない場合、タイトウォブリングのクランクベイトがキーになります。

これらのクランクベイトは一般的に、フックがルアー本体と一直線上に並んでいるため、特定の種類のカバーにはスリ抜けが良くなります。 ワイドウォブリングのルアーは、その幅広く不規則なアクションがトレブルフックを左右に振り回し、何かにかすっただけで引っ掛かってしまうため、そんな贅沢なことはありません。

クランクベイト:ワイドウォブルとタイトウォブルの使い分け

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いかがでしょうか、ウォブリングの違いによるクランクベイトの選び方というのも大事な選び方のひとつなんですね。

低水温やクリアウォーターであればそれに適したルアーというのも他にありそうですが、やはりクランクで釣るというところに意味があるのでしょうか、いえ、それは私が勝手に思い入れのあるルアーなだけであって、クランクは手返しのいいサーチベイトだからというのが、アメリカで広く使われている理由でしょう。

ルアーのパッケージの裏側にある説明文を読んで使い方や使いどころを覚えていくのもいいと思いますが、数あるクランクの中から、ルアーの形を見てパッと使いどころをイメージできるというのもかっこいいじゃないですか、私はそういうアングラーになりたいです。

そのためにはもっともっとあらゆるタイプのクランクを投げ倒さなければならないかもしれませんが…道のりは長いですね(笑)

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!