クランクベイトの選び方:9つの特徴

      2018/06/18

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Photo by worldfishingnetwork.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”9 Characteristics of Crankbaits”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:worldfishingnetwork.com”9 Characteristics of Crankbaits”By: Keith 'Catfish' Sutton,Oct 27, 2016(海外サイトです)

 

アメリカのバスフィッシングを象徴するルアーのひとつ、クランクベイト。

キャストから回収までの時間が短く、ロングキャストが効くため、広い範囲を短時間で探れて、やる気のある魚を連れてきてくれるばかりか、うっかり魚に口を使わせてしまうリアクションベイトとしても優秀であるこのルアーは、広大なアメリカのフィールドにうってつけのルアーと言えますよね。

狭いフィールドが多く繊細な釣りが身上ともいえる日本のフィールドにおいても、より細かな潜行深度の使い分けができるためシステマチックなレンジキープがしやすいという基本性能が効果的であったり、シャッドという新しいクランクベイトのジャンルが日本で誕生したりと、ダイナミックさだけじゃない部分がクローズアップされることは多々ありますよね。

おかげで日本の釣具店には、多くのクランクベイトがメーカー別、レンジ別に並んでおり、クランクでバスを釣るには何が大事なのか?レンジなのか?カラーなのか?大きさなのか?といった具合に、何から手を付ければいいやら訳が分からなくなることがあります。

この記事は、北アメリカを中心とするルアーフィッシング専門メディア「World Fishing Network」のもので、アメリカはアーカンソー州の「ダイビングプラグ博士」の異名を持つジョー・ヒューズ氏へ取材したものです。彼はこれまでコットンコーデル、レーベル、ヘドン、ボーマーでクランクベイトのデザインに多くのプロアングラーとともに関わってきた人物なんだそうです。

そんなヒューズ氏が、世の中に大量に出回っているクランクベイトから自分はどうやって必要なものに辿り着けばいいのかという、9つの考え方を共有してくれています。

今、自分に必要なクランクとはどんなものなのか。これを読んで、考えてみてはいかがでしょうか。

 

深さ(レンジ)

The first characteristic is depth.

“Depth is where the fish are,” Hughes says. “You must select a lure that will go to that depth to be successful.

“When people go to a marina for fishing information, they tend to ask, ‘What are they biting?’” Hughes continues. “That’s the wrong question. The question to ask is, ‘How deep are they?’ That’s the first thing you need to know. If you trust the information you’re given, you know what ball park you’re in as far as selecting a lure.”

Many anglers think crankbaits run deeper than they actually will.

“You must determine yourself what depth a crankbait will run, or at least trust the information you’re given by the manufacturer,” Hughes says. “The best thing to do is determine how deep the bait runs on the length of cast you make, the size line you use and the type reel you use. Typically, if you work a deep-diving crankbait with your rod pointed into the water, the bait will run deeper with longer casts, lighter line and slow retrieves.”

まず最初の特徴は深さです。

「深さとは、魚の位置です」とヒューズ氏は言います。 「成功するためには、その深さを通せるルアーを選択する必要があります。」

「みなさんは釣るための情報を集めるとき、「バスは何のルアーで釣れていますか?」と尋ねる傾向があります。」とヒューズは続けます。 「それは間違った質問です。質問するときは、「バスはどれくらいの深さにいますか?」ということです。それはまずあなたが知らなければならないことです。それが信頼できる情報であるならば、あなたのルアー選びはおおよそ決まってくるはずです。」

多くの釣り人はクランクベイトが実際より深いレンジを通っていると考えています。

「クランクベイトがどの深さを通っているのか、あるいはメーカー発表の情報を信用していいかどうかを判断する必要があります」とヒューズ氏は言います。 「キャストの飛距離、使用するラインの太さ、使用するリールのタイプでどれくらいの深さをルアーが通るかを知るのが最も望ましいことです。一般的には、ロッドの先を水中に入れたり、ロングキャストしたり、細いラインを使い、リトリーブを遅くすると、クランクの潜る深さはより深くなります。」

 



スピード

The second crankbait characteristic, speed, is closely tied to depth.

“Speed affects depth,” Hughes says. “That’s why it’s important to look on your reel to determine its speed. Some reels are slower, like 3.8:1 (line circles the spool 3.8 times for every turn of the reel handle). Others are high-speed reels with a 7:1 ratio. Others fall between the extremes.

“The way these reels affect the depth a lure swims is based on the fact that most people turn the handle about the same speed,” he continues. “So the reel takes over for them. To get the crankbait to its maximum depth, visually appraise its action in the water. When you see the lure giving a good action, that’s the speed you want to crank it. When you get it down there, you can speed it up, or stop and start it, but first look at the bait in the water to see the best way to retrieve it.”

クランクベイトの第2の特徴であるスピード、これは深さに密接に関係しています。

「スピードは深さに影響します」とヒューズ氏は言います。 「スピードを決めるためにはリールを見ることが重要です。 リールのなかには、3.8:1のようにゆっくりなものがあります(リールハンドル1回転ごとにスプールが3.8回転します)。 また、7:1などのギア比のハイスピードリールもあります。 他は両極端の中間にあります。

「これらのリールが深さに与える影響は、その人が同じスピードでハンドルを回すということを前提としています。」と彼は続けます。 「そのために、リールを交換するのです。 クランクベイトを最大深度まで持っていくには、水中でのそのアクションをその目で良く見てみます。 あなたがルアーが良いアクションをしてるなと思う時、それがあなたがやりたいクランクのスピードです。 それを覚えておき、スピードアップするにしても、または止めてから再び巻き始めるにしても、水中でのルアーの動きを見た時のベストなリトリーブをしてください。」

 

アクション

Action is another important crankbait characteristic.

“Action relates to two different areas,” says Hughes. “First, action is the action the bait has—the side-to-side action, the wobble. The other action is what you do from a mental standpoint with the lure, like fishing a topwater, for instance. You twist and jerk and think about how to get fish to hit the topwater. If you take this same mental involvement you have with a topwater plug and use it in plugs that work down out of sight, you’ll enhance your productivity. A steady retrieve only catches fish about 10 percent of the time. Other times, the things you do to provide erratic action to the lure mean the difference in catching fish and not catching fish.”

アクションもまた、重要なクランクベイトの特徴です。

「アクションは2つの異なる分野に関連しています」とヒューズ氏は言います。 「まずアクションとは、ルアーが持つ横揺れやウォブルアクションのことです。 もう一つのアクションとは、たとえばトップウォーターフィッシングのようにルアーに対し自分からアクションを加えていくことです。 あなたはドッグウォークさせたりジャークさせたりして、トップウォーターに魚を浮かせる方法を考えます。 トップウォータープラグと同じようなイメージを水中の見えないプラグに使用すると、バイトが増えます。 ステディリトリーブでは、魚の約10%を捕まえるに過ぎません。 この他に、あなたがルアーに不規則なアクションを与えるということにより、そこに魚を捕まえることと魚を捕まえないことの違いが生まれる、ということです。」

 



浮力

Characteristic four is buoyancy. This determines whether a lure floats (positive buoyancy), sinks (negative buoyancy) or suspends (neutral buoyancy).

“Buoyancy is something professional anglers are very attuned to,” Hughes says. “When fishing heavy cover, they want baits that back up, float and have a degree of buoyancy. When fishing during cool-water periods, they want baits that can be stopped without popping back to the surface, baits that stay where they are, suspended. Negative buoyancy baits like vibrating, lipless crankbaits allow you to fish all depths. You can fish them on bottom, near the top or in between. Be attuned to buoyancy to know which baits to select for certain fishing conditions.”

4つ目の特徴は浮力です。 これは、ルアーがフローティング(正浮力)か、シンキング(負浮力)か、またはサスペンド(中立浮力)かのいずれかということです。

「浮力は、プロのアングラーたちがうまく適応させていくものです」とヒューズ氏は言います。 「ヘビーカバーを釣るとき、彼らは手を止めた時に浮いてくるような浮力を持っているルアーが欲しいのです。 寒い時期に釣りをするとき、彼らは止めた時にルアーが勢いよく水面まで浮いてこないような、そこに留まり、サスペンドするようなルアーが欲しいのです。 シンキングのリップレスクランクベイトのようなバイブレーションルアーは、すべての深さを釣ることができます。 ボトムでも、トップウォーター近くでも、その中間でも釣ることができます。 どの浮力を選ぶかは、そのフィールドで釣りをするときの状況で選んでください。」

 

カラー

Color is the characteristic anglers probably give the most consideration when selecting a crankbait.

“Color, as a characteristic of fishing lures, got a great boost from research conducted by Dr. Loren Hill (developer of the Color-C-Lector),” says Hughes. “There are colors anglers find very productive that most would never have tied on had it not been for the impact of the Color-C-Lector. The color gray, for instance, is a color that doesn’t sell well. But, it’s a great fish-catcher. Gray, according to Loren’s research, was the number one color overall. It wasn’t always the most visible to bass, but it was always one of the most visible under various conditions. The fact that gray catches fish makes sense when you consider that most forage fish are some shade of gray.”

According to Hill’s research, red also is a top color.

“Red signifies blood or circulation, like something that can be easily captured because it’s injured,” says Hughes. “Red has reproductive connotations, too. To show how important it is to anglers, consider this example. Several years ago, someone at a major lure manufacturer I worked for said, look, if we don’t paint these little red mouths on our minnow plugs, we can save a lot of money. So we quit doing it. The consumers came out of their skulls! We got dozens of letters saying, ‘What happened to the red mouth? These baits don’t produce as well.’ So we went back to putting red on our lures. You’ll notice that many lures have a red gill, throat or belly. It’s not there for decoration; it’s there because fishermen said the baits don’t work as well without it.”

カラーはクランクベイトを選ぶときにアングラーがおそらく最も考える特徴です。

「ルアーの特徴であるカラーは、ローレン・ヒル博士(Color-C-Lector(スパイクイット・カラーセレクター)の開発者。水質センサーを水に入れると、最も目立つカラーを教えてくれる装置!)が行った研究によって大きく前進しました。」とヒューズ氏は言います。 「カラーセレクターの影響がなければ、ほとんどのアングラーが有効な色を意識して結ぶということはなかったでしょう。たとえば、グレーという色は、あまり売れない色です。しかし、それはよく釣れるカラーです。グレーは、ローレンの調査によると、全体的にはナンバーワンのカラーでした。常にバスにとって一番見やすい色というわけではありませんでしたが、様々な条件下でよく見えるカラーの1つでした。グレーが魚を捕まえるという事実は、多くのベイトフィッシュがグレーの色をしたシャッドであると考えても理にかなっています。

ヒルの研究によると、赤もトップクラスのカラーです。

「赤は、傷を負って簡単に捕獲できそうな、血や流血を意味します」とヒューズ氏は言います。 「赤には生殖の意味もあります。それが釣り人にとっていかに重要であるかを示すために、この例を考えてみましょう。数年前、私が働いていた大手ルアーメーカーの誰かが、ミノープラグに小さな赤い口紅を塗らないことで、多くの経費削減をすることができますと言いました。だから我々はそれをやめました。すると消費者から狂ったように「なんで口紅をやめたんだ!」という抗議の手紙がたくさん届きました。「こんなルアーは釣れない!」と言うのです。ですので私たちはルアーに再び赤を塗ることにしました。多くのルアーにはエラ、喉、腹に赤色があります。それは装飾のためではありません。アングラーたちから、ルアーにはそれがなければ釣れないと言われているからです。」

 



サイズ

Hughes’ thoughts on size, the sixth characteristic, also offer unique insights for crankbait anglers. Many of us were taught that catching big fish requires big lures, but Hughes says this isn’t true.

“If you use a big lure, all you’ll catch is a big fish,” he notes. “But big fish are just as likely to hit a small bait as a big one if the bait is presented at the proper depth and the right speed, if it’s the right color, and if you do the right things as far as action is concerned. Get into the smaller bait philosophy, and you can say, I’m fishing for every predator fish in this body of water. You’ll have more fun.”

6番目の特徴であるサイズに関するヒューズの考えはまた、クランクベイトアングラーたちにユニークな考えを提供します。 大きな魚を釣るには大きなルアーが必要だと私たちの多くが教えられましたが、ヒューズはこれは真実ではないと言います。

「あなたが大きなルアーを使うなら、釣れるのはきっと大きな魚なのでしょう。しかし大きな魚でも、ルアーを適切な深さと正しい速度、正しいカラーにあなたが思う正しいアクションでプレゼンテーションすれば、小さなルアーでも食ってくる可能性が高いのです。 小さなルアーの考え方がハマれば、私はこのフィールドのすべての魚を釣ることができると言えます。 どうです、楽しみが増えたでしょう。」

 

シェイプ(形状)

Shape is less important than most other characteristics.

“Shape is basically a way to match the hatch,” Hughes says. “If you fish where crawfish are the primary forage animals, use a bait resembling a crawfish. If fishing where there are lots of shad, use a shad-type lure. Still, this is probably the one characteristic where you can arbitrarily make a choice and not hurt your fishing success. If you’re at the right depth and use the right speed, action and color, then, except in some clear-water situations, shape may not be terribly important.”

形状は、他の特徴に比べるとそれほど重要ではありません。

「シェイプは基本的にマッチザベイトの考え方です。」とヒューズ氏は言います。 「ザリガニがメインベイトのフィールドで魚を釣るなら、ザリガニと似たルアーを使用してください。 多くのシャッドがいるところで釣りをする場合は、シャッドに似たルアーを使用してください。 それでも、これはおそらく、あなたが意識的に選択しなくても釣りの成功にはそれほど影響しない特徴のひとつです。 あなたが正しい深さを通して、適切なスピード、アクション、およびカラーを使用している場合、例えばクリアウォーターのフィールドのような状況を除いて、形状はそれほど重要ではないかもしれません。」

 

音/振動

Sound/vibration is the eighth characteristic of crankbaits.

“Sound hasn’t been exploited to the maximum by lure manufacturers,” says Hughes. “Still, sound is important. A predator fish will accept or reject your lure based on what he sees, but sound could be the enticement that gets him to look.”

クランクベイトの8番目の特徴は音や振動です。

「音は、ルアーメーカーがこれまで最大限に開発しようとしていません」とヒューズ氏は言います。 「それでも、音は重要です。 フィッシュイーターは、見えているものに基づいてルアーを食うか、または拒否をしますが、音はそもそも彼に気付かせるための要素になる可能性があります。」

 

匂い

Though Hughes includes scent as the final characteristic on his list, he says this one has little importance when fishing crankbaits for bass.

“Bass have a poor sense of smell,” he says. “When fishing crankbaits for trout and walleye, scents may have some use, but to a large extent, they’re unnecessary for bass fishing.”

ヒューズ氏は最後の特徴として匂いを挙げましたが、彼はバスをクランクベイトで釣るときはほとんど重要ではないと言います。

「バスは嗅覚の感覚が鈍いのです。 トラウトやウォールアイをクランクベイトで釣るときは、香りを使うことがあるかもしれませんが、バスフィッシングにはそれほど必要ありません。」


 

いかがでしたか。

ジョー・ヒューズ氏の研究は長い年月と試行錯誤を繰り返して、このような結論に至ったのだと思います。とても面白い記事ですよね。

今の時代、次々と発売されるクランクベイトの宣伝文句を見ると、「1日で50アップが何本連発!爆釣しました!」といったことが書かれています。非常に魅力的なフレーズではあるのですが、この記事をよく覚えておけば、なぜ50アップが爆釣したのかが分かるのではないでしょうか。

そのクランクの特徴を他人の意見に惑わされずに分析できることで、余計な出費を抑えることができます。そして、自分の考えた、自分で選んだ、自分に必要なクランクベイトに辿り着き、それで釣りをするということは、釣りをもっともっと面白くさせるはずです。

ジョー・ヒューズに感謝しながら、さらに自分なりの研究を進めて、立派なクランク使いになりたいものですね。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!

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