キープキャスト2018レポート
こんにちは!店長の小山です!
本日は2018年3月10に行きましたキープキャスト名古屋2018の様子をレポートさせていただきます。
キープキャストとは
キープキャストは冬から春に全国各地で行われるいわゆるフィッシングショーのうちのひとつ。今年で5回目となる展示会となります。
キープキャストには普通の展示会と大きく異なる点がありまして、それは「ルアー関係に絞ったフィッシングショーである」ということ、さらにもう一つは「物販がある」ということです。特にこの物販があることが特殊で、通常の展示会というのは色々なメーカーが一堂に会した「大きなショールーム」的な扱いですので、見たり聞いたりすることがメインのもの。
しかしキープキャストはメインこそ「大きなショールーム」ではあるものの、各メーカーが趣向を凝らした限定商品などが売れらたり、新製品のプロトモデルが売られたり、メーカーアパレルなどがあったり、1回数百円のガラポンやガチャガチャなどで賞品がもらえたり、DVDや雑誌などバックナンバーも含むメディアなどなど、釣り関係のものが売っているのはもちろんのこと、どらやきやカレーなどのノベルティ商品を売っているメーカーもあるという意外性もあるところが物販があるこのショーの面白いところです。
大きな神社で盆踊りが行われるときの縁日のようなワクワク感のあるフィッシングショーと言えるのではないでしょうか。
私はこの雰囲気が好きで毎年出かけています。
当店が見るキープキャスト
このキープキャストにつきましては色々な方がブログやSNSなどにアップされていますし、新製品といってもすでに各メディアから発表があったものがほとんどですから、情報としては皆様すでにご存じのものが多いと思いますので、ここでは当店ならではの視点といいますか、スモールマウスバスフィッシング目線でレポートさせていただきたいと思います。
DUO(レアリス)
レアリスはここ数年でメキメキと頭角を現してきたメーカーですが、ルアーの品質が高いのはもちろんのこと、価格も抑えられているところが非常に嬉しいポイントですが、ルアーの実力もアメリカのトーナメントでの実績が高く、決して安さが売りのメーカーではありません。
そんなわけで注目ルアーの筆頭はこちら
スピンベイトと、スピンベイトG-Fixです。
スレたバスにも効果的な表層I字系を水中で行うわけですから、しっかりやることができれば強力な武器になるのは間違いないはずです。ただしその難易度は表層I字系よりも目で見えない分、難しくなってしまいますので、練習が必要かもしれません。
去年ブレイクしたルアーではありますが、初期ロットがすぐに完売してしまい、まだまだ多くのアングラーの手に行き届いていなかったのですが、今年はニューカラーも加わり、新たな生産体制で多くの方に行き渡るようになりそうです!
純正仕様では表層から5.5メートルレンジまでが攻略範囲となっておりますが、それよりディープを狙う場合はキャロ仕様で使えますので、秋のディープのスモール狙いの武器として加えてみてはいかがでしょうか。
それから、当店がオススメしているレアリスシャッド。シリーズ最小モデルの52MRのサイズ感は52㎜という長さよりもかなり弱々しく小さく感じられ、いかにもスモールが好きそうなシルエットを持っています。
それでもマグネット重心移動が効いているのか、ベイトフィネスタックルでも飛距離が稼げます。
潜行深度も1.5メートルまでとなっていますが、ドラッギングでは3メートル台のレンジまで届きますので、春の上ずっているスモールに効果があると思います。
さて、タクちゃんことタク石黒プロが今季よりレアリスさんのサポートを受けることになり、タクちゃんの今年の野尻湖釣行がどうなるのか、心境の変化があるのか、伺ってみましたのでご覧くださいませ。
レアリスルアーへの自信の現れなのでしょうか、1日に40アップを10本という目標を掲げました。強気ですよね…(笑)
まだタクちゃん自身がレアリスルアーをじっくり使い込む時間がなかったようで、ルアーについて多くを語ることができないということだったのですが、ひそかな自信があるように感じますよね。
ダメだったら視聴者プレゼントがあるということですので、どちらにしても楽しみです!
でもちょっと待ってくださいよ…これ釣れなかったら私のせいにされそうな気がするんですが…大丈夫でしょうか(笑)
とにかく、今年もタクちゃんは野尻湖に来る気満々だそうですので、楽しみにしておきたいと思います!
メガバス
おなじみメガバスからはワンテンLBOとフラップスラップLBOをプッシュしたいと思います。
LBOという重心移動システムはメガバス独自のものでウエイトの移動の早さがハンパなく速く、飛距離がアップされているとか。しかしそのほかにもキャスト時以外はマグネットで固定されますので、ほぼサイレント扱いなルアーになると思われます。
そうなると俄然スモールマウスバスに効きそうな雰囲気もアップしますので、サイズ感的にはややボリューミーな感じがするかもしれませんが、小森嗣彦プロに聞いてもスモールもバッチリ釣れるとおっしゃってましたし、期待してしまいますね!
小森プロのインタビュー動画は後日アップいたしますので、お楽しみにお待ちくださいませ。
ジャクソン
ジャクソンさんはもちろんイガジグスピンです!
野尻湖ガイドでおなじみの五十嵐誠プロが開発したものですから、当然スモールマウスバスがターゲットとなっているわけですが、開発にはかなり紆余曲折があったようです。
最終プロトから製品版までの間にかなり大きいアップグレードがあったようで、その性能もかなり向上したんだとか。
詳しくは後日アップさせていただく「五十嵐誠さんインタビュー」にて書かせていただきますので、しばらくお待ちくださいませ。
ディスタイル
ディスタイルが展示していた新製品のなかで注目したはこのVIROLA(ヴィローラ)。
半分中空、半分ソリッドボディ、テールにかけて急に細くなるシルエット。この構造によるものなのか、ジグヘッドスイミング時にいい感じのロールが入るようです。
シルエットも独特で、どことなく卵からかえったばかりの稚魚のような、お腹に卵黄袋を抱えたような感じがすると思うのは私だけでしょうか。素材の透け具合もあいまっていかにも弱いベイトといった感じがします。
手に取った時のサイズ感がこんな感じ。
上からのアングルがなくて申し訳ないのですが、上から見るとテール部分がかなり細くなっていて、これがまた2.8インチというサイズ以上に弱々しく感じるものになっていました。
これについても青木プロにインタビューすることができましたので、後日アップするインタビュー動画をお待ちいただければと思います。
これは当店に入荷できるかどうか未定ですが、もし他店様でも見つけることができましたら、スモール用にご用意いただくことをおすすめいたしますよ!
個人的にゲットしたもの
さて冒頭でお話ししたとおり、キープキャストの特徴でもある物販。私が何をゲットしたかといいますと、タクちゃんのとこのラインであるG7(ジーセブン)さんのフェイスブックをフォローするともらえる試供品のライン「ベクトル」。
これはタクちゃんが開発に携わっているラインで、去年もアンケートに答えるともらえたので使ったのですがとてもいい感じでしたので今年もいただきました(笑)
そしてインタビュー中にすれ違ったきたうらかすみさんと双月えるさん(挨拶もろくにできずすみません…!)のきたうらさんから頂いたメガバス・オカシラヘッドにラバーを巻いたスイミングラバージグ。しかもファインラバーとシリコンラバーの2種類!いただいちゃっていいんでしょうか、ありがとうございました!
めっちゃ釣れそうです。
これはきたうらさんに問い合わせていただければ入手可能かもしれませんので、興味のある方はツイッターできたうらかすみ@kasumin55さんまでどうぞ(もしかしたらイベント頒布用かもしれません)。
あれ…?せっかくのキープキャストなのになにも買ってない…
いいんです。わたしにとってキープキャストとは、当店のお客さんのために各プロに取材をしに行き、数少ないスモールマウスの情報をゲットする場なのです。今回もいい取材ができましたのでそれで満足なのです!
あっ、買ったものもありました!名古屋と言ったらこれです!
もはや釣具ですらありませんが(笑)
私の大好きな「つけてみそ かけてみそ」です。これを付けて食べるキャベツが大好きです。
「キープキャスト」と「キープかけてみそ」。ちょっと似てるじゃないですか。なのでこれでOKです(笑)
では、各プロへのインタビュー動画、もったいぶって1日1本ずつアップしてまいりますので、お待ちいただければと思います。
本日は、ひとまず当店目線でのレポートまで。
それでは、また。
毎度ありがとうございます!