春から夏のスモールマウスバス釣り戦略

春から夏のスモールマウスバス釣り戦略
Photo by insideline.net

毎年春にバス釣りが解禁する野尻湖のスモールマウスバス釣りは、サイズも数も春から初夏がピークになります。この時期のスモールマウスバスの行動や特徴を知ることは、釣果を伸ばしたり、自己記録を更新するために必要なことになるでしょう。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Jimmy Reese Shares His Smallmouth Tips”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:insideline.net ”Jimmy Reese Shares His Smallmouth Tips”By David A. Brown|AUGUST 4, 2020

私がバス釣りをしていて嬉しく思う季節は、春から初夏です。

楽しいのは1年中楽しいのですが、嬉しいのは、春から初夏なんですよね。

なぜかと言えば、私のホームレイクのひとつである野尻湖のバス釣りが解禁するためです!

野尻湖の禁漁期間でも他のフィールドで釣りをすることはできるのですが、やはりおあずけを食らっていた反動なのか、湖が解禁した嬉しさは初夏の虫パターンで釣れるころまで続くんですよ(長すぎですかね?)

でもですね、禁漁期間があり、地元の人から愛され守られている野尻湖のスモールマウスというのは、個体数も多くアグレッシブであるため、たまらない魅力があるんですよね。

おそらくこれは私と同じ地元アングラーさんだけでなく、遠征で野尻湖に来られる方にとっても同じではないかと思うんです。

遠征で来られる場合は特に季節にも関係なく、いつもラージを釣っているからスモールを釣るのが楽しみ!超嬉しい!という方が多いのではないかと思います。

その通りだと思います。

わざわざ遠く野尻湖へ出掛けてスモールマウスバス釣りに挑戦するのは、本当に価値があることだと思います!

しかし、そこで必要なのが、スモールマウスを釣るためのヒントがほしいということ。

スモールマウスバスの特徴、ラージとの違い、釣れる釣り方なんかが分かれば、もっと出掛ける気にもなっていただけることでしょう。

この記事は、アメリカのゲーリーヤマモトが運営する釣りブログ&情報サイト「INSIDE LINE」のブログ記事で、FLWのプロ、ジミー・リース氏が、春から夏のスモールマウスバスを釣るためのヒントを共有してくれています。

ぜひこれを読んで、スモールのイメージを広げてください。

スモールマウスバスの行動特性

引用文(タップすると開きます)
Calling a 5-pound Lake Cumberland smallmouth his personal best, Reese said he expects the same mix of baits to be productive anywhere smallmouth roam. The biggest difference he’s noticed between western fish and those in the Eastern U.S. is the way they relate their environment. “For example, on Lake St. Clair, there’s often no rhyme or reason for them to be where they’re at,” Reese said. “In early spring, like April-May, when the ice is melting, you’ll find them around structure — key little rock points. “It’s pretty textbook stuff, but after that, they could be anywhere out in that lake. On these big lakes, I think a lot of the smallmouth’s positioning has a lot to do with the gobies — where they’re staging.” One thing Reese has found consistent in his eastern smallmouth pursuits is the impact of current; particularly current seams that guide the fish’s movement on powerhouse fisheries like St. Clair, the St. Lawrence and Detroit rivers and Lake Champlain. Current gathers bait and creates a natural food delivery service that smallmouth wisely exploit. In his western fisheries, Reese feels confident he can always find smallmouth on rock piles, weed edges and current breaks. And don’t pigeon hole the brown fish into a purely deep water life, Reese says; these fish will often surprise you with their adventurous nature. “Sometimes you’ll find smallies where you think you’re going to catch largemouth, but I’m sure that just has something to do with bait,” he said. “That may be a little pocket with some vegetation; you’re throwing a frog and you accidentally catch a smallmouth. You’re like ‘Why in the heck are you here?’” Another productive western scenario Reese has leveraged is a steeper bank with a stair-step drop off. Here, the fish will utilize the nearly vertical edge like an elevator to adjust their depth for feeding purposes. “On the West Coast, you get a lot of that stair step stuff where they just stage on areas like this because they like moving up and down,” Reese said. “What I see back east, the current seems to be a bigger deal.”

リースの自己ベストのスモールマウスバスはカンバーランドレイクで釣った5ポンドですが、スモールマウスバスが住んでいるフィールドで同じ釣り方であればどこでも期待できるといいます。彼が気付いたアメリカ西部のスモールマウスとアメリカ東部のスモールマウスとの最大の違いは、その環境によって変わるということです。

「たとえば、レイクセントクレアでは、スモールマウスバスの居場所がさっぱりわからなくなることがよくあります」とリースは言います。 「4月から5月などの春先の湖の氷が溶けたころ、小さな岩の岬のような地形変化をキーにしてその周辺を探ること─。」

「これはよくスモールマウスバス釣りの教科書に書かれていることですが、実際スモールは湖のどこにでもいる可能性があります。セントクレアのような大きな湖では、スモールマウスバスの居場所の多くは、ゴビィ(セントクレアレイクの代表的なベイトフィッシュのひとつ、手のひらくらいのハゼ)が生息している場所と関係があると思います。」

リースがアメリカ東部のスモールマウスバスを釣っていて発見したことの1つは、流れの影響です。特に、セントクレア川、セントローレンス川、デトロイト川、シャンプレーン湖など流れの強いところでは、流れの境い目に魚が集まりやすくなります。 流れはエサを集めることで、天然の食料配達システムのような役割になるので、それをスモールマウスは賢く利用しています。

リースはアメリカ西部のフィールドでは、ロックパイル、ウィードエッジ、流れの裏側でよくスモールマウスバスを見つけることができると考えています。そして、スモールマウスバスはいつもディープにいる魚だと決めつけないでくださいとリースは言います。「スモールマウスバスという魚の冒険的な性格にはよく驚かされます。」

「ラージマウスバスを釣ろうとしているのにスモールマウスバスが釣れることがあるのですが、どうやらそれは彼らが何を食べているかに関係があるようです。ウィードポケットに向かってフロッグを投げていたら、偶然にもスモールマウスバスが食ってきました。「なんでお前はこんなところにいるんだ?」と思ったものです。」

リースが発見したアメリカ西部でのもう1つの釣れる状況は、急勾配のバンクです。こういった場所では、バスはほぼ垂直な面をエレベーターのように利用して、フィーディングのときにレンジを調整します。

「アメリカ西部のフィールドでは、バスは急なバンクでフィーディングのために上下に移動するのが好きで、アメリカ東部のフィールドでは流れがより重要になる、と覚えてください。」

春から夏のスモールマウスバス釣り戦略
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時期ごとの戦術

引用文(タップすると開きます)
Wherever he’s targeting smallmouth, Reese finds a handful of presentations consistently productive. He breaks it down by seasonal faves, but notes that the presentations remain dependable anytime the fish are in similar positions. Prespawn Shallow gravel is always a good bet for staging smallies and Reese finds that areas close to a point — preferably right inside a point — prove most consistent. Such spots in 2-8 feet allow smallies to push bait against and edge for easier feeding. “I prefer a cloudy day with a little breeze, but those smallmouth do get active when the sun’s out,” Reese said. “On a hot, sunny day, they can really active.” Knowing the fish are looking for meals, Reese suggests rigging a shad color Zako paddletail swimbait on a 3/8-ounce swimbait head and makes long casts to cover as much water as possible. Casting parallel to the bank and making slow, steady retrieves usually delivers. Spawning Hard bottom is key, but a little vegetation helps spruce up the smallmouth neighborhood. For bedding fish, Reese relies on dropshotting with a Shad Shape Worm (goby or baby bass color) on a Size 1 Gamakatsu G-Finesse dropshot hook and a 16-inch leader. “I’ll use a 1/4-ounce weight, or a 1/8 if I’m fishing shallower, like 2-7 feet,” Reese explained. Reese believes he fares best with minimal shaking action. In his view, a natural fall looks more tempting than excessive undulations. “If I have a 16-inch leader, if I get a slack line, that bait’s going to have action just falling to the bottom,” he said. “When you lift up to lightly shake it, a lot of times, they’re already there.” Summertime For a purely offshore game, typically in the summer months, Reese likes dragging a tube to mimic gobies and other bottom-oriented forage. A great option for those slick calm, sunny, hot days, he’ll make a long cast, steadily retrieve and occasionally “restart” the cast with random pops to stimulate fish that might be following and watching his bait. “Later, in the summer, I’ll go out in the middle of the lake and just bomb a dropshot with a 1/2-ounce weight,” Reese said. “I’m (generally) dragging it slowly, but you can move it faster when you’re looking for fish. “Sometimes, you can work it fast while you’re trying to locate fish. You can hop it off the bottom, then reel it in four or five feet and a lot of times those fish will eat it on the fall. So, you’ll get more of a reaction bite than you would dragging it around all day.” Summarizing his technique, Reese says: “I work it fast, but I work it slow. In other words, I’m covering water to find them and once I find them, I slow down.”

リースは色々なフィールドで釣りをしたことで、スモールマウスバスをコンスタントに釣るプレゼンテーションをいくつか発見しています。彼はそれを季節ごとに分けていますが、バスが同じような位置にいるようなら、季節を問わず有効であるとも言っています。

プリスポーン

砂利の多いシャローはプリのスモールが待機する良い場所であり、リースは岬に近いエリア(できれば岬のすぐ内側)が最も安定していることを発見しました。 このようなスポットの水深60㎝から2.4mのレンジは、スモールがフィーディングのためにベイトを端の方まで追い込みやすいようです。

「私は少し風が吹く曇りの日が好きですが、スモールマウスバスは太陽が出ているときに活発になります。 暑くて晴れた日のほうが彼らは活発なのです。」

リースはスモールマウスバスが食べ物を探していると考えているため、3/8オンスのジグヘッドにシャッドカラーのゲーリーヤマモト・ZAKOスイムベイトをセットし、できるだけ広い範囲をカバーするためにロングキャストを行うことをすすめています。バンクと並行にキャストし、スローステディリトリーブを行うことで通常は食ってきます。

スポーン

カギはハードボトムですが、少しウィードがあった方がスモールマウスはお好きなようです。ベッドの魚を狙う場合、リースは#1サイズのガマカツG-フィネスドロップショットフックにシャッドシェイプワームのゴビィまたはベビーバスカラーでリーダを40センチにしたダウンショットを使います。

「シンカーは1/4オンスを使用します。水深60センチ〜2メートルと浅い場合は1/8オンスを使用します。」リースは、ほとんどシェイクをしない方がうまくいくと考えています。彼の意見では、フォールも波動が出るよりもナチュラルフォールするものがより良いと考えます。

「リーダーが40センチあるということは、ラインをたるませると、ワームがそこからボトムにフォールするアクションを起こします。 それを微妙にシェイクしながら持ち上げることで、だいたいはまだリグがその場にとどまっています。」

リースが夏に沖の釣りをする場合、通常はチューブワームをズル引きしてゴビィやその他のボトム系のベイトを模倣しています。暑く晴れてベタ凪な日には最適な方法です。ロングキャストを行い、安定したズル引きからの突然のポップをして再びズル引きするなど、ルアーを追いかけたり見ているであろうバスを刺激します。

「夏の後半になれば、湖の沖の方で1/2オンスのシンカーのダウンショットを使います。 通常はゆっくりとしたズル引きですが、バスを探しているときは速く動かすようにしています。」

「バスを探している時の、すばやく動かす場合のやり方ですが、リグをボトムから跳ね上げて、ラインを1.2m~1.5mほど巻き上げ(だいたいリール2~3回転)ます、するとだいたいはそのフォール中に食ってくるでしょう。このほうが、ずっとズル引きするよりも多くのリアクションバイトが発生します。」

彼のテクニックをまとめるとこんな感じです「速く動かすけど、遅く動かす。」言い換えれば、「バスを見つけるまでは速く動かして、バスを見つけたら、スローダウン。」ですね。

春から夏のスモールマウスバス釣り戦略
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スモールマウスバスとのファイト

引用文(タップすると開きます)
Regardless of where or how he pursues his smallmouth, Reese knows these high-strung fish will fight all the way to the boat. Using the heaviest line he can get away with, for any given presentation, helps; but the strategy of preparation plays an equally important role. “You gotta pay attention to what they’re doing and you need a really good drag system on your reel,” Reese said. “I always try to anticipate the way the fish is going and try to keep the hook at an angle where the hook won’t come out. “If I’m using heavier line, like 17- to 20-pound, I get them to the boat and I bring them in (quickly). But those smallmouth make surges and, if I’m using lighter line, I use my arms as an extension of my rod — like a shock absorber. When the fish makes a run (on light line), extending my arms prevents that instant tension that can cause a break-off.”

リースは、スモールマウスバスを釣るフィールドに関係なく、激しいファイトによる緊張がランディングするまでずっと続くことを知っています。 どんなテクニックを使うにしても、バスに切られないほどの強いラインを使用することが有利になります。 しかし、それ以外の準備も同様に重要な役割を果たします。

「スモールマウスバスの動きに注意を払う必要があり、リールはドラグ性能のいいものを選ぶ必要があります。 私は常にバスの動きを予測し、フックが外れない角度にロッドの向きを保つようにしています。」

「17ポンドや20ポンドといった太いラインを使用している場合は、すばやくボートまで寄せてランディングできます。 しかし、細いラインを使っている場合、スモールマウスバスは急上昇や急降下をするため、腕を伸ばし、腕をショックアブソーバーのようにロッドの延長として使用します。細いラインでバスに走られたときは、腕を伸ばすことで、ラインブレイクの原因となる瞬間的な負荷がかかるのを防ぎます。」

春から夏のスモールマウスバス釣り戦略
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取材されているジミー・リースはカリフォルニアの出身で、普段はラージマウスバスの釣りに親しんでいるようです。

そのため、スモールマウスバスを狙いに行くときは、私たちと同じようにワクワクするのだそうです。

プロもそういうところは同じなんですね(笑)

彼のとる戦術は、タックルに関してはアメリカらしい強いものが多いのであまり参考にできませんが、戦術そのものは個人的にはとても共感できます。

彼によると、「速く釣るけど遅く釣る」という風に書かれていましたが、例えば春のバスは浅い水深(野尻湖で言えば4.5m以内?)にいることが多いので、魚探をかけても画面には映りません。その水深ではボートが上に来れば逃げてしまいますのでね。

ですので、バスがそこにいるかどうかは釣ってみなければ分からないということで、よほどピンポイントであればライトリグを入れますが、バンク全体を探るならシャッドのドラッギングを試したり、I字系ルアーを速めに通したりします。

そこでバイトがあったら(うまくいったらそこで数本釣って)また後で入り直して、その時はライトリグから入ったりするのが春のひとつのセオリーだと思うんです。

これは長年野尻湖でバスを釣っている方ならある程度は決め撃ちでエリアを絞れると思うのですが、たとえば有望エリアがすべて他のボートで埋まっているとか、そういう時はあまりやったことのないエリアやストレッチを釣ることもあり、そういう時はだいたい速い釣りをするのではないでしょうか。

こんなことを、遠征で来られる場合は意識してみてください。

あと、スモールマウスバスを釣るときはリグを動かさないというセオリーもありますが、スローだけでなく、速い釣りも試してみてくださいね。

リースが言うとおり、スモールの冒険心はまったく驚かされることが多いんです(笑)

もうひとつはスモールとのファイトです。

ラージマウスバスと大きく違うのはこれも含まれます。

スモールの釣り方としてはテーマがややずれてしまうかもしれませんが、ファイトの仕方をあらかじめイメージしておくとおかないとでは、最終的な釣果にだいぶ差が出るかもしれません。

野尻湖や木崎湖ではライトリグがやはり優勢ですから、ラインも細くなります。

プロは腕のほかに腰や膝も使って柔らかいファイトをしていますよね。

そんな感じで、細いラインでの激しく長く瞬発力のあるファイトをイメージしておいてくださいね。

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野尻湖ガイドの川口直人プロがシャッドシェイプワームよりもよりロングキャストできるようにとスモールマウス専用に?開発したワームです!

ぜひジグヘッドリグで試してみてください!

それでは、野尻湖でお会いしましょう!


毎度ありがとうございます!