【バス釣りボートフィッシング初心者必見】秋のバス釣りで成功するには

秋にボートでバス釣りをするには、魚探を読む力が必要だったり、レンタルボート代が掛かってしまうなど、いろいろ苦労があるかもしれません。しかし、それをプラスにとらえれば、自分自身が大きく成長するチャンスなのではないでしょうか。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Autumn’s bass bonanza, part 1”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:bassmaster.com”Autumn’s bass bonanza, part 1”by Michael Iaconelli|September 19, 2022
秋になるにつれ、フィールドからはアングラーの姿が大幅に減っていきます。
オカッパリのバス釣りがメインの日本のバス釣りでは、岸から届く範囲のバスの数がかなり減ってしまうことがその理由のひとつになるかもしれません。
多くのバスが岸を離れ、沖のベイトフィッシュに着くというのは有名な話ですが、しかし、沖にバスがいるのならかなり有利になるはずのボートの数も、秋になるとかなり減ってしまうんですよね。
これも、理由としてはレンタルボート代がかかったり、ガソリン代がかかる割にバスが釣れない、魚探の使い方もマスターしなければいけない、といった、コストパフォーマンスの低下がそのひとつなのだと思います。
私の個人的な意見としましても、秋のバスはルアーへの反応が悪くなると感じています。
しかし、トーナメントやプロの世界を見ると、そんなことはないんです。
たしかにここ数年のタックルの進化、テクニックの進化、魚探の進化はすさまじいものがありますが、昔からバスプロの皆さんは秋でも平気でバスを釣っていますからね。
テクニックや機器ではなく、知識と行動(経験)が秋のバスを釣るカギだと思うんです。
この記事は、アメリカバスマスター公式サイトのアングラーズコラムの記事で、私の大好きなアングラー、エリートプロのマイク・アイコネリ氏が、秋のボートでのバス釣りで成功するための解説をしてくれています。
秋のバス釣りの基本とも言える内容だと思いますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
秋のボートのバス釣りで成功するには
秋のバス釣りは素晴らしいものです。秋という季節を最大限に楽しむには、「秋の荒食い」と「秋の回遊」という2つのことについて注意する必要があります。このコラムでは、秋の荒食いについて解説します。秋の回遊については、次の機会に解説しましょう。
冬が近づくと、フィッシングからハンティングに切り替えのため、多くの人がロッドを片付けます。私の意見では、秋はバスを釣るのに最適な季節の1つです。秋の荒食いが始まるタイミングを判断するには簡単な方法があり、それはどこに住んでいても当てはまります。
夏が終わり、一年で最も高い気温と水温も終わります。水温が夏の最高値から24℃前後まで下がると、秋の荒食いは始まります。夏の最高水温は通常、多くの地域で27℃を大きく上回るでしょう。この水温でゲームスタートです。
水温が下がることで、ベイトフィッシュをディープレンジからシャローに引き寄せます。バスはオオカミのようにそれを追いかけます。これは、ラージマウスバス、スモールマウスバス、スポッテッドバスにも当てはまります。彼らの本能は、冬という厳しい季節がすぐそこまで来ており、冬を乗り切るために太る必要があることを分かっています。湖が凍ることのないフロリダやテキサスのような場所でさえ、バスはこの危機感を持ってフィーディングしています。
ベイトが現れる場所ならばどこでもそこにバスもいます。バスを釣るのであれば、バスと同じようにまずはベイトを追わなければなりません。ほんの数週間前まで深いレンジに沈んでいたベイトフィッシュが、水深3m以内に移動しています。
バスがシャローに移動するといっても、ナチュラルレイク、川、リザーバーで釣りをする場合でその場所は少し異なります。一般的にベイトフィッシュはクリークやポケットに移動し、岬、浅瀬、フラットで群がります。ただし、その地形変化の側面ではなく、地形変化の上にとどまっています。
私が何年にもわたって学んだ重要なことは、最高のクリークやポケットには、流れ込む水があるということです。釣りをしたことがない湖の場合は、地図を調べて、その特別な場所を探します。水が流れ込まないクリークは避けることで、デッドウォーター(釣れる可能性が低い場所)を消去していくことになります。
私は魚探を使ってベイトフィッシュを探しますが、物理的に水面のざわつき(なぶら)も探します。鳥はよくベイトフィッシュの存在を教えてくれます。水温がさらに下がると、ますます多くのベイトフィッシュが上に移動します。これにより、より多くのバスが重要なエリアに集まり、そこにキープされます。おそらくベイトフィッシュの群れを目視することができるでしょう。
楽しい釣りの季節です。私のルアーの選択は、ベイトフィッシュを模倣するものです。ブルーギルやザリガニを模倣するのはひとまず忘れて、ベイトフィッシュを模倣するのです。これは通常、トップウォーター、ジャークベイト、クランクベイト、スピナーベイト、チャターベイトを使ったパワーフィッシングです。
ポッパーやペンシルベイトは私にとって優先度の高いルアーです。ラパラのスキッターVは、秋の荒食いの季節の私のお気に入りのペンシルベイトの1つです。ラパラのDTクランクベイトやバークレイのパワーベイトジャークシャッドもよく使います。
秋の荒食いは、水温が18℃から15℃くらいに下がるまで、シャローバスのお祭りは続きます。住んでいる場所にもよりますが、これは10月か11月になるでしょう。バスが冬のたまり場へ移動するまで続きます。絶対にあきらめないでください。この時期はバスが密集しているのを見つけるのに最適な季節なのです。次回のコラムでそのすべてをお伝えします。

秋のバスを釣るには、ひとまずザリガニやブルーギルを模したルアーから、そのフィールドにいるベイトフィッシュを模したルアーにするということ。
次に、魚探を使ったり、鳥を利用したり、直接目視でベイトフィッシュを探すということに集中するのがカギなんですね。
そして、岬やフラットエリアの上面(側面にあるブレイクではなくフラットの上面)を釣れ、ということでした。
この3つの鍵を知っていれば、フィールドにもよりますが釣りをするエリアはまあまあ絞ることができるかと思います。
釣りをするエリアが絞れれば、あとはそこでベイトフィッシュを探し、いないいないエリアはさらに消去し、良い感じのエリアをローテーション(入り直す)するといいという感じでしょうか。
ついでの話になりますが、私のホームの野尻湖と木崎湖では、ベイトフィッシュの量があまりにも多すぎて、逆にベイトから探していたのではきりがないんです。
ベイトフィッシュはいるのにバスがいないことの方が多いんですよね。
ですので、この記事に書かれている通り、キーとなる地形変化から探していって、ワカサギやバスがいるのはその地形の上なのか、前後左右なのか、という感じに絞っていきます。
ベイトフィッシュに着くバスろいうのは、カバーに着くバスよりも釣るのが難しいと言われています。
しかし、ベイトフィシュに着くバスは常に腹パンパン、引きの強さもシーズン最恐、釣った時の満足感も最高の魚です!
こういうバスを狙って釣った時、魚探の読み方や自然への観察力がアップしていたり、魚を見つけるスキルがのようなものがアップしているはずなんです。
はじめに言いました通り、テクニックよりも知識と経験がものを言う秋だと思います。ぜひこの秋、今までにないくらいフィールドに出て、行動に移し、スキルアップしましょうね!
それではまた。
毎度ありがとうございます!