ドキッ!?言い訳できないデカバス釣り

2017年8月16日

ドキッ!?言い訳できないデカバス釣り

Photo by finsntales.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Big Bass / No Excuses”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:finsntales.com”Big Bass / No Excuses”Story by Don Wirth(海外サイトです)

私の自己最大のスモールマウスバスの記録は、2015年に釣り上げた47センチです。ええ、長年通っている割にはそれほど大きいというわけではありません。

ラージマウスバスの記録は、63センチで、これも2015年です。

私にとって2015年という年は、それまで勤めていた会社を辞めて2年ほど経ったころで、時間がありました。時間に加えて、それまでの稼ぎの蓄えがあったので、それまでよりも湖に通う頻度が高かったのです。

そのおかげで、デカバスを釣る何かが見えてきた年だったような気がします。

ここ最近はまた仕事も始まり、思うような釣行もできず、また天候や体調にも恵まれていなかったため、記録更新には至っていません…

出ましたよ、得意の言い訳です(笑)

はいはい、そうですね、体調が良ければデカバスなんて簡単に釣れますね?天候が理想的なら簡単ですね?と言われれば…果たしてそうでしょうか、私はこれから何年、同じ言い訳をするのでしょうか(笑)

デカバス釣りは、常に言い訳と隣り合わせです。狙いが外れてしまうのですから、言い訳が付くはずです。

この記事は、そんな言い訳ばかりの釣りに終止符を打つためのものです。デカバス狙いの専門家に取材したこの記事を読めば、もう言い訳はできません。

言い訳ができないとなるとちょっとプレッシャーになってしまいますが、それでも、今まで以上に夢中になることはあっても、邪魔になることはないでしょう。

まあとりあえずは、読んでみましょう。

ステップ1:トーナメントのテクニックはひとまず忘れること

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)

Tactics that win bass tournaments rarely catch lunker bass. Those tournament boys are casting for cash, not wall-hangers. They’re gunning for the easy bite, the keepers that, when stuffed together in a weigh-in sack and plopped on the scales, might give ‘em enough weight to place in the money and keep their sponsors paying their motel tabs for another season. They realize catching big bass is a painstaking proposition, one that doesn’t lend itself to fishing against the clock.

The worst habit you’ve picked up from watching the pros on TV is fishing too fast. A bass pro’s bread and butter approach is to burn down a stretch of bank with his trolling motor on high 36, smokin’ crankbaits and spinnerbaits past visible cover and catching immature, stupid fish. But if you’re serious about snaring a trophy, you’ve got to try slowing your fishing pace down to the speed of an advancing glacier.

バスのトーナメントに勝つための戦術というものは、必ずしもデカバスを釣ることとは限りません。 トーナメントに出場する選手は、デカバスを釣った写真がほしいのではなく、賞金のために出場しています。 彼らは簡単に食ってくるバスを狙っています。まずはウェイインの時にキーパーさえ揃えておけば、賞金が手に入るかもしれないし、来シーズンもスポンサーが継続されるかもしれません 。 それだけ彼らは、大きなバスを釣るということは時間もかかるし、とても苦労すると痛感しているということでもあります。

テレビで見るプロの釣りはかなり速い釣りです。 バスプロの生活のための釣りとは、エレキをハイスピードにしてクランクベイトやスピナーベイトで目の前のカバーを撃ちまくり、「釣りやすいバス」を釣ることです。 しかし、本当に大きなバスを釣ることを真剣に考えているなら、釣りのスピードを落として遅い釣りをしなければなりません。

(※注 すべてのトーナメンターさんがこういう考えではありません。これはあくまでも翻訳記事です。)

ドキッ!?言い訳できないデカバス釣り

Photo by finsntales.com

ステップ2:遅いルアーを使う

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Good Lord, man, look at your tacklebox! You could have bought a villa in Tuscany with the money you’ve spent on Japanese crankbaits alone! Fast-moving lures fit the pro’s strategy perfectly, but they seldom catch giant bass. After all, a fat ol’ largemouth isn’t about to leave her nice, cozy stump to chase down a meal moving at the speed of light. She’s learned that if she just sits there and chills, sooner or later a tasty crawfish or juicy shiner will stumble into her lair.

To tag a real wall-hanger, you gotta put the right lure where the big girls hang out — in thick weeds, dense brush and snaggy stumps. The bigger a bass grows, the smaller its strike zone gets. If your lure ain’t right in its face, odds are a trillion to one it ain’t gonna get bit.

See any lures in your tacklebox capable of being dragged through really nasty cover at a snail’s pace without constantly hanging up? Why look, there’s a football jig! And there, next to that deep diver, a plastic worm! Just don’t get all itchy-twitchy and fish ‘em too fast, OK?

ちょっとみなさん、自分のタックルボックスを見てください!あなたは日本製の高価なクランクベイトをこれまで別荘が買えるくらい買ってしまいましたね!ファストムービングルアーは、プロの戦略には完全に適合しますが、巨大なバスが釣れることはめったにありません。結局のところ、すべてのデカラージマウスバスは、高速で動く食事を追いかけようとして居心地の良いカバーを離れるつもりはありません。そこでじっとしていれば、遅かれ早かれおいしいザリガニやベイトフィッシュが自分のいる隠れ家に近づいてくるということをわかっているからです。

真のデカバスを釣るのであれば、厚いウィード、濃いブッシュ、ハンプエリアにあるスタンプの中など、デカバスが居るところに正しいルアーを入れなければなりません。 バスが大きくなればなるほど、ストライクゾーンは小さくなります。 あなたのルアーがバスの目の前にこなければ、バイトしてくる確率は果てしなく低いです。

根掛かりの可能性が非常に低く、スローペースで厄介なカバーを引っ張ってこられるルアーがタックルボックスの中にありますか? あるじゃないですか、そう、フットボールジグですよ!そしてちょっと奥を見ればワームも入ってるじゃないですか! 早く巻いたり、トゥイッチして使うようなルアーはちょっと待ってくださいね。

ドキッ!?言い訳できないデカバス釣り

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ステップ3:あなたがやりたいことじゃなく、バスを見てください

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There was a time when bass fishing was a relatively inexpensive sport. A cheap aluminum boat, a couple rods and reels, a handful of lures and a forgiving wife were all it took to catch big fish.

How times have changed! While big bass have become even rarer, our sport has undergone an “equipment revolution,” which is a polite way of saying there’s too damn much stuff separating you and the bass. Today a guy doesn’t feel he’s a real bassin’ man unless he’s got a $65,000 bass boat and a warehouse full of tackle and baits.

But all that gear is a major distraction when you’re gunning for a giant bass. The late Bill Murphy literally wrote the book on catching monster bass from California lakes. He hauled in several hundred bass over 13 pounds; his biggest topped 18. Yet Murphy fished from an aluminum boat that looked like it was rescued from a salvage dump. “My boat is zero form and all function,” he’d say. “Its sole purpose is to allow me to make the best possible presentation. If you get too comfortable while you’re fishing, you lose focus.” So, just why are you fishing? To catch a monster bass, or to see how many toys you can accumulate?

バス釣りが比較的お金のかからないスポーツだった時がありました。安いアルミボート、ロッドとリール、一握りのルアー、そして妻の許可があれば大きな魚を捕まえるのに全力を尽くせました。

時代は変わってしまいました!大きなバスはさらに希少になってしまい、私たちのスポーツには「技術革命」が起き、それがあなたとバスをさらに遠ざけてしまうことになりました。今では、700万円のバスボートとタックルとルアーでいっぱいの倉庫を持っていない限り、本当のバスアングラーだとは思われなくなってしまいました。

しかし、そのようなすべての道具は、あなたが巨大なバスを釣ろうとしたときにかえって混乱を招きます。故ビル・マーフィーはカリフォルニアの湖からモンスターバスを釣ることに関する本を書きました。彼は13ポンド以上のバスを数百本も釣りました。彼の最大は18ポンドをも超えました。しかし、マーフィーはオンボロのアルミボートで釣っていました。 「私のボートはこれですべて機能している」と彼は言う。 「その唯一の目的は、私に最高のプレゼンテーションをさせることです。釣りをすることがあまりにも快適になってしまったら、あなたの目的がブレてしまいます。」 そうです、なぜあなたは釣りをしているのか?モンスターバスをキャッチするまで、一体あといくつの道具があれば良いというのですか?

ステップ4:デカバスを理解する

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Big bass don’t behave like small bass. Lunkers are a different breed of cat, and the sooner you figure out what makes ‘em tick, the sooner you’ll start catching ‘em. “Big bass get that way by doing everything right,” says Doug Hannon, Florida’s legendary ”Bass Professor.” Hannon has caught over 500 largemouth exceeding 10 pounds, and he’s done it through years of observing how these giants operate (including thousands of hours of dive time), not by putting stock in myths and misconceptions about bass behavior.

“To live a long, healthy life, a bass must stick to the rules,” Hannon believes. “Nature has equipped this creature to perform best in shallow, weedy water — this is evident from its coloration, body shape and fin placement. Therefore, it stands to reason that bass that spend most of their time in shallow, weedy water will stand the best chance of living a long life and attaining large size.” Indeed, over 90% of the Professor’s lunkers were caught in 3 feet of water or less; he rarely wastes time in water deeper than 8 feet.

Other rules Hannon has discerned about big bass:

  • They’re primarily sight feeders. They rely on their eyes far more than other sensory organs, including their lateral lines, when hunting for a meal. Therefore rattling lures and fish scents are of questionable value when you’re hunting giants. It’s how the lure looks when in motion that really matters to a big bass, and lures that mimic the shape and movement of preferred lunker forage like crayfish, shiners, bluegill and trout always catch bigger bass.
  • Sometimes even the most natural-looking lure isn’t natural enough to fool a wary lunker. That’s why more big bass are caught on live bait than lures, especially in clear lakes.
  • You don’t have to get up at the crack of dawn to score a trophy bass. Hannon says big bass feed more often during the high-light period of the day, when they can see best. He’s caught the vast majority of his lunkers between 10 a.m. and 2 p.m.

ビッグバスは小バスのようには動きません。大物は、もう別の種と考えるべきです。そして、何が彼らを動かすのかが分かれば、あなたは彼らを捕まえ始めるでしょう。フロリダのレジェンド「バス博士」であるダグ・ハノン(Doug Hannon)は、「ビッグバスを釣るならすべて正しいことをしなければだめだ」と述べています。ハノンはこれまで500を超える10ポンドオーバーのラージマウスバスを釣っています。年間を通してバスを注意深く観察し(そして数千時間に及ぶ潜水時間も含めて)、神話のように扱ったり、バスの動きを誤解したりすることはありません。

「長く健康な生活を送るためには、バスはルールに従わなければならない」とハノンは考えています。 「自然は、この怪物のような生き物がウィードのあるシャローで最高のパフォーマンスを発揮するように作りました。これは、その色、体の形、およびヒレの配置から明らかです。そのため、ウィードシャローの中でほとんどの時間を費やしているバスは、長生きして大きなサイズになるチャンスがあるでしょう」実際、博士のランカーのうち90%以上が水深90センチまたはそれ以下です;彼は2.4メートルより深いところで釣りをすることはめったにありません。

ハノンが大きなバスについて分かっている他のルール:

  •  主に目でエサを獲っています。彼らは食事のために狩りをするときに、側線を含む他の感覚器官よりもはるかに目に頼っています。ジャイアントバスを釣ろうとするのであれば、ラトルの音や魚の匂いつきルアーは疑うべきかもしれません。ビッグバスにとってはルアーがどう見えてどう動くのかの方が重要で、ザリガニ、シャイナー、ブルーギル、トラウトのような形や動きを模倣したルアーを使うほうがビッグバスがよく釣れています。 
  • 時には最も自然に見えるルアーでさえ、注意深いランカーをだませるほど自然ではありません。そのため、特にクリアレイクでは、より多くの大きなバスがルアーよりライブベイトで釣られています。
  • ジャイアントバスを釣るために、夜明け前に起きる必要はありません。 ハノンは、ビッグバスは日中の一番日が高い時にフィーディングしてると言い、その時がベストだと言います。彼は午前10時から午後2時の間に、大部分のランカーを捕まえているのです。

ドキッ!?言い訳できないデカバス釣り

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ステップ5:あとは行動あるのみ

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)

It’s time to make your move, Bubba. Will this be the year you finally catch a giant bass? Make it a brand new ballgame by abandoning your usual fishing approaches and focusing on the lures and presentations that will connect you with the bass of your dreams. It’s not too late if you get started today!

さあ、あとは行動あるのみです。 今年がビッグバスを釣る最後のチャンスにするつもりですか? あなたのいつもの釣りのアプローチをやめ、夢にまで見たビッグバスに繋がるようなルアーとアプローチに焦点を当て、新しいゲームに取り組んでください。 今日から始めてもまったく遅すぎるということはないのです!


いかがでしたか。

なんだかすべて見透かされたような、きついことを言われた気分になってしまいました(笑)

確かにラージの63センチはフットボールジグによるものでしたので…

それなのに、次はこれで釣りたい、これも釣りたいということで、新しいルアーを買っては釣りに行き、玉砕することの方が多いものです。私の場合ですけどもね。

また、これはアメリカの記事ですので、日本とはちょっと感覚や実感としてズレている部分もあると感じる方はいらっしゃると思います。

エキスパートな方はそれこそご自身の感覚や経験を信じて動けるでしょうから、この記事をご自身の経験と照らし合わせていただければいいでしょうし、そうでない方は、この記事を信じるか信じないかは別として、頭の片隅にでも入れておけば、どこかで合点が行くことがあるかもしれませんね。

そういう風に考えていただければいいのではないかと思います。

大きいバスになればなるほど、人によって考え方や捉え方が違うのも釣りの魅力ですからね!

そして、デカバスを釣るのにまずは奥さんの許可が必要という方は多いはずです。頑張りましょう(笑)

それでは、また。

毎度ありがとうございます!