早春のバスの探し方
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こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Finding The First Spring Bass”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:in-fisherman.com”Finding The First Spring Bass”July 6th, 2016 (海外サイトです)
そろそろ冬も終わろうか、春はもうそろそろか、という晩冬から早春のバス釣り。
まだまだ外は寒いというのに、バス釣り雑誌などのメディアは、今こそ釣りに行こう!とか、デカいのが上がってくるぞ!などと言って私たちをまくし立ててきますよね、ええ、このブログもそのうちのひとつなのかもしれませんが(笑)
でもたしかに、日が暮れるのが段々遅くなってきたことを感じ始めたり、陽射しが少し暖かく感じるようになってきたことで、より一層、本格的な春が来るのが待ちきれなくなってきます。
そんな時はやはり、寒くても釣りに出かけてしまうものだと思います。
冬の付き場から春の場所に上がってくるバスは、大型のものから先に条件のいい場所に上がってくると言います。条件のいい、というのは、水温が上がりやすい、ということでしょう。
しかし、これまであまり早春の釣りをしてこられなかった方にとっては、どんな場所が水温が上がりやすいのかよくわからない。ということもあるかもしれません。そうなると、早春のいいバスを探すにも困ってしまいますよね。
この記事は、アメリカのフィッシングメディア「In-Fisherman」に掲載されたもので、春の第一陣に上がってきそうな水温の上がりやすい場所と注意点などが地図つきで解説されています。
水温の上がりやすい場所がわかれば、バスを探すにもだいぶ効率が良くなるはずです。
湖とリザーバー別になっているのもありがたいところですし、ベテランアングラーさんにとってもいいおさらいになるかと思いますので、ぜひ読んでみて下さい。
早春のバスの探し方
Largemouth bass return to the shallows during the brief transition period between the end of the cold-water season and the beginning of spring. The frigid water warms just enough to release spring bass from their winter sanctuaries. But these fish, seemingly afraid of their own shadows, are no easy catch.
Tackle
Rod: 6 1/2- to 7-foot spinning rod.
Reel: spinning reel with a long-cast spool.
Line: 8- or 10-pound-test limp mono.Rigging
Baits for early season should be small and subtle. Rig a 3-inch tube bait or 4-inch plastic worm on a light-wire hook and small bullet sinker or a 1/16-ounce jighead. Keep hook points needle sharp to ensure a solid hookset with light tackle.
冬の終わりから春の始まりにかけての短い移行期間の間、シャローに大型のバスが戻ってきます。 これまで冷たかった水は、越冬場所のバスに春を感じさせるのに充分なだけ温まります。 しかし、これらの魚は、自分自身の影にすら怯え、容易に釣ることはできません。
おすすめタックル
ロッド:6 1/2 – 7フィートのスピニングロッド。
リール:ロングキャストスプールのスピニングリール。
ライン:8ポンドから10ポンドのナイロン。
おすすめリグ
シーズン初期のルアーは小さく繊細でなければなりません。 ライトワイヤーフックと小型バレットシンカーまたは1/16オンスのジグヘッドに3インチチューブまたは4インチストレートワームを付けます。 ライトタックルでもフッキングを確実にするために、フックポイントは鋭く保ちましょう。
湖
Bass in lakes move into backwaters as soon as the ice leaves. But not all bays are created equal. Bass often hold in less than a foot of water, though some of the water in the bay should be at least 3 feet deep to provide sanctuary from predators and changing water temperatures. Since northwest winds are prevalent during spring, bays on the northwest side of the lake tend to warm first. Bays with a broad mouth also warm quickly, but lose their warmth if shifting winds push the surface layer into the main lake. Bays separated from the lake by a narrow channel retain their warmth from day to day and often hold more bass.
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氷がなくなると直ぐに、湖の中のバスはワンドの奥へ向かって移動し始めます。 しかし、すべてのワンドが同じに作られているわけではありません。 バスは30センチ未満の水深にもいますが、外敵や急な水温変化から逃げるためには、ワンド内の水深は少なくとも1メートルの部分がなければなりません。 春は北西の風が主に吹くので、湖の北西側のワンドから最初に暖まる傾向があります。 口の広いワンドも早く温かくなりますが、風向きが変わってメインレイクの表層の水が入ってくると暖かさが失われます。 狭いチャンネルによって湖から隔てられたワンドは、1日また1日と暖かさを保ち、より多くのバスを保持します。
リザーバー
Some reservoirs offer the same features that draw ice-out bass in lakes. The upstream end of an impoundment is usually shallower and subject to higher flows, so ice leaves earlier. Creek arms with little running water, especially those oriented in a northwesterly direction, also warm faster than main-reservoir areas. Bass move into the dead grass in these areas and behave much like fish in natural lakes. Fallen trees and other shoreline cover may look attractive, but in most sections of the reservoir, they lie in water too deep and cold to attract early season bass.
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いくつかのリザーバーでは、湖のバスと同様に氷が消えてから動き出すという特徴を持っています。 リザーバーの最上流は通常、より浅く、より強い流れがあるため、氷は早くなくなります。 流れの少ないクリークアーム、特に北西方向に向いているクリークアームは、メインリバーよりも速く暖まります。 バスはこれらのエリアの枯れた水生植物の中に移動し、ナチュラルレイクのバスと同じように振る舞います。 レイダウンなどショアラインのカバーは魅力的に見えるかもしれませんが、リザーバーのほとんどのエリアは水深が深く、シーズン初めのバスを引き寄せるにはあまりにも深く冷たいのです。
いかがでしたか。
短いですけど非常に分かりやすい解説で面白いですよね。
一度その水温の早く温まる場所や傾向をつかんでしまえば、湖の形が変わりでもしない限りほぼ一生使えるデータになりますし、初めてのフィールドでも応用が効きやすいものだと思います。
ぜひみなさんの通いのフィールドに当てはめて、水温が早く上がりやすいところを突き止め、誰よりも早く向かってみて下さい。
ナチュラルレイクとリザーバーでは上流と下流の差が激しいということで別々に解説されていますが、冒頭のほうにあった通り、この時期のバスは自分の影にすら怯えるという神経質な性格になっているようですので、この解説でなにかをつかんだとしても、アプローチは慎重に慎重を重ねてやった方が良さそうですね。
私の住む地域ではほとんどのフィールドが凍ってしまいますので、早春というタイミングはこの記事の通りなのでしょうけど、湖が凍らない地域にお住まいの方にはタイミングがちょっとつかみにくいかもしれませんが、うまくタイミングを見つけて、春の第一陣のバスも見つけてしまいましょう。
それでは、また。
毎度ありがとうございます!