教えて!タクちゃん:冬の琵琶湖バス釣りとジグヘッドスイミング
こんにちは!店長の小山です!
本日は2018年12月20日の琵琶湖釣行の様子と教えてタクちゃんのコーナーをご紹介させていただきます。
毎年、冬の恒例とさせていただいているタク石黒プロとの琵琶湖釣行なのですが、今回もさすがのタクちゃんが釣りまくりでした!
冬の琵琶湖のバス釣り
この日は朝の最低気温が6℃くらいあり、ひどく寒い感じはしません。日中の最高気温は12℃くらいだったようです。水温は8.6℃から9.6℃という感じ、水質はいつもの琵琶湖という感じで、悪くありません。
ただし水位が初めて見るくらい低く、見た目的にはあまりいい感じがしないのですが、どうなのでしょうか。
さてタクさんはというと、このところ琵琶湖に浮いていなかったらしく、状況はさっぱりとのこと。どちらにしても私との釣行は普段あまりゲストさんとやらないようなことやガイドの下調べ的なことも含んでいますので、ゼロからスタートするくらいでちょうどいいという感じです。さすが、頼りになります。
本当であればここで、それでは当日の動画をどうぞ、となるのですが、家のPCにSDカードを挿したところ、まさかのSDカードのデータが破損しているという事態になり、すべての努力が水の泡と消えてしまいました…。残念です。せっかく時間を作ってくれたタクさん、楽しみにして下さったみなさん、本当に申し訳ありません。
そんなわけで状況だけご説明させていただきたいと思います。
この冬の琵琶湖は、年間を通してずっと刈られ続けていてもともと少ないウィードに、輪をかけて枯れてしまう状況になりますので、バスは地形変化に着くということらしいです。
そしてそろそろ越冬の準備段階に入ることを考えると、できるだけ急なブレイクとディープがある場所は、朝イチに浅い側がフィーディングスポットになるということです。
そんなわけで朝イチのポイントに選んだのがディープホールの東壁。ディープホールの中でも東岸に一番近いということでフィーディングを意識したバスはこちら側ではないかということで、壁を上がりきったショルダー周辺を流していくとあっさりとタクさんに45アップ!
7本アームにウィローブレードの付いたアラバマリグに3.5インチのシャッドテールワームでした。あまりにもあっさり。
読み通りの展開ということはまだ魚はいますよ!小山さん!ここで釣ってよ!という声をかけていただいたのですが、不甲斐ない私はアラバマリグで仕留めることができず…。移動です。
大移動して北湖の牧一文字へ。ここは去年も同じ時期にジグヘッドスイミングでナイスサイズの数釣りができたポイントです。テトラが風を避けてくれて、ベイトフィッシュの通り道にもなるこのポイント。
タクさんがアラバマで釣ったということで横の動きは効くはずです。
ということで私はここで1フィッシュ1バラしという結果でした。写真を撮り忘れてしまったので(動画を撮ると写真を撮るクセがなくなります)、何の証拠もないのですが、釣れたのは40センチくらいのと、バラしたのはそれよりもうちょっと大きいくらいでした。
釣ったのはネッドリグのスイミングです。4インチのフラスティックは去年も安定して釣れています。
カラーは北湖のクリアウォーターということでかなりナチュラル系を意識してSmelt(スメルト)を使いました。去年はThe Dealが良かったです。
セットしたジグヘッドは1/15オンスでした。
ここでタクさんもジグヘッドスイミングで1本!
レアリス・Vテールシャッド4インチの白系カラーに1/16ozのジグヘッドの組み合わせです。
30後半サイズ。
ここはもっと釣れる感じだったのですが、風が強くなってきて荒れそうでしたので南湖へ戻ることに。戻る最中はもう荒れていて、危ない感じでした。
そして南湖に着いたら今度は雨…。これはトイレ休憩して仕切り直しでしょうか。
その後、シャローからディープ、温排水など晩秋から冬のポイントをひと通りチェックして、タクさん的には季節の進み方などだいぶ読めてきたようです。次からのガイドに役立ちそうですね。
これもまたディープホールで。定期的に回遊してくるようですね。
この日の釣果は本数で言えばタクさんは3本なのですが、私が釣らなければロケが成立しないため、私に譲ってくれて全然キャストしてないんですよね…。それでもこれだけ釣っちゃうんですよね…!
私もタクさんとワームのおかげでバイトはありましたが、これ以上の釣果を出せず…。うーん、難しいです…。結局、1本と1バラシで終了しました。タクさん、ありがとうございました。
教えて!タクちゃん:琵琶湖の冬のジグヘッドスイミング
なぜかSDカード内のファイルがすべて破損していたのですが、データ復元ソフトを使ってみたところ、教えて!タクちゃん用に撮影した生動画だけ復元することができました…。
今回はジグヘッドスイミングについてです。
ジグヘッドスイミングは、タクさんが琵琶湖北湖でガイドしていたころの必殺メソッドで、でっかいバスをバンバン釣っていたのを良く見ていましたので、私のタクさんのイメージはいまだにジグヘッドスイミングなのです。この日もしっかり釣っていましたしね。
そんなタクさんにジグヘッドスイミングのやり方を聞いてみました。一応、琵琶湖の冬のイメージで語っていただいたのですが、ロッドによっての使い分け方なども話してくれていますので、どんなフィールドにも応用の効く内容になっていると思います。
今回はいつになく真面目に語っていただいたタクさん。これはやはり自信の表れと、皆さんに釣ってほしいというサービス精神にあふれていると思います。それでは動画の方をご覧くださいませ。
タクさんの使っているロッドがグラスのスピニングのロングロッドというちょっと特殊なロッドなのですが、それ以外の技術や考え方の部分はとても参考になりますよね。
タクさんがロッドを縦に捌(さば)いているのは、岩やウィードを乗り越えやすくするためだそうです。横に捌くと根掛かりしやすいのだそうです。
私がジグヘッドスイミングをやるとリグがすぐに浮いてくる、そして一定スピードでリールを巻けないという感じになります。
ロッドを振りながらステディリトリーブをするのは慣れないと結構難しいと思いますので、タクさんはかなりスムーズな手さばきで簡単そうに見えますが、これは私はもっと練習しなければいけないなと思いました。
みなさんもぜひ参考にしていただいて、冬のサスペンドバスを仕留めてみてください。
それでは、また。
毎度ありがとうございます!