小森嗣彦プロが教える「春の野尻湖攻略法」
こんにちは!店長の小山です!
本日はキープキャスト2017にて、当店のカメラに小森嗣彦プロが「春の野尻湖の攻略法」を語ってくださいましたので、その模様をお伝えいたします。
小森嗣彦プロと言えばJB TOP50やクラシック、エリートなどで桧原湖や野尻湖でのお立ち台に立ったことは数知れず、アングラーオブザイヤー獲得回数もメンバー中唯一の3度獲得(2016年終了時点)という、泣く子も黙るカリッカリのトーナメンターですよね。
本当はインタビュー的には「初心者でも野尻湖で釣りやすいようにアドバイスをお願いします」とお願いしたのですが、さすがのトーナメンター、ちょっと結局レベルの高いお話になってしまった感があります。
やはりトーナメンターですから、「勝つ」ということにこだわるわけで、勝つということは他の人より大きなバスを釣るということ。その軸が全くぶれていないために、「より大きなバスをより簡単に釣る方法(簡単に釣れるという意味ではない)」という感じになっています。
でもより大きなバスを釣りたいというのは多くのアングラーの願いですから、知っておきたいに決まってます。
それでは動画を見てみましょう。
この動画ではありませんが、ジーセブンブースのセミナーで、「大きい魚ほどラインを見切るから、細いラインにするだけ。それだけで簡単に食う」と言っていました。
レッグワームを使えば釣れそうですが、やはりラインなども含めたトータルセッティングがカギとなりそうですね。
小森嗣彦プロのアドバイスまとめ
動画で小森プロが言っていたことをまとめると、
- 大物を狙うために水深7m、沖の方まで視野に入れる
- 有効なリグはキャロ、ジグヘッドなど横に底をゆっくり這わせられるもの
- キャロシンカーは1.8グラムから2.5グラム、リーダーは70㎝くらいで、マスバリ使用
- あとはミノーのドラッギングジャークで食ってくればデカい
- クリアウォーターでは細いラインは有効。2.5ポンドから3ポンドくらい
ワームはレッグワーム2.5インチ
- キャロの場合はテールをカットして使う(後述します)
- ジグヘッドリグの場合はそのまま使う。底をゆっくり引っ張る
という感じではないかと思います。
こうして見るとやっぱり、初めて遠征に行って簡単にパッとできる内容じゃありませんよね(笑)。でも逆に、初心者さんや遠征される方用の内容ばかりになってしまうのもあれなので、ちょうどよかったのかもしれませんね。
さて、動画の中で小森さんがおっしゃっていた、レッグワームをキャロで使う場合の、ワームがクルクル回ってしまわないようにテールをカットする使い方。
これは2005年に木崎湖でJB TOP50が開催された時に優勝した赤嶺吉蔵プロ(同じゲーリーファミリー)が発見したやり方で、その時は小森プロもなんと4位。この時の2人はデータで見る限り同じエリア、同じ釣り方でバッティングしていて、もっと言うともしかしたら2人ともテールカットバージョンを使っていたのかもしれませんね。
詳しくはゲーリーヤマモトのHP内「トーナメントレポート」にて赤嶺吉蔵プロが教えてくれていますので、そちらをご覧ください。レポートは桧原湖戦のものですが、そこでも同じリグで赤嶺プロは4位になっています。SUGOIですね。
もう10年以上も前のワームですし、リグですし、テールカットという10年前の改造の仕方なのですが、スモールマウスには相変わらず効果があるんですね。こういうところもしっかり忠実に真似をするのも、バス釣りの基本なんですよね。
よろしければ当店にもレッグワームが絶賛販売中ですので、スモールマウスバスにお試しください!
それでは、また。