夏のサスペンドバスはトップで釣る!?

夏のサスペンドバスはトップで釣る!?

Casey Scanlon with a nice Pop-R Bass / Photo by Ethan Dhuyvetter

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Topwater Fishing Tips for Suspending Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:scout.com”Topwater Fishing Tips for Suspending Bass”By ETHAN DHUYVETTER 05/29/2015(海外サイトです)

 

高地にあるクリアウォーターレイクやリザーバーレイクなどでは、スポーンニングが終わり水温が上昇してくると、ショアから離れ、ワカサギなどのベイトフィッシュを追いかけはじめるバスが多くなってくることと思います。

そういったタイプのバスたちはショアライン沿いのカバーを意識することなく、ベイトフィッシュを追いかけることに意識が集中しているため、中層にサスペンドしている傾向があり、今までの釣り方では釣りづらくなってしまう経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

そんな時、私の口から出てくる言葉は決まってこうです「(魚探に)ベイトは映るのに釣れない」「(魚探に)サスペンドしているバスが映るのにどうしていいかわからない」「中層の釣りは難しい」。

これこそが、クリアレイクの難しいところであり、面白いところなんですけどね、やっぱりサスペンドするバスを見つけるところまでは行ったのですから、釣りたいんですよね。

この記事では、アメリカB.A.S.Sエリートプロのケーシー・スキャンロン氏が、クリアレイクではトップウォータープラグが遠くからでもバスを呼ぶことができるルアーであるため、この時期のサスペンドするバスはトップで釣ると言っています。

ただしそのためには、次の4つの事柄について確認しておく必要があるようです。

どんなことでしょうか。読んでみましょう。

 

バスはサスペンドしているのか

It isn’t always easy to tell if the bass are suspended, so Scanlon pays close attention to his Garmin electronics to note where the baitfish are and if he is marking arches off of the bottom. Generally, he will already be fishing a bottom-related lure such as a jig or shaky head on the offshore structure on which bass tend to suspend.
When he marks these fish off the bottom or sees baitfish activity, he will start chucking his topwaters in the same area. One more thing that he noted which is an indicator of suspending activity is when he gets bites on his jig or other bottom bait while reeling it back to the boat.
“A lot of times, the bass will tell you what they are doing just by the way they bite," Scanlon said. “If I either get bit as I reel back, or have a follower chase it to the boat, I know that the bass are suspended and I should likely switch baits."

バスがサスペンドしているかどうかを見分けるには必ずしも簡単ではないので、スキャンロン氏はガーミンの魚探に注意を払い、ベイトフィッシュの位置とバス(アーチ型の映像)がボトムから離れて映されているかどうかを確認します。 一般的に彼は、バスがサスペンドしがちな沖のストラクチャーでもラバージグやジグヘッドリグといったボトム系の釣りをしています。
魚がボトムから離れているか、またはベイトフィッシュの活動を確認できたときに、同じエリアでトップウォーターをキャストし始めるでしょう。 彼がサスペンドしていると判断するもうひとつの指標として、ジグや他のボトム系ルアーを回収している時にバイトがあった時です。
「何度も、バスはバイトすることによって何をしたらいいのかを教えてくれるだろう」とスキャンロン氏は語った。 「回収している時のバイトがあったり、ボート際までチェイスしてくるようであれば、バスはサスペンドしていて、ルアーを切り替えたほうがいいということが分かるのです」

 

ベイトの群れ

At the end of the day, the bass will go where the food goes, so there is no “perfect" structure that will always hold them.
“Some of the best places to look for bass this time of year are main-lake and secondary points, boat docks over deep water, standing timber and deep brush piles," Scanlon said. “It is important to have a channel swing close to these locations, which will bring in more baitfish."
While these are some of the most obvious places to look, Scanlon also notes that the bass can be found almost anywhere where there are large amounts of baitfish, such as deep guts in the middle of creeks, flats, or any other good ambush points.

結局のところバスは食べ物のあるところへ行くので、いつもバスがいる “完璧な"ストラクチャーというものはありません。
「この時期のバスを探す最良の場所としては、メインレイクの中規模な岬、ディープの近い桟橋、立木とディープのオダでしょう」とスキャンロン氏は語った。 「チャンネルがカーブするようなところにこれらの場所が近くにあることが重要で、より多くのベイトフィッシュをもたらします。」
これらは最もわかりやすい場所の例ですが、スキャンロン氏はまた、中規模な流入河川の深い側、フラット、待ち伏せしやすい岬のような、ベイトフィッシュが大量にいる場所のほとんどどこでもバスが見つかることに気づいています。

夏のサスペンドバスはトップで釣る!?

Schools of shad running together on a clear reservoir / Hilmoe photo

引きつける力

Depending on the lake, bass will suspend over a couple feet of water, a couple hundred feet of water, or anywhere in between. One of the most important factors of selecting a topwater to entice these feeding bass is what Scanlon calls “drawing power."
This refers to a lure’s ability to bring a bass up to the surface to inspect and hopefully attack the topwater plug.
“From my experience, the best drawing power comes from large, fast moving baits which make a lot of noise," said Scanlon. “I love to work my baits very fast and cover a lot of water. The clearer the water, the bigger the bait, and the faster I will work it."
While almost any topwater can work, Scanlon opts for big buzzbaits, poppers, spooks, and a Cotton Cordell Redfin earlier in the topwater season. (The Redfin is the one exception to his speedy retrieve, which he will reel slowly and steadily)
Buzzbait: For the buzzbaits, Scanlon chooses a Luck “E" Strike Buzzbait in either white or black. He opts for 40- or 50-pound Maxima braided line on a high speed Johnny Morris Signature Series reel. For a rod, he will use a 7-foot, 6-inch medium-heavy power RaZr Rod to make long casts.
Poppers and Spooks: When using treble hooked topwaters, he opts for chrome and shad colored baits of different brands. Pictured is an old Rebel Pop-R that Scanlon loves to use due to its unique ability to walk effectively. He throws these plugs on 15- to 20-pound Maxima Ultragreen Monofilament, spooled on the same high speed Johnny Morris reel. For these baits, he chooses a 7-foot medium power RaZr Rod, to make sure he doesn’t pull the hooks out and to allow more accurate casts.

湖に応じて、バスは水深数メートルのところから、水深数十メートルのどこかでもサスペンドします。そこでフィーディングしているバスをトップウォーターまで呼び寄せるのに最も重要な要素の1つは、スキャンロンが言うところの「引っ張る力」があるかどうかです。
これは、トップウォータープラグに注意を引き、うまくいけば攻撃させるために、水面までバスを呼び込むルアーの能力を指します。
「私の経験から、引っ張る力の強いものは、大きくて動きの速く、多くのノイズが出るルアーです」とスキャンロン氏は語ります。 「私はルアーを非常に速く動かして、素早くサーチできるものが大好きです。水がクリアなほど、ルアーが大きいほど、速く動かすほどいいと思います。」
ほぼすべてのトップウォーターが機能しますが、スキャンロン氏はトップウォーターシーズンの早い時期には大きなバズベイト、ポッパー、ザラスプーク、コットンコーデル・レッドフィンを選択します。(レッドフィンはスピーディーなリトリーブのなかでは例外の1つであり、ゆっくりとリーリングしています)

バズベイト:スキャンロン氏はラッキーストライクのバズベイトの白か黒を選択します。ハイスピードリールで40ポンドまたは50ポンドのPEライン、ロッドはロングキャストをするために7フィート6インチのミディアムヘビーロッドを使用します。

ポッパー&ザラスプーク:トレブルフックのついたトップウォーターを使用するとき、別のブランドのメッキ系とシャッド系のルアーを選びます。写真は、独特で効果的なウォーキングをする、スキャンロン氏が使用する古いレーベル・POP-Rです。彼は同じくハイスピードリールに15〜20ポンドのナイロンラインを巻いてこれらのプラグを投げます。これらのルアーでは、フックアウトを防ぎつつ、より正確なキャストを可能にするために、7フィートのミディアムパワーのロッドを選びます。

夏のサスペンドバスはトップで釣る!?

Scanlon’s topwater choices for suspending bass / Photo by Ethan Dhuyvetter

それでも釣れない時

If the bass are biting a topwater and getting hooked, you’re on the right pattern. But you might find some bass that come swirl and swipe at the baits and never fully commit or break the surface. While topwaters are usually a good choice for suspended bass, there are times that they just won’t come up and bite them. When this is the case, Scanlon has to resort to topwater backups. Lures such as swimbaits, lipless crankbaits, and jigs are popular choices among many. Scanlon likes all of these options, but his number one backup is a Luck “E" Strike Rick Clunn RC STX jerkbait.
“No matter where I go, I can always catch fish on this lure," Scanlon said. “During the summer, I will work it very fast and erratic and will usually catch the bass that won’t commit to topwaters."
Scanlon also noted that he likes to stroke a 3/4-ounce Bass Kandi Baits Flipping Jig high off the bottom, which is always a good option for the hot summer months.
While many anglers think they are doomed when they can’t catch bass off the bottom, it isn’t as hard as you think if you cover water and stay confident. Throwing topwaters all day can give you some of the most fun of the year and result it some big catches even in the hottest parts of the day. There really is nothing like seeing a quality bass blow up on your plug halfway back to the boat!

バスがトップウォーターに夢中になってバイトしてくるなら、正しいパターンにはまっています。しかし、ルアーのすぐそばでモワンとなるだけだったり、ルアーにかすっていくだけで水面に完全に出きらないバスを見つけるかもしれません。トップウォーターは通常、サスペンドバスのための良い選択ですが、うまいこと乗り切らないこともあるでしょう。このような場合、スキャンロン氏はトップウォーターのバックアップパターン(フォロー)に頼らざるを得ません。スイムベイト、バイブレーション、ジグなどのルアーは多くの人に人気のある選択肢です。 スキャンロン氏はこれらすべてのオプションが好きですが、彼のナンバーワンのバックアップはラッキーストライク・リッククラン RC STX ジャークベイトです。

夏のサスペンドバスはトップで釣る!?
「私がどこに行っても、いつでもこの釣りで魚を捕まえることができます」とスキャンロン氏は言います。 「夏の間、私はそれを非常に速く不安定に動かして、トップに出きらないバスをキャッチします。」
スキャンロン氏はまた、3/4オンスのラバージグでボトムを叩くのが好きだと指摘しました。これは暑い夏の間では常に良い選択です。
多くの釣り人はボトムから離れたバスを捕らえることができない時に仕方がない運命だと思ってしまいますが、自信を持って投げまくっていれば、思ったほど難しくはありません。1日のうちの最も暑い時間帯に、1年のうちで最も楽しいトップウォーターを1日中投げ込むことで、ビッグバスを得ることができます。プラグを操作している時にナイスバスが水面を爆発させるのは格別ですよ!

夏のサスペンドバスはトップで釣る!?

Photo by Ethan Dhuyvetter


 

いかがでしたか。

クリアレイクではこんな時、バスがサスペンドしているんだなーというのをイメージしながら読んでみると、とても納得できますよね。

クリアレイクのど真ん中の何にもないようなところでトップルアーを投げまくっている人をたまに見かけることと思います。

あの方たちは決して頭がおかしくなったわけではなくて(すみません)、沖の地形変化などにベイトフィッシュがいるのをわかっていてトップで釣ろうとしているんですね。

もしそういう方をみつけたら、いなくなったあとで魚探を掛けてみると、なにか発見があるかもしれません(まだ釣りしてる時に近寄ってはだめですよ)。

岸沿いの決まった場所だけで釣れるわけじゃないところも、バス釣りの楽しいところですよね。

 

しかしラッキーストライクのRC STXというジャークベイトはあれですね、似てますよね、日本のあのルアーとですね。アメリカでも似ているという記事がたくさんあって、よく検証されています。

バスはサスペンドしているし、ベイトもいる、引きつける力のあるルアーも使ってみた。それでもだめなら、ワンテンを使ってみてねということですね(笑)

そういうことであれば、なおさら納得ですよね(笑)

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!