ランディングネットの正しい使い方

ランディングネットの正しい使い方

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”How To Use A Fishing Net The Right Way”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com ”How To Use A Fishing Net The Right Way”

 

バス釣りをしている中で、もっとも興奮する瞬間のひとつに、ランディングがありますよね。

魚が大きくなればなるほどその度合いは高くなったりしますが、その日に苦労を重ねてやっとたどり着いた1本をランディングするとなると、それもかなりのドキドキになりますよね。

いやいや、釣れた魚1本1本にドラマはあるんだから、どんな魚だってランディングの時はドキドキするよ。という方もいらっしゃると思いますので、実際のところはサイズは関係なかったりもします。

それくらい、ランディングは重要な瞬間です。

そして、考えたくもないのですが、ランディングネットを構えた瞬間にバラす…ということが案外多いものだと思います。少なくとも私は、そんな場面を思い出すことができます。

どこからどこまでがバス釣りかと考えた時、それは人によっても違いますが、少なくとも、キャストからランディングまでの流れは、誰にとってもバス釣りの中に入っている部分だと思います。

バス釣りが上手になるためには、ランディングも上手にならないといけないというわけですね。

この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、ランディングネットの使い方について解説してくれています。

ランディングに失敗することがあるということは、ランディングをうまくやるコツがあるということですもんね。

ぜひ覚えていってください。

 

1:ランディングネットの準備と確認

There is nothing worse than you or your buddy hooking into a nice one only to realize that the net is caught in a cluster of fishing line, rod tips, treble hooks, or a host of other things NOT supposed to be in a fishing net. Make sure to have your net ready. For tournament fishermen, it is common practice to have the net laying on or near the seats, so it is up and off the floor and ready for use. The whole idea of this fishing thing is that you’re going to use it, right? Be conscious of where the net is at all times.

あなたやあなたの仲間がナイスバスを掛けた時、ランディングネットが釣り糸やロッドティップ、フック、他の何かに絡まっていることに気付いた時ほど悪いことはありません。 ネットはちゃんと用意しておいてください。 トーナメントアングラーにとっては、ネットはシートの上かその付近に置いておき、使う時に手に取って持ち上げるのが一般的な方法です。 この一連の考えは、釣りの流れをトータルに考えて使う準備をしておくということです。 ネットがどこにあるのかは常に意識しておいてください。

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2:邪魔になってはならない

If you are fishing with a partner, make sure to give them enough room to fight the fish. All too often, people get excited and want to get up on the front deck or near the angler that is hooked up to see the fish only to get in the angler’s way in some fashion, causing them to lose the fish. Wait until your partner says they are ready for the net before getting too excited and entering their personal bubble.

あなたが連れの方と釣りをしているならば、相手には魚とのファイトのために十分なスペースを与えるようにしてください。多くの場合、人は興奮してしまうのか、なぜかフッキングした魚を見ようとフロントデッキに行って釣った人のそばに立とうとします。邪魔になるだけですし、それが魚をロストする原因にもなります。 興奮しすぎて自分の勝手な判断で動かずに、連れの相手がネットを頼むと言うまで待ちましょう。

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3:ネットインを急がない

Probably one of the worst things a net man can do is to try and rush the landing. Do not chase the fish around with the net. Let the rod and reel do the work until the fish isn’t quite as energized and is ready to be landed. Rushing this process can cause the fish to take unnecessary runs towards deep water, causing a more drawn out landing process and putting additional stress on the fish. It also gives the fish more opportunity to spit the hook.

ネット係がやってしまう最悪のことの1つは、ランディングを急いでしまうことです。 ネットで魚を追いかけないでください。 魚が完全に諦め、ランディングの準備ができるまではロッドとリールに仕事をさせるようにしてください。 このプロセスを急いでしまうと、魚が下に向かって不必要な走りをすることになり、ランディングに時間がかかってしまうばかりか、魚にさらなるストレスをかけてしまう可能性があります。 それはまた魚にフックを吐き出させる機会を与えることにもなります。

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4:ネットを魚に向かって突き出さない

Don’t stab at the fish with the net either. When net men get antsy, they tend to lunge forward directly at the fish with the net instead of using a scooping motion underneath the fish. This is terrible practice. Not only could you injure the fish by accidentally hitting it with the frame of the net, but you could potentially knock the hook out of its mouth or cause the fish to run for deeper water.

ネットは魚に向かって突き出さないでください。 ネット係があたふたしてしまい、魚を下からすくうような動きをするのではなく、ネットを直接魚に向かって突き出してしまう傾向があります。 これはまずい習慣です。 誤ってネットの枠をぶつけて魚を怪我させる可能性があるだけでなく、魚を下に走らせてしまって口からフックが外れてしまう可能性も秘めています。

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5:すくい上げる

Use a scooping motion that goes down and below the fish and then bring the net upwards towards the surface. If the fish runs for deep water, they will swim directly into the net. If they decide to jump, your net is already directly below their bodies, so you have a better shot at catching them mid-air.

魚の下にすくうように入れてから、魚が上に来たところで水面に向かってネットを上げるようにします。 魚が下に突っ込もうとすれば、直接網の中に入るようになります。 もしジャンプされた場合でも、ネットはすでに魚の体の真下にあるので、魚を空中でキャッチするというチャンスもあります。

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6:スポーツマンであれ

Once in the net, make sure he doesn’t spend all day in there if you do not intend on harvesting the fish. Get the fish out, take your pictures, and release him back to the depths. Too much time in the net can cause the fish to become overstressed and thus reduce their chance of a healthy existence after the fight. Furthermore, some nets can cause damage to the fish’s slime coating so be conscious of this when landing fish and when buying your next net.

ネットインできたら、魚を食べたりするつもりでないのであれば、長い時間をかけてはいけないことを確認してください。 魚を取り出し、写真を撮り、元いた場所へリリースしてください。 ネット内での時間が長すぎると魚にストレスがかかってしまい、ファイト後の魚が健康でいられる可能性が低くなります。 さらに、ネットの種類によっては魚の保護粘膜にダメージを与えるものがあるので、魚をランディングするときや次にネットを購入予定のある方は、このことを意識してみてください。

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ランディングは、1人でやる場合と2人でやる場合がありますよね。

1人でやる場合もミスをすることはありますが、2人でやる場合はもっとアクシデントが起こったりするものです。

自分がネットインしたいタイミングと相手のタイミングが違っていたりするだけでヒヤヒヤしますし、2人でランディング失敗した時の気まずさったらありませんよね。

素直にごめんこっちが悪かったと言えればまだいいと思うのですが、それが記録級のバスだったりしたら本当に気まずくて…。

最悪の場合、もうお前とは釣りに行きたくない!なんて言われてしまうかもしれません。

そんなことを避けるためには、ランディングネットについての知識も必要になりますよね。

やり方さえわかれば、あとはコミュニケーションです。

「次で入れるよ」ですとか「落ち着くんだ」なんて声を掛け合えれば、成功の確率はだいぶ上がるのではないでしょうか。

ボートに慣れていない方と一緒に釣りをする場合は、あらかじめネットインのやり方を伝えておくといいかもしれませんね。

 

それから、絶対に起こってはいけないアクシデントが、ネットインの時にフックが外れてネット係の人に刺さるというトラブルです。

これは結構な確率で起きるんです。

水中と空気中では力のかかり方が違うのでしょうか、フックが水面から出た途端、外れて飛んできますからね。

ウェアに掛かるくらいならまだいいのですが、それが顔や体だったらと思うとぞっとします。

ネット係の人はラインの延長線上に立ったり顔を向けないこと、釣った人はネット係の人にライン(ティップ)を向けないこと、これを意識して、事故を防ぐようにしましょう。

こういう話も含め、ランディングネットはその日の釣りを大きく左右する道具のひとつです。

ぜひ覚えておきたいですね。

 

それではまた。

 

毎度ありがとうございます!