ブライアンスリフト:冬バスを釣る方法

ブライアンスリフト:冬バスを釣る方法

Photo by FLW Fishing.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”HOW BRYAN THRIFT CATCHES WINTER BASS”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:flwfishing.com”HOW BRYAN THRIFT CATCHES WINTER BASS”December 2, 2018 by Curtis Niedermier(海外サイトです)

 

いくら釣りが好きだと言っても、冬に限っては普通はシーズンオフと言ってもいい季節です。

他の釣りものがある方はそちらを釣ってもいいですし、道具のメンテナンスの時間に充ててもいいですし、なにより、カチカチに凍った岸辺やテトラの上に立ったり、雪道をドライブして行くのにも危険が付きまといますので、そういう意味でもオフシーズンにするというのは賢明です。

私も冬は釣行回数が減り、代わりに新しく面白いマンガ本がないか、本屋さんへ探しに行くことが増えます。

「そんなことで釣り好きと言えるか!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いくら好きでも無理なものは無理ということはありますもんね。

日本で冬はオフシーズンになるという方が多くなるのと同じように、アメリカのバスプロさん方でも冬はバス釣りをするよりハンティングをする方のほうが多くなります。

ただ、これも日本と同じように、冬になってもバス釣りをオフしない方も大勢いらっしゃいますよね。こういう方々は間違いなく、お好きですよね!

この記事は、アメリカのFLWフィッシングリーグの記事で、記者のクリス・ネドマイヤー氏が、ツアープロのブライアン・スリフト氏に冬のバスの釣りを取材したものです。彼は冬でもバス釣りを続けているアングラーのひとりなんだそうです。

そして彼は、冬バスは釣れればサイズもいいけど、実は群れが固まっていることもあって数を釣るチャンスでもある。と言っています。

私にそんな言葉を言えるようになる日が来るかどうかは分かりませんが、少なくともこの記事を読めば、彼と同じ釣りをすること自体は可能になることは確かです。

2018シーズンのFLWアングラーオブザイヤー争いを2位で終えた彼の冬の釣りを読んでみましょう。

 

アラバマリグ

“Shane’s Baits Blades of Glory umbrella rig is probably my No. 1 go-to bait if I’m fun-fishing or in a tournament that allows it. I’m going to have 1/8-ounce jigheads on it with 4-inch Damiki Anchovy Shads,” Thrift reveals. “That’s the ‘funnest’ wintertime fishing you can do.”

Thrift likes his Anchovy Shad swimbaits in white with silver flake for fishing slightly stained water and either pro blue or pro purple for fishing clear water.

The Blades of Glory rig resembles two “standard” umbrella rigs connected in tandem for a total of nine wire arms. Obviously, it needs to be rigged in such a manner that is legally allowed on the waters being fished. It also requires a stout rod. Thrift’s choice is the Okeechobee Rod, which is a 7-foot, 6-inch, heavy-action model in Fitzgerald Rods’ Original Series. He spools up with 20-pound-test P-Line Tactical Fluorocarbon.

“When I first started out throwing the umbrella rig, I threw it on braid a lot,” Thrift says. “I found out you get a lot more bites on fluoro. I think the biggest reason is that the diameter of the braid is so small, and when you throw it on braid, you have to wind it fast to keep it off bottom. But the key to fishing an umbrella rig is to wind it as slowly as possible. With fluoro [which is thicker] you don’t have to fish it as fast, and it’ll stay in the depth of water you’re trying to target.”

Depth varies according to the area, but the most important factor is the bait.

“That time of year I’m looking for baitfish that are schooled up and bass that are actively eating the bait,” Thrift adds. “That’s when you catch those giant, fat bass that are gorging on shad. I’ll fish a main-lake point, creek channel or river channel, but you can catch them anywhere the bait is stacked up.”

「シェーンズベイツ社のグローリーウイングリグは、トーナメントで使用可能であれば、またプライベートで楽しむ釣りをするのであれば、私のナンバーワンルアーです。私は、1/8オンスのジグヘッドに4インチのDamiki Anchovy Shadを使います。 これは、冬の間の最も楽しい釣りです。」

スリフトは、アンコヴィシャッドスイムベイトをやや濁り気味の水ではホワイト/シルバーフレークを使い、クリアウォーターではプロブルーかプロパープルを使います。

ブレードの付いたグローリーリグは、似たものにふたつのアラバマリグを連結させた合計9本のワイヤーアームがあるものもあります。このリグはそのフィールドでルール上許可されているかしっかりと確認する必要があります。そして、頑丈なロッドであるかどうかの確認もまた必要です。スリフトは、フィッツジェラルドロッド社のオリジナルシリーズで、7フィート6インチのヘビーアクションモデルであるオキチョビ―ロッドを選びます。彼はフロロカーボンの20ポンドラインを巻いています。

「私がはじめにアラバマリグを投げていたときは、多くをPEラインで投げていましたが、フロロの方がバイトが多いことが分かりました。最も大きな理由は、PEラインは直径がとても細いということで、PEで投げるとボトムに付かないようにするために速く巻く必要があるということです。しかし、アラバマリグで釣るための鍵は、できるだけゆっくりと巻くことです。フロロラインであれば速く巻く必要もありませんし、狙ったレンジをキープすることもしやすいです。」

狙うレンジはエリア​​によって異なりますが、最も重要な要素はルアーです。

「この時期は、群れを作っているベイトフィッシュと、その餌を積極的に食べているバスを探しています。今は、シャッドをお腹いっぱいに食べている巨大で太ったバスが釣れるときです。私が釣るのはメインレイクの岬、クリークチャンネルやリバーチャンネルですが、ベイトフィッシュの群れがたまっていればどこでも大丈夫です。」

ブライアンスリフト:冬バスを釣る方法

Photo by FLW Fishing.com

 

テールスピンジグ

“If fish aren’t really reacting to the umbrella rig or they’re closer to the bottom, that’s when I pull out a Damiki Axe Blade,” Thrift says. “It’s a 3/4-ounce tail-spinner with a willow-leaf blade on the back.”

Handling a 7-foot, medium-heavy Fitzgerald Rods Stunner HD, Thrift bombs casts as far as possible. Using thin 12-pound-test P-Line fluorocarbon helps with casting distance and presentation.

“That seems like light line, but it lets the bait get down to do what it’s supposed to do,” Thrift explains. “After I throw it as far as I can, I let it pendulum down to the bottom. Then I kind of yo-yo it off the bottom and let it swing back down each time. Don’t rip it like you’d rip a spoon. Lift it up with the rod straight up, wind two or three times, and let it fall back down on a tight line. It’s not falling vertically; it’s falling toward you.”

Thrift fishes the tail-spinner in the same areas as he fishes the umbrella rig. He says he’s not as concerned about structure as he is locating balls of bait that are on the bottom and being actively pursued by bass.

「魚がボトムべったりで、アラバマリグには反応して来ない時は、Damiki Axe Bladeを取り出すときです。これは後ろにウィローリーフブレードが付いた3/4オンスのテールスピンジグです。」

フィッツジェラルドロッドの7フィートのミディアムヘビーであるStunner HDを使い、スリフトは可能な限りロングキャストします。このプレゼンテーションとロングキャストには細い12ポンドのフルロロカーボンが役立ちます。

「3/4オンスを12ポンドで使うには細いように思えますが、私がこのルアーでやりたいことの全てがサポートされます。できるだけ遠くに投げた後、カーブフォールでボトムに着けます。それからヨーヨーのようにボトムから持ち上げ、また戻すのを数回繰り返します。スプーンでやるようなジャークをしてはいけません。ロッドをまっすぐに持ち上げて、2〜3回リールを巻き、テンションは掛けたままボトムまでフォールさせます。フォールは垂直ではなく、自分に向かってフォールさせてください。」

スリフトは、アラバマリグで釣るのと同じエリアでテールスピンジグを使います。彼はバスがボトムのベイトフィッシュの群れを積極的に追ってるので、地形変化などには気にしないと言っています。

ブライアンスリフト:冬バスを釣る方法

 Damiki Axe Blade/Photo by FLW Fishing.com

 

ラバージグ

The umbrella rig and tail-spinner are Thrift’s preferred wintertime lures, but he’ll usually have a jig rigged up and ready too. Being a Damiki guy, Thrift likes the 1/2-ounce Mamba Jig with a Damiki Knock Out as a trailer.

“Fishing the jig is more structure- and cover-related,” Thrift explains. “I throw it where there’s not really a lot of schooling fish, but more around docks, rocks or brush where I’m looking for one big kicker fish. I fish more isolated targets, and it doesn’t really matter if bait is there or not. I’m just targeting a place where a big fish might be in the wintertime.”

アラバマリグやテールスピンジグはスリフトが好きな冬のルアーですが、普通はラバージグも準備しています。 ダミキのプロスタッフであるスリフトは、Mamba Jigの1/2オンスにDamiki Knock Outをトレーラーを好んでいます。

「ジグで釣るのは、よりストラクチャーやカバーが絡んでいる時です。 これは多くのベイトフィッシュが群れているところではなく、桟橋まわり、岩やオダなどキッカーフィッシュが一発欲しいという時に投げます。 これはより孤立したカバーを狙い、ベイトがいるかどうかはそれほど重要ではありません。 冬にビッグフィッシュが付きそうな場所を狙うのです。」

ブライアンスリフト:冬バスを釣る方法

Photo by FLW Fishing.com


 

いかがでしょう、ブライアン・スリフトはアラバマリグを投げるんですね。

アラバマリグが冬に強いリグと言われるのは、確かによく釣れるというのもあるのですが、ベイトフィッシュを追っている魚に有効だということで、この時期は根掛かりを恐れるような地形変化やカバーにベイトフィッシュが関連していないことがより釣れるということに拍車をかけていますよね。

同じように、根掛かりが怖くないということで、テールスピンジグもカーブフォールでしっかりボトムを取っていくということなのでしょうか。

逆にビッグワンを狙う場合はラバージグでシャローのカバー撃ちということなのですが、ベイトフィッシュはいなくてもいいという風には書かれていたものの、狙うタイミングのことなどもう少し詳しく書いてほしいなと思ってしまいましたね…。

それでも、冬のバス釣りを楽しむために、いいヒントをいただけたと思います。

 

ちなみに当店で販売中のアラバマリグはこちら

アーム長3インチのコンパクトアラバマリグ!

ブライアンスリフト:冬バスを釣る方法

ピカソ・フラッシュバックスクーリーリグ・フィネスの売場へ行く

 

こちらはアーム長4インチのジュニアサイズ!

ブライアンスリフト:冬バスを釣る方法

ピカソ・フラッシュバックスクーリーリグ・ジュニアの売場へ行く

ブライアンスリフト:冬バスを釣る方法

写真はフィネスサイズですが、ジュニアも同じく小型ウィローリーフブレードが付き、ブレードには2カラーがございます。

 

またテールスピンジグはこちら

今年発売されたばかりのイガジグスピン!

ブライアンスリフト:冬バスを釣る方法

ジャクソン・イガジグスピンの売場へ行く

 

全国で安定した釣果を叩き出しているデラクー!

ブライアンスリフト:冬バスを釣る方法

ジャッカル・デラクーの売場へ行く

 

こんなルアーたちで冬の乗り切ってみてはいかがでしょうか。ぜひお試しくださいませ!

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!