スポーニング後のバスを追う

スポーニング後のバスを追う

Photo by LUCKYTACKLEBOX.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”TAKING ON SPRING TRANSITIONAL BASS”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:LUCKYTACKLEBOX.com”TAKING ON SPRING TRANSITIONAL BASS”Written by Andrew Schadegg 5,1,2018(海外サイトです)

 

スポーニングシーズン、シャローにバスがいっぱい集まってくるので、ネストの釣りをする、しないに関わらず、バスの姿が見えることに嬉しさというか、アツい気持ちがこみ上げてくるものです。

同じ湖や池の同じ水深の場所でも、ネストがあるエリアとないエリアがハッキリと別れていて、ここはスポーニングをする=ハードボトムだということをバスが教えてくれるみたいな発見もあったりします。

バスはちょっとボトムを掃除すればこの下に石や砂地があると分かるんですね。不思議ですね…。

そんなある種お祭りのような、儀式のような期間が過ぎると、バスはすっかりシャローから見えなくなってしまいます。

例えば釣るレンジを1メートルから3メートルまでに広げるということは、これは相当なサーチエリアの拡大になるわけで、これまで見えているバスが多かっただけに、見失った感が出てしまうのもこのタイミングからです。

スーパーで例えると、お正月シーズン、店頭に甘酒がバーッと並んでいて買いやすいのですが、お正月シーズンが終わって通常の売場に戻った時、甘酒ってどこに置いてあったっけ?という感覚に似た見失った感があります(ちがうかな)

そんなとき、見つけ方を知っていると知らないとでは大きな差が生まれてしまうのだと思います。

この記事は、アメリカのタックルショップ「Lucky Tackle Shop」のブログで、スポーニングシーズンである春から段々と季節が変わっていく中でのバスの見つけ方が書かれています。

シャローからバスが消えた時、どんなことを考えればいいのか。ぜひ読んでみましょう。

 

上がってきたルートを逆にたどる

After the big female bass are done spawning they’re tired. After guarding their newly hatched fry for a few days, they pull of the spawning flats, many times to the first depth change or drop off. That’s the best place to start when it seems like the bass have moved out of those spring haunts.

Work those areas slowly with a jig, drop shot or other finesse presentation. The main reason for the slower approach is that these tired bass do not want to expel a lot of energy. You might fish a crankbait or something faster and think that there are no fish in the area. If you slow down, you might find that you catch multiple fish in an area, as those bass are out recovering.

大きなメスのバスは産卵を終え、疲れています。 数日間、孵化した稚魚を守った後、スポーニングフラットから最初の水深の変化またはドロップオフに引き付けられます。 そこが、バスがシャローから消えたと感じたときに探し始めるのに最適な場所です。

ジグ、ダウンショット、その他のフィネスプレゼンテーションでゆっくりと釣ってください。 遅いアプローチにする主な理由は、これらの疲れたバスは多くのエネルギーを使うことを望んでいないからです。 クランクベイトや他のファストムービングルアーを使った場合、このエリアには魚がいないと思ってしまうかもしれません。 スローダウンすると、これらのエリアで回復中のバスを何本かキャッチできるかもしれません。

 

夏のポイントもチェック

On most bodies of water, bass spawn in waves. You might have some fish still up on their beds, while a group that spawned earlier might already have recovered and be in their full-blown summer patterns. This means deep water ledges, points and humps are places to try earlier in the year than you might think.

Summer patterns also mean targeting shade. Look for the new growth, weed canopies, docks or any overhanging trees or brush that are out of the sun. Pull out the flipping stick and do some work pitching or punching.

多くのフィールドでは、バスのスポーニングにはズレがあります。 先に産卵したグループはすでに回復していて、本格的な夏のパターンに移行しているかもしれませんが、それでもまだベッドにバスの姿を見ることができるかもしれません。 これは、ディープの棚、岬、ハンプなど、あなたが考えているより早い時期に試してみることを意味します。

夏のパターンということは、シェードを狙ってみることも意味します。 葉のついたブッシュ、ウィードの屋根、桟橋、太陽を避けられるオーバーハングツリーや枝を探してください。 フリッピングスロッドを手にし、ピッチングやパンチングを試してみて下さい。

 

トップウォータールアーを忘れずに

When bass come off their beds, many times they are guarding their fry that ball up around the areas they were hatched. This is a great time to throw a frog or a buzzbait, especially during cloudy days or low light periods. Bass will be protective and something coming over their head is a threat, so this can be an explosive time to throw something on top.

This is also a good way to cover water and figure out exactly where those postspawn fish are setting up. Topwater is really effective in finding the bass that are farther along in their transitional process. If you find the bass that are 3 or 4 weeks after they’re done spawning, they’ll be feeding up aggressively and it can make for some really exciting days on the water.

バスがベッドから離れると、今度は孵化してひとかたまりになっている稚魚をその周辺で守っています。 このとき、特に曇った日などローライトなとき、フロッグやバズベイトを投げるのが有効になります。 バスは守るために頭上からくるものが脅威になるため、トップを投げた時は爆発的な時間になる可能性があります。

これはまた広いエリアをカバーできるため、アフタースポーンの魚がどこにいるのかを把握するのにも良い方法です。 トップウォーターは、移行期間のバスを遠くから見つけるのに本当に効果的です。 彼らが産卵をしてから3〜4週間後には、積極的にフィーディングをし、水上では本当にエキサイティングな日々を過ごすことができるでしょう。


 

いかがでしたか。

シャローからいなくなった多くのバスは目に見えなくなってしまうので、どこにいるかわかりづらいのですが、どこにでもいそうな気もします。

しかしこれを読む限り、バスが多い場所というのはあるんですね。

それから、困ったことに、夏のポイントも視野に入れると書いてありますが、その夏の場所が分からないといけません…。

夏のポイントがわからない初めて行くフィールドなどはこんなふうに動きを先回りすることは難しいでしょう。

逆に、もし通い慣れたフィールドに、夏の定番エリアや実績ポイントなどがあるのを知っているようでしたら、スポーニングが終わったころからこまめにチェックするのがいいのかもしれませんね。

そう、思ったより早くバスは動いているということですから、誰も気にしていなかったノーマークの場所でひとり大釣りなんていう邪心も芽生えてしまうというものです(笑)

 

スポーニング期間という、多くのバスがよく見える期間は1年を通して考えるとかなり特殊な期間で、個人的な意見ですが、本来は見えないバスの居場所を突き止め、釣っていくのがバス釣りの醍醐味ではないかと思います。

見えないところでの話ですから、季節ごとにいろんな人のいろんな意見があります。どの話を信じる信じないというのも先にありますが、いろんな意見を参考にして、自分の考えと足で探して、自分なりの結論が出せたら楽しいのではないかなと思います。

まだまだそんな自分になるのは先になりそうですが、マイペースで続けていこうと思います(笑)

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!