この夏、タイニーシグレ
こんにちは!店長の小山です!
本日は野尻湖のスモールマウスバスにオススメしたい、メガバスのタイニーシグレのご紹介をさせていただきます。
Meagabass Tiny SIGLETT
発売が2016年4月ですので、虫ルアーの活きるシーズンとしてはまだ2シーズン目なんですね。おそらく秋から冬の間に投げ続けられるルアーではないと思うので、このルアーに対するバスの反応はまだフレッシュなのではないかと思います。
それでは以下メーカーコメントです。
タイニーシグレは、水面をもがく春蝉をリアルにイミテートしたマイクロ・クローラーベイト。ステディリトリーブでは羽根を交互に動かしながらのハイピッチ・クロールアクション、シェイキングではエラストマー素材のウイングから発生する微細な波紋でターゲットを誘います。また、浮力を極限まで抑えたスローフローティング設計によって、繊細なバイトを弾くことなく、高いフッキング性能を実現しています。
浮力を抑えたスローフローティング設定
TINY SIGLETTは、単にSIGLETTのダウンサイジングモデルと言うわけではなく、内部を独自設計し、浮力を極限まで抑えたスローフローティング設計。
ついばむような繊細なバイトを弾くことなく、魚の口へ送り込むことが出来、高いフッキング率を実現しています。
メーカー発表のコメントを見ると、このルアーの売りは「低浮力」ということなんですね。
虫系トップウォータープラグでありながら低浮力というのは、実はけっこう重要なのではないかと思います。
スモールマウスバスをトップで釣ってらっしゃる方にはお分かりの通り、とにかくトップの捕食が下手なんですよね(笑)
口が小さいので仕方がないんですけど、スモールたちも天敵を恐れて水面では警戒心も強いのか、逃げるようにバイトするので本当に口の中に入りづらくて。
ワーム素材の虫ルアーは、手足やパーツ類が柔らかいですし、浮力も高くないからか、口の中に入りやすいんです。でも、今度はフッキング率が少々落ちてしまう…
そういう理由から、この小さくて低浮力なタイニーシグレはスモールに効く、というか獲れる虫ルアーだと思います。
サイズと音
写真のシグレたちは私物ですのでフェザーチューンなどさせていただいておりますが、
純正のサイズは、左から
- タイニーシグレ 30㎜ 2.7g
- シグレ 36.5㎜ 5.4g
- グランドシグレ 42.5㎜ 7g
となっております。
もうちょっと実感がわくように手のひらに乗せて比べてみると、
こんな感じです。ちっちゃい!
できればPEラインの0.4号前後か、ナイロンの3ポンドか4ポンドじゃないとなかなか飛距離が出ずらいかもしれません。
それからメーカー発表では全く触れられておりませんが、音も3サイズで全く違います。
音源がありませんのでイメージのみでお伝えしますが(笑)、
グランドシグレ「ジャコジャコジャコジャコ…」
シグレ「ジョコジョコジョコジョコ…」
タイニーシグレ「ジコジコジコジコ…」
という感じで(わかりずらくてすみません)、実は一番甲高い音で鳴くのがグランドシグレで、一番低いのがノーマルのシグレ、タイニーシグレはその中間の音という感じです。意外と低音タイプです。
虫パターン初期の6月下旬から7月上旬はソフト系虫ルアーと比べるとアピールの強いハード系虫ルアーでオーバーハング下を、終盤になるにつれてスレてくるのでソフト系虫ルアーをオーバーハングより外のブレイクラインに置くのが私のセオリーですので、ご参考までに。私の場合ですみませんけども…。
ただ、やってみないとわからないのが野尻湖ですので、いろいろ試してみてくださいね!
それでは、また。
毎度ありがとうございます!