4月。はじめての湖でバスを釣る:アンディ・モンゴメリー編

4月。はじめての湖でバスを釣る:アンディ・モンゴメリー編

Image by game and fising.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Pro Bass Tips for Fishing ‘Mystery Lake’”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:gameandfishmag.com”Pro Bass Tips for Fishing ‘Mystery Lake’” by Game & Fish Staff | March 14th, 2018(海外サイトです)

 

誰でも、釣りをしたことのない新しいフィールドにはじめて出たときは難しいと感じることが多いかと思います。

湖は広いもので、多くのワンドと岬もあれば水中の地形変化もあるものですから、信頼できる情報でもなければ、正解に辿り着くことはなかなか大変なものではないでしょうか。

そのフィールドに通い慣れた方であれば、いとも簡単にバスを釣ってくるという事も可能だとおっしゃるかもしれませんが、そうでもなければ、釣るのは難しい魚といいますか、それを突き止めることが楽しい魚であり釣りだと思っています。

この記事は、アメリカのフィッシングメディア「GAME&FISHING」がアメリカメジャーリーグフィッシングに出場している3人のトッププロに、「初めての湖で4月にバスを釣るならどうするか」という質問をぶつけたものです。

本日は全3回中の1回目、アンディ・モンゴメリー編です。彼ならどういった作戦で初めての湖を攻略しようとするのか、ぜひ参考にさせてもらいましょう。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

ANDY MONTGOMERY(アンディ・モンゴメリ―)

4月。はじめての湖でバスを釣る:アンディ・モンゴメリー編

Photo by game and fishing.com

Hometown: Blacksburg, South Carolina
Bio: The thinking man’s angler, Montgomery started angling seriously while earning his bachelor’s degree in Civil Engineering from Clemson University in 2004. While in college, Montgomery fished weekend tournaments while still maintaining a rigorous school schedule. He began fishing FLW BFL’s and moved on to the FLW Tour for five years. In 2010, Andy qualified for the BASS Elite Series through the Southern Opens. In 2014, he began fishing MLF. Montgomery won two BASS Opens (Smith Lake in 2010; Lake Norman, 2014), has seven Elite Top 12’s and has earned “around a million” but “spent at least that much making it.”

Location 1: I’d start in the areas protected from a north wind that were likely places for fish to spawn. These are places where the fish can get into easily and are calm areas to spawn.

Bait: Since this is a mystery lake, I would use a search bait, one I could cover a lot of water with. I would start with some sort of buzzbait or a Strike King Rage Swimmer. Both of these can be worked relatively quickly and are efficient at covering large areas, drawing strikes and letting me key in on where the fish are and what they are doing.

Location 2: I would specifically target coves or pockets. Once again, these are protected areas where fish can move into while being out of the wind, and there is less boat traffic there.

Bait: I’d begin slowing my baits down as I begin locating fish. As I find fish, I’d start throwing something like a Strike King Rage Lizard.

Location 3: I’d focus on any blowdowns, shallow water and docks you find in isolated coves and pockets. I’d start narrowing down where and what fish are relating to. I’d look for any type of structure that fish could relate to with hard bottom for spawning.

Bait: I’d use a stick-style worm like a Strike King Perfect Plastics Ocho. I’d work it very slowly, targeting specific fish and very specific structure where the fish were holding.

4月。はじめての湖でバスを釣る:アンディ・モンゴメリー編

Image by game and fishing.com

ホームタウン:ブラックスバーグ、サウスカロライナ州

略歴:知性派アングラー、モンゴメリーは、2004年にクレムソン大学で土木工学の学士号を取りながら、真剣に釣りに取り組み始めました。大学時代、モンゴメリーは週末のフィッシングトーナメントに参加しながら、厳しい学校のスケジュールもこなしていました。彼はFLWのBFL(バスフィッシングリーグ)から始め、5年間のFLWツアーを行いました。 2010年、アンディはサウザンオープンでバスマスターエリートシリーズの資格を得ました。 2014年、彼はMLF(メジャーリーグフィッシング)に加わりました。モンゴメリは2つのBASSオープン(2010年にスミスレイク、2014年にノーマンレイク)を勝ち、7度のエリート・トップ12入りすることで、「成功者と言える最低限の賞金額」である「約100万ドル」を獲得しました。

ポイント1:バスがスポーニングする可能性の高い、北風から保護されたエリアから始めたいと考えます。こういった場所は穏やかで魚が入ってきやすく、産卵に適しています。

ルアー:謎の湖なので、私なら広いエリアをカバーできるサーチベイトを使用します。なんらかのバズベイトやストライクキング・レイジスイマーのようなスイムベイトから始めるでしょう。これら両方は、比較的速く使うことができ、広いエリアをカバーし、バイトがあれば魚がどこにいるのか、何をしているのかを把握させてくれます。

ポイント2:私は特に小さなワンドやポケットを対象とします。繰り返しになりますが、こういった場所は風を避けられ、魚が保護された区域であり、ボートの量も少なくなります。

ルアー:魚を探すため、遅いルアーに替えていきます。魚を見つけたら、ストライクキング・レイジリザードのようなものを投げていきます。

ポイント3:孤立したワンドやポケットではどんな桟橋や倒木でもあればそれに集中します。どこに、どのように魚が関わっているのかを絞り混んでいきます。バスの産卵に関わってくるハードボトムのあらゆるタイプの地形変化も探していきます。

ルアー:ストライクキング・パーフェクトプラスチックオチョのようなスティック系ワームを使用します。特定の魚であったり、特定の地形変化など魚を見つけた場所をターゲットにし、非常にゆっくりと動かします。

4月。はじめての湖でバスを釣る:アンディ・モンゴメリー編


 

いかがでしたか。

モンゴメリーは4月に新たな湖を攻めるとき、スポーニングエリアを強く意識しながら、始めはサーチベイトで広く速く探り、だんだんと小場所へ絞り込んでいくというやり方なんですね。

本文中に出てきた「ワンド」と「ポケット」ですが、この違いは、ワンドは形がアルファベットの「C」の形をしていて、口が広がっている地形を指しているのに対して、ポケットもワンドですが口が広がっていない「U」の形をしている地形を指しているようです。

またはもっと単純に、規模が大きいものをワンド、かなり小さな規模のワンドのことをポケットと言っている場合もあるようです。

いずれにしても、ここでは多くの方向から風の侵入が防げるエリアという風に考えればいいのではないかと思います。

 

今回は全3回のうちの1回目でした。次回もぜひご覧ください。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!