冬のモンスターバスを釣る

冬のモンスターバスを釣る

 

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Cold-Water Brutes”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassfan.com BALOG’S BASS WAR Cold-Water Brutes , December 13, 2018 By Joe Balog(海外サイトです)

 

冬は、寒さとの戦いですよね。

釣りをしている人もしていない人も、冬は寒い。寒さを避けて過ごすことが一番大事になります。

面白いことに、寒さというのは、相対的なものでもあります。

例えば日本でいいますと、東北地方に住んでいる方と近畿地方に住んでいる方とでは寒いと感じる気温に違いがあるかもしれませんし、例えば同じ東北地方に住んでいる方の中でもそこには違いがあるかもしれません。

人によって違うということです。

そして、バス釣りをする方々の中にも、冬は寒いと感じる方と、感じない方がいます。その違いは何かというと、「冬のデカバスを釣ったことがある方と、まだ釣ったことがない方に分かれている」ということが言えるのかもしれません。

あくまでも相対的な話であり私個人の印象です。もちろん皆さん、寒いものは寒いと感じてらっしゃいます。しかし冬のデカバスを釣った方というのは、冬の釣行にもどこか余裕があり、防寒対策ができており、冬こそハートが熱くなる、集中している、そんな印象を持ちます。そういう方の釣りを見ていると「寒くないのかな」と思うことがある、そんな感じです。

しかし、そんなに言うほど冬のデカバス率というのは高いのでしょうか。

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「BASS FAN」のコラム記事で、5大湖でのスモールマウスバスフィッシングで有名でありバスマスターオープンでの優勝経験も持つジョー・バログ氏が、冬のモンスターバスについて解説してくれています。

冬のバスのことについてもっと知ることができれば、やる気も出るというものです。

冬にバス釣りをする方もしない方も、ぜひ読んでみてください。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

冷水下のモンスターバス

when it comes to catching the biggest bass in the lake, oftentimes the colder, the better, regardless of where you’re at in the country. But why is that?

The answer is likely a matter of biology. Big bass, or any big fish for that matter, are the most successful members of their specie, therefore feeding the most efficiently. They don’t waste energy in pursuit of inefficient food items. As they grow larger, big bass simply become better killing machines and their chances of success increases.

For all of that to happen, a big fish must not only feed efficiently, but often. Contrary to popular belief, bass continue to forage throughout the winter. In fact, I’ve mentioned here a time or two of my previous exploits around Lake St. Clair, when I often spotted big smallmouth chasing perch beneath the ice in three feet of water. In terms of largemouth, any northern angler worth his jig-and-pig can recall porkers caught with skim ice still in the creeks.

Moving southward, we see less of a tolerance for extreme cold in bass, but a similar pattern of resilience. The biggest of Chickamauga’s record-setting hawgs have been caught in the winter: the Tennessee state record was caught in February, and a recent near-miss was landed in December. Some of the biggest stringers ever weighed from Kentucky Lake came jerkbaiting in the snow, and many of Dale Hollow’s world-record seekers fished religiously in January.

Florida, where bass are said to go into shock when water temps dip below 60, continues to buck the odds and kick out giants on the coldest days, as earlier mentioned. True, the overall fishing is usually deplorable after winter fronts, but the single bite experienced by persistent anglers is often from that of a trophy-class fish.

The moral of the story? Get out and fish! While it takes a few extra cups of coffee in the morning, you won’t catch a giant unless you’re on the water. The winter period is the best time of the year in many locales. Fishing pressure is non-existent, the ramps are void of confused trailer-backers and our waterways are again peaceful; the way they should be.

Take extra precaution when venturing out, however. Most anglers have no concept what it’s like to be accidentally tossed into ice-cold water and how quickly things can go horrifically wrong even after you’re out, given the cold air temps. An extra layer of clothes – specifically a big wool coat, hat and set of dry bibs – can save your bacon should the unthinkable occur. Be sure to fish with a buddy and wear a lifejacket from the first to the last cast; with all the other layers, you won’t even notice..

湖の中で最大級のバスを釣るということになると、国内のどこにいようと、寒くなるほどよくなります。しかし、それはどうしてでしょうか?

答えはおそらく生物学的な問題です。ビッグバス、またはそう呼ばれる大きな魚たちは、彼らの中でも最も成功した個体であり、それはつまり、最も効率的にフィーディングをしているということです。彼らはエサを求めて非効率的にエネルギーを無駄にしません。より大きくなってくるほどに、ビッグバスは純粋な殺し屋となり、成功の見込みもより高まります。

そのためには、大きな魚は効率的にフィーディングするだけでなく、頻繁にフィーディングする必要もあります。よく言われていることには反しますが、バスは冬の間もずっとフィーディングし続けています。実際、このコラムで何回か書いたことがあるように、セントクレア湖周辺でのここ数回の釣行では、ビッグスモールマウスが水深1メートルの氷の下でパーチを追い回していることが多いのです。ラージマウスに関しては、国内北部のアングラーたちがまだ凍っていないクリークでジグ&ポークに価値を見出して丸々と太った個体を釣っているのを思い出します。

南部の方では、バスの極端な寒さに対する耐性は低下しますが、同様に回復力が高い傾向が見られます。チカマウガレイクのビッグフィッシュレコードを打ち立てた大きな個体は、冬に捕獲されました:テネシー州のレコードフィッシュは2月に捕えられました、そして、最近はそれに近い個体が12月にランディングされました。ケンタッキーレイクでこれまでにウェイインされた最大級のバスのいつくかは雪の中でのジャークベイトに来ました。そしてデールホローレイクの世界記録的なバスを求めるアングラーの多くは1月に集結しています。

フロリダでは、水温が15.5℃を下回るとバスがショックを受けると言われていますが、前述したように、ギャンブル的要素は強くなるものの、寒い日にジャイアントバスが出ています。確かに、全体的な釣りで言えは通常は冬将軍の前に屈することになりますが、しつこく釣りをしている人に起きるたった一つのバイトがトロフィークラスの魚になるものです。

この話の教訓はなんでしょうか? 釣りに出掛けましょう!モーニングコーヒーを2杯も3杯もおかわりして、フィールドに立たなければジャイアントバスをキャッチすることなどできません。冬は多くの地域で最も良い時期となります。フィッシングプレッシャーは存在せず、スロープもトレーラーで混雑しておらず、私たちのフィールドはとても平和です。これがあるべき姿です。

しかし、思い切って出掛ける場合は注意してください。ほとんどのアングラーは、突然の揺れで冷たい水に誤って落ちることがどんなものか、そこから上がった後も冷たい空気がおそろしいほど早く体温を奪い最悪の事態になる可能性を秘めているという概念を持っていません。しっかりとした洋服の重ね着 – 特に大きなウールのコートと帽子、そして乾いたサスペンダータイプの防寒ズボン – は、考えられないことが起こった場合にあなたの体温低下を遅らせることができます。最初のキャストから最後のキャストまで、必ず仲間と釣りをしてライフジャケットを着用してください。これを着用しないと、あなたは誰にも気づかれないまま…


 

いかがでしたか。

私は冬のバス釣りが好きです。特に大きなバスを釣ったからというわけではないのですが、ここに書かれている通り、ガラガラのフィールドに立っているそれだけで、平和と自分を感じる事ができるからです。これは本当に、冬ならではです。

私の場合バス釣りは趣味ですから、大きなバスを釣ることが必ずしも最終目的ではありません。

日々の生活から抜け出し、自分のことを癒すためにあります。

しかし、数回は、冬の太ったバスを手にしたことがありますので、やはり、期待してしまうといいますか、そういう結果も求めてしまいます。そして釣れたときの嬉しさと釣れなかった時の虚しさと言ったら…。

結局のところ、癒しであり、喜びであり、悔しいというストレスでもあります(笑)。矛盾していながらも、どれもやめられない3大モチベーションが重なっているわけですから、釣りって続けられるんですね。

ぜひ、冬の究極のストイックと、対極にある釣れたときの喜びを味わっていただきたいと思います。

またその際は、ここに書かれている通り、完璧な防寒と安全対策、そして万が一の時の着替えも持って行かれることをおすすめします。

釣り人が亡くなる原因の多くは、慢心と油断と無知です。あとは、熱中しすぎて判断力が落ちることでしょうか。

冬の釣りの経験が豊富な方から事前に学び、臆病なくらいがちょうどいいと思って出かけてくださいね。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!