ジークラックNEWロッド「トラペジアム2」入荷!
こんにちは!店長の小山です!
本日、ジークラックのニューロッドであるダブルダッチ・トラペジアムⅡが入荷しましたのでお知らせいたします!
トラペジアム2ってなんですか?という方のためにあらためてトラペジアム2のご紹介とファーストインプレッションを申し上げます。
トラペジアム2とは
まずファーストモデルのトラペジアムは琵琶湖北湖など低水温期のクリアウォーター下でのジグヘッドスイミング用(いわゆる名古屋釣法)に開発されたモデルで、1/16オンスのジグヘッドにデスアダー6インチなどのヘビーワームをド遠投して使うという、ダイナミックでありながら繊細な釣りで使われるのを想定した仕様でした。
今回のセカンドモデル、トラペジアム2はそれよりややライト化され、適合ルアーレンジが1/32~1/4オンスに変更されました。
これにより琵琶湖のモンスターバスだけでなく、全国のフィールドであらゆるワームで名古屋釣法によるデカバスハントができるということですね。
そして食い込みを重視しながらソリッドティップロッドにせずグラスコンポジットロッド(グラス25%配合)の仕様になったかというと、グラスロッドでこそ出せるよりナチュラルなアクションと、掛けてからバラしにくいこと、ロッド全体のしなりで軽いリグでもロングキャストするというグラスロッドならではの性能も、このジグヘッドスイミング(名古屋釣法)には必要なのだと思われます。
それほどまでにジグヘッドスイミング専用という狭い使い道にこだわるロッドということは、逆に言えば釣れる釣りであって、この釣りでかなりのデカバスを仕留めてこられた実績は琵琶湖に通うアングラーでなくとも周知のことと思います。
スペック
- LENGTH 7ft2in(2.18m)
- WEIGHT 110g
- TYPE 1pc/SPINNING Rod
- ACTION LIGHT/Regular Taper
- LURE 1/32~1/4oz
- LINE 4~10lb
- GUIDE FujiチタンフレームSicガイド
ファーストインプレッション
届いたロッドを手にしてみてまず最初の印象は
軽い!これグラス入ってるの!?
ということ。グリップエンドには調整可能なバランサーが仕込まれていて、これが15グラム。バランサーを抜いたロッド重量は95グラムしかありません。7フィート2インチのロッドとしてはかなり軽いですよね。
バランサーはペアを組むリールに応じて5グラムずつ、15g、10g、5g、0g(バランサーなし)の調整が可能で、バランサー15gの状態で実際にリールをセットしてみると重心がかなり手前に来ているのが実感できます。
ロッドを立ててシェイクしながらリールを巻く釣り方ですから、バランサーを付けて重量を増やしてでも手前重心にした方が「持ち重り感」が減って軽く感じます。
バランサーなしでリールを付けて持ってみましたが、やはり先重り感があり、重く感じました。
これは実際に使うリールをセットして調整してから釣り場に向かうか、好みのバランスが決まるまでは釣り場で調整しながら釣りをすることをおすすめします♪
トップガイドから5番目のガイドの部分からバットにかけてカーボンクロスシートで補強されています。そのせいかメーカー発表ではレギュラーテーパーですが負荷をかけるとやや先調子な感じに思います。
グラスコンポジットロッドとは思えないほどの繊細なティップです。
アクションはライトで、振った感じはベロンベロン。こういうところはやはりグラスコンポジットらしさを感じますし、レギュラーテーパーの曲がり方をします。不思議な感じです。
これがジグヘッドのワームに生命感を与えるキモの部分なのでしょう。
さてこのロッドをスモールマウスバス的視点で見ると、当然ジグヘッドスイミングで使えることは言うまでもありません。
ほかにもI字系ルアーやノーシンカーワームのボイル撃ちなど、ノー感じなルアーに使えると思います。
あまりアクションを加えないなら、虫ルアーにも使えそうです。ロングキャストできそうですので…これは使ってみないとわかりませんが。
また、掛けてからのスピードがラージに比べて速いスモールマウスバスですので、リールのドラグ性能と調節が重要になるのですが、その負担分をこのロッドが請け負ってくれる部分が大きいと感じます。これはアドバンテージかと思います。
そういった部分でオススメなこのロッド気になる方はジークラックHPでもご確認ください。
野尻湖釣具店 トラペジアム2の売場へ行く
以上です。よろしくお願いします!