水野浩聡プロ:おかっぱりでボートに釣り勝つバス釣り
こんにちは!店長の小山です!
本日はキープキャスト2019で水野浩聡プロに取材させていただいた「おかっぱりでボートに釣り勝つ方法」というテーマについてお伝えさせていただきたいと思います。
当店での恒例記事ともなりましたキープキャストでの取材記事と動画のほうを楽しみにして下さる方もいらっしゃるようで、大変ありがたく思います。
今年も多くのプロの方にお時間をいただき、お話をお聞きしましたが、本日は水野プロのおかっぱりについてのお話をお伝えさせていただきたいと思います!
まずは動画の方をご覧ください。
すみません。そもそも水野プロはボートに釣り勝とうなんて考えて釣りをしていないということでした。
私なんかはついつい、おかっぱりをやっていてボートの方が前にいると、「あのボートの人より釣りたいな」なんて考えてしまうもので、こんなテーマを考え付いてしまい、水野さんにぶつけてしまいました。
あくまでも私が考えたテーマを水野さんにぶつけただけでして、水野さんはそれに真摯に答えてくれただけですので、どうか誤解のないよう、お願いします。
さてそれでもさすが、おかっぱりだけに許された特権とも言うべきことがいくつか出てきましたので、まとめていこうと思います。
まず大きな前提として、
いいタイミングと場所を見分ける
ということをおっしゃっていましたね。
ではいいタイミングと場所とはどういうことか。
まずタイミング的には
- 濁り
- 風
- 粘る
というものがありました。
濁りについては春は濁りの中に魚がいやすいということもありましたし、警戒心が薄れるのでクリアな水よりも魚が入ってきやすいということでもありました。
次の風についても、ベイトフィッシュが寄せられやすいということでした。ということは、いいタイミングというのは「バスもベイトも入ってきやすいタイミング」を見つけるということでしょうか。
これはフィールドごとにも季節ごとにも違うと思いますので、自分のホームグランドでぜひいいタイミングを探していきましょう。
そして粘るというキーワードも出てきましたが、いい場所だと思ったら粘ってみることで、つまりはいいタイミングがやってくるのではないしょうか。
次に場所についてですが、
- 浅かったり消波ブロックなどでボートが入れない場所
- 岸にポイントが寄っている場所
- ややこしいカバー
- 風が吹き付ける場所(ウィンディーサイド)
というのが挙げられていましたね。
まずはボートに釣り勝つのであればボートが入ってこれない場所というのは分かりやすいですね。
次の、岸にポイントが寄っていれば寄っているほどボートでは釣りづらいということですが、これはボートで釣りをしていればわかるのですが確かにその通りで、それだとボートからポイントが遠くなり、岸スレスレを狙わなければ良いスポットに入れられないのに対して、おかっぱりではいいポイントが岸に寄れば寄るほど攻めやすいですもんね。
次のややこしいカバーについては、これもボートで釣りをしていると感じるのですが、ボートをコントロールしながらピンポイントのカバーを撃ち、釣り続けるというのは難しいもので、風や流れですぐに動いてしまうボートではじっくりと攻めるのが難しくなります。
おかっぱりをやっていてボートが近くに来ても、あまりカバーを丁寧に攻めずに意外とすぐに去って行ってしまうことがあると思いますが、そういうことも理由のひとつにあるのだと思います。
風についても同じ理由で、ボートがコントロールしにくい状況です。同じ状況下にいるのであれば、おかっぱりの方が腰を据えて釣りやすいのではないかと思います。これはタイミングにも通じますね。
動画の内容については、こんな感じでした。
ところで、水野さんにオカッパリの話を聞くと、いつも足元の話をされます。
おかっぱりをしていると、どうしても遠くへ投げたくなってしまうものなのですが、今回のテーマでお話を聞いても、やはり目線は岸よりでした。
ということは、これはボートの釣り人よりいっぱい釣るというテーマであるかどうかにかかわらず、大事なことのはずです。
次のオカッパリ釣行の時は、ぜひ足元にもう一度注意してみたいと思います。
最後にこの場をお借りしてお礼を言わせていただきたいのですが、水野さんにはお忙しい中、お時間をいただきましてありがとうございました。また機会がありましたらお邪魔させていただきたいと思います。
それではまた。
毎度ありがとうございます!