リールのギア比を使い分けて、効率よいバス釣りを:オット・デフォー

Photo by MOSSY OAK

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”HOW AND WHY TO BASS FISH EFFICIENTLY”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:mossyoak.com ”HOW AND WHY TO BASS FISH EFFICIENTLY”September 16, 2019

私にとってバス釣りは趣味であり、遊びです。

今でこそ釣具店という看板を持っているため、仕事という面もあるのですが、それでも私がバス釣りをすることに仕事という部分がそれほど大きくのしかかってくることはありません。

どちらにしても大事なことは、釣りが楽しいということです。

釣りそのものをすることはもちろん楽しいですし、これまで釣りに関わってこられたメディア、プロアングラーという存在、いろいろな釣り道具などがあることで、新しい知識や技術を知ることができ、釣りをより楽しいものにしてくれていると思います。

特に釣り道具というものは、釣具メーカーさんが契約プロに勝たせるため、また初心者アングラーに最初のバスを釣らせるため、あらゆるタックルを開発してくれています。

ただし、タックルにはオールマイティーに使えるものから、使用目的を何かに特化したものまでありますので、ある程度の知識がないとその道具を効率的に使えなくなり、釣りがつまらなくなってしまう可能性まであるとも言えます。

この記事は、アメリカのハンティングとフィッシングの専門メディア「MOSSY OAK」の記事で、2019年のバスマスタークラシックチャンピオンであるオット・デフォー氏が、リールのギア比ごとの使い分けについて解説してくれています。

リールをギア比ごとに効率的に使い分けることで釣果にも影響するということですので、ぜひ一度読んでおくことにしましょう。

ギア比8:1から10:1のリールを使うとき

引用文(タップすると開きます)

In the early days for bass fishing, a baitcasting reel was used to store line and to allow an angler to cast his lure out and retrieve it. If he wanted to fight the bass, and not have the fish break his line, he had to disengage the reel, so that it would free-spool. Then he used his thumb on the line on the reel to apply the amount of pressure he felt was required to slow down the bass and to tire the fish enough so he could reengage the reel and start retrieving line.

The first major improvement to the baitcasting reel was the addition of a drag system. Once the drag was engaged, the angler could apply the amount of pressure on the line he needed to set the hook on the bass and to reel in the fish. If the bass pulled harder than what the drag was set at, the line would come off the reel to keep tension on the hooks in the bass’s mouth. However, today’s rods and reels have come a long way from the invention of the drag system.

The new gear ratios available in reels have enabled the angler to take up more line with each turn of the reel handle than he ever could previously. With an 8:1 gear ratio, each time the angler turns the reel’s handle once, the spool in the reel turns eight times. That’s a very fast retrieve. There are reels that are 10:1, which means each time you turn the reel’s handle, the spool is turning 10 times to pick up line faster. I only use an 8:1 speed reel when I’m flipping or pitching. Using those two tactics means I want to set the hook fast and hard and be able to turn the bass’s head up, coming out of the cover as quickly as possible. I’ll use an 8:1 gear ratio when I want a fast retrieve for lures like a buzzbait, a bladed jig or a lipless crankbait. The fast retrieve reel helps me get my lure back to the boat quickly, so I can make another flip or pitch. Also a fast retrieve reel like a 10:1 or 8:1 gear ratio is very efficient when I’m making short casts.

バスフィッシングが始まったばかりの頃のベイトリールは、釣り糸を巻き、キャストしてリトリーブするためだけに使われていました。それでバスとのファイトをするときにラインブレイクを防ごうとすると、スプールをフリーにしてラインを出してやる必要がありました。それから親指を使って、バスを疲れさせるために必要な圧力を加え、魚を十分に疲れさせたところで、再びハンドルを巻いてラインを回収するというものでした。(当時のリールはクラッチもありませんでした)

ベイトリールの最初の主な改良点は、ドラグシステムを付けることでした。ドラグが搭載されると、釣り人はバスをフッキングしてからリールを巻き取るときに必要な圧力をラインにかけることができました。バスがドラグ設定よりも強く引っ張ると、ラインがリールから出て、バスの口に掛かったフックへのテンションを掛け続けます。しかし、今日のロッドとリールは、ドラグシステムの発明からさらに大きく進歩しています。

リールには新しいギア比が誕生し、釣り人はリールハンドル1回転につき以前よりも多くのラインを回収できるようになりました。 8:1のギア比は、釣り人がリールのハンドルを1回回すたびに、スプールが8回転します。これは非常に高速なギア比です。 10:1のリールまであります。これはリールのハンドル1回転につきスプールが10回転し、ラインをより速く回収できます。フリッピングやピッチングをするときは、8:1のギア比を使用します。この2つのテクニックで使用するということは、フッキングを速く鋭くし、バスの頭を上に向けて、できるだけ早くカバーから引き離すようにすることを意味します。バズベイト、チャターベイト、バイブレーションなどのルアーを高速リトリーブしたい場合も、8:1のギア比を使用します。高速リールを使用すると、ルアーをすばやく回収できるため、すぐにまたフリッピングやピッチングに移ることができます。また、10:1や8:1のギア比のような高速リトリーブリールは、ショートキャストで釣りをするときに非常に効率的です。

ギア比6:1のリールを使うとき

引用文(タップすると開きます)

This reel turns six times every time you make one rotation with the reel’s handle. The 6:1 reel is good for fishing deep-diving and flat-sided crankbaits, and other lures you don’t want to pull too fast that will keep them from tracking the way they’re supposed to track. You can reel a deep-diving crankbait quickly to get it down to the depth you want to fish and then slow down the retrieve to keep it swimming at that depth. The 6:1 or 7:1 baitcasting reel is often chosen by most bass fishermen if they only can use one baitcasting reel with which to fish. You can use a 6:1 gear ratio reel when fishing buzzbait on the surface by reeling it fast, or you can use a 6:1 gear ratio reel to get a deep-diving crankbait down and then slow down your retrieve to fish at that depth. This reel also is efficient when working a square-billed or flat-sided crankbait.

So by choosing the right reel for the water depth you want to fish and the speed of the retrieve you think you need, you can be much more efficient as a bass fisherman and catch more bass than you’ll catch if you don’t have various gear ratio reels to use with different lures in various depths of water.

このリールは、リールのハンドルで1回転につきスプールが6回転します。 6:1リールは、ディープクランクやフラットサイドクランク、またはあまり速くリトリーブしたくないルアーを使うのに適しています。ディープクランクの場合はすばやく巻いて釣りたいレンジまで潜らせてから、リトリーブを遅くして、その深さで泳ぎ続けるようにします。 6:1または7:1のベイトリールは、ほとんどのバスアングラーがリールをひとつしか選べないような場合によく選びます。水面をバズベイトで高速巻きしたい場合でも、ディープクランクを使う場合でも、フラットサイドクランクを使う場合でも、6:1のギア比リールは使用できるという意味で、このギア比は効率的です。

したがって、釣りたい水深や巻きスピードに合ったリールを選択することで、バスアングラーとしては効率的になりますが、色々なギア比のリールを持っていない場合はさまざまなレンジや使用ルアーによって異なる使い方でバスを多く釣るようにしてください。

Photo by MOSSY OAK

趣味や遊びのためとはいえ、道具はただではありませんから、本気で選ばなければなりません。

開発するメーカーさんも、トーナメント用はもちろん、遊び用に使う道具であっても本気で開発していますもんね。

最近はロッドが長尺化していますが、これは長いロッドが流行っているというよりは、5~7ftまでのロッドはもう市場にあふれており、アングラーもひととおり揃えてしまっているため、経営戦略上、新たにロッドを売るためには長いものを出すしかないという部分もある思います。

結果としてロングロッドがメディアなどで注目され、流行っているような気がしますが、実際はそうでもないのではないでしょうか。

リールも同じで、昔の4:1くらいのギア比のリールから考えると、釣り方に合わせてまた違ったギア比のものを開発し、新たな需要を生み出さなければならないという側面もあるのだと思います。

とはいえ、その新しい商品が最も使いやすい場面があるというのも事実で、そういう道具を使いこなすことも、私たちの楽しみのひとつとしてあります。

今日のバス釣りのテクニックはかなり細分化され、それに合った道具もありますので私たちも勉強が必要ですが、それがバッチリ合ってバスを仕留めた時の気持ち良さというのはやっぱり感じますもんね。

この記事は、必ずしもこの通りに使わなければならないというものではありませんが、もし参考になりましたら幸いです。

それではまた。

毎度ありがとうございます!

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