冬に必要なルアーはこの3つでOK!?【冬のバス釣り】

冬に必要なルアーはこの3つでOK!?【冬のバス釣り】
Photo by lurenet.com

バス釣りにはシーズナルパターンというものがあり、季節に沿った釣り方をすることで、バス釣りは効率的にすることができます。では、冬のシーズナルパターンに合ったルアーには、どんなものがあるでしょうか。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”The Only 3 Lures You Need This Winter”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:lurenet.com”The Only 3 Lures You Need This Winter”By Ken McBroom|Nov 24, 2019

冬のバス釣り…といいますと、皆さんはどんな釣りをイメージされますでしょうか。

日本には四季があり、その季節ならではの釣り方というものがあります。

いわゆる「シーズナルパターン」というやつですね。

その季節ならではのパターンがあることを知れば、バス釣りはより効率的になるという考え方です。

これはもちろん、ルアーメーカーが季節ごとに売りたいルアーがあるから言い出したことではありません。

その季節ごとにバスが求めているものから導き出された、人間の知恵です。

人間にも冬のシーズナルパターンはあります。

コンビニに肉まんが並ぶのは10月ごろからですし、自販機がHOTに切り替わるのもだいたい11月ごろからです。

人間が求めているであろうものを適切なタイミングでプレゼンテーションすれば、より効果的に食いつかせることができるということです。私たちはそのような策略に気付かずに、ただ自然に、あるがままに買っているような気がしているだけなんですよね。

ということは、冬のバスが求めているものを自然にプレゼンテーションすることができれば、バスたちに不自然さを感じさせることなく、ルアーにバイトさせることができるということではないでしょうか。

では、私たちが冬に使うべき冬のルアーというものには、どんなものがあるでしょうか。

この記事は、アメリカのルアー通販店「LURE NET」のブログ記事で、ベテランアウトドアライターのケン・マクブルーム氏の記事が掲載されています。

彼の冬のルアーについて、考えをお聞きしましょう。

ジャークベイト

引用文(タップすると開きます)
Bass target dying shad in the winter. Falling water temperatures begin to take its toll on the weaker shad leaving bass with a smorgasbord. A great bait for mimicking dying shad is a jerkbait. You can locate the depth of the shad with your electronics, so you know how deep to fish your bait. Working a jerkbait over baitfish will attract hungry bass. Baitfish will form into a defensive ball and move away from danger. This leaves your jerkbait all alone emulating a struggling shad that can’t stay with the ball. When this happens the predators that follow will race to be the first to grab it. This is why, even in cold-water when bass are sluggish, strikes can be violent. Try different cadences with your jerkbait presentation to find just what the bass are keying on. If the competition is fierce about any cadence will do. Another great cold-water option that many anglers may not consider is to fish the jerkbait as a topwater bait. Twitching a floating style jerkbait, like the Smithwick Floating Rattlin’ Rogue, can be deadly on wintertime bass especially where the water is clear. Bass will come up from 20 feet in clear water to smash a twitching Rogue. This technique works especially well on deep clear lakes where smallmouths reside. Smallmouth bass are a bit more energetic in cold water than their largemouth cousins. When this bite is happening, the strikes can be explosive.

冬のバスは死にかけているベイトフィッシュをターゲットにします。水温が下がると、体力のないベイトフィッシュから弱り始め、バスにとってのバイキング状態になります。瀕死のベイトフィッシュを模倣するためのルアーはジャークベイトです。まずは魚探を使ってベイトフィッシュのレンジを見極めることから始めます。
ベイトフィッシュの上でジャークベイトを操作すると、空腹のバスが引き寄せられます。ベイトフィッシュは防御態勢のボール状になっており、危険から遠ざかろうとしています。このときのジャークベイトは、ベイトボールと一緒に行動することができないほど弱ったベイトフィッシュを模倣することになります。そうすると、ベイトボールについていた捕食者はそれを最初に食うべく競争が起こります。そのため、低水温により動きがスローになったバスでも激しいバイトを起こすことがあります。
ジャークベイトのプレゼンテーションは、さまざまなリズムを試して、バスがどんなリズムに食ってくるのかを見つけてください。競争が激しい場合は、どのようなリズムでも大丈夫でしょう。

多くの釣り人が見逃しがちな低水温期のアプローチの中に、トップウォータージャークベイトがあります。 スミスウィック・フローティングラトリンログなどのフローティングジャークベイトをジャークすることは、特に水がクリアアップした冬のバスに対して爆発的に効く可能性があります。
バスはクリアウォーターの水深6mから浮上し、ジャークしているログにアタックします。このテクニックは、スモールマウスバスが存在する深いクリアレイクで特に有効です。スモールマウスバスはラージマウスバスよりも低水温下では少しエネルギッシュです。これにバイトしてくるとすれば、かなり激しい出方をするはずです。

バイブレーション

引用文(タップすると開きます)
The lipless crankbait is my favorite all-around cold-water bass baits. There are several ways to fish this bait from ripping it through the grass to stroking it on the flats. A great lipless crankbait for winter bass is the Cotton Cordell Super Spot. This bait is heavy enough to cast a mile, but subtle enough to work slowly through the water column generating that slow action and a sound that triggers reaction strikes in cold water. These reaction strikes oftentimes result in barely hooking the bass. You will sometimes hook the bass on the outside of the mouth where it swiped at the bait from reactionary instincts. Many times, without the right set-up, you will rip the hooks free of the bass without ever knowing you had a bite. The best set-up for your lipless crankbait presentation is a slow retrieve using monofilament and a medium fast rod. The monofilament stretches and along with the fast action medium power rod this will help to increase your hook-up ratio and ultimately the number of bass that make it in the boat.

バイブレーションは、低水温期での私のお気に入りのオールラウンドルアーです。このルアーで釣る方法には、ウィードに絡めて外す方法から、フラットでのストローキング(ロングジャーク)まで、いくつかの方法があります。冬のバスに最適なバイブレーションは、コットンコーデル・スーパースポットです。このルアーは遠投しやすい重さがありながら、中層をゆっくりと通すことができる絶妙さもあり、そのスローなアクションと低水温でのリアクションバイトを引き出すサウンドも発生させます。
リアクションバイトにはよく皮一枚の「外掛かり」になることがあります。バスの口の外側に掛かっているのに、いつものように反射的にフッキングしてしまうことがよくありますが、多くの場合、それだと身切れしてフックが外れてしまいます。
バイブレーションに最適なセッティングは、ナイロンラインにミディアムファーストのロッドを使いスローリトリーブをすることです。ナイロンには伸びがあり、ファーストアクションのミディアムパワーロッドと組み合わせることでフッキング率を増やし、結果的にバスをキャッチする本数を増やすことができます。

メタルバイブ

引用文(タップすると開きます)
The bladed bait is a simple bait with features that may not attract anglers in the bait store, but the subtle looks and action of these baits are deadly on cold-water bass. These little baits are very versatile. Whether you have located bass in deep water and need to jig it like a spoon through suspended fish or found them up shallow where the best presentation is the pump action, the bladed bait works great. For the pump action technique slowly raise the bladed bait off the bottom. Allow it to wiggle back to the bottom on a slack line. This is done on light line and with the treble hook on the bait it does take some practice to keep from hanging up. The Cotton Cordell Gay Blade helps to avoid hang-ups by removing one of the hooks on the front treble. The front of the bait is weighted and contacts the bottom first, leaving the front of the bait clean for less hang-ups. Give it a try this winter.

メタルバイブは、釣具店に並んでいてもあまり人気がないシンプルなルアーですが、このルアーのシルエットとアクションは低水温期のバスによく効きます。 小さなルアーにもかかわらず非常に用途が広いです。 バスがディープにサスペンドしていてメタルジグのように使うとしても、シャローで見つけたバスにリフト&フォールで使いたいときでも、メタルバイブは適応します。
リフト&フォールテクニックでは、メタルバイブはゆっくりとボトムから持ち上げます。 ラインをたるませ、ヒラヒラとフォールさせてボトムに着くのを待ちます。 これは細めのラインで行うため、トレブルフックの付いたルアーを使う場合は根掛かりさせないようにある程度の練習が必要です
コットンコーデル・ゲイブレードは、フロントのトレブルフックを取り外すことで、根掛かりしにくくなります。 ルアーの前方に重心があり、最初にフロントがボトムに接触しますので、ルアーのフロントフックを失くすことで根掛かりが減るのです。 今年の冬はぜひお試しください。

冬に必要なルアーはこの3つでOK!?【冬のバス釣り】
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バスの動きがスローになる冬場でも、ここに紹介されたルアーはジャークベイト、バイブレーション、メタルバイブということで、速い動きのルアーばかりでした。

共通点としては、どれもロッドを使ってジャークをするルアーまたは使い方だという点です。

これは、どんなハイスピードリールを使ってもリーリングでは出せない瞬間的なスピードをロッドのジャークで出すことで、バスにバイトさせるきっかけを与えるということなのでしょう。

こういった共通点があるということは、冬のバス釣りのシーズナルパターンとして成立しているのは間違いありません。

この記事に出てきた3つのルアーそれぞれに適したルアーの出しどころのようなものはありあすが、そのあたりをうまく見極め、練習し、マスターしたいものですね。

みなさんもぜひ、この記事に出てきた中で冬に取り組んでいないルアーがありましたら、練習してみましょう!

それではまた。

毎度ありがとうございます!