家庭ごみをバス釣りに再利用しよう【ライフハック】

家庭ごみをバス釣りに再利用しよう【ライフハック】
Photo by wired2fish.com

人間が生活するうえで必ず出てしまう、生活ゴミ。今日ではゴミ問題は世界的に取り組むものとして認識されています。ですから、もちろん私たちバスアングラーも、一人一人が心掛け、釣りゴミを減らすことを意識しなければなりません。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”4 Ways to Reuse Household Trash to Improve Your Fishing”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:wired2fish.com”4 Ways to Reuse Household Trash to Improve Your Fishing”By Shaye Baker · Jan 24, 2022

今日では、人間が生きてく上で必ず出てしまうのが、ゴミです。

ゴミ問題はここ数十年で多くの国が抱えている、地球規模の問題として採り上げられており、科学者を始めあらゆる分野の専門家や多くの企業がゴミを減らすために日々努力をして下さっています。

特に多いのはやはり生活ゴミで、毎日尋常じゃない量が排出されています。

また、たとえば私たちが好きなバス釣りなども含まれるのですが、人間が生きていくうえで必ずしも必要ではない行為で発生するゴミ(いうなれば娯楽ゴミ?)というのも、生活ゴミに比べると量は少ないものの、それに興味のない人からすると敵視されやすいゴミと言えます。

釣りのゴミは意識して釣り場に残さないように気を付けなければいけません。

そして、ときどきフィールドの隅っこのほうに、洗剤や飲料のペットボトルやプラスチックケース、また野球のボールなんかが集まってゴミだまりとなり、バス釣りの好ポイントになったりするのですから皮肉なものです。

人間である以上、ゴミが出てしまうこと自体に嘆いたり怒ったりしても仕方がないので、私たちは分別や捨て方など適切な処理をすること、リサイクルに理解・協力すること、物を大事に扱ったり工夫してゴミを減らすことを心がけることが重要なのでしょう。

そして、それはバスアングラーとしても同じことが言えます。

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「Wired 2 Fish」の記事で、ライターのシェイ・ベイカー氏が、よくある家庭ごみの中からバス釣りに再利用できそうなものを提案してくれています。

捨てる前にちょっと待って。私たちにできるほんの些細なこと。興味がある方は読んでみてください。

発砲スチロール・緩衝材

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引用文(タップすると開きます)
Styrofoam is one great household item to repurpose instead of tossing in the trash bin. You can take styrofoam or packing foam and cut little chunks out of it to help keep your baits, terminal tackle or other small items locked in place; this helps you avoid damaging them or even losing them. Take a chunk of foam, stick your favorite topwaters in it and pop it in your tackle box. Now you can throw away the bulky packages and rest easy knowing when you go looking for a topwater in a few months, the paint job won’t have weeks worth of wear and tear on it from bouncing around in your box trip after trip. Or do the same thing with terminal tackle like Ned heads, shaky heads, tungsten weights and hooks. If you think about it, foam similar to this is already being used in a lot of the higher-end terminal tackle boxes out there now to secure these small but pricey little pieces of fishing tackle. Again, by doing this, you can ensure that your painted jigheads aren’t just unpainted jigheads sitting in a pile of dust by the time you go looking for one.

発泡スチロールは、捨てずに再利用できる家庭ごみの1つです。発泡スチロールや緩衝材を持ち、適度な大きさに切り取れば、ルアー、フックやシンカーなどのターミナルタックル、その他の小物を任意の場所に固定するのに役立てることができます。それにより、傷や紛失から道具を守ることができます。

切り出した発泡スチロールにトップウォータープラグを引っ掛け、タックルボックスに入れておく。これで、かさばるパッケージは捨ててしまっても大丈夫ですし、釣りと釣りのあいだにタックルボックスの中で傷がついたり塗装がはげたりしないので安心です。

また、ジグヘッド、シェイキーヘッド、タングステンシンカー、フックなどのターミナルタックルでも同じことが言えます。ご存知だとは思いますが、これに似た発砲素材で高価で小さな釣り道具を固定するためにタックルケースの中に入っているものが既にあります。繰り返しになりますが、これを行うことで、色つきのジグヘッドが、いざ釣りしようとしたときに塗装が剥げてい安心感が生まれます。

段ボール

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引用文(タップすると開きます)
You can also use cardboard as another great way to organize hooks. If you look at the edge of a piece of cardboard, you’ll see a series of holes formed in the making of the material. Cutting out a small square or rectangle of cardboard gives you the ability to make a little card to hold your hooks. You can even label the card with the size and name brand of the hook, so when it’s time to restock you’ll know exactly which hooks to buy. Then simply place those cards in your terminal tackle box and you can keep your hooks orderly, and protect the hook points from bouncing around and dulling at the same time. There are likely dozens of other ways to use cardboard as it pertains to fishing. I’ve certainly kept cardboard boxes around the shop so I’ll have places to store things and something to ship any old tackle in when I do a spring cleaning and sell some things. One other good use is to tighten up the lid of your terminal tackle box. If you’re using a simple 3700-style clear tackle box for your terminal tackle, you know that flipping that box upside down, even with the lid closed, will lead to a chaotic mess as hooks and other small components make their way into the adjacent compartments. Try cutting a piece of flat cardboard slightly smaller than the lid of the box and then place this on top of all the compartments before closing the lid, This makes for a tighter seal over the little compartments and takes up the small space that’s created between the lid and the compartments in the inevitable instance the box is flipped over or turned on its side.

フックを整理するもう1つの良い方法として、段ボールを使用するのもいいでしょう。段ボールの端を見ると、構造上、穴がいっぱい並んでいるようになっています。段ボールを小さな正方形か長方形に切り取ることで、フックを保管するための小さなカードになります。カードにメーカー名やフックのサイズとなどを書いておくこともできるので、補充するときに足りないフックがなにかを正確に知ることができます。また、そのカードごとターミナルタックルボックスに入れるだけで、フックをきれいに並べることができ、フックポイントが曲がったり鈍くなったりするのを防ぐことができます。

釣りに関する段ボールの使い方としては他にもいくつかの方法があります。私の場合は家の周りに段ボール箱を置いておき、春に不要なタックルを売ったり倉庫にしまうときに使います。ほかにも良い使い方として、ターミナルタックルボックスの内蓋にすることです。たとえばターミナルタックルにちょっとお安めのクリアタックルボックスを使用していると、ふたを閉じた状態でもボックスを上下逆さまにすると、フックやその他の小さなものが仕切り板を越えて隣の部屋に移動してしまうことがあると思います。

ボックスのふたより少し小さく平らな段ボールを切り取り、ふたを閉じる前に内蓋としてこれを上に置いてから閉じてみてください。これにより、蓋との隙間がなくなり、小さな仕切りごとにしっかりと密閉することができます。だいたいタックルボックスというのは、ひっくり返ったり横向きになるものですからね。

ピーナツバターのプラスチックビン

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引用文(タップすると開きます)
When we’re in the boat, kayak or fishing from the bank, it’s a good idea to keep an old plastic peanut butter or jelly jar on hand. This makes for a great little trash can that can be cleaned out between trips. Whether we’re changing out treble hooks, re-spooling reels or swapping out soft plastics, there’s always a little trash accumulating when we’re fishing. The tendency for some of anglers is to throw that 4-foot section of line, that used soft plastic or that spent hook into the water. This is obviously not a good idea and can be detrimental to a fish. Imagine a bass swimming along and seeing that shiny treble hook on bottom. In an instant the fish sucks it up and now has to die a terribly slow and painful death. Even if it happens to inhale the hook just right to swallow it, there’s no chance it comes out the other end smoothly as well—I cringe just thinking about that one. It’s best just to keep an old plastic jar with us for these little bits of trash and it’s safer in the long run for us as anglers, guaranteeing we won’t find a stray treble hook lying around with our foot.

ボートに乗っているとき、カヤックに乗っているとき、さらにオカッパリで釣りをしているときでも、プラスチックのピーナッツバターのビンをそばに置いておくことをお勧めします。これにより、釣り専用の小さなゴミ箱になります。

トレブルフック​​を交換したとき、リールのラインを巻き直すとき、ワームを交換するときなどなど、釣りをしていると常に小さなゴミが出るもの。最悪の場合、ワームを交換する時にメインラインを切ってラインごと水中に捨てるアングラーもいるくらいです。

これは明らかに最悪で、魚に害を及ぼす可能性があります。バスが泳いでいて、そのフックがボトムにあるのを想像してみてください。バスがそれを口に咥えたら死ぬまでずっと痛みで苦しみ続けるでしょう。たまたまフックを飲み込んだとしても、すべて出てくる可能性はありません。考えるだけでうんざりします。

口が広いプラスチック製のビンをこういった小さなゴミ捨てに使い、保管するのが最善であり、釣り人の私たちにとっても、足に捨てられたフックが刺さることなく、長く安全が保証されます。

古いタッパー

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引用文(タップすると開きます)
To be honest, plastic deli meat containers are good enough this day and age to double as Tupperware at my house and I ain’t even ashamed to admit that. They’re also great for storing stuff in the boat as well, especially when those things have no tendency to rust and don’t need a watertight seal. Soft plastics are a perfect example; there are several different shapes and sizes of these containers that will fit certain soft-plastic baits perfectly and give you a great way of storing your baits without their original packaging, while also ensuring they don’t lose their form or oily residue. With just a little creativity, you can find all sorts of ways to recycle items around the house that would otherwise be tossed right in the garbage. Hopefully these ideas on using styrofoam, cardboard, plastic jars and other plastics containers have started your mind down that path. If you happen to come up with some other things, let us know and we may just pass them along in a future article here on the site.

ハッキリ言って、最近のタッパーウェア社のデリミートコンテナは控えめに言って最高です。(上の写真のジップロックコンテナみたいなやつ)

これは、ボートに物を保管する場合にも最適です。特に錆びたりせず、防水加工も必要ないようなものを保管するのに最適です。たとえばワームが良い例です。これらの容器にはいくつかの形やサイズがあり、特定のワームにうまくフィットすれば元のパッケージなしでワームが保管できる優れた方法をになると同時に、形くずれやオイルなどの流出もありません。

ほんの少しのアイデアで、ゴミとして捨てられるであろう家庭ごみをリサイクルする方法を見つけることができます。この記事で紹介した発泡スチロール、段ボール、プラスチック瓶、タッパー容器を例にしたようなアイデアが、あなたの意識を変えるきっかけになることを願っています。

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Photo by wired2fish.com

冒頭でゴミだまりが好ポイントになると言ったのは、やや不適切といいますか、不謹慎な発言だったでしょう。申し訳ありません。

ゴミがたまることを望んでいるというわけではなく、たとえば人間が出したごみがなくても、そのようなポイントには木の枝などが集まり、同じようなポイントを形成するはずだと考えています。

人間のゴミは必要ありません。

また、関連してひとつこの記事で補足させていただくとすれば、「ピーナツバターのプラスチック瓶」の項目にありましたビンの使い方について。

これはポリエチレンではなくプラスチックなので、ペットボトルのようにリサイクルされないということ、そして缶などとは違って透明であることが特徴です。

ですので、ゴミ入れにするのであればラインやワームやパッケージなどのプラスチックごみに統一するべきかもしれませんね。そうすれば捨てるときにまとめてプラスチックとして捨てられます。

フックやシンカーなどの金属ゴミはまたそれ専用のボトルを用意してそこに入れ、マジックなどで「釣り針注意」などと書いておきましょう。透明なことは素晴らしいことで、それを処理されるゴミ処理場の方が怪我をしてしまう可能性が減ります。

ただ、アメリカではピーナツバターは一般的なようですが、日本ではあまり口が広くて透明なプラスチックのビンって、思いつかないのですが…何かありますかね? よっちゃんイカのおっきいやつとかですかね。

家庭ごみをバス釣りに再利用しよう【ライフハック】
Photo by よっちゃん食品工業株式会社

これもおいしいですけどどこのご家庭にもあるというわけでもないですし…ねえ。

まあ、ひとまず、記事に挙げられていた例も、私がした補足なども、あくまでも参考です。

一番重要なのは言うまでもなく、それをしようとする気持ちですよね。

ゴミのたったひとつで明日からでも釣りができなくなるかも…これは大げさでも何でもなくて、当たり前の話です。

そうならないために自分がするべきこと、そしてするべきでないことは何なのか、もう一度自分自身に質問してみてください。

もちろん私も気を付けなければいけませんね!

それではまた。

毎度ありがとうございます!