ハロウィン、ラージマウスバス!

2017年10月30日

ハロウィン、ラージマウスバス!

Photo by bassmaster.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Lee brothers choose treat to trick Halloween largies”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com”Lee brothers choose treat to trick Halloween largies”by Alan McGuckin October 25, 2017(海外サイトです)

 

ハロウィンのもともとの意味などは今やすっかりどうでもよくなってしまい、アメリカでも日本でもかぼちゃのお菓子や飾りを作ったり、仮装を楽しんでみたりというようなお祭りになっています。

私はハロウィンが元々アメリカのものかどうかもよく分かっていませんが…

どこの国の風習であっても、また宗教的なものであっても、お祭りであれば受け入れて、楽しんでしまうというのはいい意味で日本だけかもしれません。よく分からない国ですが、私は好きです(笑)

さてこの記事は、アメリカB.A.S.Sエリートプロであるマット・リー氏とジョーダン・リー氏の、いわゆるリー兄弟がハロウィン時期のバス釣りを紹介しています。

写真を見ると、どうやらおばあちゃんと狼ですので、赤ずきんちゃんを意味しているのでしょうか、ちょっと怖いですね(笑)

このおかしな二人ですが、ハロウィンのある10月下旬には、マット・リー氏はフロッグをおすすめしているようです。

見た目はおばあちゃんと狼ですが、中身はれっきとしたトッププロです。ちょっと読んでみましょう。

 

10月下旬はフロッグ

“People think of a frog as being a lure for aquatic vegetation, and it’s definitely great for that, but it’s also an awesome bait to throw around isolated laydowns and docks – especially if you’ve got shade present,” says Matt.

「多くの人々にはフロッグは水生植物のある場所で有効なルアーであると考えられています、たしかにそれは間違ってはいませんが、レイダウンや桟橋の周り、特にシェードがあるならば、そこへ投げるための素晴らしいルアーです。」マットは言います。

 

PEラインを使うことを恐れないで

“For whatever reason, a lot of beginning anglers are afraid to throw braided line. But with a frog, braid is a ‘must-have’ for better hooksets and to land the fish that blow up on it,” says Matt. He favors 50- or 65-pound Seaguar Smackdown and spools it to a Quantum Speed Freak reel with a blazing 8.1:1 gear ratio that’s crucial to picking up line really fast following topwater explosions.

「何らかの理由で、多くの釣り人はPEラインを使うことに気後れしています。 しかしフロッグの釣りでは、PEはより良いフッキングとバイトした魚をランディングするための必須アイテムなのです。」マットは言います。 彼は50ポンドまたは65ポンドのPEラインを8.1:1のハイギアリールに巻くのがお気に入りです。これは爆発バイトがあった時に素早くラインを回収するために重要なことです。

 

ジョーダンリー:桟橋でラバージグ

Matt’s younger brother, and Bassmaster Classic champion, Jordan Lee jumps on a jig for his pick of one lure he can count on in mid-autumn.

“I’m looking to pitch at any isolated piece of wood on the shoreline, but docks are also super key in late October, and it’s hard to beat a 3/8 ounce Strike King finesse jig for laydowns or docks,” says Jordan.

マットの弟でありバスマスタークラシックチャンピオンであるジョーダン・リーは、秋の中頃から期待できるルアーのひとつとしてまずジグをすすめます。

「ショアラインの孤立したウッドカバーへピッチングで探していきますが、桟橋もまた10月下旬には見逃せません。3 / 8オンスのストライクキング・フィネスジグをレイダウンや桟橋に撃っていくのは効果的です。」ジョーダンは言います。

 

ホーンテッドドッグス、お化け桟橋…

Okay, maybe not haunted, but old, somewhat dilapidated docks are famous for attracting more bass than new, well-maintained docks.

“Yep, the best docks are kinda crusty and covered in spider webs, with an old aluminum boat parked in the middle of ‘em,” grins the younger Lee brother. “Ideally I like a dock with about 15-feet of water on the front posts, and 5-feet of water near the back of it.”

Jordan trims his jig with a Strike King Menace and spools up with 15-pound Seaguar fluorocarbon but cautions anglers to not go too big with their rod selection.

“I like a 7-footer versus a 7-foot, 6-inch or a 7-foot, 10-inch when I’m fishing docks, because a lot of times you’re in tight spaces, plus you make more accurate pitches with a slightly shorter rod,” he explains. Jordan’s current dock fishing pitchin’ stick of choice is the new Quantum Smoke S3 model #SMC707XF.

大丈夫、幽霊なんていませんから(笑)しかし古くて壊れかけた桟橋は、新しい、よく手入れされた桟橋よりも多くのバスを引き付けることは有名です。

「ええ、ベストな桟橋と言えばちょっと古ぼけていて、クモの巣に覆われていて、真ん中へんに古いアルミボートが駐艇しています。」弟は冗談めかして言います。 「私の理想としては、先端で約4.5メートルの水深があり、付け根は1.5メートルの水深がある桟橋が好きです。」

ジョーダンはラバーをカットして揃えたストライクキング・メナースジグを、フロロ15ポンドで釣りますが、ロッドを選ぶときはあまりに長いものにならないように注意します。

「桟橋を釣るきは、7フィート6インチや7フィート10インチのロッドよりも7フィートが好きです。なぜなら、狭いスペースに入れなければならないことが多く、短めの方が正確なピッチングができるからです。」と彼は説明します。ジョーダンの現在の桟橋でのピッチングロッドはニュークァンタムスモークS3モデル#SMC707XFです。


 

いかがでしたか。

ハロウィンに絡めた取材ということで、少々おふざけ気味だったかもしれませんが(笑)、短いながらもしっかりと肝が書かれていますよね。

秋はベイトフィッシュを追ってバスが散らばってしまうというイメージもありますが、岸際にはゴリ系の魚やザリガニがまだいますので、単独のカバーはねらい目なんでしょうね。

そしてまず引っ掛かることのないフロッグというルアーチョイスも納得ですし、同じ理由で桟橋でラバージグなんでしょうか…。

この記事の面白いところは、兄弟でバスプロですが、同じ季節でも釣り方はだいぶ違うんだなあというところにもありますよね。

私にも兄弟がいてバス釣りをしますが、釣りは似ているようで似ていないことが多いかもしれません。また日本にも兄弟でバスプロという方はいらっしゃいますが、思い出してみると何となく似ているようで似ていない感じがします。同じ地域で、同じ家で育っているのに、不思議なものです。

同じ釜の飯を食った兄弟でこうなのですから、他人同士では尚更です。

それでいいと思います。

自分のお気に入りの釣り方で釣る、または自分のお気に入りの釣り方、スタイルを探し続ける。そういう楽しみ方もありますね。

ハロウィンの仮装だって、人と同じじゃつまらない!なんて方は多いはずですから(笑)

 

しかし、被り物をかぶってのボートの操船はかなり危険ですので、絶対に真似をしないようにしてくださいね!

 

それでは、また。

 

まいどありがとうございます!