チャターベイトのチューン
Photo by scout.com
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Why to Bend Bladed Swim Jigs”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:scout.com”Why to Bend Bladed Swim Jigs”Luke Stoner – Nov 10, 2016(海外サイトです)
アメリカではブレードジグとかバイブレーティングジグなどと呼ばれているチャターベイト。これが登場したころは、ちょっとイロモノ的な視線を浴びていたような節があったような気がします。
個人的には、クランクだとアピールが強すぎるからスイミングジグを投げているのに、そのスイミングジグにリップを付けてガタガタ振動アピールしちゃっていいのかな?という疑問がありました。
しかし、私のような素人のそんな疑問は当然のように杞憂にすぎず、日本のトーナメントシーンや様々なメディアで釣れまくっているのを見て、やっぱり使ってみなきゃと思ったものです(笑)、そして今では、あって当然のルアーのジャンルのひとつとして定番化されました。
実際に使ってみても、ウィードの上っ面を通したりといった感じに、クランクでは通しにくいようなソフトカバー系のポイントで抜群の使いやすさと釣果をもたらしてくれるルアーだということがわかりましたし、他にもいろんな場面やタイミングで思い思いの使い方をされている方は多いのではないでしょうか。
さてこの記事は、そんなチャターベイトの人気の要因のひとつに「チューニングによる多様性」というものがあるとして、アングラーの思い通りにチューンアップし、釣れていない時にバイトを発生させる方法を紹介しています。
お手持ちのチャターベイトを取り出して、読んでみてください。
ブレードを曲げること
By bending the tip of your vibrating jig blade, you are changing the amount of water displaced by your bladed jig throughout the retrieve. As you experiment with different angles on your blade you’ll see several small but noticeable changes in the action of your lure.
For one, your bait is going to thump more violently; so much so that you’ll be able to feel it on your first cast with the altered jig. In turn, this will raise your lure in the water column which allows you to reel your bait slower while keeping it in the preferred strike zone.
In other scenarios, I resort to angling a vibrating jig blade out of necessity. After bouncing a lure off of docks, dragging it through rocks and snagging it on underwater structure I’ve found bladed jigs can get out of tune. They’ll lose their hunting action and won’t give off the same thump as before. By bending your blade slightly you can remedy this issue and get your bait back to tracking true.
By arching your blade you’re simply changing the pulse of the lure underwater. The vibration the bait emits will undoubtedly be different than before and contrasting to what other anglers on your local fishery are using. Showing bass something slightly different can be key in getting a few extra bites throughout a day of fishing.
チャターのブレードの先端を曲げることで、リトリーブしたときにブレードに受ける水の量が変化します。ブレードの角度を変えて試してみると、ルアーの動きにはいくつかの小さな変化が現れるのがわかります。
1つは、ルアーはより激しくなります。角度を変えてからの1投目でそれを感じることができるほどです。また、これによりルアーが浮き上がりやすくなりますので、ルアーを好みのレンジに保つためにゆっくりとリールを巻くことができます。
他には、チャターをブレードが必要以上に曲がって歪んでしまうことがあります。桟橋へのスキッピングに失敗してぶつけたときや、岩などの水中のストラクチャーに引っかけてしまうと、チャターの泳ぎが狂ってしまうことがあります。こうなると釣れるアクションを失ってしまい、以前のような波動を出すことができません。ここでブレードを少し曲げることで、この問題を改善し、ルアーの性能を元に戻すことができます。
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ブレードをアーチ状にすることで、水中のルアーの波動を変更することもできます。ルアーが出す振動は、間違いなく以前とは異なり、そのフィールドで他の釣り人が使っているものとは別物になります。バスにわずかに異なる何かをアピールすることは、1日を通して釣る中で少しでも多くのバイトを得ることの鍵となり得ます。
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やりかた
The actual bending of your vibrating jigs’ blade is incredibly easy; you’ll just need a pair of pliers. Settle your pliers about 1/4 inch from the tip of the blade and firmly bend your blade downwards—away from the line tie—until the tip of the blade is at nearly a 45-degree angle.
The only tricky part is ensuring the crease of your bend is straight. What I mean by that is the entire tip of the blade that you bent is at the same angle across the entire blade. If you bend one corner of the blade more than the other it can ruin the swimming action of the lure, forcing the bait to kick one direction or the other.
Try bending your blade the next time you need to resurrect an old, beat-up vibrating jig or if you’re looking for a little extra thump out of your lure.
チャターのブレードの実際の曲げかたは信じられないほど簡単です。 2個のプライヤー(ラジオペンチ)を用意します。 ブレードの先端から約0.6センチのところにプライヤーを固定し、ブレードの先端が45度の角度になるくらいまでブレードをラインアイの逆方向へ下にしっかりと曲げます。
唯一の難しい部分といえば、曲げた部分がまっすぐであることを確認することです。 もう少しいうと、あなたが曲げたブレードの先端全体にわたって同じ角度であることです。 ブレードの1つの角を他の角よりも曲げれば、ルアーのスイミングアクションを崩壊させ、ルアーは一方向またはあらぬ方向に泳いでしまいます。
もしあなたが使い古してしまったチャターを復活させたいと思ったとき、またはチャターからもう少し激しい振動が欲しいと思ったときに、こうしてブレードを曲げてみてください。
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いかがでしたか。
まだ歴史の浅いチャターベイトですし、特に私なんかは経験も少なく、得意なルアーではないので、こうしてチューンすることなど思いつきもしませんでした。
プラスチックのプラグ類ではこうはいきませんし、発売されているほとんどのチャターで試せるチューンですし、現場でのひらめきですぐに変更できるのもいいですよね。
すでにこんなことは知っていて、ご自身のフィールドで試したり、実際に釣果につなげている方もすでにいらっしゃるとは思いますが、私的には非常にありがたい記事でした。
機会があれば、ぜひ試してみたいと思います。
それでは、また。
毎度ありがとうございます!