釣れるワームの水中映像!プロフェッサー・ミラージュスティックのミラリグ

2020年3月29日

釣れるワームの水中映像!プロフェッサー・ミラージュスティックのミラリグ

各地で好釣果をあげており、当店でも釣れるルアーとしておすすめしているミラージュスティックですが、メーカーのプロフェッサーさんから「ミラリグ」というものが発表されましたので、早速、水中アクションを確認してみました。

こんにちは!店長の小山です!

本日はプロフェッサー・ミラージュスティックのご紹介をさせていただきます。

ミラージュスティックとは

当店がおすすめする「釣れるルアー」のなかで最近のイチオシと言えるのがこのミラージュスティックです。

ミラージュスティックはシンプルなハンドポワードのストレートピンテールワームですが、シンプルな見た目の中には釣れる要素が詰まっています。

現在は3.4インチと3.0インチの2サイズがラインナップされています。

ミラージュスティック
プロフェッサー・ミラージュスティック

製品についての詳しいご説明はぜひ当店の商品ページをご覧ください。

ここでは、メーカー発表にはない、私個人としての感想などを水中映像とともにご紹介させていただきたいと思います。

ミラージュスティック ミラリグの水中アクションとおすすめポイント

動画をご覧いただいたみなさんが感じられることといたしましては、おそらく、シェイクなしの部分で「これシェイクしてるでしょ」と思われることではないでしょうか。

これは私の撮影がおぼつかない部分が確かにあるのですが、意図的なシェイクは加えておりません。自分では一生懸命棒引きに努めていたつもりなのですが、ちょっとの手の震えなどでシェイクしたときのような動きが出てしまうのです。

なお、これはミラリグに限ったことではなく、ミラージュスティック本来の仕様でございますので、あらゆるリグでかなり繊細なアクションが出せるようになっています。

では、動画を見ていただいた上で、私個人的な意見になりますが、ミラージュスティックのいいところをお伝えさせていただきますね。

素材が柔らかい

先ほど書かせていただいた通り、このワームはハンドポワードならではの柔らかさがあります。

通常のメーカー品のものはクレームに対処するため柔らかいと言ってもある程度の強度を持っています。あまりに強度のない身切れしやすいものはコスパが悪くクレームに発展することさえあるため、通常は強度と柔らかさのバランスを取っています。

ミラージュスティックはトーナメンターの石川晶平プロが代表を務めるプロフェッサーから発売されており、トーナメントに勝つための製品という意味合いが強く感じられます。はじめからFeco認定も視野に入れて開発がされているのもその証拠でしょう。

その関係だと思うのですが、このワーム素材はそのバランスを極限まで釣れる柔らかさの方へ寄せていると感じられます。

この素材の柔らかさと、考えられたシェイプの効果で、このアクションになっていると思われます。

とはいえ、実際のところは、キャスト切れを起こすようなやわさはありません。実用的な強度は充分に確保されていますのでご安心くださいませ(※追記 強度は取れていますが、キャスト時の身切れはどうしても起きてしまうものです。絶対に身切れすることはないということではございませんのでご了承くださいませ)。

ジグヘッドよりナチュラルに、ネコリグよりも手返しが良い

ミラリグのセッティングは、ジグヘッドリグとネコリグの中間という感じです。

ジグヘッドリグですと、てこの原理で言うところの力点と支点がワームの先端のさらに先、フックアイの部分になりますが、このミラリグのセッティングですとジグヘッドフックのワームキーパーで先端が固定されず、なおかつ支点がより後方、ワームの中に入りますので、飛距離を得るためのウェイトは犠牲にはなりますが、頭がフリーになり、さらに尻尾との連動がよくなり、動きがよりナチュラルになります。

さらにセッティングが似ているネコリグと比較した場合、こちらはスイミングに特化したネコリグと言い換えることができますので、同ウェイトのシンカーであれば手返しは通常のネコリグよりも良く、食わせ能力は高いままと言えるのではないでしょうか。

また、一度刺し直すとワームがダメになりやすいジグヘッドリグに比べ、このリグですとある程度は刺し直しやフックチェンジやシンカーチェンジに対応できるのもいいところです。

タフなフィールドに強い

ミラージュスティックの開発は、木崎湖プロガイドの喜代浜さんの考案をベースに、相模湖ガイドでもある石川さんが製品化されたこともあり、クリアウォーターやフィッシングプレッシャーの高いフィールドでテストが重ねられ、実績を作っています。

一般実績としましては、先日、相模湖を愛する者たちが集まって気軽に楽しめるコンセプトのトーナメントである「相模湖・魚々輝カップ2020 第1戦(2020年3月15日)」にて、出場45名中、準優勝と第3位の方の使用ルアーとなっていました。

(主催のグッチさんはNBC野尻湖チャプターのトーナメンターさんでもありますね。)

この大会でミラリグが使用されていたかどうかまでは分からないのですが、このことからもこのワームの凄さが伝わってきますよね。

※その後、ミラリグがこの大会で使われていたという情報をいただきました。ミラリグやはり釣れるんですね。

私の木崎湖での3インチのミラリグの使用感としましては、1/64ozというネイルシンカーですと私の欲しい飛距離が出ませんでしたので、使いどころは限られてしまうかもしれません。

現状では極細PEラインでの表層I字引きで浮かせて食わすような使い方をイメージしていますが、まだその時期にはちょっと早いかなということで、試しておりません。あとは3.4インチのミラリグなら飛距離が出そうですが、こちらも試しておりません。すみません。また木崎湖でのミラリグの使用方法など新しい情報が得られましたらお伝えさせていただこうと思います。

ソアリンシャッドとの使い分け

プロフェッサーにはすでに発売中のソアリンシャッドⅡというワームがあり、こちらのワームもハイプレッシャーレイクやクリアレイクですでに高い実績が出ておりますので、ご存知の方は多いと思われますが、このソアリンシャッドとの使い分けが良さそうです。

ソアリンシャッド
プロフェッサー・ソアリンシャッドⅡ

ソアリンシャッドはもともとの目的である表層のボイルフィッシュのスイッチを入れるソアリンリグや、木崎湖ではキャロライナリグ、また縦割りにすることでダウンショットリグで高い実績を重ねてきましたが、このソアリンシャッドの隙間を埋める形で、ミラージュスティックを使っていくと良いようです。

具体的にはこのミラリグやジグヘッドスイミングや表層I字系、ネコリグなどがミラージュスティックの得意とする使い方で、ソアリンシャッドとの使い分けができるかと思います。

ミラージュスティック(ミラリグ)の使い方

ミラージュスティックの使い方につきましては、残念ながら私のような素人にはまだ語れるほどのものはございません。

しかしながら言わせていただけるなら、動画を見ていただくとお分かりの通り、アクションなしの棒引きでもかなり良いアクションが出ているのが分かります。

私にとってジグヘッドスイミングのいちばん難しいところというのは、シェイクしながらリトリーブしていると、リグがどんどん浮いて来てしまい、狙ったレンジを引いてこれないところです。

これの対策といいますか練習方法としましては、シェイクしないでリーリングに集中していると、リグを浮き上がらせずレンジキープがしやすくなるんですね。

棒引きでもいいアクションが出るミラージュスティックは、スイミング系のリグが苦手な私のような者にも釣果が出やすい(練習しながらも釣れてしまう)ワームだと言えると思います。

もちろん、アクションしながらのリトリーブをマスターすれば、リトリーブの使い分けにより、もっといい釣果が望めるのではないかと思います。練習したいですね…。

他にもプロフェッサーさんの製品動画をご覧いただければ、浮いている時のナチュラルな漂い方、ジャークしたときのテールの震えなど、使い方はイメージしやすいかと思います。

ということで、私自体がまだまだ使い込みが出来ていない段階でのミラージュスティックのインプレッションやおすすめポイントの紹介となってしまいますが、今後も新しい実績が出てくるかと思いますので、自分としましても勉強や練習を重ね、より釣れるルアーとしてご紹介できればと思っております。

ぜひみなさんもこのミラージュスティック、そしてミラリグの威力をお試しくださいね!

それではまた。

毎度ありがとうございます!