夏の終わりのスモールマウスバス釣り

夏の終わりのスモールマウスバス釣り
Photo by advancedangler.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Randy Howell Pro Tip – Late Summer Smallmouth Tips”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:advancedangler.com ”Randy Howell Pro Tip – Late Summer Smallmouth Tips”by Randy Howell

夏も、そろそろ終わるんですね。

週間天気予報なんかを見ましても、まだまだ残暑が続くんだなということが分かりますが、ここ長野の話をさせていただきますともうそろそろ、最高気温も30℃を切ってくるのかなという感じが見えてきていますよね。

これから段々と釣りがしやすい環境になってくると思いますが、皆さんは夏バテから回復し、そろそろガッツリ釣り行くか!というモチベーションは上がってますでしょうか。

きっとフィールドのバスたちは皆さんのことを待っていると思いますよ!

さて、この時期ですが、アメリカの方はどうなっているでしょうか。

アメリカでのトップトーナメントはこの時期になると、レギュラートーナメントはだいたいあと1戦を残してシーズンオフになる時期です。日本ではあと2戦くらい残ってますよね。

しかもアメリカのトーナメントは7月ごろからはもう北部のスモールマウス戦ばかりになることが多いんです。避暑地ですから、選手の健康(熱中症などを避ける意味など)のためもあるのでしょう。

ですので、アメリカのこの時期はスモールマウスの情報が多くなる…かと思いきや、トーナメントを控えた方々がリアルタイムな情報をなかなか出してくることはありません。

そのかわり過去のこの時期の情報は出てくるんですよね。トーナメントレポート的なものも含めて。

でもそういう記事こそ、読んでみたいですよね。

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「Advanced Angler.com」の記事で、現メジャーリーガーで2014年のバスマスタークラシックチャンピオン、ランディ・ハウエル氏が、この時期のトーナメント戦略を解説してくれています。

彼のこの時期のスモールマウスの釣り方とはどんなものでしょうか。

ぜひ読んでみてください。

ランディ・ハウエル:晩夏のスモールマウスバスのヒント

引用文(タップすると開きます)

I really focus on two main techniques when I am targeting summertime smallies. I like to start by covering a lot of water with a reaction bait. When I find them, I’ll slow down and pick them a part with a few power-finesse techniques.

To start I use my Lowrance HDS units with Navionics and follow the contour lines. I like to start my focus in 10 to 12 feet. My search bait of choice is the Howeller plus by Livingston Lures. This bait is a little longer than the original Howeller, and it has a harder and wider vibration that moves a lot of water. Smallmouth are very aggressive fish and I think the crankbait is a better approach than the popular jerk bait sometimes when searching for schools of fish, plus it’s faster.

In most situations, I like brighter colors for smallmouth, and a couple of my favorites are the Threadfin Shad and Melon Shad colors. The Howeller plus dives 7 to 10 feet which is perfect to get down near the bottom without digging too hard. Smallmouth are very curious by nature and they hate a noisy crankbait ripping over their heads, especially in the summer. This will generate some violent reaction strikes and help you find their little off-shore hiding spots.

If I can’t get bit in the 7 to 10 foot range, I will move out to twelve to 18 foot depths and change to the Livingston Lures Deep Impact. The Deep Impact dives deeper and has a big wobble and will be very effective for smallmouth. I’ve been fishing it quite a bit this season and have had success with it at Hartwell, Kentucky Lake (Elite Series Tournament) and Guntersville.

Every time I catch a fish I add a waypoint to my Lowrance unit. Smallmouth are serious schoolers and when you find one, you usually find more, especially in the summer. Also, pay close attention to the water behind the fish as you are landing them. Good sunglasses like my Costa’s, can help you see fish deep in the water following behind the one you’re bringing to the boat. That’s when I will slow down, back off and pick that area apart.

I’ll get as many bites as I can on the crankbait and jerkbait first before making the switch to something more methodical. Generally I switch to a drop shot or a Senko. For the drop shot my favorite bait is the Yamamoto Shad Shaped worm. There is something about that little bait that works incredibly well for smallmouth. I like green pumpkin (color number 297), green pumpkin/watermelon laminate (color number 912) and goby color (color number 967).

As an alternative to the drop shot I use a wacky rigged Senko. I rig it with a 2/0 Diachi straight-shanked hook. I like to make long casts with it and let it fall to the bottom. I will shake it on slack line a few times, then retrieve it and do it again. Most of the bites will come on the initial fall or on the first few shakes.

夏のスモールマウスをターゲットにしているとき、私は2つのテクニックをメインにしています。私は広い範囲をリアクションベイトで探っていくことから始めるのが好きです。バスを見つけたらスローダウンし、何種類かのフィネスフィッシングを行います。

まず、Lowrance HDS魚探で等深線を追います。私は水深3~3.6メートルをチェックしていきます。私が選んだのは、Livingston LuresのHoweller plus(ディープクランク)です。このルアーはオリジナルのハウエラーよりも少し長く、そして強くワイドな波動を出して水を動かします。スモールマウスは非常に攻撃的な魚であり、バスの群れを探す時は人気のジャークベイトよりもクランクベイトの方が優れたアプローチであると思います。

ほとんどの状況で、スモールマウスには明るめのカラーを使うのが好きで、私のお気に入りはスレッドフィンシャッドカラーとメロンシャッドカラーです。ハウエラープラスは2.1〜3メートルほど潜ります。スモールマウスは基本的に非常に好奇心が強く、特に夏には、頭の上を騒々しいクランクベイトが通るのを嫌います。これにより、激しいリアクションバイトが発生し、沖合のスモールマウスのたまり場を見つけるのに役立ちます。

2.1〜3メートルの範囲でバイトがない場合は、水深3.6〜5.4メートルレンジに移動し、Livingston Lures Deep Impact(これもディープクランク)に変更します。ディープインパクトはより深く潜り、ワイドウォブリングでスモールマウスに非常に効果的です。今シーズンはこれでかなり釣りをしていて、ハートウェル、ケンタッキー湖(エリートシリーズトーナメント)、ガンターズビルで成功しています。

夏の終わりのスモールマウスバス釣り
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魚を釣るたびに、Lowrance魚探にウェイポイント(画面に付ける印)を追加していきます。スモールマウスは群れで行動する魚であり、特に夏は、1匹釣れれば他にも多くのバスがいるはずです。また、バスをランディングする際には、魚の後ろの水中にも注意を払ってください。良い偏光グラスであれば、ボート際まで来たバスの後ろに付いてきた魚がいないかどうかも見ることができます。そんなときは釣りをスローダウンし、バスが戻っていった場所を釣ってから、その場を離れます。

クランクベイトとジャークベイトでできる限りのバイトを得たら、次の作戦に切り替えます。通常は、ヤマセンコーの釣りかダウンショットに切り替えます。ダウンショットで私のお気に入りのワームはゲーリーヤマモト・シャッドシェイプワームです。その小さなワームは、スモールマウスが非常に良く釣れる何かがあるようです。私はグリーンパンプキンブラックフレーク(#297)、グリーンパンプキンブラックフレーク/ウォーターメロンペッパーラミネート(#912)、ゴビー(#967)が好きです。

ダウンショットでない場合は、ヤマセンコーのワッキーリグを使用します。 リグには2/0のストレートフックを使います。それをロングキャストし、ボトムまでフォールさせる釣りが好きです。ラインスラックを数回シェイクしたら回収し、またやり直すという使い方です。バイトの多くはファーストフォールまたは最初の数回のシェイクに集中します。

夏の終わりのスモールマウスバス釣り
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夏の終わりくらいから、スモールマウスはそれまでとは違った感じになります。

春から夏はスポーニングやその回復絡みなどの理由からか、いろんな場所でいろんなルアーで釣ることが出来たのですが、そこから先の季節は、まずはバスを見つけること、そして、有効なルアーをいかに見つけるかが勝負になるような気がします。

今バスが食べているエサの姿かたちや色が似ていないとダメなときもあれば、まったく似ていないけどなぜか釣れるようなときもあります。

当たりルアーや当たりカラーが絞れてくると、バスは群れていますから、バイトがどんどん増えていくというイメージです。

ランディ・ハウエルがやっているようなディープクランクの釣りは私にはなかなかはめることはできませんが、私でもちょっと昔に初秋の桧原湖でいいバスが釣れたことがあります。決してアメリカだけの釣りではないのだと思います。

野尻湖で広く探れるものということであればアラバマリグ、スピンベイト、イガジグスピン、メタルジグなどを使って、だめならスローダウンするという作戦もありではないかと思います。

記事の中にも出てきましたヤマセンコー、4インチの限定ジェネラルウォーターメロンとノーマルカラーの3インチと2インチがございます。

http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000002000

http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000001325

http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000001324

ランディーハウエルがやっているワッキーリグでのフォールの釣り、これもぜひ試してみたいテクニックですよね。

一応、今は夏と呼べる季節だと思いますが、野尻湖はもう非常に快適な気候になっています。すがすがしい高原の湖できれいなスモールマウスバスに挑戦してみませんか!

それではまた。

毎度ありがとうございます!