キャロライナリグでのバス釣りに向いているワームとは
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”THE BEST SOFT PLASTICS FOR CAROLINA RIGS”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:anglersclub.com ”THE BEST SOFT PLASTICS FOR CAROLINA RIGS” by Ben Team MAY 3, 2016
キャロライナリグでのバス釣りと言いますと、皆さんにはどんなイメージがありますでしょうか。
琵琶湖の釣りをされる方にとっては遠投するためのヘビキャロかもしれませんし、スモールマウスバスを釣る方にとっては常に用意しておく定番のライトキャロをイメージするかもしれません。
また、キャロライナリグは面倒臭いから嫌い。というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
キャロライナリグは他の一般的なワームのリグに比べると、やや重いシンカーを使って深いレンジで使い、また、横方向に広く探るためのリグというのが特徴ではないでしょうか。
ということは、スポーニングを終えてディープに落ちて行ったバスの居場所を探りながら食わせていく、と考えると、この時期にちょうどいいリグかもしれません。
ところが、他のリグと同様に、そのリグに向いているワームというものがあるようです。最近では特に○○リグ専用ワームなんていう商品もあるくらいですから、リグとワームの相性というものは見過ごせない問題なんですよね。
では、キャロライナリグに合うワームというのはどんなワームなのでしょうか。
この記事は、アメリカのオンライン釣り雑誌「Anglers Club Magazine」の記事で、キャロライナリグに向いているワームとその効果を解説してくれています。
もしキャロライナリグに使うワームに迷っているのであれば、ちょっと読んでみてはいかがでしょうか。
キャロライナリグのおさらい
本編に入る前に、リグとテクニックの基本を復習しておきましょう。 キャロライナリグをリギングするには、シンカーをラインに通し、ビーズを通してからスイベルを付けます。スイベルの先は、30センチから1.5メートルほどのリーダーに任意のフックを付け、ワームを取り付けます。
キャロライナリグには重めのシンカーを使うため、硬めのロッドが望ましいです。さらに、長いリーダーをキャストするのは少々やりづらい部分もあるので、キャロライナリグを使用する多くのアングラーは7フィートを超えるロッドを選びます。またスピニングでもベイトタックルでも、どちらも同等に機能します。
一般的には、このリグをキャストしたら、ボトムまで沈めます。着底したら、アングラーはそれを約60~90センチ前方に引きずり、再びズル引く前に1秒間ほどポーズを入れる、という繰り返しのリトリーブをします。通常、ワームはボトム近くを通ることになりますが、シンカーを上下させることによってワームにも上下の動きを与えることができます。
リザードワーム
リザードワームは、キャロライナリグにとって最も人気のある選択枝かもしれません、そして、その理由は単純です:よく釣れるからです。 しかしなぜ釣れるのか、その効果が特定のエサを模しているからとは考えにくいのです。 北米では基本的に水生のトカゲは生息しませんが、バスはサンショウウオは食べています。 しかし、キャロライナリグを使用するようなレンジにはサンショウウオはほとんどいません。
おそらく、これらのルアーが引っ張られて水中を通ったときに生み出される派手なアクションと、リフト&フォールした時にこれらの足によりリザードがスローフォールするという事実が組み合わさっているのだと思われます。
クリーチャー系ワーム
リザードワームのように、クリーチャー系ワームにはたくさんのパーツ、触手、テールなどが付いています。 これらは多くのアクションを生み出し、ワームが水中をスローフォールさせるのに役立ちます。 ほとんどのクリーチャー系ワームは比較的バルキーなものが多いので、特にビッグバスに有効になることがあるのも、このあたりが理由なのかもしれません。
スティック系ワーム
スティック系ワームはよくワッキーリグで縦の釣りに使われますが、キャロライナリグにも適しています。 リザードやクリーチャーワームと同じようにオフセットフックで使いますが、このワームはシンカーの後方でグライディング(横滑り)させます。 あるいは、これをワッキー掛けにして、ワッキーアクションをさせてもいいでしょう。
フルーク
フルークはキャロライナリグにすると非常によくダートし、そして、それがしばしば何をやってもダメなときに限ってバスがバイトしてくることがあります。 シャローエリアでフルークを使って釣るときは、通常よりも少し大きめのフックを使用することで、フッキングが良くなります。
簡潔にまとめられた記事だと思いますが、その内容には特徴がはっきりと出ていると思います。
まずは、アクションが大きいワームを使うということ。カーリーテールや手足・触手などのパーツが多いものを使うことで、フォールスピードが遅くなるということなんですね。
次はダート性能が高いもの。キャロライナリグはシンカーの先のリーダーが長いためラインスラックが出やすくなっていますが、ラインスラックが出た状態でトンと引っ張るとワームがダートします。
このアクションを意図的に出すのがスティック系ワームとフルーク系ワームなんですね。
さらにどちらも共通しているのが、横方向に動かしてこそ有効なアクションを持っているということです。
カーリーテールや触手は動かしている間にピロピロ・シャカシャカとアクションし、止めた時のメリハリがあります。これは動かしてナンボのアクションですから、キャロに向いているのでしょうし、ダートアクションも点の誘いではダート幅が出ませんもんね。
当店おすすめのキャロライナリグ用ワームとしてはこんな感じのものがございます。
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000001330&category_code=&page=1
廃盤予定となっているゲーリーヤマモト・スモールリザード4”ですが、まだ本社には若干の在庫があるようです。これは通常のゲーリー素材よりも塩の含有量が少なく、そのおかげでフワフワアクションが出やすくなっています。ぜひキャロで使ってみてください。
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000002277&category_code=&page=1
クリーチャー系としておすすめしたいのがバークレイ・パワーシュリンプ3インチです!こちらはノンソルトなので素材が丈夫なため、一番大きなカーリー部分がかなりの極薄になっています。極薄カーリーのためわずかな水流やフワフワとフォールする際にもアクションが出やすく、キャロライナリグに向いた仕様となっています!カラーリングが豊富なのも嬉しいところですね。
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000002000&category_code=&page=1
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000001325&category_code=&page=1
ヤマセンコーは4”のジェネラルウォーターメロンカラーと3”のヤマセンコーがおすすめです!ヤマセンコーは全世界で釣れに釣れているワームで、世界のトーナメンターさんが愛用しています。ヤマセンコーはたっぷりの塩が入って高比重、そのため軽い力でもダートアクションが出やすくなっています。
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000002204
ズーム・フルークは全世界でもっとも類似品が多いワームのひとつと言っても言い過ぎではないほど人気のワームです!もともとソフトジャークベイトというジャンルであるため、ジャークしたときのダート性能はピカイチですが、それをディープエリアで再現するとなるとキャロライナリグの出番ということです!ぜひ使ってみてください。
この記事ではこのようなワームが向いているという風に書かれていますが、もちろん、これだけではないと思います。
キャロライナリグをどこで使うのか、いつ使うのかによって、向いているワームも変わってくるかもしれませんし、シンカーの重さ、リーダーの長さによっても有効なワームは変わるかもしれません。
なにより、使う方が一番信頼しているワームを使うことが、一番釣果に繋がるということもたくさん見てきました。
色々試してみて、自分なりのキャロの可能性を広げていくことが良いのではないかと思います。
私もキャロライナリグはよく釣れるリグとして大好きですが、まだまだ試してないものがいっぱいあります。
皆さんもぜひ研究してみてください。
それではまた。
毎度ありがとうございます!