ルアーや釣り方に自信をつける方法:苦手ルアーを克服する

ルアーや釣り方に自信をつける方法:苦手ルアーを克服する
Photo by old town

苦手なルアーや釣り方というのは、誰にでもあるものです。苦手なものをそのままにしておくことは、全く問題ではありません。ただし、それを克服すれば、自己記録を更新するチャンスが広がるかもしれませんよね…。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”BUILDING CONFIDENCE IN LURES & TECHNIQUES”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:oldtowncanoe.com ”BUILDING CONFIDENCE IN LURES & TECHNIQUES” BY: HAYES ANDERSON June 19, 2019

皆さんには、苦手なルアーや苦手な釣り方というものがありますでしょうか。

えっ!?そんなものは無いですって!? ウソおっしゃいな、あなた、それならこんなブログを読んでいるわけがないでしょう(笑)!

人間には誰しも、得意・不得意というものがあるものです。

それは、元々その人に備わった性格や才能と呼ばれるもののせいなのかもしれませんし、経験によるものかもしれませんし、好みの問題かもしれませんし、身の回りの環境のせいなのかもしれません。

人間には全員に得意・不得意があるならば、それ自体は決して悪いことではなく、普通のことのはずですよね。

なのに人間というものは、自分の苦手なもの、足りないものに対してコンプレックスを持ち、妬んだり悩んだりしています。

ただしそんな気持ちから、苦手を克服しようとしたり、足りないものを努力で補おうとすることも、人間の素晴らしいところだと思います。

釣りをはじめ、趣味というのは自分が輝ける数少ない(失礼)場ですから、そういった人間臭さもにじみ出てきやすいもので、SNSを見ているとよくそんな場面に出合います。

「○○の釣りを教えてほしい」「○○が苦手です」「みんなどうやってるの」というシンプルなものから、「あいつの○○は○○してるだけ」「あんなの○○してるだけじゃん」といった類の妬みや愚痴のような意見も、裏を返せばその人の悩みや向上心がさせる書き込みのようにも思えます。

私もまた、他の釣り人が自分の苦手なジャンルで輝いているのを見ればうらやましく思いますし、何とか追いつきたいと思います。

ただ、それがなかなかできないんですよね…どうしても得意なことばかりやってしまいます。だって、そうすればとりあえずは釣れる可能性が高いんですからね。

私を含め、そういう方にとって、苦手なルアーや釣り方をマスターする方法には、どんなものがあるのでしょうか。

この記事は、アメリカのカヤック&カヌーメーカー、「OLD TOWN」のホームページのブログ記事で、ルアーや釣り方に自信をつけるための方法を共有してくれています。

苦手なことをするのは苦痛なのでしょうか、それともそれが喜びになるのでしょうか。

それでは読んでみましょう。

ひとつのことに絞って練習あるのみ

引用文(タップすると開きます)
Leave everything else at home and just work on what you want to learn. I don’t know where I first heard it, I just remember it being about jigs. Later I know I saw it on fishing forums about swimbaits. Somebody would be looking for advice on the subject and somebody would tell a guy leave everything else at home but a swimbait rod and a couple of baits and go fishing. Leave everything else but what you want to learn at home and focus on just that one bait.

I think this is especially true if you’re wanting to learn how to fish jigs or big swimbaits. Jigs are so versatile and learning how to present and fish a jig should be the cornerstone of your fishing arsenal. Swimbaits teach patience and perseverance, you are not only trying to learn a new class of baits but you are actively eliminating smaller fish that you might normally get to bite by throwing other lures.

If you leave all your other tackle at home you can’t be distracted by the other shiny things you have with you. It forces you to fish that one bait. I don’t necessarily like to take only one rod and one bait because there is too many variables that can lead to a very short trip. So take two rods and just a handful of bait. The second rod is only there as a back-up in case of a mechanical failure. Learn different casts and try to get good at them. Take skipping for example; if you don’t know how to skip a jig or swimbait it is a great skill to have your tool box. The same goes for flipping and pitching. Being able to gently land a jig in a small area could mean the difference between getting bit and not.

Retrieving baits can take some practice too. Take working a glide bait with your reel and not the rod, that timing is just as important as learning how to walk the dog with a Spook. Your retrieval speed on the Hudd can be painfully slow almost dead sticking slow vs. dragging a worm. What about stroking or hopping a jig without over working the bait? All of these things take some practice. A little single focused attention.

I’m not talking about blocking out your entire summer, I’m just saying block off some days where you go out alone and work on a skill set. Develop some confidence in yourself and your ability to adapt to and learn a new technique or techniques.

I will say that this isn’t the easiest thing in the world to do, but I believe it’s one of the most effective ways to learn a bait. I also understand there are a lot of people out there that just don’t have the time or energy to do something like this. A guy that only gets to fish twice a month probably isn’t going to be a player on this concept. A guy that fishes two or three times a week though….

「他のものはすべて家に置いて、覚えたいことだけに取り組むこと。」どこで最初に目にしたかは忘れましたが、ジグについてそう言われていました。またその後は、ビッグベイトに関する質問で同じような回答を見かけたことがあります。誰かしらこういった質問に関してのアドバイスを求めているようですし、誰かしらが覚えたいもの以外はすべて家に置いて釣りに行ってくださいと答えているようです。そうです、あなたが学びたいこと以外はすべて家に残して、その1つのルアーだけに集中してください。

上記のように、ラバージグやビッグベイトの釣り方を学びたい場合にこれは特に当てはまると思います。ラバージグの釣りは非常に用途が広く、ラバージグのプレゼンテーションや釣り方を学ぶことは、自分の武器の要ともなります。ビッグベイトは忍耐力や粘り強さが身に付きますが、それは新しいルアーを覚えられるだけでなく、他のルアーを投げたらバイトしてくる小さなバスを積極的に排除することにもなります。

他のすべてのタックルを家に置いて行けば、あなたが持っている他のルアーに気を取られることがありません。あなたはその一つのルアーで釣り上げることを強いられます。ただ、釣りとは短い時間の中にも変数が多すぎるため、1本のロッドと1つのルアーのみで釣ることが必ずしもベストではありません。少なくとも、2本のロッドと数個のルアーは持って行くようにします。 2本目のロッドは、折れたりトラブルが起きた場合のバックアップのためだけと考えます。そうしてさまざまなキャストを学び、上達を目指してください。スキッピングが良い例でしょう。ラバージグやビッグベイトをスキッピングする方法がわからないのであれば、これを機会に覚えてしまえば、引き出しがひとつ増える素晴らしいスキルです。フリッピングやピッチングも同様です。狭いスポットにラバージグを静かに着水させることができるようになることは、バイトが出るか出ないかの分かれ目になる可能性があります。

ルアーのリトリーブには、ある程度の練習も必要です。ロッドではなくリールでビッグベイトを扱ってみましょう。これは、ペンシルベイトをドッグウォークさせるのと同じくらい重要です。ビッグベイトのリトリーブスピードというのは、ワームをズル引きするのと同じくらい、デッドスローと呼ばれるようにスローにスローに扱う可能性があります。では、ラバージグのホッピングやリフト&フォールについてはどうでしょうか? 何をするにしても、すべてに練習が必要です。ひとつのことに集中してみましょう。

これは、このシーズンすべての釣行でそうしろと言っているのではなく、一人で釣りに行くときに何回かそうしてみたらと言っているだけです。それで、新しいテクニックに適応して学ぶ能力を養われ、自分にある程度の自信を持つことができます。

これは自分にとって最も難しいことのひとつでありますが、ルアーを学ぶ最も効果的な方法の1つだと思います。ただ、これをするには時間やエネルギーが足りないという人が多いということも理解しています。月に2回しか釣りに行けないという人は、さすがにこれをするのは厳しいでしょう。でも、週に2回も3回も釣りをしている方なら…ね。

いつまでやれば良いのか

引用文(タップすると開きます)
There is one major drawback to this concept. How do you know if what you’re doing is working or not if you’re not getting bit? Honestly you don’t, but you can swing the odds in your favor. I’ll give you an example.

Fish high percentage areas. When I first got into big swimbaits I fished a place I knew big fish lived and I knew I could get bit there. I also threw baits I thought would be fun to get bit on (This helped keep me interested). So at first I threw topwater baits like rats and wake baits. It took a few outings for me to get bit and once it started happening it was easy for me to continue down that path.

If you’re having trouble getting bit on a particular type of bait most likely it’s not the bait but the angler. One way to eliminate it being you, is to know that you know what you’re doing. The only way to do that is to put in the time and energy to get the results to build your self-confidence. So get out there and get after it. Learn a new bait this year. Put in some focused effort and see if it doesn’t make you better at the things you’re already good at too. What do you have to lose? It’s not like you haven’t been skunked before. What if in the process you stick a new Personal Best? There’s only one way to find out…

この考え方には1つの大きな欠点があります。自分のやっていることがうまくいっているかどうかが分からない、バイトがないというときはどうしたらいいのでしょうか?正直なところ、どうすればいいかはわかりませんが、あなたの行動ひとつで確率を上げることはできます。例を挙げましょう。

バスがの魚影が濃いところに行くこと。私が最初にビッグベイトを覚えようと思ったとき、私は大きなバスがいて、なおかつスレていないと言われているところで釣りをしました。さらに私は、これで釣れたら楽しいだろうなと思えるルアーを投げるようにしました(これは私のモチベーションを保つため)。ということで、私は最初にリップの付いたネズミ系のトップウォーターのビッグベイトを投げました。慣れるまでには数回の釣行が必要でした、そして、バイトが出るようになり始めたら、そこから先はその道を進むのは簡単でした。

特定のルアーでバイトが出ない場合、問題はおそらくルアーではなくアングラー側にあります。あなたが自分の苦手を排除する1つの方法は、自分は何が苦手なのかを知るということです。苦手を克服するための唯一の方法は、結果を得るために時間とエネルギーを投入して、自信をつけることです。ということで、家を出て、釣りに行きましょう。今年は新しいルアーを覚えましょう。なにかに集中して努力をしたからといって、もともとあなたが得意だったことが苦手になったりはしないことを確認してください。あなたが何を失うというのでしょうか?以前あなたがボウズだったことは関係ありません。新しいことを覚えたら新しい自己記録が増えるかもしれませんよ?さて、それを調べる方法は1つしかありません…

ルアーや釣り方に自信をつける方法:苦手ルアーを克服する
Photo by old town

この考え方、私は大好きです。

たしかに、これをするには心の余裕と、実際に時間の余裕がないと出来ないかもしれません。

私の家の近所にはバスが釣れる川があるのですが、時々、ほんの数時間だけ釣りをすることがあります。

その時はロッド1本にルアー1個だけを結んでいることがほとんどです。ロストしたら終わりの1本勝負ですね。

これをすることで、注意力が上がると思います。一投で根掛かりしたらそれこそ即帰宅ですので、それは避けようと、集中します。

一投ごとに集中することで色々なことが鍛えられると思います。キャスト精度、リグの動かし方、水中の障害物の察知力、かわし方、効果的なアクションの出し方、根掛かりが回収できる確率…などなど、人間は好きなことを止めなければならないほど追い込まれると、能力が発揮できるのかもしれません(笑)

苦手なルアーを克服するなら、たとえばシャッドならシャッド1個ではなく、いろんなメーカーのいろんなシャッドを持って行って、いろいろ付け替えてみるといいかと思います。

そうすると苦手を克服できると同時に、どういうシャッドがどういう動きをするなど、そのルアーごとの特徴やその使い分けまでいっぺんに理解できるようになるかもしれないからです。

これは、苦手なものや嫌いだったものが好きになる瞬間ですよね。もっとやりたくなります。

好きと嫌いって、本当に紙一重です。

これは私の考えですが、みなさん釣りが好きなんですから、嫌いな釣りなんてないと思うんですけどね。嫌いだと分かっていても、そればっかり何日かやってみたら、分からないと思いますよ!

ぜひどこかのタイミングで、苦手なものに取り組んでみましょう。

それではまた。

毎度ありがとうございます!