秋のバス釣りに有効なルアー:サーチベイトBEST3プラスアルファ

秋のバス釣り。サーチベイトに有効なルアー
Photo by wired2fish.com

秋のサーチベイトに有効なルアーは、バズベイト、スピナーベイト、バイブレーション、その他とありますが、実際にそれらをどう使い分けていけばいいのでしょうか。フィールドやカバーの状況に合わせて解説しています。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”5 Perfect Baits for Covering Water Quickly”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:wired2fish.com”5 Perfect Baits for Covering Water Quickly”By Shaye Baker ·sep,18,2022

バス釣りにとって秋とは、難しい季節だったりします。

夏と冬という季節は、気温や水温のピークですよね。状況の変化が少ないため、ある程度バスがどのあたりに集中しているかを読みやすい季節と言えます。

対して春と秋という季節は、夏や冬というピークに向かう途中の季節ですから、絶えず変化している季節で、今がどんな状況かをつかんだりしなければならず、バスの行動が読みにくいと言えると思います。

春と秋のうち、春はスポーニングというイベントがあるため、シャローフラットを起点に考えることができますので、気温水温の変化が激しいとしてもまだ読みやすい。

秋についてはそのような起点がなく、唯一あるとすればベイトフィッシュなのですが、ベイトフィッシュそのものがバスよりはるかに回遊性が高いため、全然アテにならないんですよね。

これが、秋のバス釣りが難しい理由のひとつでしょう。

ただし、秋のバスというのはやる気があり、食欲が旺盛で、コンディションが年間を通して最高の状態にあります。

バスの居場所や釣りかたを見つければ比較的イージーに釣れる状態ではあり、一方で、それが見つからなければまったくかすりもしないほど、バスが散っている状態ですよね。

このような状態では、サーチベイトと呼ばれる、広く素早く探れるルアーというのが有効になります。

この記事は、アメリカのゲームフィッシュ専門メディア「Wired 2 Fish」の記事で、ライターのシェイ・ベイカー氏が、サーチベイトに最適なルアーを5つ、紹介してくれています。

フィールドやカバーの状況に合わせて使い分けることができれば、秋のバスを釣る確率はグンと上がるでしょう。

ぜひ読んでみてください。

バズベイト

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One of the best baits ever for covering water, the trusty buzzbait is a perfect depiction of what you’re looking for here. It’s a bait that’s continuously on the move, it can be fished in open water as well as through all sorts of cover and its buzzing blade creates enough noise and flash to draw a fish in from a pretty good distance away. Some might wonder why the new-age Whopper Plopper-style baits don’t take the place of a buzzbait on this list. While this type of lure is an awesome search bait as well in certain situations, the buzzbait is far more weedless and thus more versatile, able to be fished in a wider variety of cover. Throwing a buzzbait will help you process a lot of water fairly quickly any time of the year the the water is above 55 degrees or so. Once the water gets into the 50s, the bite will slow down on the buzzbait substantially. This is when it’s a good time to go with our next search bait.
秋バス釣りサーチベイト
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フィールドを広く素早く探るための最高のルアーのひとつとも言えるバズベイトは、あなたが求めている条件に完璧に当てはまります。 これは絶え間なく動いているルアーであり、オープンウォーターだけでなく、あらゆる種類のカバーを通すこともでき、うるさいノイズ音やフラッシングを出すブレードがかなり離れたところにいるバスをも引き寄せてくれます。

最近の大ブームを起こしたワッパープロッパー系のルアーがバズベイトの代わりになるんじゃないかと思われる人もいるでしょう。たしかにワッパープロッパー系のルアーは特定の状況では素晴らしいサーチベイトではありますが、バズベイトはウィードレス性能がかなり高いため、より用途が広く、さまざまなカバーで釣ることができます。

水温が12~13℃以上あれば、バズベイトを投げることでかなり迅速に広い範囲を探ることができます。 水温が10℃になってしまうとバズベイトへのバイトは極端に落ちます。こんなときは、次のサーチベイトが適しています。

スピナーベイト

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Spinnerbaits work well year round for covering water but they’re definitely better than the buzzbaits once the water gets cold. You can fish a spinnerbait faster other times of the year, even burning it just below the surface in the summer and early fall. But as the water cools, your retrieve should slow down a bit. Still, it’s one of the best baits for covering water even in the cold, because you can again fish this bait on a near constant retrieve. Giving it a little pump and pause here and there is a good idea. But because a spinnerbait is basically on the move all the time, you can cover water while the thump and flash of the blades draw bass in, again similar to the sound of the buzzbait’s prop. You should be starting to see a trend develop among the baits that are good for covering water. They’re constantly on the move and they offer some sort of flash, sound or vibration to draw the bass in. The same is true for our next bait as well.
秋バス釣りサーチベイト
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スピナーベイトはサーチベイトとして一年中有効なルアーですが、水温が低くなったときにはバズベイトよりも優れていると言えます。 スピナーベイトは、他の夏や初秋といった季節でも水面直下での早巻きでより速く釣ることができます。 しかし、水温が下がったとき、リトリーブスピードは少し遅くなるはずです。

そんなときでもこのルアーならほぼ一定のリトリーブで釣ることができるため、水温が低い時に広く素早く探るのに最適なルアーのひとつです。 素早く巻いてポーズを入れるといった使い方もありです。 しかしスピナーベイトは基本的に常に動いているため、バズベイトのプロペラの音と同じように、ブレードのヒラ打ちとフラッシングでバスを引き寄せながら探るのが基本です。

どうでしょう、サーチベイトの基本形が見えて来たのではないでしょうか。これらは常に動いており、バスを引き寄せるためのフラッシュ、音、振動があることが共通点です。同じことが次のルアーにも当てはまります。

バイブレーション

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The lipless crankbait is another classic lure for covering water. This bait excels in its versatility. Where a buzzbait works only along the surface and a spinnerbait strays a few feet deeper into the water column, a lipless crankbait really starts to reach down into the water, while also still being a great bait to fish shallow and near the surface. Being able to effectively cover water both laterally as well as vertically makes the lipless rather special; it opens up so much of the water column. With this one bait, you can quickly dissect a 2-foot deep mud flat, rip through submerged vegetation in 7 to 10 feet of water or yo-yo a lure 20 feet deep around a ball of bait. Because it can be fished at various depths and comes in all the colors of the rainbow and then some, a lipless crankbait gives you something to cover water with for every season, in every water color and around a multitude of different forage.
秋バス釣りサーチベイト
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バイブレーションは、昔ながらのサーチベイトのひとつです。 このルアーはバーサタイル性が高いものです。 バズベイトは水面のみでしか使えない、スピナーベイトは水面下数メートルまでしか使いませんが、バイブレーションはもっと深くてもシャローや水面近くでも釣りができるルアーです。

横方向と縦方向の両方で広く効果的に探れるということが、バイブレーションを特別なものにしている理由です。 その範囲は広く、このルアーひとつで水深60センチのシャローフラットをすばやく探ったり、水深2m~3mの水中のウィードエリアを通したり、水深6mにいるベイトボールの周りでリフト&フォールもできます。

さまざまな水深で釣りをすることができ、カラーラインナップも豊富なルアーであるため、バイブレーションはあらゆる季節、あらゆる水質、さまざまなベイトフィッシュ周りに対応できるサーチベイトです。

その他の優れたサーチベイト

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There are a lot of other baits you can cover water fairly well with too, given certain situations; we already mentioned the Whopper Plopper in sparse cover and open water. A vibrating jig is another great one and can be interchanged with the spinnerbait at times. You can cover a lot of ground with a swim jig as well, especially in and around vegetation. Both toads and swimbaits work well in those situations, too. Then when you get out into the open water, single swimbaits on jigheads, underspins and jerkbaits can all be used to break water down relatively well. These lures lack the speed and some of the drawing power of the first three baits we mentioned but there are times, especially in super cold and clear water, when these lures can still draw fish in from pretty good distances. This is when the louder and more aggressive baits are often ineffective on the lethargic and wary bass anyway. So these subtler baits are basically the best options you’ve got to cover water.
秋バス釣りサーチベイト
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特定の状況に限っては、他のサーチベイトもまだまだあります。 オープンウォーターからちょっとしたカバー周りなら、ワッパープロッパーが優れているとは先ほど言いました。

チャターベイトも素晴らしく、スピナーベイトと交換することもできます。 スイムジグは、特にウィードの中や周りで広く探ることができます。 同じ状況でフロッグやスイムベイトもいいでしょう。

また、オープンウォーターであれば、シャッドテールのジグヘッドリグ、アンダースピンジグ、ジャークベイトなどもサーチベイトとして使うことができます。

これらのルアーは、先に出た3つのルアーのスピードやバスを寄せる力には少し物足りませんが、特に低水温期のクリアウォーターでは、これらのルアーでもかなりの距離からバスを引き寄せることができる場合があります。

つまりこれは、無気力で警戒心の強いバスに対して、大きくてアグレッシブなルアーでは効果がないときに有効なものです。 したがって、これらのフィネスなルアーもまた、基本的なサーチベイトとしての選択肢になります。

秋バス釣りサーチベイト
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水温、カバーの種類、水深でサーチベイトを使い分けるというのがよく分かりましたよね。

また、スローに探るフィネスなサーチベイトも出てきました。

広く速く巻けるサーチベイトを使っていると、たまに「カンッ」というバイトがきてそのまま終わってしまうときがあります。

ショートバイトというやつです。

こんな時に、フィネス系のサーチベイトに切り替えて同じようなコースをスローに釣ってみる、といった使い分けが有効になるんですね。

特に水温が下がってきたときや快晴の秋晴れでベタ凪でクリアウォーターなんていう状況ではバスの警戒心が強くなったり、あまり活性が高くないことがありますから、使い分けを想定してルアーを持って行くことが重要になりますね。

はじめにも言いましたが、この時期のバスはやる気があることが多いとはいえ、いる場所といない場所がはっきりしています。

そんな時にロングキャストができるルアーで何かの手掛かりを得ようとすることは、時間の無駄を省くことに繋がるでしょう。

ぜひこれらのルアーをお忘れなく、秋のフィールドへ出掛けましょう!

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クリアウォーターでの寄せと食わせに抜群の効果を発揮します。ロングキャストでき、広く探る性能も申し分ありません!

サイレント仕様のバイブレーションのため、スレたバスやクリアウォーターフィールドに最適のサーチベイトです!

バタバタという通常の振動ではなく、ヌメヌメっとした引き心地と、リフト&フォールのフォール時に見せるフォールアクションで他のバイブレーションとの違いを出すことができます。

バイブレーション好きの方は必ず持っておきたいルアーでしょう!

LOADED FOR BASSのアイクローザースピナーベイトはシングル/ダブルのコロラドブレードが付いているため、サーチベイトとするには遅いルアーになりますが、ウィードエリアや濃いカバー周りをスローに通したいときには最適のルアーです。

こちらはアメリカ直輸入の商品で、このルアーを買えるのは日本では当店のみになります!

すべて全国送料250円より!気になった方は今すぐご注文をどうぞ!

それではまた。

毎度ありがとうございます!