越冬からプリスポーンの川のブラックバスを釣る

2018年2月21日

越冬からプリスポーンの川のブラックバスを釣る

Photo by scout.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Find Prespawn Bass on Rivers and Tidal Waters”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:scout.com”Find Prespawn Bass on Rivers and Tidal Waters”Jason Sealock – Mar 8, 2015(海外サイトです)

 

プリスポーンのバス…非常にいい響きです(笑)

きっと今シーズンも待ち受けているであろう数々のドラマの始まりを予感させるような、そんな私の妄想すらひとくくりに抱えてくれる言葉でもあります。それほど、私にとっての冬は長いものです。

プリスポーンのバスは来たるべき産卵に備えて体力をつけるため、食い気があって、なおかつデカいのが釣れやすい。これがよく言われているプリスポーンバスの特徴ですよね。

プリスポーンバスが釣れるポイントはどうかというと、これも数々のメディアでさんざん採り上げられているテーマですし、私のブログにもいくつか引用記事があるかと思いますので、ご存知の方は多いかと思います。

 

しかし、川のプリスポーンのバスについてはどうでしょうか。

 

本場アメリカにおいても、川のブラックバス(ラージマウスバス)の生態についてはそれほど議論されておらず、記事もそれほど多くありません。これはおそらくボートでのアクセスの悪さに関係しているからだと思っています。

また川のスモールマウスバスの生態、特にプリスポーンの川のスモールについては、アメリカ北部を主な生息域にしているため、ほとんどの川の水面が凍ってしまうことが、調査を遅らせているのは間違いないでしょう。

 

川のスモールマウスの生態については、こちらの記事もご覧ください。

https://nojiriko-fishing.net/%E5%B7%9D%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%B1%85%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%81%A8%E9%87%A3%E3%82%8A%E6%96%B9/

バスの生態を知るうえで欠かせない、スタート地点となるものがスポーニングですから、それがわからないとなるとどうやってそこに来て、どうやって去っていくのかという季節のサイクルも掴みづらくなってしまうのでしょうね。

 

それから、川というフィールドの大きな特徴のひとつに、フィールドの状態がその年によって劇的に変化しやすいということが挙げられると思います。ベイトの豊富さ、カバーの豊富さという点ではバスが生息するのに充分適していると分かってはいるものの、台風やダムの放流などによる増水、氾濫、それによる地形の変化、質の変化、流れの変化が激しいため、数年間にわたる定点観測による生態調査は湖沼に比べてはるかに難しいのだと思います。それも、川のバスの生態について明かされていない理由のひとつだと思います。

 

この記事は、そんな川のブラックバス(ここではラージマウスバス)のプリスポーンについて、アメリカのフィッシングメディア「Wired2Fish」の記者、ジェイソン・シーロック氏が、2名のバスマスターエリートプロへの取材で分かったことを共有してくれたものです。

生物学者さんよりアメリカのバスプロの方が川のブラックバスについて知っている部分もあることかと思います。なにより、釣り方について知っているのはバスプロの方でしょうから、やっぱり知りたいところです。

ぜひ読んでみて下さい。

 

チャーリー・ハートリーの場合

BASS Elite Series pro Charlie Hartley honed his craft on the ultra-tough and ever changing Ohio River. On the Ohio, there are times when catching a limit is enough to win a tournament, and Hartley has won more than his fair share.

All that time spent on rivers has given Hartley a good understanding of where river bass spawn, which is the key to determining how to catch them before they go to the bed.

“Because river systems change so much, river bass are really adaptable in where they can spawn,” Hartley said. “They’re really looking for something hard that’s out of the current. Places like marinas, backwater ponds, pieces of wood, whatever they can find. Heck, I’ve seen a bass fan out a nest right in the main channel behind a laydown before.”

バスマスターエリートシリーズのプロ、チャーリー・ハートリーは、スーパータフなうえに常に変化するオハイオリバーで技術を磨きました。 オハイオ州では、トーナメントに勝つにはリミットを揃えるだけで充分なことがありますが、ハートリーはそれ以上の実力をもって勝ちました。

川で費やされたすべての時間は、ハートリーに川のバスがどこで産卵するかについての理解を与えました。そしてその鍵は、ベッドを作る前にキャッチすることにあります。

「川は大きく変わってしまうので、川のバスは産卵する場所に柔軟に適応します。」とハートリーは述べています。 「彼らは流れをさえぎってくれる何か硬いものを探しています。 マリーナのような場所、逆ワンド、木の一部、とにかく何でも探し出します。あまり教えたくはないけど、私は前にメインチャンネルにあるレイダウンの後ろでネストを張っているたくさんのバスを見ましたよ。」

 

どこを探すべきか

Prespawn bass will be moving toward their bedding areas once the temperature starts moving up into the 50s, and Hartley has two favorite places to intercept them as they move. The first is at the mouths of marinas and the second is along inside bends of feeder creeks.

“On rivers, lots of bass spawn in marinas because they are protected from current and have deeper water.” Hartley said. I’ve had a ton of success fishing the rip rap around the mouths and edges of marinas once the water starts to warm.

If the river has lots of creeks, Hartley said that many of the bass will spawn up the creeks and he concentrates on the first inside bend in the creek to intercept them.

“If you’ve got a creek channel cutting off from the main river, the first bend will usually have a deep bank with lots of wood on it,” he said. “That’s the bank that most anglers will concentrate on. Unfortunately for them, usually the biggest pre-spawn bass will actually travel on the inside or shallow edge of the creek, and that’s where I’ll focus. If you can find that drop-off, you’ll usually find some hungry bass.”

プリスポーンバスは、水温が10℃に上昇する頃になるとベッドエリアに向かって移動しますが、チャーリー・ハートリー氏はそのとき、移動途中の2つの場所で待ち伏せするのがお気に入りの戦法です。最初はマリーナへの入口にあり、第2はフィーディングを行うクリークのカーブの内側に沿っています。

「河川では、マリーナで多くのバスがスポーニングを行います。なぜなら、流れから保護され、水深もあるからです。私は水温が上がってくると、マリーナの入口や端の方にあるリップラップから釣ることで多くの成功を収めてきました。」

「その川が多くの流入河川を持っているなら、バスの多くが川を上がってスポーニングするため、その川の最初のインサイドベンド(川のカーブの内側)に注目して待ち受けます。」とハートリーは言います。

「メインリバーに流れ込んでいる支流を上って行った場合、最初のカーブには通常、たくさんの木がある深いバンクがあるでしょう。」と彼は言います。 「そこは多くのアングラーが集中するバンクです。彼らには申し訳ないのですが、残念なことに通常、大きなプリスポーンのバスは、実はクリークの内側または浅い側を移動するのです。それが私の狙いどころです。そこでドロップオフ(カケアガリ)を見つけることができればだいたい、空腹のバスが見つかることでしょう。」

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ルアーは何を投げるか

For marina bass, Hartley recommends a two-pronged approach featuring a spinnerbait and a soft stickbait like a Yamamoto Senko. He parallels the bank with the spinnerbait and then pitches the Senko to any visible cover, like boat docks, logs or rocks, he encounters.

For fishing prespawners in the creeks, Hartley said that the key is to find any cover along that inside edge. To do so, he usually uses either a vibrating jig or a shallow running crankbait. If he hits a stump or rock, he’ll then pitch to it with a tube or a jig.

“The key with catching prespawners in creeks is to find some sort of cover along that inside edge,” Hartley said. “You may be 200 feet off the bank and that inside edge might only drop from 2 feet to 4, but that’s where they’ll be. If you can find a stump or brush pile on that thing, it can be lights out.”

マリーナのバスの場合、ハートリーはスピナーベイトやヤマセンコーのような柔らかいスティックベイトをメインとする2つのアプローチを推奨しています。 スピナーベイトはバンクと並行に、ヤマセンコーはボートドック、丸太や岩のような目に見えるものに対して投げています。

ハートリーは、川のプリスポーンバスを釣るためには、そのインサイドエッジに沿ってなんらかのカバーを見つけることが重要だと言います。 そこでは、彼は通常、チャターベイトまたはシャロークランクのいずれかを使用します。 もしスタンプや岩に当たった場合、チューブやジグでのピッチングに切り替えます。

「川のプリスポーンバスを捕まえることの鍵は、インサイドエッジに沿って何らかのカバーを見つけることです。それは岸から60メートルも離れているかもしれませんし、インサイドエッジの水深が60センチから120センチに落ちる程度かもしれませんが、そういうところに彼らはいるでしょう。 スタンプやオダなど分かりやすいものを見つけることができれば、それでいいでしょう。」

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その他について

On rivers with lots of vegetation, bass will sometimes spawn on the root wads of lily pads. Hartley will fish through those types of areas with a buzzbait or shallow running crankbait like a Mann’s Baby 1-Minus.

If your local river is really shallow, another good pre-spawn location can be the last deep water in a feeder creek. It may only be 4 or 5 feet deep, but they’ll hold in the depression until they go to the bed.

Water clarity determines the type of spinnerbait Hartley prefers. In muddier water or below 56 degrees he’ll opt for a single Colorado blade. In clearer, warmer water he’ll throw a tandem willow.

People may have thought Michael Iaconelli’s win at the 2014 BASS Elite Series Delaware River event was preordained due to his home court advantage. His intimate knowledge of the river certainly helped, but it wasn’t the only advantage Ike had over the field in that event. Familiarity aside, he’s also one of the best tidal sticks in the sport, evidenced by a career of high finishes in tidal events including a little tournament called the Bassmaster Classic that he won on tidal water in 2003.

Like Hartley, Iaconelli also knows the key to prespawn success is to understand where the bass spawn, but it’s also important to understand where they winter.

“If you know where they winter, and know where they spawn, it’s really easy to understand where they are in the prespawn,” Iaconelli said. “The most amazing thing about tidal water bass that most folks don’t know is that those two places are usually one and the same. They spawn in the same places they winter. What could be more awesome than that!”

多くの水生植物のある川では、バスは時にはリリーパッドの根元に産卵することがあります。 ハートリーは、マンズ・ベビーワンマイナスのようなシャロークランクやバズベイトでこういったエリアを釣ります。

川の水深が本当に浅い場合は、プリスポーンバスの別の居場所としてフィーディングを行うクリークの最後のディープゾーンになることがあります。深さは1.2メートルから1.5メートルくらいかもしれませんが、彼らは産卵のためなら我慢するのです。

ハートリーは水の透明度によって好むスピナーベイトのタイプを決定します。濁っていたり水温13.3℃以下では、シングルコロラドブレードを選ぶでしょう。よりクリアまたは水温が上がってくると、タンデムウィローを投げるでしょう。

 

マイク・アイコネリの場合

2014年のBASSエリートシリーズデラウェアリバーの試合でのマイク・アイコネリの勝利は、彼のホームであったために有利であったと思われていたかもしれません。確かに彼の川への豊富な知識は役に立ったはずですが、それがアイクがフィールド的にこの試合で持っていた唯一のアドバンテージではありませんでした。ご存知かと思いますが、彼は2003年のタイダルウォーター(潮の満ち引きの影響を受ける水域)で優勝したバスマスタークラシックと呼ばれる数少ない試合を含め、タイダルウォーターの試合での上位入賞の経歴が証明するとおり、この世界で最高のタイダルエキスパートの1人です。

ハートリー同様、アイコネリはまた、プリスポーンバスフィッシングを成功させる鍵はバスがどこで産卵するのかを理解することであると考えていますが、冬の居場所を理解することも重要だと言います。

「冬にどこにいるかを知っていて、どこで産卵するのかを知っていれば、バスがどこにいるのかを知ることはとても簡単です。」とアイコネリは言います。 「ほとんどの人々が知らないタイダルウォーターのバスに関する最も驚くべきことは、その2つの場所は実は同じ場所であるということです。彼らは冬の居場所と同じ場所に産卵します。どうです、いいこと聞いたでしょう!」

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どこを探すべきか

The reason tidal bass usually winter in the same places they spawn is because they need the same things for both; enough depth to cover their heads even on the lowest tide, minimal current, and some type of hard bottom.

“The most common places bass winter and spawn on tidal fisheries are places like marinas, barge or industrial loading pits, backwater ponds, oxbows, and deep holes in the backs of creeks,” Iaconelli said. “If there’s grass on the river like the Potomac or Upper Chesapeak Bay, they’ll also move out to the back sides of grass beds and spawn in the holes.”

The two most common places Iaconelli catches prespawners on tidal water are inside big industrial loading areas or marinas, and around cover located on flats adjacent to wintering areas.

Since tidal bass winter as well as spawn in marinas and industrial areas, you don’t have to travel far to find them once they move toward the bed, you just have to move shallower.

“In many of the barge loading pits and marinas on rivers like the Delaware, there is a deeper dredged out portion, and a silted in shallow portion,” he said. “The bass will winter in the deepest and steepest portion and move to the shallower flat areas to spawn. All you need to do is follow the break line from the deeper areas to the shallow flats and fish your way there. If you can find a stick, rubble or rock along the way, it can be a tournament winning spot.”

Although there may be thousands of bass loaded up in a marina or barge loading area in the winter, there’s probably not enough real estate to allow all the bass to spawn in there as well, which is why on rivers like the Potomac, many also spawn out on grass flats.

To target those bass, Iaconelli will put his trolling down at the mouth of a wintering hole, and work his way along a contour fishing every piece of hard cover between the wintering hole and the spawning flat.

“Lots of times on these tidal rivers it’s things like bulkheads, docks, duck blinds, and even navigational buoys that the bass stop on as they’re heading out to the flats to spawn,” Iaconelli said.

彼らがタイダルウォーターで冬と同じ場所に産卵する理由は、最低水位でも過ごせるほどの充分な水深、最小限の流れと何らかのハードボトムの両方を満たすことが必要なためです。

「タイダルウォーターにおける冬やスポーニングの居場所として最も一般的な場所は、マリーナ、はしけ(物を運ぶための平べったい船)または工業用の杭、流れから隔離されて池のようになったところ、逆ワンド、川底の深い穴のような場所です。 ポトマックリバーやチェザーピークのような植物の多い川の場合は、彼らはグラスマットの裏側に移動し、穴のように開いた植物の隙間で産卵するようです。」

アイコネリがタイダルウォーターのプリスポーンバスをキャッチしている最も一般的な2つの場所は、大規模な工業地帯の中またはマリーナのような冬の場所と、そこに隣接するフラットエリアにあるカバーです。

マリーナや工業地帯などの越冬場所からネストへ向かうプリスポーンのバスを探すといっても、遠くまで探しに行く必要はなく、ちょっと浅くなったところへ移動するだけです。

「デラウェアにあるような多くの工業用杭やマリーナがあるような川の多くは、浚渫された深い部分と、泥に埋もれた浅い部分があります。 バスは最も深くて最も急な部分で冬を越え、産卵のためシャローフラットへ移動します。あなたがする必要があるのは、深いエリアからシャローフラットまでの道となるブレイクラインをたどることだけです。途中で枝や瓦礫、岩を見つけたら、トーナメントで勝利することができます。」

冬にはマリーナやはしけの積載エリアに大量のバスがたまっているかもしれませんが、すべてのバスがそこで産卵するほどの広さはないでしょう。そのため、ポトマックのような川では、水生植物のあるフラットエリアでスポーニングが行われます。

これらのバスをターゲットにするために、アイコネリは冬の居場所とスポーニングフラットの間にあるハードカバーを通るようにあらゆる水深に沿ってドラッギングで進んでいきます。

「これらのタイダルリバーの多くにあるような、護岸、ドック、ダックブラインド(水上に設置した鴨ハンティング用の小屋)、航行ブイのようなものに、スポーニングに向かうバスがいったん立ち止まります。」とアイコネリは言います。

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どんなルアーを投げるか

When targeting prespawners in their wintering holes, Iaconelli uses the combination of a search bait like a crankbait, vibrating jig, or a spinnerbait, and a slower bait like a jig or shakey head.

“The key in these situations is to cover water effectively,” Iaconelli said. “If it’s 5 feet deep, I’ll throw a bait like a Rapala DT 6 until I catch a fish or contact cover, then I’ll slow down with something like a Havoc Bottom hopper on a VMC Rugby head or the Missile Baits Ike Mini Flip.”

For the prespawn bass moving out onto the flats, Iaconelli still recommends using a combination of fast and slow, but since tidal flats are often shallower, he will move to shallower crankbaits or a vibrating jig.

“The key for those bass moving out onto the flats is to really pick apart any piece of cover you can find. I’ve caught whole limits of bass off of single sticks or pieces of rebar during the prespawn,” he said.

冬の居場所からプリスポーンのバスを狙うとき、アイコネリはサーチベイトとしてクランクベイト、チャターベイト、スピナーベイトの組み合わせと、ラバージグやジグヘッドリグのような遅いルアーの組み合わせを使用します。

「これらの状況での鍵は、エリアを効果的にカバーすることです。 1.5メートルの水深であれば、Rapala DT 6のようなルアーを使って魚を釣ったり、カバーにコンタクトさせます。その後、VMCラグビーヘッドにバークレイ・Havoc Bottom hopperかミサイルベイツ・Ike Mini Flipでスローダウンします。」

アイコネリはフラットに出て行ったバスには、速いものと遅いものの組み合わせを使うことをすすめていますが、タイダルフラットにおいてはしばしば浅くなってしまうため、シャロークランクベイトやチャターベイトに切り替えます。

「フラットに上がったバスを釣るためのキーは、所々に散らばっているカバーをいかに見つけ出すかです。 私はプリスポーン期間中に、1本の杭や鉄筋の1部からすべてのリミットを揃えたことがあります。」と彼は言いました。

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その他のこと

Tidal rivers are often used for shipping and heavy commerce, so they usually have good maps available. Iaconelli recommended identifying key wintering (and thus spawning) areas on the map before even getting to a new river just by looking for marinas, industrial loading areas, and backwater lakes.

Don’t worry too much about color in tidal water. It’s usually pretty dingy in the spring, so Iaconelli rarely strays from either green pumpkin or black and blue.

Learn how big the average tide is for a river before you even arrive. If it’s 2 to 3 feet like the Potomac or Upper Chesapeake Bay, you can eliminate anything shallower than that. If It’s 6 feet like the Delaware, you can eliminate even more water. They’re gonna need water over their heads at even the lowest tide.

タイダルリバーは、船輸送や大規模商業のために利用されているため、通常は地図が用意されています。 アイコネリは、マリーナ、工業用積み込みエリア、および隔離されて池のようになったエリアを探し出しておいて、初めての川に行く前に地図上の主要な冬の居場所(そこからスポーンする)エリアを特定しておくことを推奨します。

タイダルウォーターの水の色についてはあまり心配しないでください。 通常、春はやや濁りがきついです。なのでアイコネリはグリーンパンプキンとブラック/ブルーのどちらかで迷うことはめったにありません。

川に到着する前に川の平均的な潮位(水深)変動がどれくらいかを知っておいてください。 ポトマックやアッパーチェザーピークベイのように0.6から0.9メートルの変化があるならば、それより浅いエリアは排除できます。 デラウェアのように1.8メートルもの変化がある場合、さらに多くのエリアを排除することができます。 彼らは最低潮位でも頭の上までつかる水深が必要になるわけですからね。

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いかがでしたか。

ハートリーもアイコネリも、私たちに非常に貴重な情報をくれましたね。

通常の川でも、タイダルリバーであっても、早い釣りと遅い釣りの両方を使い分けることが有効なんだという2人のプロの共通点もあるものなんですね。

川というフィールドも地域によって特色がだいぶ違いますが、この記事ではまあまあ流れのある川のことを指しています。水路や運河にはあまり当てはまらないと思いますので、ご注意くださいね。

タイダルリバーというのは海の満ち潮と引き潮の影響を受ける川のことですが、川全体を指しているというわけではなく、川の河口を海からさかのぼって1個目の堰や水門がある所までが潮の影響を受けますから、そこまでをタイダルリバーとかタイダルエリアと呼んでいる場合もあります。

ですのでこの記事は海から1個目の堰がまあまあ上流にあるような川であればその区間をこれに当てはめることができるでしょう。

そしてそういうエリアにこそ、アイコネリが言うような工業用のマリーナやぶっといコンクリートの杭などがあるもので、スポーニングの手掛かりとして利用できるのではないでしょうか。

私の住んでいる県には海がないのでとてもワクワクするシチュエーションです。

ただ、タイダルエリアは斜め護岸など非常に滑りやすいことが多く、また進入禁止の場所もかなり多いため、いずれもよく注意してくださいね。

また、川には釣り人以外の利用者や水辺に様々な設備も多いので、周りの状況にも充分注意しましょう。

安全に、ルールを守って攻略したもの以外は、あまり価値がありませんのでね。

 

ルールや安全対策をしっかり守れば、川というフィールドはとても攻略しがいのあるフィールドだと思います。川独特のブラックバスの生態を暴いて、楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!