放置でバスを釣るには:デッドスティッキング

2019年4月30日

放置でバスを釣るには:デッドスティッキング

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外動画より、”Long Live Dead Sticking: The Art Of Dead Sticking For Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com ”Long Live Dead Sticking: The Art Of Dead Sticking For Bass”

 

皆さんは、デッドスティッキングという釣り方をされたことはありますでしょうか。

デッドスティッキングとは、ルアーを全く動かさない、放置プレイで食わせるというテクニックですよね。

ルアーに何かアクションをさせた後のポーズ状態を長く取る場合もありますし、着水・着底してすぐさま放置するというパターンもあります。

主にスレたバスや低活性のバスを相手にする場合に使われることが多いほか、スモールマウスバスに特に有効だったりもします。

ルアーは生きていませんから、こちらからルアーにアクションを与えてあげて初めてルアーが生き生きと動き、バスに間違えて食わせるというのがルアーフィッシングなので、動かさずに放置で食わせるというのはなんだか違う気がします。

それでも、バスにとって動くルアーというのは見慣れてしまっている場合が多く、本来動くものが動かないというのは逆に興味を誘い、好奇心旺盛なバスはそれに食いついてしまうということがあるようです。

また、特にソフトルアーにある触手などのパーツが一見すると静止状態でもわずかな水流で動いているのが効くとも言われていますし、この頃はハードルアーでも放置で食わせることを狙ったものまで発売されていますので、放置という手段は取り入れたほうがいいテクニックだと思います。

しかし、デッドスティッキング=放置で食わせるというのは意外とハードルが高いのです。

問題は、自分のなかのメンタルにあるんですよね。

この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、放置で食わせるためのコツ的なことが書かれています。

さて、放置で食わせるにはどうしたらいいのでしょうか。ちょっと読んでみてください。

 

デッドスティッキングとは何か

The most simple explanation of dead sticking is Texas rigging a soft plastic, casting it to the bottom, and leaving it there. Some anglers leave it for as long as 2 minutes, hoping lethargic fish slowly cruise by and take a bite.

Two minutes may seem like a short amount of time, but it can feel like an eternity on the boat waiting for a bite. Just try grabbing a bait out of your box, setting your phone’s stopwatch and staring at it for 120 seconds. Now imagine doing that on the boat.

The reason anglers still enlist this tactic is because it will work in colder water. When bass are slowing down, so are baitfish. Predators are cruising by and looking for an easy snack, and what could be easier than a dead stick?

デッドスティッキングを簡単に説明すると、例えばワームのテキサスリグをキャストしてボトムについたらそのままにしておくことです。 ある釣り人は、無気力なバスがゆっくりと回遊してきて食わないかなと願って、2分間もそのままにしておきます。

2分なんて短い時間だと思われるかもしれませんが、そのバイトをボートの上で待つと永遠のように感じるものです。 試しにタックルボックスからルアーを取り出し、携帯電話のストップウォッチを120秒に設定して、その間そのルアーを見つめてみてください。 それをまさにボートでやるということを想像してみてください。

それでもアングラーがこのテクニック使う理由は、それが低水温期に有効になるからです。 バスがスローになっているときは、ベイトフィッシュもそうです。 バスは簡単な食事を探して回遊しているわけですから、デッドスティッキングよりも簡単に食えるものはないというわけです。

放置でバスを釣るには:デッドスティッキング

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デッドスティッキングで釣るには

To maximize your hookups, keep a little slack in your line while dead sticking. This way, once a bass picks it up and starts to run, they won’t feel any instant resistance. Throw your bait and let it fall directly to the bottom, and keep your rod tip pointed down, directly at your bait. To detect a bite, you’ll feel the line start to rip away as most bass will hit your lure before trying to run away with it.

Just because you don’t get a bite after the first few minutes doesn’t mean they won’t work. Try just lifting your rod a few feet to give it a fresh descent, or reel it in just a bit to move into sight of a predator. As the water warms, this technique cools off, so take advantage of lethargic bass while you can!

完璧にフッキングをさせたいのであれば、放置している間はラインに少しのたるみを与えてください。 こうすれば、バスがルアーを咥えて走り出しても、すぐに違和感を持つことがありません。 ルアーを投げ、ボトムまでフォールさせたら、ロッドティップをルアーの方に向くように下に下げたままにしてください。 バイトに気付くには、ほとんどのバスは走り出す前にルアーに当たってきますので、ラインがひったくられるのを感じるはずです。

最初に数分間やってバイトがないからといって、うまくいかなかいというわけではありません。 新たな気分を味あわせるためにロッドを数十センチ持ち上げてフォールさせてみたり、バスの目の前に来ることを願ってほんの少し巻いてみる。 水温が高くなるとこのテクニックは威力が下がるので、できる限り無気力なバスを狙ってみてください!

放置でバスを釣るには:デッドスティッキング

Photo by shopkarls.com


 

低水温期に特に有効になるテクニックだとこの記事には書いてありますが、無気力なバスはこの日本には恐ろしい数ほどいると思いますので、低水温期だけやるにはもったいないような気もします。

また最初に書いた通り、スモールマウスバスについては間違いなくシーズンを通して有効なテクニックになりますので、ぜひお試しいただければと思います。

そしてこのテクニックの最大の敵は、やはりメンタル。

放置するというのがどれだけ辛いかというのは、やってみたことがある方なら十分お分かりかと思いますが、本当に大変なものですよね。

スモールマウスに関しては、ダウンショットやスモラバでもシェイクした途端に食わなくなることがあるほど、余計なアクションを嫌うことがあります。もちろん、シェイクやアクションが有効なこともあるんですけども。

分かっていてもどうしてもシェイクしてしまったり、動かさないのが待ちきれないというのが普通だと思いますので、これをやるには絶対に動かさないと心に決める覚悟が必要になりますね。

動かさないほうが釣れるという場面がある以上、これはメンタルを鍛えるしかありません。

スモールマウスをもっと釣りたいという方、冬場にバスをもっと釣りたいという方はぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

 

当店にある放置系ルアーのおすすめと言えばやはりこちらです!

Z-MAN(ジーメン)のネッドリグです。フローティングワームにジグヘッドを付けることでボトムで直立しつつ、わずかな水流でユラユラとバスを誘います。

元祖ネッドリグは2.75インチのこちら

http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000001765

よりアピールを強めたいときには4インチのこちら。これもよく釣れます!

http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000001942

ネッドリグには専用ジグヘッドがやっぱりおすすめ!

http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000001767

 

放置系プラグはティムコのお得意ジャンルと言っていいかもしれません!

I字系リトリーブやデッドスティッキングで使うルアーです!

http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000002246&category_code=&page=1

ロンサムドリフターをさらにサスペンドチューンしたのがこちら!

http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000002295&category_code=&page=1

春の山梨県・西湖で2ヶ月で150本もの40アップを出したスーパー放置系ルアーがこれ!

http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000002257&category_code=&page=1

 

これからスモールマウスはボトム放置も水面放置も有効になってきますので、こういうルアーを持っておくといいかもしれませんね!

それではまた。

 

毎度ありがとうございます!