悪天候に対処したバス釣りをしよう

2019年2月11日

悪天候に対処したバス釣りをしよう

Photo by BASSMASTER.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Tough weather? Deal with it”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com ”Tough weather? Deal with it” by Jason Williamson February 5, 2019

 

皆さんには、好きな天気というものはありますでしょうか。

好きな天気と聞かれれば、普通の人は「晴れ」と答えるのかもしれません。しかし釣り人の場合はそうとも限りません。

どうしても釣りのことを連想してしまい、雨の方が釣れる実感があれば雨の方が好きかもしれませんし、曇りの日は嫌な日焼けが抑えられるから好きということもあるかもしれません。

釣り人ほど、天気に対してわがままな意見を持っている人はいないのかもしれませんね。

そして自然を目の前にしたとき、自分の好きな天気だけに恵まれることなどないということもまた、わがままな釣り人の私たちでも受け入れられる真実ではないかと思います。

またプロのアングラー、経験豊富なアングラーさん方は、あらゆる天候に対応できる、またはしようとします。

その日に予想される天気はもちろん、時間ごとに変わりゆく天気を見ては、釣りを変え、変化に対応していきますよね。

好きじゃない天気、嫌いな天気に遭遇してしまった時、その状況を受け入れるだけでなく、ポジティブに対応し、釣果に繋げたいものですよね。

この記事は、アメリカのバスマスターサイトのコラム記事で、エリートプロのジェイソン・ウイリアムソン氏が主に悪天候に対する考え方を共有してくれています。

ネガティブになりがちなタフコンディションをどのように乗り切ればいいのでしょうか。ぜひ読んでみてください。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

悪天候?でもやるしかない

As I write this, I’m here in Florida getting ready for the 2019 Basspro.com Eastern Open at Harris Chain and the weather isn’t good, not what we wanted. But that’s not really what I want to talk about today although it did give me this topic.

It doesn’t matter if you’re a professional fishing the Bassmaster Elite Series or a casual recreational angler — bad weather will come. How you deal with it will determine your success or your failure and frustration.

Let’s talk about cold fronts first. There’s no doubt they hurt the bite but they don’t have to totally ruin it. Begin dealing with one by thinking about where and how you’re fishing. How deep is the water? Where are your fish?

Here on the Harris Chain the water is really shallow. When it gets cold and the wind blows like it has been the water cools quickly, and it cools all the way to the bottom. I’ve seen times when Florida waters will drop 7 to 10 degrees in a 24-hour period. That’s tough, especially when you factor in how cold affects Florida strain largemouth.

Those conditions mean that the bite will be slow and most of the bass will be lethargic or worse. Catching them in numbers isn’t likely. Savvy anglers — no matter their skill level — will need to fish slowly and pick apart heavy cover.

But don’t think for a minute that the bite will be totally destroyed. If you doubt what I just said, check out some of the sacks that are brought to the scales.

On the other hand if the water in your lake or reservoir is deep a cold front won’t be such a bad thing. The shallow water in the back of the cuts and bays might drop quickly, but the deeper water will hold its temperature pretty well. Maybe only the top 2 or 3 feet will be affected. That’s a small percentage of what’s available.

As a practical matter you can probably fish out deep pretty much like you did before the cold front passed. It’s only going to change if the cold front lasts for days and days.

Now, let’s talk about rain. It can be nasty but in reality it affects the anglers more than it affects the fish. After all, they’re already wet. What difference does it make to them?

The first rule when it comes to dealing with rain is to never get in a boat without rain gear, and I don’t care what the weather forecast says. Stay dry and comfortable so you can concentrate on fishing efficiently instead of feeling sorry for yourself.

From there it’s a matter of fishing with the rain rather than against it. Think about inflows, current generation and things like that. Pay attention to how the rain is affecting the water. Pick your spots accordingly.

Remember something else, too. Rain makes a lot of noise under the water. It sounds like a dozen guys beating drums all at the same time. Keep that in mind when selecting a lure.

Every angler is, or will be, cursed by tough weather at some point. It’s a part of nature and a part of our sport. Don’t let it get the better of you, or ruin your outing.

これを書いている今、私はフロリダのハリスチェーンで行われるバスプロドットコム2019イースタンオープンの準備をしています、そして天気はよくありません。今日はそのことを話すつもりではありませんでしたが、それはそれでいい話のタネになるかと思います。

バスマスターエリートのプロアングラーであろうとサンデーアングラーであろうと関係なく悪天候は起こります。それにどう対処するかどうかで成功または失敗や不満という結果になるでしょう。

まず寒冷前線について話しましょう。寒冷前線によってバイトが減ってしまうことは間違いありませんが、完全に台無しになってしまうということはありません。水深はどうか?魚はどこにいるのか?など、どこでどのように釣りをすればいいかということをひとつひとつ考えてから、釣りを始めるようにしましょう。

ここハリスチェーンの水域は本当に浅いです。冷たい風が吹くと水温は急激に下がり、ボトムまで冷えます。フロリダのフィールドで24時間で水温が5~6℃下がったことがありますが、特にフロリダのラージマウスバスに寒さが及ぼす影響を考慮すると、それはタフになります。

こうなると、バイトはスローダウンし、バスの多くが低活性または鈍化することを意味します。数を釣るといったことは期待できそうもありません。経験豊富なアングラーはスキルレベルに関係なくスローに釣り、ヘビーカバーを転々としていく必要があるでしょう。

バイトが全くなくなるとは考えないでください。ウソだと思うならバスを捕まえてきて胃袋を開いてみればわかると思います。

一方、湖やリザーバーの水深が深い場合は、寒冷前線はそれほど悪いことではありません。小さなワンドなどの奥のシャローはすぐに水温が落ちるかもしれません、しかしよりディープになると水温はまだ保たれているはずです。おそらく表層から60センチから90センチぐらいまでが影響を受けているだけでしょう。これは釣りをするなかでもごく一部の範囲です。

実際問題、寒冷前線が過ぎる前に釣っていただろうレンジとほとんど同じようなレンジで釣りをしていればいいのです。寒冷前線の通過が何日も続いたときだけ変えればいいのです。

では、雨について話しましょう。雨によってずぶ濡れになってしまいますが、それは魚よりもアングラーに影響を与えていることです。バスはもうすでに濡れているわけです。そんな彼らにどんな違いをもたらすのでしょうか?

雨に対処する際の最初のルールは、レインギアがないときにボートには乗らないことです。天気予報が言うことを信じてはいけません。そのせいで自分自身にがっかりすることにならないよう、効率的に釣りに集中することができるように、濡れずに快適でいるようにしてください。

あとは、雨そのものではなくむしろ雨による釣りが問題です。流れ込みやカレントのことなどについて考えてください。雨がフィールドに与える影響に注意してください。それに応じてポイントを選んでください。

他にも覚えておきたいこと。雨は水面下では大きな騒音を発生させます。それは大勢の人が同時に太鼓を叩いているかのように聞こえます。ルアーを選択するときには、この点を意識してください。

すべての釣り人は、いつかは厳しい天候に呪われるか、これからもそうなるでしょう。それは自然の一部であり、それが釣りでもあります。天気のせいでいい釣りになったりせっかくの遠征が台無しになったりしないようにしてください。


 

いかがでしょうか。

私は年に数回ほど県外へ遠征することがありますが、動画の撮影もしている関係上やはり晴れている方が都合がいいのです。

しかしそううまく望みどおりになどならないものですね。

ただ、天気はどうすることもできませんが、大事なのはその天気にどう対応するかです。

対応の仕方を知っていれば、まだできることはありますもんね。

 

また、釣り人とは現金なもので、たとえば雨が嫌いなアングラーさんでも、雨の時に良い釣りができたりすると、ケロッと雨が好きになったりするものですよね。これは言い方のせいで悪いことのように聞こえるかもしれませんが、絶対に良いことです(笑)

雨だからといってせっかく来た釣り場から帰るわけでもありませんし、釣りをすることで経験値が上がり、釣れても釣れなくてもそれはスキルアップにつながりますから、いやでも釣りをしてから帰った方がいいでしょう(笑)

しかし、雨の時は必ずレインウェアを着るようにしましょう。

レインウェアがないのに釣りをするのは大反対です。体調を壊す可能性が高くなりますし、集中力が下がるのは危険なことですからね。

またレインウェアを着ていても、フードのせいで視界が狭まったり、雨粒の音で耳からの情報まで少なくなったりします。これが悪い釣果に繋がるということもありますし、身の危険につながることでもあります。

レインウェアがあってもなくても、雨は危険がつきまとう天気だということを忘れずに、釣りをしなければいけませんよね。

 

天気予報はあてになりませんので、悪い方への準備を忘れずに、対処していくようにしましょう。

そして、嫌いな天気というものがなくなることが上達した証ということで一番いいですよね。

自分もそう言えるようになりたいです。

 

それではまた。

 

毎度ありがとうございます!