季節に合ったルアーを使う

季節に合ったルアーを使う

Photo by Bass Fishing Source

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”USING THE RIGHT BASS LURES IN THE RIGHT SEASONAL SITUATIONS”という記事がありましたので引用してご紹介いたします。

引用先:Bass Fishing Source”USING THE RIGHT BASS LURES IN THE RIGHT SEASONAL SITUATIONS”by RAUL RODRIGUEZ(海外サイトです)

※2016年6月20日のブログの記事を再編集して掲載しております。

 

ブラックバスをルアーで釣るということの面白さの中には、「パターンフィッシング」と呼ばれるものがあります。

バスの居場所、バスが食べているもの、バスが食べる時間帯などの色々な要素を考えて、エリアや釣り方を絞っていく。釣り方を絞り込むことができたら、次は同じようなシチュエーションを探して、同じ釣りを当てはめていくことをパターンフィッシングと言いますよね。

反対に「ジャンクフィッシング」と呼ばれるものは、とくに絞り込むようなことはせず、その場その場のひらめきで釣っていくこと…悪く言えばあてずっぽうで釣っていくことを言い、これはこれで楽しいものですが、今回はパターンフィッシングについてです。

パターンフィッシングに必要な要素は先ほども挙げたとおり、場所と食べているものなどがありますが、今回は食べ物、つまりルアーについてフォーカスされた記事となっております。

ルアーというのはご存知の通り膨大な数が釣具屋さんに並べられていますので、何を使っていいのか分からなくなることがあります。ルアーを使い分けるために考えなければならないことは、ひとつに水温があります。水温というのは、つまり季節に関係しています。

この記事は、アメリカのバスフィッシングメディア「Bass Fishing Source」の記事で、季節に合ったルアーというものが紹介されています。

使うルアーを絞り込むことが早くなれば、それだけバスに会うまでの時間も短くなるはずです。季節に合ったルアーはどんなものかを知り、自分の釣りを効率よくしたいものですよね。ぜひ読んでみましょう。

 

 

 

秋に使いたいルアー

We learned that bass are fattening up. They are chasing shad to the back of the creeks and are having a buffet. Try some of these techniques as noted around the mouths of creeks, near the banks during fall temps.

  • Lipless crankbaits – these will work well in areas free of vegetation and near those deep water hideouts. Remember to use your map to find these areas.
  • Buzzbaits – The early bite is especially good on buzzbaits. The spinnerbait-like bait buzzes across the top calling bass out of nearby vegetation and other hiding spots
  • Texas rigged minnow baits – We’re talking specifically zoom fluke style lures. These will mimic the bait fish that the bass are after

彼らはクリークのバックウォーターまで入り込み、さながらビュッフェのようにシャッドを追いかけまわしています。水温が秋らしくなってきたら、クリークの入り口まわりのバンク付近でここに記載されているテクニックを試してみてください。

  • リップレスクランクベイト(バイブレーション)・・・これはベジテーション(水生植物)のないニアディープ(深場が隣接する場所)で使います。マップを使っていいエリアを見つけるようにしてください。
  • バズベイト・・・手っ取り早くバイトを得るのにバズベイトは有効です。こういったスピナーベイトのようなルアーは、ベジテーション周りなどバスが隠れていそうなところを通すことで、騒がしさによって表層付近までバスが飛び出してきます。
  • ミノーワームのテキサスリグ・・・ここでは特にズームのフルークのようなワームのことを指しています。バスが追っているベイトフィッシュを模しているのです。

 

冬に使いたいルアー

Your search baits should be running a little deeper as you start to look for off shore structure for staging spots. Once you get that bite or you’re ready to try something else go with some of these.
  • A flutter spoon – These are simple to use. Let the spoon drop over you target area and wait for the bite on the way down. You can trying jigging a couple of times off the bottom to see if you can get the strike.
  • A dropshot – As I have stated, I love this rig. This one is especially helpful for those fishing from the bank. You can cast to your target area. Rig with a wacky rigged senko and fish slowly.
  • Carolina Rig – Use a Carolina Rig to drag across deeper spots where you spot cover or along ledges.

魚の溜まっているスポットを探すため、まずはやや深めの地形変化を探し、サーチベイトを通していきます。 バイトがあったところで、他のものも試すようにしてみてください。

  • ビッグスプーン・・・これはいたってシンプル。狙った水深(タナ)まで落として、フォールで食わせます。ボトムに付いたら2回ほどしゃくってみてバイトが出るかどうか見てみましょう。
  • ダウンショットリグ・・・私はこのリグが好きです。特にオカッパリでのお助けリグになります。ダウンショットリグでセンコーや魚系ワームをワッキー掛けにしてゆっくり動かすのです。
  • キャロライナリグ・・・ディープエリアで長い段差状になっている地形を広くカバーするために、キャロライナリグをズル引きで通していくように使います。

 

春に使いたいルアー

With its three seasons of bass fishing. You’ll have fun finding which stage the bass are in at your home lake. Here are some techniques for each one.

  • Pre spawn – As the bass are moving in, deep diving crankbaits can help you pinpoint their location. Also try suspending jerkbaits and swim jigs. All these lures can cover different depths to help you find the prespawn bite
  • Spawn – This is where your arsenal of soft plastics will come into play. Using lizards, crawfish or worms, you can toss to bedding bass. The strike here will be one out of aggression rather than hunger. You got to make the bass believe that your lure is a threat to its nest. Lightweight Texas rigs or even weightless plastics should do the trick here.
  • Post Spawn – You’ll want to use a variety of lures during this time. The lures for Prespawn and spawn are choices during the post spawn. Remember in section 3 we covered the fact that bass will be pretty much scattered. The key thing to focus on here is that strikes will still likely come out of aggression rather than hunger. Remember that when selecting and working your lure.

この季節は3つに分けるとこができます。自分のホームレイクがどの段階にあるのかを知り、それぞれでバスを探す楽しみがあります。それぞれのテクニックをご覧ください。

  • プリスポーン・・・バスが動き出す頃、ディープクランクはバスがどこにいるのかをピンポイントで特定するのに役立ちます。サスペンドジャークベイトやスイムジグも試してください。これらのルアーはプリスポーンバスのバイトを得るための重要なレンジをカバーするのに役立ちます。
  • スポーニング・・・この頃からワームが武器として活躍し始めます。リザード、クロー系、ストレート系ワームを使って、ベッドのバスを狙います。ここでのバイトは食性ではなく、侵略に対するものです。バスにそのワームが自分のネストに対する脅威だと思わせなければなりません。ライトテキサスやノーシンカーでも同様の使い方ができます。
  • ポストスポーン・・・この時期は色々なルアーを使いたいところです。プリスポーン、スポーニング中に有効だったルアーはここでも有効です。ただしこの時期のバスは散らばっていると思ってください。ここでキーになるのは、食性よりもむしろ攻撃性です。そこに焦点を当て、ルアーを操作するときはそれを意識してください。

 

夏に使いたいルアー

  • Jigs – Working jigs in areas where summer bass call home is a way to call summer bass out of their cover. Cast around any isolated cover and transition areas.
  • Swimbaits – Both hard and soft swimbaits are a good choice for summertime bass. Work around offshore structure and around targeted points.
  • Alabama Rig – One way to entice a possibly lethargic bass is to present a school of forage right in front of its face. That’s basically what you are doing with an Alabama rig. Hook on some soft swimbaits and work this rig around ledges, humps and points.
  • ジグ・・・夏のカバーの中を棲みかとしているバスをカバーの外まで出させるのがジグです。孤立したカバーの中、もしくは際にキャストしてください。
  • スイムベイト・・・ソフトベイトでもハードベイトでも、スイムベイトは夏のバスには有効です。沖の地形変化や岬周りを狙うといいでしょう。
  • アラバマリグ・・・夏の無気力なバスにスイッチを入れるには、彼らの目の前にベイトフィッシュの群れを送り込むことです。それこそまさにアラバマリグです。スイミングワームをそれぞれのフックに付け、段差状の地形やハンプ、岬まわりで使っていきましょう。

 

いかがでしたか。

パターンフィッシングに重要な季節ごとのルアーの選び方は、参考になりましたでしょうか。

この記事はあくまでも参考とするべきもので、絶対というものではありません。

なぜ、そのルアーを使うのかということを理解して、「そういうことならこっちのルアーでもいいんじゃない?」という風に考えを広げていくのがバスフィッシングの楽しいところですから、この記事はあくまでもそのためのガイド、バスフィッシングという名のパズルを解くためのヒントという風に考えればいいのではないかと思います。

「今日はこのパターンがバッチリはまってる」という風にパターンにはめてバスが釣れ始めた時というのはものすごく楽しいですよね。

しかし私がそんな状態に入るのはまれで、結局はタイムアップ間際になって慌てていろいろ投げていくジャンクフィッシング状態になることがほとんどです(笑)

できれば、毎回のようにパターンフィッシングなんて風に手際よく釣っていけるようになりたいものです。

 

皆さんもぜひ、自分のパターンっていうのを見つけることに挑戦して行ってくださいね。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!