夏のスモールマウスバス釣りはシンプルに

2018年7月31日

夏のスモールマウスバス釣りはシンプルに

 

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”SUMMER SMALLMOUTHS: LESS IS MORE”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:midwestoutdoors.com”SUMMER SMALLMOUTHS: LESS IS MORE”DANIEL NOONAN SEP 1, 2017(海外サイトです)

 

夏のスモールマウスバス釣りというのは、とても楽しいものです。

私がよく行く野尻湖・木崎湖では、アフターのエビパターンから虫パターン、夏の終わりはワカサギパターンという風に、釣りが短い期間で大きく移り変わっていく時期です。

色んな釣りにフォーカスしていく時期ですので当たりはずれがある季節でもありますが、そうやって考えて釣りをするのがとても楽しい。そして何より、涼しい。釣りの帰りに食べるスイカやもろこしがおいしい。これがまためちゃくちゃ幸せなわけです。

さて、この記事の原題になっています「LESS IS MORE」という考え方、これは建築業界から来ているもので、余計なものを削ぎ落としていくことで、生活は豊かになる、というものらしいです。素晴らしいですね。私のように釣りたいルアーがいっぱいあるからって、何でもかんでもボックスに入れて持ち歩いても結局使いませんし、迷いに迷って無駄な時間を過ごすことが多くなってしまう者にとっては、とてもいい教訓です(笑)

アメリカ北西部を中心とするアウトドアメディア「MIDWEST OUTDOORS」に掲載されたこの記事は、夏のスモールマウスバス釣りは LESS IS MORE、ということを言っています。どうやら、私が思った通り、選択肢を絞れば結果はついてくるという内容になっているということですね。

まずはどういったことが書かれているのか、見てみたいじゃありませんか。早速読んでいきましょう。

 

まずはトップですが…

When browsing through sources of bass-fishing information, it seems there’s always some type of new technique being talked about. Whether you do your tackle shopping at a retail outlet, from a mail order catalog or online, the lure choices available for bass fishing are vast, if not overwhelming. New lures come to market continuously, and some find success and a place while many do not. Regardless, choice is a great thing for an angler and there are times when something new will produce extra bites to conditioned fish. Although summer smallies offer an opportunity for experimenting, if you want to spend more time catching, simplifying your offerings to a handful of proven lures.

The first must-have lure when venturing north for summer smallmouths is a no-brainer—a topwater. The topwater lure and the smallmouth go together like peanut butter and jelly. I’m certain if you asked a group of bronzeback anglers what their favorite way to catch them was, the majority would say with a topwater. But the topwater isn’t on this list because it’s a favorite. It’s here because it flat-out catches them and often better than anything else. Aside from the first and last weeks of my bass season, I don’t ever venture out without a topwater.

Regarding the type, it doesn’t matter much. Sure, the smallies might show a preference for one type, say a popper over a walking bait or a prop bait, but day in and day out, plenty of fish can be had on any of them, so just fish your favorite.

バスフィッシングの情報を見てみると、いつも新しいテクニックの話になっています。ショップで買い物をしたり、通販で買い物をするときも、バス釣り用のルアーの選択肢は膨大で、圧倒されてしまいます。新しいルアーは常に市場に出てきますが、成功するものもあれば消えていくものがあります。そうだとしても、選択肢があることは釣り人にとっては素晴らしいことであり、新製品は条件が合ったときには多くのバイトを生むことがあります。とはいえ、夏のスモールマウスを多く釣りたのであれば、新製品を実験するよりも、単純に実績のある数少ないルアーを使うのも良いでしょう。

夏のスモールマウスを釣りに行くとき、最初に持っていなければならないルアーと言えば、なにはともあれ、トップウォーターです。トップウォータールアーとスモールマウスは、トーストとバターのようにワンセットです。あなたがスモールマウスのエキスパートたちに彼らの好きな釣り方を聞いてみれば、大半はトップウォーターと言うと思います。しかし、トップウォーターはもうわかりきっていますので、この記事には載っていません。それ以外のもので、全力を尽くしてみた時に結構釣れるというものが、ここにあります。私はシーズンの最初と最後の週を除いて、トップウォーターなしで出掛けませんけどもね。

トップのルアーの種類に関しては、それほど重要ではありません。確かにスモールマウスは、ペンシルベイトやポッパーやスイッシャーなど、どれかひとつの種類にいい反応を示すかもしれませんが、日の出や夕暮れ時など、多くの魚の活性は高いので、自分のお気に入りのルアーを投げればいいと思います。

 

ジャークベイトとクランク

If you’re up north you will no doubt be fishing a fair share of rocks. I’ll mention these next two lures together since, to some extent, they work as a team. These are the suspending jerkbait and the shallow- to medium-diving crankbait. Occasionally, you may catch fish on the same piece of structure with either of these, but normally, the fish will have a preference for one over the other. The dictating factor is the exact location of that fish on the structure you’re targeting. If bass are dispersed across the rock flats and reef tops that are so common here, the crankbait will shine. But if fish are relating to the break where the flat falls off into deeper water, you should then throw the jerkbait.

Most suspending jerkbaits will serve you well. So if you have a favorite, stick with it. I tend to switch up my jerk selection with water-temperature progressions as the summer goes on, eventually ending up in the fall with what I started with in spring. But if I had to pick one jerkbait for July, it would be the Rapala Shadow Rap Deep. It’s been my go-to lure for fishing in late spring to midsummer since it was introduced.

As for the crankbait, that will depend on the depth of the flat. In the majority of the lakes I fish, like Rainy and Vermilion, the productive flats tend to occupy that 4- to 8-foot range so you need cranks that will get to at least that. I’m a bit of a crankbait junkie, so there aren’t many I haven’t thrown. But there are a bunch of good ones. If I was only allowed one, it’s a pretty easy choice—a Storm Wiggle Wart.

ハイランドクリアレイクに行くようなら、間違いなく岩場での釣りをすることになるでしょう。次の2つのルアーは、ある意味ではチームとして働くので、ひとくくりにしています。それは、サスペンドジャークベイトとシャロー~ミディアムクランクベイトです。このどちらを使っても同じストラクチャーで魚は釣れるかもしれませんが、通常、バスはどちらかを優先させます。どちらを優先するかを決めるのは、狙う地形変化に対しバスがどこについているかによります。バスがロックフラットやハンプのトップにいるようであれば、クランクベイトが有効です。しかし、魚がフラットからディープに落ちるブレイク上にいる場合は、ジャークベイトを投げてください。

ほとんどのサスペンドジャークベイトはあなたの役に立つでしょう。ですので、あなたがジャークベイトが好きなら、それにこだわってください。私は、夏になって水温が上がってくると使うジャークベイトを切り替えますが、最終的には春に使っていたものを秋にも使います。しかし、7月にジャークベイトを1つ選ぶとすれば、Rapala Shadow Rap Deep(ラパラ・シャドウラップDeep)となるでしょう。これが発売されて以来、晩春から真夏に釣りをするならこればかり使っています。

クランクベイトについては、それはフラットの深さによります。多くの湖では、レイニーリバーやバーミリオンリバーのように、釣れるフラットは水深1.2~2.4メートルのレンジが多い傾向がありますので、少なくともそこまで潜るクランクが必要です。私はちょっとしたクランクベイト・ジャンキーですので、投げなかった試しがありません。まあ、良いものはたくさんあります。もし私が1つだけ選ばなければいけないとしても、それは非常に簡単な選択です – ストーム・ウイグルワートです。

夏のスモールマウスバス釣りはシンプルに

 

チューブワーム

More days than not, these will be all that you need for summer smallies. But on days when the fish are just a little bit sluggish, a tube will justify its place in your arsenal. Whether it’s post-spawn, post-frontal or for no apparent reason at all, smallmouths will occasionally get a little uncooperative during summer. This where a tube’s versatility is an asset as it can be fished shallow or deep, quickly or slowly, in open water or on the bottom.

The tube has lost some popularity to the drop-shot in the last decade or so, but if there’s a lure that’s caught more smallmouths than any other I wouldn’t be surprised if it’s the tube. These have been essentially unchanged, but have had a little resurgence in recent years largely in part to a slight variation that’s become popular with northern-smallmouth anglers in particular. This is a smaller variety of tube—short in length with larger diameter. These are often referred to as a “fat” tube. I was skeptical at first, but after some time with it, this variant does excel at catching less-than-aggressive smallies. I feel that it’s a combination of its unobtrusive small stature and beefy profile that mimics something worth eating. It also has a slightly subtler spiral on the fall compared to a longer tube, which likely contributes to its effectiveness on lethargic fish. There are several on the market I’ve used, and the one that I’ve settled on is the Impulse Fatty Tube from Northland Tackle. It comes in a couple sizes, but for this situation I like the smaller 2 3/4-inch version. It’s less imposing to a neutral- or negative-minded smallmouth, which makes it easier for it to inhale. And with the combination of the Impulse formula and added salt, a smallie will grab it and not let go. This is key when dealing with fish that are reluctant to bite.

Northern smallmouths this month are generally cooperative and can be caught on a variety of presentations. But if you want to up your odds without dragging a garage full of tackle along, using this group of standouts is all you need.

多くの日で、これはあなたが夏のスモールを釣るために必要とするものになります。まさに、魚がやや低活性になってしまった日には、チューブワームがあなたのタックルボックスの中で幅をきかせます。アフタースポーンなのか、前線の通過後なのか、はっきりとした理由はわからないにしろ、スモールは時折、夏に食いが悪くなることがあるでしょう。こんなときは、チューブワームのバーサタイル性が、オープンウォーターでもボトムでも、シャローでもディープでも、速くても遅くても魚を釣ることができる貴重な武器となります。

チューブワームはこの10年ほどの間にダウンショットに人気を奪われていますが、もしスモールマウスがめちゃくちゃ釣れたルアーがあったとして、それがチューブワームであれば、私は驚きません。これらは基本的に変わったことはありませんが、近年では若干の変化があり、アメリカ北部のスモールマウスアングラーの間で人気が復活してきています。また、チューブの長さがより短く、直径が太くなってきています。これらは「ファットチューブ」と呼ばれます。私は最初は懐疑的でしたが、しばらくしてから、この手のチューブはアグレッシブではないスモールマウスを釣るのに優れています。控えめな長さと太めのシルエットの組み合わせが食べたくなる気を起こすのだと思います。それはまた、長いチューブと比べると、フォール時にわずかに微妙なスパイラルフォールをし、それが恐らく不活性なバスに対して有効なのだと思います。私が市場からいくつか使いましたが、いいなと思ったものはNorthland TackleのImpulse Fatty Tube(ノースランドタックル・インパルスファットチューブ)です。これにはいくつかサイズがありますが、この状況では私はより小さい2.75インチのものが好きです。これはニュートラルまたは活性の低いスモールマウスにとって食べやすいのでしょう。そして、インパルスフォーミュラと塩を組み合わせることで、スモールは食いついたら放しません。これは、バイトしたがらない魚に対して重要なことです。

夏のスモールマウスバス釣りはシンプルに

この時期のスモールマウスは基本的には活発で、さまざまなプレゼンテーションでキャッチすることができます。しかし、あなたの持っているルアーをすべて使う代わりに釣る確率をもっと上げたいのならば、これらの実績あるルアーを使用することが、あなたにとって必要なことでしょう。


 

いかがでしたか。

野尻湖を例に当てはめてみても、夏は虫ルアーかボイル撃ち用にトップ、フラットエリアのワカサギ付きを釣るためのミノー、これはそのまま当てはまりますし、広い範囲で使えるチューブワームはフットボールジグに置き換えることもできると思いますので、この記事に書かれていた通り、実は非常にシンプルなんですね。

残念ながら私は夏にクランクで釣ったことはありませんので、何とも言えません。

しかし夏はやはり、色々なルアーで釣るチャンスがある季節だと思います。

皆さんのお気に入りのルアーを持って、出かけてみてはいかがでしょうか。8月いっぱいまでは、比較的イージーだと思いますよ。

 

表層付近のワカサギを喰っているバスに対して有効なビーフリーズ

夏のスモールマウスバス釣りはシンプルに

ラッキークラフト・ビーフローズ65SPの売場へ行く

 

当店おすすめZ-MANのチューブワーム!

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Z-MAN・EZチューブ4インチ

 

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Z-MAN・TRDチューブ2.75インチ

 

記事にあったような太くて短いファットチューブならこれです

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バスプロショップス・ティーザーチューブ2.75インチ

 

チューブワームには専用チューブヘッドジグをどうぞ!

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チューブ専用ジグヘッドの売場へ行く

 

面白い釣りだと思いますので、ぜひお試しください。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!