冬のバス釣りは天気を観察すべし

2019年1月14日

冬のバス釣りは天気を観察すべし

Photo by bassmaster.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Watch the weather”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com ”Watch the weather”by Bill Lowen January 10, 2019

 

バス釣りと天気。

おそらく、釣りをするうえで、天気が無関係だという方は多くないと思います。

農業や漁業などの職業であればもちろんのこと、ハンティングや釣りやキャンプや昆虫採集などの趣味に至るまで、自然を相手にするものであれば天気がその成果を左右する原因のひとつにはなるのではないでしょうか。

バス釣りをしていて耳にする天気に関することと言えば、「春の天気は三寒四温」ですとか「夏のローライトはトップが釣れる」ですとか「秋の急な冷え込みでターンオーバーする」というように、各季節ごとの天気の特色から、バス釣りに活かすような言葉や言われは多いのではないかと思います。

他にも季節に関係なく、バス釣りと気象条件を結びつけるような言葉は結構あると思います。

さて今、春と夏と秋についての言葉をそれぞれ書き出してみましたが、冬の天気とバス釣りについてはどんなことが言われていますでしょうか。

この記事は、アメリカバスマスターサイトのコラム記事で、エリートプロのビル・ローレン氏が、冬のバス釣りと冬の天気について解説してくれています。

冬はどんな天気の時がいいのか、ぜひ読んでみてください。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

冬の天気を観察する

OK, it’s officially winter. Being brutally honest about things, I’ll tell you that fishing in the colder parts of our country isn’t always fun. When your reel freezes and your fingers turn blue it’s hard to be positive.

But, the thing about winter is that it isn’t always cold. There will be warm spells that make getting out of the house and out on the water fun.

Let’s talk about two common situations that we all see except in the deep South and up North.

The first is when it turns warm and it rains heavy. That’s really about as good as it gets for us here in the Midwest and anywhere else where it’s cold but where the water isn’t frozen. What happens is that the creeks, runoffs and any inflows start pouring water into the lake. That water is much warmer than what’s in the lake, and it has a little color, too.

That situation will pull fish into the area. The warmth makes them more active, and they start feeding. Under these conditions you can have a fishing experience like no other. Note, however, that I said fish, not bass.

Throw a small spinnerbait, flat-sided crankbait, jig or blade bait right up to where the water is entering the lake and you’ll likely catch anything that swims where you’re fishing. It’s not at all unusual to catch largemouth, smallmouth, crappie, bluegill, flatheads or channel cats without ever moving the boat. If you’re lucky, you might even catch a blue cat.

That’s fun fishing at its best. You’re probably not fishing tournaments in January and February so every fish doesn’t have to be a black bass. The most important thing is to get out and have some fun. What’s pulling back on your line and fighting hard doesn’t matter.

A second common situation is when the weather turns warm without rain. That can happen two ways.

If the warm spell only lasts a day or two, it probably doesn’t amount to much. It won’t activate the fish, and it probably won’t activate you, either. But, if the warm weather lasts for five days or more, things will change — for both man and fish.

You’ll get in the mood to go fishing and so you’ll start thinking about it. The next thing to happen will be that you’re messing around with your tackle. It won’t be long after that and you’ll be hooking the boat up to your truck and heading to the local ramp.

When it comes to the fish, though, don’t expect any radical changes in their behavior. A few of them will move shallow but not in large numbers. Their instincts are good. They know that it’s not spring. But, then again, there’s always a few fish shallow no matter how cold it gets so shallow is still a pretty good place to start your search.

You can catch these warm-spell bass with a number of different baits. My favorites are small crankbaits fished slowly, small jigs and suspending jerkbaits.

Winter might not be the perfect time to go fishing, but it beats not going at all. Watch the weather and make your plans accordingly.

さて、本格的な冬になりました。正直に言ってしまえば、国内でも寒い地方になると、この時期の釣りはいつも楽しいとは限らないと言わざるを得ません。リールが凍り、指が真っ青に変わっているのに、ポジティブになるのは難しいというものです。

しかし、冬だからといっていつも寒いというわけでもないとも言えます。家を出てフィールドで楽しむことができる陽気になることもあるでしょう。

極端に寒い地域を除く地域で見られる2つの気象状況について説明しましょう。

まずは、大雨が降って暖かくなる場合です。これは中西部や、寒い場所でも水が凍っていない場所であれば、かなり良いことと言えるでしょう。何が起きるかというと、クリーク、雨水の流れ込みといったあらゆる流入水が湖に水を注ぎ始めるということです。その水は湖の水よりはるかに暖かく、そして少し濁りが入っています。

この状況はそのエリアに魚を引き込むでしょう。暖かさは魚をより活発にし、そしてフィーディングを始めます。このような状況下では、これまでになかった釣りを体験することができます。しかし、私はバスではなく「魚」と言ったことに注意してください。

小さなスピナーベイト、フラットサイドクランクベイト、ジグ、ブレードベイトを湖に水が流れ込むところで投げていけば、そのエリアに泳ぐ魚であれば何でも釣れるでしょう。ボートを動かすことなく、ラージマウス、スモールマウス、クラッピー、ブルーギル、ナマズ、チャネルキャットフィッシュなどをキャッチするのはまったく珍しいことではありません。運が良ければ、ブルーキャットフィッシュをキャッチできることさえあります。

これは最高に楽しい釣りの状態です。 1月や2月であるなら、おそらくトーナメントなどに参加しているわけではないでしょうから、すべての魚がブラックバスである必要はありません。最も重要なことは、外に出て楽しむということです。何があなたのラインを引っぱり、激しいファイトをするかは重要ではありません。

2番目の気象状況は、雨が降らずに暖かくなる場合です。これには2通りの考えがあります。

暖かい陽気が1日か2日しか続かないのであれば、イマイチという感じでしょう。それでは魚は活性化することはなく、おそらくあなたも活性化されることはないでしょう。しかし、暖かい天候が5日以上続けば、人と魚の両方にとって状況は変わります。

あなたは釣りをしたい気分になるでしょう、そうしたらあなたは行こうかなと考え始めるでしょう。次はタックルをいじっているはずです。そしてそれほど時間もかからずに、ボートを車でけん引し、地元のスロープに向かっていることでしょう。

しかし魚に関しては、彼らの行動に根本的な変化があると期待しないでください。いくつかはシャローへ動くでしょうが、大量には動かないはずです。彼らは本能で分かっています。春ではないことを知っているのです。しかし、それでもやはり、たとえまたどんなに寒くなったとしても、いつもシャローには少数の魚がおり、魚を探し始めるには非常に良い場所です。

このとき、色んなルアーでこれらの暖かい陽気のバスを釣ることができます。私のお気に入りは、小さなクランクやジグ、ジャークベイトでゆっくり釣ることです。

冬は釣りに行くのに最適な時期ではないかもしれませんが、まったく行かないのもどうかと思います。天気を見ながら計画を立ててみてください。


 

いかがでしょう。

冬の天気のいいパターンはお分かりいただけましたでしょうか。

この記事のビル・ローレンのいいところは、必ずしもバスだけが活性化するだけではなく、色々な魚が釣れる状態になると言っているところではないでしょうか。

トーナメントではないのだから、冬の釣りを楽しもう、大事なのは外に出て釣りをすることだと言っているのです。

私もこの意見に大賛成です。

バス釣りに行くのですから、確かにバスが釣れたほうが楽しいのかもしれませんが、冷たいリールを通して魚からのバイトを感じ、フッキングし、上がってきた魚がニゴイであっても、それはそれで「お前かーい」などと言いながら顔は微笑んでいるはずです。それが釣り人ではないかと思います。

厳しい冬に笑顔にしてくれた魚に敬意を払って、粗末に扱わないようにしたいものですよね。

 

しかし本命はバス。

冬でも雨パワーに期待すること、5日間の暖かい日に期待することを覚えておいて、週間天気予報に目を凝らしていきましょう。

冬の雨は体がぬれるとかなり厄介ですから、そこは気を付けなければいけませんね。

 

それではまた。

 

毎度ありがとうございます!